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上司から言われたこんな一言「もっと早く仕事の進捗を報告してくれよ」。
普段上司が話す時とは声色が違い、やや荒げた息遣いが気になる。
わずかに眉間に皺を寄せ、上司の口は開いていないのに「いつもどうしてこうなんだ?」と言われているかのような声がハッキリと聞こえてくる。
そんな中私は、「だって、仕事の進捗的にまだ報告する基準に至ってないと思っていたし、調べたら出てくることもあったし、あれもこれもしてからじゃないと報告出来ないと思ったからです。」と、心の中に言い訳がたくさん出てきた。
しかし、反論することはない。
悔しい気持ちでいっぱいになり、胸が熱くなる中、私の口からでた言葉は「申し訳ございません。以降すぐ報告するようにします。」のみ。
上司は言い訳を求めていない。それに、上司の言うこともわかる。だから反論することも無く、私の仕事のやり方がいけないんだと自分を責める。
これはHSP当事者の私が実際に感じた、仕事中の一コマです。
HSPは生活のあらゆる場面でたくさんの「辛さ」を感じながら過ごしています。そこで今回は、「HSPが日々感じるあるある」な話をまとめてみました。
ぜひあなた自身の経験と照らし合わせながら、ご覧ください。
ちなみにHSP診断を試してみたい方は、下記記事を参考にしてください。
私はHSS型HSP気質(超繊細なのに刺激を求めてしまう気質)のアデペンです。WEB系ベンチャー企業を経て独立し、現在WEBライター・マーケターとしてフリーランスとして仕事をしています。
はじめに「HSPとは何か」を解説します。
HSPとは、「とても繊細な人」のこと。音・光・匂いに敏感、相手の感情による影響を受けやすいなどの特徴を持ちます。
HSPは決して病気ではありません。素直・せっかち・臆病などの気質と一緒であり、HSPは個性の1つです。
HSPには「DOES」と呼ばれる4つの特徴があります。それぞれの詳細は下記をご覧ください。
「Depth of processing」思考が深い
「easily Overstimulated」刺激を過剰に受ける
「Emotionally reactive」強い共感力を
「Sensitive to subtle stimuli」些細な刺激を察知する
HSPはこのような感受性の強さや内向的な気質を持っています。
HSPが仕事中に感じるあるあるで最も多いのが、同僚や上司、はたまたお客さんなどとコミュニケーションを取る時ではないでしょうか?まずは、コミュニケーションを取る上でHSPが仕事中にあるあると感じることをご紹介していきます。
HSPは会話を始める時、自発的に喋るのが非常に苦手です。例えば会議中。「今話しても良いのか?」「先に誰か話す人がいるのではないか?」「最初に話したら変に思われないか?」など、話し始めるだけでも、たくさんのことを気にしがち。
気にすることが多い分、言葉も出て来なくなり、相手から話してくれるのを待っている傾向があります。もちろん決して意見が無いわけではありません。話し始めるまでにあらゆることを気にしてしまうために、何から言ったら良いか分からなくなってしまうのです。
HSPは、上司やお客さんに物事を伝える時に、「正しく伝えられたかな?」「勘違いされていないかな」など、相手にどのように伝わったのか過剰に気にします。
気にするあまりに、仕事が終わった後に、「あの時言わなければよかった」「機嫌を悪くしていたらどうしよう」など心配することも少なくありません。
伝わり方を気にすることは、時に相手の気持ちを考えて発言できるということなので、メリットも多いのですが、毎回気にしてしまうので辛くなってしまいます。
HSPは自分が思っていることや悩んでいることを、相手に表現するのが非常に苦手。なぜなら「変に思われたらどうしよう」「相談したら迷惑かもしれない」などを気にするからです。
これは一見、相手のことを気遣っているようにも思いますが、自分が嫌われたく無い・変に思われたく無いなどの心理も見えてきます。
HSPは、咄嗟にでた何気ない自分の発言に後悔することが多々あります。
例えば、お客さんに言った何気ない一言「凄いですね!」でさえ、「簡単に言いすぎたかな?」「ありきたりな褒め方をしてしまった」などとひどく後悔することも。
周りから見たら「気にしすぎ」と言われてしまうかもしれませんが、HSPにとっては深く落ち込む原因の一つです。
相手の表情を見ながら感情を深読みしてしまいます。例えば、上司が笑いながら話しかけてくれたとしても、「気を使って笑ってくれているだけではないか?」と疑うことも。
また、褒められたとしても、「何か裏があるんじゃないか」「後で怒られるんじゃないか」と素直に受け取れないことも多々あります。
HSPは、上司や同僚に言われた何気ない一言で酷く落ち込みます。
例えば「それはいらない」「もっと早く言ってくれよ」などの一言を言われると、あなたはどのように感じますか?私なら、「拒絶された」「仕事ができないと思われる」「相手を不機嫌にした」と過剰に心配してしまいます。
もちろん、相手もそんなに酷く言ったつもりはないのでしょう。しかし、HSPにとっては何気ない一言が、深く心を傷つける凶器へと変わります。
上司や同僚を優先するあまり、相手に合わせすぎていつも振り回されてしまいます。例えばスケジュールを組む時。
本当は、その日に自分のやりたい仕事があっても、相手に合わせなければと自分のことを後回しにしてしまいます。
相手の発言の裏を読んだり深読みする傾向があるため、相手の何気ない発言に動揺することも多いです。
例えば、上司が独り言として「あーもー!」と呟いているのを聞いたとしましょう。すると、HSPは「私なにかやらかしたかな?」「さっき話しかけたのがダメだったんじゃ」などと動揺し、不安になってしまいます。
HSPは非常に繊細で、相手の感情を読み取れるため、相手が求める満足する回答を言いがちです。例えば「どれがいいと思う?」と意見を求められた時に、本来の自分の意見を後回しにして相手の求めている回答を探し意見として話します。
そのため、仕事を進める上で、「本当はこう思っていたのに、うまく伝えられない」と後悔することも。一時的に上司は満足するかもしれませんが、仕事として意見を伝えることは非常に重要なことも分かっているため、罪悪感も残ります。
HSPは仕事中に上司・同僚・お客さんと、常に気を使って過ごしています。「嫌われないように」「不快な気持ちにさせないように」と、いつも自分の言動に気をつけて最善を尽くせるように努めているため、疲れも溜め込みやすいです。
HSPは相手から何か頼まれたり、予定を入れられたりすると断るのが苦手です。例えば、本来やらなくても良い仕事を頼まれた時、行かなくても良い飲み会に誘われた時など、「相手を不快にさせたくない・嫌われたく無い」という心理が働き断れなくなります。
その結果、気が付くとカレンダーが予定でいっぱいになってしまい、いつのまにか忙しい環境に。さらに自分の仕事が思うように進められなくなり、自分は仕事が出来ない人間だと悲観的になり悪循環を生んでしまいます。
とにかく相手のことを気にしてしまうため、自分の気持ちを押し殺して仕事をしがち。「上司の要望に答えなくては」「同僚の考えを優先しなければ」など、勝手に自分の気持ちの優先度を一番低くしてしまいます。
結果として、仕事を悪い方向に進めてしまったり、ストレスが溜まって心身をボロボロにしてしまうことも少なくありません。
HSPは同僚や上司の話の聞き役になることが多いです。「なんでもうんうんって聞いてくれて優しい」なんて言われた時には、嬉しくてついつい悩み相談に何時間も付き合ってしまうこともあるでしょう。
しかし、HSPは辛い話を聞くと影響を受けやすく、まるで相手の話が自分の身にも起こっているかのように感じてしまいます。従って、話を聞けば聞くほど疲れてしまい、逆に落ち込んでしまうことも珍しくありません。
HSPは、相手の声色・口調・歩き方・タイピングの音など、何気ない動作・雰囲気から気持ちの変化に気づけます。
そのため、「怒っているな」「悲しんでいるな」などの感情にすぐ気が付き、相手を気遣った行動ができるんです。
しかし、気遣うあまりに自分の感情にまで伝染して疲れることも多いでしょう。変化に気づくことは必ずしもメリットばかりではありません。
HSPは言葉遣いに非常に敏感なため、チャットを送る際に時間がかかります。
例えば、「言葉の意味が間違っていないか」「文脈はおかしくないか」「相手を不快にさせないか」「誤解されないか」「誤字はないか」など、チャットを送るだけでも気になることがたくさん。
その結果、グループチャットなどでは、話がどんどん進んでしまい自分は発言するタイミングが無くなるケースも少なくありません。
同僚・上司・お客さんなど、人付き合いが多くなると疲れてしまい、外にでる気力を失いがち。決して人が嫌いなわけではないのですが、相手の機嫌・雰囲気・言葉など、一つとっても気になることがたくさんあるので、長時間人と一緒に過ごすことが苦手です。
HSPは人と話す時に常に緊張しがち。特に上司・お客さんなど、HSPでなくても気を使わなければいけない人と話す際は、通常よりも数倍も自分の言動に注意を払うため、ガチガチに緊張してしまいます。
そして、上手く言葉を出せなくなったり、呂律がまわらなかったり、汗を掻いたり、動揺することも多いでしょう。結果として、相手に頑張っていることが伝わり評価されることもありますが、自身は緊張を良いと思っていない場合が多く、「どうして話す時に緊張するんだろう」と悩みがちです。
「仕事ができないな」「仕事が遅いね」「これだから〇〇さんは」など、心ない言葉で馬鹿にされると、酷く落ち込みます。
相手はそんなに馬鹿にしているつもりはなくても、HSPにとっては深く傷つく言葉がたくさん。一度馬鹿にされると、「どうして自分はこうなんだ」と責め始め、一晩中、いや数週間も同じことで悩むケースも少なくありません。
HSPは「好き・嫌い」「やる・やらない」「良い・悪い」など、断定的な言葉を使わずに、「できればやらない方がいい」「個人的には好き」など、曖昧な表現を使います。なぜなら、断定してしまうことによって相手を不快にさせないか気にしているためです。
結果として、「あなたの意見はどっちなの?」と思われる場合があり、気遣いが空回りすることも。結果として、自分の発言を責め、悔やみ、そして次は気をつけようと過剰に心配し、発言に臆病になってしまいます。
HSPは非常に繊細であるため、相手の怒りや悲しみといった機嫌が伝染してしまいます。例えば同僚がため息をついた時、自分が落ち込んでいる訳でもないのに酷く不快感を感じネガティブになることも。
また泣いている時・怒っている時なども同様に、まるで自分の機嫌が変わったかのように感じてしまいます。
どんな人にでも合わせよう・好かれようと努力する傾向があるため、苦手・嫌いな人でも我慢して接してしまいます。また、人を嫌うことに対して強い罪悪感を抱いているため、「嫌い」という感情を抱いている自分にも嫌悪感を感じてしまいます。
仕事をする上で、どうしても嫌いな上司や苦手な同僚と一緒に過ごすこともあるでしょう。しかし、HSPは嫌い・苦手な人と過ごすことを酷く苦痛に感じます。
そもそも、HSPが苦手意識を持つ人は「気を使えない人」「空気が読めない人」「自分勝手な人」「感情の浮き沈みが激しい人」などの特徴を持つため、一緒に過ごすと非常に疲れてしまうんです。従って、例え仕事だからと割り切っていても、仕事が終わる頃にはぐったりと疲れてしまいます。
HSPは明るくなんでもポジティブに考える人を苦手だと感じる傾向にあります。
「これはきっと上手くいく」「大丈夫だから」と根拠なしに言われると、酷くイライラすることも多いでしょう。またポジティブで自分を誇張してくる人には酷く嫌悪感を抱き、一緒にいるだけで疲れてしまいます。
HSPは非常に繊細であるため、怒られることを非常に恐れます。怒っている時の表情・声色・馬鹿でかい声などにビクビクしてしまい、身体が硬直することも少なくないでしょう。また、自分ではなく同僚が怒られているのでさえ恐怖心を抱きます。
一緒に仕事をする人やお客さんが不機嫌だと、酷く抵抗感を抱きます。時に、不機嫌な人が繊細なガラスのように見えてしまい、「これを言ったら怒られるかな?」「さらに不機嫌になったらどうしよう」と気にしてしまい、接し方が分からなくなることも。
HSPは部下へ指導する際に、「これを言ったら傷つくか」「業務を与えすぎではないか」「負担になっていないか」など、深く考え込みます。
またパワハラ・モラハラになっていないかなどを気にしたり、評価をストレートに伝えるのに抵抗を感じることも。さらに部下に「どう思われているか」「嫌われていないか」などを気にしてしまい、上手く指導ができません。
業務中はもちろん、休みでも仕事のメールが気になって、すぐに見てしまいます。そして一度メールを見てしまうと、「すぐに返さなきゃ」という心理が働き、今の仕事を止めてでも返信してしまうケースも少なくないでしょう。
また、メールを開いたのが休みの日の場合は、「今返したら相手に迷惑かな?」と気にしてあえて返信を避けますが、休み中ずっと仕事を気にして過ごしがちです。
常に仕事で関わる人すべての顔色を伺って過ごしているため、1日が終わる頃にはぐったり。顔色を伺うことで、上司や部下に好かれたり、お客さんに頼られたりと良い面もありますが、本人の新疲労は良いことよりも深刻な状態です。
飲み会など大人数でお酒を飲んだり会話したりする場所が苦手です。飲み会といっても、本人から見える飲み会は「上司にお酒が渡ってない」「おしぼり誰から渡そう」「そろそろメニュー表を渡して食べたいものを聞かなくちゃ」など気にしてばかり。気にするあまりに、自分は気持ちよく酔えないなんてことも少なくないでしょう。
また、HSPは飲み会で帰るタイミングにも気を使います。「早く帰ったらノリの悪いやつだと思われないか」と気にするあまりに、ついつい二次会・三次会と付き合いがち。そして、飲み会が終わったあとはぐったりと疲れてしまいます。
HSPは仕事で電話をかけるのが苦手。電話をかける時には、「どんな流れで話すか決めなきゃ」「この質問されたらどう回答しよう」など、前もって考えることがたくさん。
そのほかにも、「今かけたら迷惑じゃないか」「電話の声が周りに聞こえるんじゃないか」など、たくさんのことを気にするため、電話が非常に苦手です。
HSPは同僚や上司に相談すると「気にしすぎだよ」と言われることが多いです。しかし、実はこれ当たり前のこと。HSPと非HSPではそもそもの受け取り方が異なるため、なかなか理解されません。
HSPは仕事中の雑談が非常に苦手。雑談の時も常に「これは言ってもいい話か」「不快にさせないか」などを気にしているため、雑談が終わったあとは疲れてしまいます。
また、「仕事に集中しなくちゃ」「ちょっと雑談の時間が長いんじゃ」など、話すこと意外にも同時に気を遣っているので、純粋に雑談を楽しめないのです。
よく仕事中に「大丈夫か?」と相手に気にされると嫌悪感を抱きませんか?なぜなら「大丈夫か」と聞かれると「仕事が遅いと思われている」「自分の感情が言動に出ていたのかな」など、たくさんのことが気になり始めるからです。
実際そういった時は大丈夫出ない時が多いのですが、相手に変に思われたくない・心配されたくないという気持ちが働き、ついつい無理をしてしまいます。
HSPは優しくなんでも受け止める傾向があることから、モラハラの対象となりやすいです。相手は、「何言っても聞いてくれる」「言い返さないし大丈夫だろう」と、あなたに酷いことを平気で言うことも。
断らない・嫌がらないと勘違いされているため、モラハラによって精神的に病んでしまう場合も少なくありません。
自分が本当に伝えたいことや、怒りを話そうとすると、涙が出てきたり、上手く口が開かなくなったりしてしまいます。
HSPがこの状態になっている時は、気持ち的にだいぶ限界を迎えていることでしょう。胸の底からフツフツと沸き立つ感情・言葉に自分自身も動揺してしまい、涙が溢れてしまいます。
飲食店は臨機応変に対応しなければいけないことがたくさん。決してHSPは臨機応変に対応するのが苦手な訳ではありません。臨機応変に対応しようとすると、その度に「どうしようか」「こうしたらまた失敗するのでは」など、リスク回避のために考えることが増えるために瞬時の判断が遅れます。
リスク回避の考え方は非常に良いことですが、瞬時に対応を求められる飲食店などの接客では、マイナスになることも。さらに、お客さんの感情、同僚の感情、上司の感情などが複雑に飛び交う飲食店は、すぐに気疲れを起こしてしまいます。
断りにくい性格であることから、残業を引き受けたり、むしろ自ら進んで受けてしまうこともあります。
「私が残業したらあの人は早く帰れるし」「私が引き受けたら解決する」など、全て自分ごとで考えるために、気づかないうちにたくさんの無理を溜め込みがち。いつのまにか全ての残業を引き受けてしまっている人も多いでしょう。
人と話す時や緊張する場面でおどおどしてしまうことはありませんか?HSPはどう思われるかを気にしてしまうために、常に変じゃないように振る舞おうと考えておどおどしてしまうことがあります。
そして、おどおどしてしまう自分を、「おどおどしないようにしなくちゃ」「相手に緊張がバレないようにしなくちゃ」と考えると、さらにおどおどしてしまうものです。
あなたは褒められるのが苦手ではありませんか?例えば仕事で、「〇〇さん、コレすごいよ!」なんて言われると「いやいや私なんて」「そんなことないです」なんて謙遜しがち。さらに恥ずかしくなって、何も言葉でなくなってしまうなんてことも少なくありません。
HSPは刺激を強く受けることから時々組織で働くのが向いてないと感じることも。体育会系の職場で根性論がまかり通っていたり、自由な発想が全く活かされない、厳しいルールがたくさんある組織だと、居心地が悪く窮屈になってしまいます。
HSPが仕事中に感じる感情について迫っていきましょう。「悲しい」「怖い」「やる気がでない」など主にネガティブなあるあるをご紹介します。
仕事中は我慢するけれど、家に帰ってから思い出して泣いてしまう。そんな経験はありませんか?色々と理不尽な扱いを受け、辛いことを抱え込み、怒鳴られても我慢して耐えようとするあまりに、感情が爆発して泣き出すこともあるでしょう。
時には仕事中でも涙がでることだってあります。気にすることが多いことが結果として、自分の心に強いストレスを与えてしまうんです。
「あの人は仕事ができる」「私よりも高学歴だから」など、同僚と比較して劣等感を感じることはありませんか?時には「自分はどうしてあの人のようにできないんだろう」と責め、酷く落ち込むこともあるでしょう。
たとえ「人は人だから」と割り切ろうとしていても、なかなか比較の癖は無くならないもの。強い劣等感を抱きながら仕事をしている方がたくさんいらっしゃいます。
HSPは曇りの日や雨の日になると気持ちが下がり、憂鬱な気分になります。外の明るさに影響を受けやすいため、どんよりとした空気に酷く落ち込み、ネガティブな気持ちになりがちです。
仕事を進めていく中で雨の日は気分があがらず、思ったように結果を出せない経験があるのではないでしょうか?
HSPは「何かを嫌いになること」をダメなことだと思い込み、罪悪感を抱きがち。例えば「人を嫌うことはいけないことだ」と思い込んでいるため、苦手な人が現れても無理やり好きになるよう努力をします。
結果として、合わない人とも付き合うことになったり、苦手な人からのお誘いを断れなくなり、体力を消耗してしまうのです。
HSPは、自分の仕事の失敗はもちろん、自分が直接関係していなくても自分のせいだと思うこともあります。
例えば、「今日お客さんが怒ったのは私の言葉遣いのせいだ」など、なんでも自分の行いが招いた失敗だと思い込みがち。そして失敗を引きずり、家に帰っても延々と考え込み落ち込むことも多いです。
HSPは仕事を進める上で、複雑に物事を考えがち。例えば、「リスク回避をしなくては」「これをやらなければ後々困る」など、先を考えて仕事に取り組むため非常に慎重に物事を進めます。従って、どんな仕事でも複雑に考える傾向があり、「もっと気楽に考えて」と上司に言われることも。
結果としてミスが少なく仕事を終えられるなどのメリットもありますが、仕事によっては質よりもスピードを求められることもあるため、必ずしも良いとは限りません。
「仕事でミスをした」「余計なことを話してしまった」「部下にきつく言ってしまった」など、反省することが起きた際に、一人で延々と反省会を行います。
「どうしてあの時あんなミスをしたのか」「もっと慎重に進めていれば」など、反省会は夜通し続き、酷い時は何週間も反省しているなんてことも。次々に悪いことばかり考えてしまい、ひとり反省会が尽きません。
HSPは仕事の失敗を酷く恐れています。なぜなら「失敗したら怒られる」「失敗したら嫌われる」「失敗したら迷惑をかける」と、たくさんのことを気にしているからです。
また、失敗が怖いせいで新しいチャレンジになかなか取り組めないことも。
HSPは仕事の評価が気になる傾向にあります。常に自分の仕事がどのように評価されているか気にし、日々の仕事の完成度を気にしがちです。
また、完成度が低い・評価が低いと酷く落ち込んでしまうこともあります。
常に最悪を考えながら仕事に取り組むHSPは、ネガティブでいることが多いです。例えば、良い営業をしたとしても受注してもらえるかどうか自信が無かったり、新しいプロジェクトに携わっても失敗の未来も同時に想像します。
最悪のことを考えることは仕事をする上で大切なことです。しかし、ネガティブになりすぎて落ち込んでいては、前に仕事を進めていけないでしょう。
休み明けに会社に行きたくない・仕事を辞めたいと感じるHSPはいらっしゃいませんか?先週の自分の行いを振り返り、明日からの仕事が嫌になったり、明日からの仕事において悪いことを想像して辞めたくなったりと、休み明けは何かとネガティブになりがちです。
仕事をする上で目標や目的を見失うと、途端にやる気がでなくなってしまいます。
逆に目標・目的が明確だと未来が想像できる分モチベーションを維持しやすいですが、目指すものがないと一気にやる気を失います。
先の予定があると落ち着かないHSPの方はいませんか?
予定があることによって拘束感を抱いたり、他の予定が入ったらどうしようと考えたり。はたまた、予定のことをシミュレーションして最悪のことを想像してしまうなど、落ち着かなくなるものです。
続いてHSPが仕事をする上で感じる「環境」に関するあるあるをまとめてみました。「視線」「音」などが気になる方は、ぜひ参考にしてみてください。
HSPは人の目を非常に気にし、常に自分が見られているんじゃないかと感じてしまいます。特に仕事中は、視線を感じると仕事のパフォーマンスが下がり、思うように仕事が出来ません。
視線と同時に、どう思われるのかも気にしてしまうため、仕事に集中できなくなってしまいます。
HSPは、会議室や誰かが怒られた後の緊張した空間に居ると、空気感やその場にいる同僚・上司の感情が伝染し気疲れを起こします。
また、気疲れと同時に、緊張感をそのまま受け取ってしまうため、「あの人はピリピリしている」「あの人は怯えている」など、人の感情を気にしがち。気にするあまりに、自分の体まで硬直してしまい、上手に言葉を発したり、仕事に集中することが難しくなります。
場の空気を読みすぎるため、上手に自分の意見を言えません。また、空気を読めない同僚が現れると、自分が空気を読めないかのように内心酷く恥ずかしくなり、居心地が悪くなってしまいます。
仕事中、同僚や上司が会話していると、聞きたくなくても耳に話が入ってきます。上手く聞き流すのが苦手なため、仕事中ずっと聞いてしまうことも少なくありません。その結果仕事に集中できず、パフォーマンスも下がってしまいます。
会話の他にも、足音・空調の音・風の音など、HSPは雑音を気にする傾向があります。不快な雑音だと、仕事に集中できなくなりパフォーマンスも低下。静かな環境を好みます。
怒声や物を落とす音が聞こえると、過剰に驚いてびっくりしてしまいます。特に、怒声による大きな音には非常に敏感。音が大きいだけでなく、怒りの感情も一緒に襲ってくるため、酷く心を疲弊させます。
HSPは匂いにも敏感。仕事中、同僚の香水の匂いが気になってしまったり、異臭が気になってしまったりと、非常に嗅覚が鋭いです。従って、独特な匂いがしてしまうと集中力が切れ、仕事のパフォーマンスも同時に下がってしまいます。
都会への出張・人混みで仕事をするなんて人もいるでしょう。HSPは人の多い場所でも、細かく人のことを気にしてしまうため、疲労を感じやすいです。
例えば「ぶつかる時に避けなきゃ」「あの人声が大きいな」「私見られている気がする」など、気になるポイントがたくさん。帰る頃にはどっと疲れているなんてことも多々あります。
HSPは出勤・退勤などで乗る満員電車がとても苦手です。
例えば「ぶつかったらどうしよう」「カバン邪魔に思われてないかな」「私汗臭くないかな」「今乗ってきた人機嫌悪そう」「座ってる人そわそわしているから次の駅で降りるのかな」など、一度気にすりと止まりません。そのせいで、満員電車での出勤後・退勤後は非常に疲れています。
HSPは一人でする仕事を好みます。チームで働こうとすると、一緒に仕事を進める人のことを気にしてしまったり、ちょっとした雑談でストレスを感じてしまうため、パフォーマンスが下がることも。ひとりで誰にも話しかけられず集中する環境を好みます。
HSPは繁忙期などで、騒がしく焦っている環境が非常に苦手です。また急かされたら急かされるほど仕事の集中力が途切れ、「あれもこれもやらなきゃいけない」とキャパオーバーになりがち。落ち着いた環境での仕事を好みます。
仕事中、周りの同僚や上司の行動が気になって目についてしまいます。例えば「タイピングの音が煩い」「過剰にトイレに立つ」「お菓子を食べている」など、些細なことでも気になってしまいます。
また上司がデスクの後ろを歩いているなども気が散ってしまい、仕事に集中できない原因に。視野が広く、常に周りを意識してしまい、仕事に集中できなくなってしまいます。
HSPは一度にたくさんの仕事を受けると、考えることが多すぎて焦ってしまいます。というのも、決してマルチタスクが苦手な訳ではありません。
それぞれのタスクにおいて、やらなければいけないことが一気に見えてしまうために、動揺しているだけです。タスクを割り振る上司の影響も大きいでしょう。
HSPは常に仕事に100%で臨んでしまうため、がんばりすぎて燃え尽きがちです。最初はよく見られたいために、たくさん頑張るのですが、結果として忙しい人間になり、いっぱいいっぱいになって仕事を辞める方も少なくありません。
「人事異動」「事業の方向転換」など、環境の変化が非常に苦手で、今までのペースが崩されることを嫌います。また、新しい環境に慣れようとしますが、「あれこれ」と変化に対して用意しなければいけないことも増え、いっぱいいっぱいになってしまうことも多いでしょう。
HSPは人に仕事を見られるのが非常に苦手です。例えば、パソコンで文書を作成している時に手元を見られるとタイピングが極端に遅くなってしまったり、誤字が増えてしまうことも。
「タイピングしている時にどう思われているんだろう」「今誤字をしたと思われているかな」「タイピング遅いって思われてそう」など、一度気にし出すと止まりません。
HSPは休むのが下手です。あれこれやらなければいけないことが常に見えていて、簡単に仕事を休めないことはもちろん、自分が休むことで同僚に迷惑かけるんじゃないかと気にしています。
また、休みを申し出ることにも抵抗感を持っているため、上手に休暇をとれないことが多いです。
昇給基準が明確でないと、仕事に対してやる気がでないことがあります。
なぜなら「この仕事をしても果たして評価されるのだろうか」「給料に反映されるのだろうか」「頑張る意味はあるのか」などを考えてしまうからです。意味のない仕事を嫌う傾向にあります。
正社員は非正規と異なり、降りかかるプレッシャーが大きいことが多いです。従って、HSPは仕事のプレッシャーにやられて、酷く心が疲れてしまうこともあります。
また、正社員で職位が高くなるにつれて、「自分に務まるのか」「責任を取れるのか」など深く考えてしまい、ネガティブになることも多いです。
プレッシャーに弱いHSPもまとめてあります!
HSPは急かされるのがとっても嫌い。急かされると「私遅いのかな?」「怒られるのかな?」「嫌われるのかな?」「早くしなきゃ」などなど気になることで頭がいっぱいになり、ミスの原因に。ペースを乱されると、本来のパフォーマンスを発揮できなくなります。
HSPさんは、仕事で自分のペースを乱されるのが嫌いです。例えば予想もしていなかった仕事を急に振られたり、上司の都合でスケジュールが勝手に変更されたりなど、本来思い描いていた通りに進まないとストレスを感じることがあります。
仕事で気疲れの多いHSPは、体調を崩してしまうことも少なくありません。ここからは、HSPが仕事をする上でよくある体調に纏わるあるあるをご紹介していきます。
上司の機嫌・同僚のため息など、日々仕事をする上でたくさんのことに気を使っているため、体調不良を起こしやすい傾向にあります。
また体調が悪くても、迷惑をかけられないと無理をして仕事してしまうため、余計に酷くなる場合も少なくありません。
HSPは仕事一つするのでも非常に疲れを感じやすいです。ぶっ通しでたくさんの仕事をしていると、すぐに気疲れを起こしてしまうため、1時間置きに3分休憩するなど、小まめな休憩が必要です。
常に仕事に全力で取り組むHSPは、知らず知らずのうちにストレスを溜め込んでしまいます。結果として、憂鬱になってしまったり、燃え尽きたかのように仕事に対してモチベーションが湧かなくなることも。
そんな時「これくらいで」と無理をしがちですが、しっかりと仕事を忘れて休憩する必要があります。
緊張した空気・気圧変化・雨による憂鬱感などが影響して、偏頭痛を引き起こす方も多いです。頭痛が起こると、考えることに集中できなくなってしまうため、仕事のパフォーマンスが低下。頭痛で思ったように仕事を進められないと悩むことが多いです。
仕事中の業務はもちろん、会話も上司のご機嫌とりも、接客までもとにかく頑張ってしまうHSP。仕事が終わって家に帰るころにはぐったりとしていて、そのまま寝てしまうほど精神的にも、肉体的にも疲れてしまいます。
仕事から帰ると疲れ切ってしまい動けなくなる人はいませんか?帰ってソファやベッドにダイブしたら、そのままスマホを触って気がついたら何時間もダラダラしてしまうなんてことも少なくないはず。
寝ても寝ても疲れが取れないHSPさんはいませんか?いくら熟睡したとしても、朝起きるとなんだか疲れが残っているなんてことも少なくないはず。HSPは受ける刺激が強い分、しっかり寝ても疲れがとれないことが多いです。
HSPは退職する時も一苦労。簡単に転職を踏み切ることはできないし、退職を告げる際にもたくさんのことを気にしています。そこで、ここからは、退職時に感じるあるあるをご紹介していきましょう。
HSPは仕事を辞めたいと思っても辞めたくないと感じることがあります。例えば、「転職したら人間関係が酷いかも」「今より悪い労働環境になったらどうしよう」など、辞めることによる失敗を気にしてしまいます。
また、今の仕事に対して上司や同僚にも後ろめたさを感じてしまったりと、本来なら仕事を辞めたいけれど辞めたくないと思ってしまうことも少なくありません。
相手の自分の意見を伝えることが苦手なHSPは、退職の伝え方も迷い悩む傾向があります。例えば、「退職を止められたらどうしよう」「退職を告げて怒られたらどうしよう」など、気にすることがたくさん。
また、「これまでお世話になった上司に対して裏切れない」「恩を仇で返すような感じがして伝えられない」など、退職を伝えることに対して嫌悪感を抱く場合もあります。
HSPは会社に迷惑がかかることを嫌う傾向にあるため、「自分が辞めたら会社に迷惑がかかる」と気になって退職を決断できない場合があります。
特に管理職であったり、自分しかいないポジションで仕事をしている人は、「退職したら会社に不利益を与える」と悩んでいる方がいるでしょう。
しかし、退職で会社が機能しなくなるのは会社の責任。あなたが気にする必要はありません。
これまでにあなたは転職を経験したことがありますか?HSPは繊細さゆえに転職する時にも気になることがたくさんあります。ここからはHSPが転職する際に感じるあるあるをご紹介していきましょう。
HSPは、未来が不安定だと酷く落ち込む傾向にあります。従って、転職をするとしても、「貯金がしっかりとあるか」「次の転職先は決まっているのか」などを気にし、なかなか転職に踏み切れないのです。
このような時は、国や県の就労支援などを活用しながら、転職を進めることで転職の兆しが見えることもあるでしょう。
あらゆることに気が付くHSPは転職の面接がとても苦手。面接が始まる瞬間まで、どんな質問をされるのかシミュレーションし、なんて回答すればよいか深く悩んでしまいます。
また、面接が始まってイレギュラーな質問をされると、「なんて回答しよう」「この回答だと変に思われないかな?」と考え込み緊張してしまうなんてことも少なくありません。
HSPは非常に繊細で感受性が強いことから、仕事中たくさんの刺激を受けてしまいます。例えば怒声・クレーム・緊張する仕事・神経を使う作業・職場の人間関係・雑音・異臭などなど、HSPが仕事中に受ける刺激は計り知れません。そして、刺激を受けすぎた結果ストレスを溜め込み転職する方も多いでしょう。
ただし、転職したとしてもHSPにとって好条件な職場に就けるとは限らないため、転職先でもストレスを溜め込み再び転職する方も少なくありません。したがって、HSPは転職を繰り返す傾向にあります。
HSPは転職した初日はとても緊張しています。例えば「挨拶で何を言おう」「初日から嫌われないかな?」「仕事覚えられるかな」「どんな人がいるのかな?」「高圧的な人がいたらどうしよう」などなど、転職初日は気にすることがたくさん。
そして、当日の朝は挨拶するので精一杯。お昼ご飯を食べるのも緊張してしまって、食べ物が喉を通らないなんてこともあるでしょう。
HSPは転職エージェントを使うときも気になることがたくさんあって緊張してしまいます。例えば、「何を聞かれるんだろう?」「転職エージェントとの面談緊張するな」「すぐ仕事紹介されたらどうしよう心の準備ができてない」などなど、気になることがたくさん。
そして転職エージェントに登録して電話がかかってきても怖くて出られず無視してしまったり、面談の日程をメールで送られてきて憂鬱な気持ちになることも少なくありません。
HSPは相談するのが苦手なため、転職エージェントにも上手く自分の気持ちを伝えられないことがあります。
例えば、「せっかく紹介してくれた求人だけど自分がやりたいことじゃない。けれど断りづらいな」とか、「本当はIT職に着きたいけど未経験だし、言ったら笑われないか怖い」などなど、気になることがたくさんあって中々相談できないものです。
HSPが繊細で、なんでも気にいてしまうことは何もデメリットだけではありません。最後に、仕事をする上でHSPの気質が特技となる「あるある」をご紹介していきます。
相手の気持ちを読み取ることが出来るので、「怒り」「悲しみ」それぞれの感情に対してアプローチ可能。「同僚が悲しんでいるから勇気づけてあげよう」とか、「上司が怒っているからお茶でも出そう」など、相手の気持ちを読み取りながら行動できます。
時には「どうして分かったの?」と、この人は優しい・私のことを分かってくれるなんて思われることも。仕事で聞き役として頼られることも珍しくありません。
HSPは一つの仕事に集中すると、とことん熱中して取り組みます。そして細かいことに気がつくため、最終的に完成するものの完成度が非常に高いことも少なくありません。瞬発的にマルチタスクをこなせない分、一つの仕事に集中することで、より高いパフォーマンスを引き出せます。
HSPは仕事を進める上で、非常に細かなことに気がつきます。例えば、「ちょっとした数字のデータが足りない」「報告する上で必要な資料が少ない」など、一つ一つの仕事を丁寧に過不足なくこなすのです。
多少、仕事が終わるまでに時間はかかりますが、その分ミスが少なく正確に仕事を進めていきます。
HSPは、仕事を慎重に進めるため、ポイントでセルフチェックを行います。例えば、メールを送る仕事を一つ取ってみましょう。
チェックするポイントとしては、「メールの誤字チェック」「宛先チェック」「件名チェック」「内容のチェック」「相手の氏名チェック」「誤解されないかチェック」「CCのチェック」など、細かくチェックします。このチェックのおかげで、ミスがなく完成度の高い仕事が仕上げられるのです。
あなたは仕事に集中するために、身の回りを整理整頓したくなりませんか?デスクの周りや引き出しが散らかっていると、物が散乱し目の前のことに集中できなくなるため、日頃から綺麗に整理整頓する傾向があります。
仕事をする上でなんでも物事を先読みして行動するため、気の利く立ち回りが可能です。例えば「あの上司を説得するならこの資料も必要だろう」「あのお客さんは数字が欲しい人だからデータの資料を持っていこう」など、仕事を進める上で先読みして行動できます。
結果として成果につながった経験がある人も多いのではないでしょうか。
HSPは非常に正義感が強いため、困っている人を放っておけません。例えば同僚が仕事で困っていたら相談に乗る、上司がタスクを多く抱えていたら残業してでも手伝うなど、とてもお人好しです。
時には、「今日どうしたの?」なんてLINEを送ることも。人を放っておけなさすぎて、なんでも抱えてしまうデメリットもありますが、人から厚く信頼してもらえます。
お金の支払い・見積もり検討など、経費を使う際にとても神経を使います。HSPはお金のやりとりに苦手意識を持っている人も多いですが、神経を使いお金を慎重に取り扱うため、無駄な出費を抑えたり、経費の使い先を厳選することも可能です。
上司や社長から「お金のやりとりは安心して任せられる」なんて言われたことがある人も居るのではないでしょうか。
HSPは仕事が忙しいから・時間が無いから・初めてだから・同僚がミスをしたからなど、言い訳をするのが大嫌い。何かのせいにせず、常に自分に矢印を向けて「もっとこうするべきだった」と反省をします。
自分がどうにかしよう!という向上心は非常に良いものですが、時に自分を責めすぎて苦しくなることがあるため、時に甘やかしてあげることも大切です。
HSS型HSPとは、繊細で内向的なのに刺激を追求してしまう気質のこと。元々感受性の強いHSPの要素もありながら、変化を求めたり人との交流を好んだりします。ここではHSS型HSPのあるあるを見ていきましょう。
HSS型HSPは仕事でもプライベートでも変化を求める傾向があります。例えば仕事なら、単調作業を嫌い、新事業や変化の激しい業務を好む。プライベートであれば、思い切り引越しをして新生活を送ってみたり、一緒に遊ぶ友達を変えたりなどの変化を好みます。
刺激を求めて新しいことを始めたがる一方で、非常に飽きっぽいです。例えば新しい趣味を見つけたとしても、長く継続することが難しく、ある程度楽しんだらまた違うものに興味が移ります。
HSS型HSPは思い立ったらすぐに行動しなければ気が済みません。例えば「新しい勉強を始める」と一度決めたら、すぐにテキストを買いに本屋さんへ行ったり、習い事サービスに申し込みをしてしまうなど、凄まじい行動力を発揮します。
HSS型HSPは、お祭り・音楽イベントなど刺激を大きく受けるイベントが大好きです。しかし、非常に感受性が豊かであるため、イベントが終わったあとはぐったり。そして、「しばらく外出はしない」と考えるものですが、次の日になるとまた「イベントに行きたいな」という思いが強くなります。
HSS型HSPは他の人と少し違ったことが大好き。例えば、みんなが聞いている音楽よりもちょっとマイナーな音楽を聞いてみたり。仕事でも、みんなと違った業務を任せられると嬉しくなったりします。
HSS型HSPはとても負けず嫌い。仕事でもプライベートでの勝負事でも、負けず嫌いで努力家です。仕事なら、誰よりも成績を出そうと頑張り、自分の体力の限界を超えてしまうことも。
さらに詳しいHSS型HSPのあるあるについては下記記事をご覧ください。
続いてHSPの人に言うと傷つく言ってはいけない言葉をご紹介します。
「バカ」「アホ」など、ストレートに罵倒するような言葉は、そのまま意味を受け取り傷ついてしまいます。それが例え冗談で言ったとしても「本当にバカと思われている」と受け取り、ひどく落ち込む傾向にあります。
HSPの人が何か頼み事をして「仕方ないね」と言われると、気遣いのつもりの一言でも傷ついてしまいます。ストレートに、「ごめんね、そのお願いは今受けられないんだ」「やるよ!」と話してあげた方が、HSPは余計に気を遣うことはありません。
HSPは感受性が非常に豊かなため、人の悪口を聞くと自分が言われているかのように気分が悪くなってしまいます。他人の悪口は話さないようにしましょう。
HSPは「これをやれ」「こうしろ」などの指図するような強い言葉を聞くとドキッと胸が痛くなります。例え仕事であっても命令口調で指示するのは辞めましょう。
HSPは「いいよ私がやる」「向こうで見てて」など、見放されたような言葉を言われると傷付きます。「ありがとう!ちょっと私にやらせて」「がんばったね!ここから任せて」など、オブラートに包んだ言葉で伝えましょう。
続いて、HSPの有名人を見ていきましょう。
でんぱ組.incの元メンバーである最上もがさんは、2020年にYoutubeチャンネルでHSPであることを告白しました。またアメブロでもHSPに関する情報発信を行っています。現在はタレント・モデル・女優として活躍中です。
お笑い芸人・司会者などで見ることの多い田村淳さん。田村さんは、2020年9月29日に放送された「グッとラック!」でHSPであると告白しています。
また田村さんの場合はHSS型HSPだと話しており、繊細で内向的なのに刺激を求めてしまう気質だとのことです。
物理学者として有名なアルベルト・アインシュタインも「HSPだったのではないか?」と言われている有名人の1人です。
このようにHSP気質の有名人はたくさんいます。下記記事では、さらに詳しくHSPな有名人についてまとめているので、合わせてご覧ください。
人の顔色を伺うHSPのあるあるをご紹介します。
あなたは人の顔色を伺って意見を言えなくなることはありませんか?本当は自分の意見があるのに、相手に否定されたり不快に思われたりするのが怖くてなかなか言えないものです。
あなたは人のお願いをすぐに断れますか?「もし断って機嫌を損ねたらどうしよう」と考えると、なかなか断れないものです。
自分のことよりも相手の要求に合わせてしまっていませんか?例えばプライベートで遊びたい場所を全て相手の要求に任せてしまっていたり、食べたくないものに付き合わされたり、相手の顔色を伺うあまりに要求を全て飲み込みがちです。
「常に相手の要求を優先する」「人のお願いを断れない」「自分の意見を言えない」そのせいで、やりたいことが出来ないと感じていませんか?いつも他人に振り回されてしまうため、自分の時間を確保することが難しく、やりたいことができないケースが多いです。
自分の気持ちを後回しにしていませんか?嫌なことでも相手の顔色を伺って無理やりしていませんか?HSPは人の顔色を伺うあまりに、自分の本来の気持ちを後回しにする傾向があります。
HSPにあるあるな「気にしすぎる性格」についてご紹介します。気にしすぎる性格HSPあるある記事もありますので合わせて確認してみて下さい。
相手の表情や声色などが気になって仕方がないことはありませんか?例えば、眉間にシワが寄っている・いつもより口角が下がっている・目が怖いなどの表情。はたまた、いつもより声が低い・声の調子がきつい・早口など、気にしてしまいませんか?
HSPは相手のいつもと違う表情・声の調子が気になってしまい、話している時に動揺してしまうことも少なくありません。
あなたは自分の話した言葉を気にしてしまうことはありませんか?例えば上司に対して失言した、友達に酷いことを言ってしまったなど、話した言葉を思い返して延々に悩むことがあるでしょう。
例え失言や酷い言葉じゃなくても、自分が話した後に話が途切れてしまった、空気が悪くなった気がするなんて感じとった時は、とにかく気になって仕方がないものです。
仕事中・家にいるとき・お出かけした時・買い物中など、とにかく何かするたびに何か忘れてないか気になったりしませんか?例えば、「家の鍵をかけたか気になる」「買い忘れがないか気になる」「出先に物を忘れてないか気になる」など、不安になってしまいます。
今度はHSPの、すぐに泣いてしまう・我慢して我慢して耐えられなくなって泣くあるあるについてご紹介します。
強く怒られると泣いてしまいませんか?相手の怒る時の表情・声色・仕草など、1つ1つが大きな刺激になり、泣きたくなくても勝手に涙が出てくることがあります。
特に大きな声で怒鳴られたりすると、泣くだけでなく身体が震えてしまうなんてことも少なくないでしょう。
つもりに積もった悩みを誰かに打ち明けようとすると、涙が出てきてしまうことはありませんか?相談する際に辛いことを思い出してしまい、まるでもう一度同じ辛さを体験しているような錯覚に陥ることも少なくありません。
1人になると寂しい・辛い・心にぽっかりと穴が開いた気がするなど、ふと涙がでることはありませんか?特に泣きたい気分でもないのに、身体がストレスに耐えられず涙がボロボロとこぼれだすことがあります。
本音を言おうとすると涙がでることはありませんか?HSPは普段から自分の意見を言うのが苦手なため、思い切って言おうとすると「相手にどう思われるか」「機嫌を損ねたらどうしよう」「嫌われたくない」などの感情が溢れて涙がでることがあります。
人と話すと緊張したり、恐縮してしまって涙がでることはありませんか?特に相手が高圧的な人だと、怖い・嫌われる・攻撃されているなどの気分になり、涙がこぼれてしまいます。
特に嫌なことや辛いことがあったわけでもないのに涙がでることはありませんか?例え辛いことがないとしても、刺激を強く受けてしまうHSPにとって、知らず知らずのうちにストレスを溜めてしまっていることがあります。
従って、特に何か合ったわけではないのに勝手に涙がでることも少なくありません。
相手の目を見ると泣きそうになってしまうため、目を合わせられない人はいませんか?HSPにとって相手の目から得られる情報は非常に多く、相手の感情に圧倒されないよう無意識的に目を合わせないようにしている方も少なくありません。
自分のことを話すと泣いてしまう人はいませんか?自分の過去の辛いこと、良い思い出。感受性の豊かなHSPは、過去の思い出や自分のことを話そうとすると涙がでてきてしまうことがあります。
誰かに対してムカついて涙がでてくることはありませんか?例えば酷い上司や、あなたに対して酷い扱いをしてきた友達など。ムカつきすぎて怒りで震えることもあるでしょう。そんな時、ムカつきすぎて泣いてしまうことも珍しくありません。
自分の意見を言い終わった後に、「やっと言えた」と泣いてしまうことはありませんか?普段から自分の意見を言わないHSPは、勇気を振り絞って言った後に、涙がでてしまうなんてことも少なくありません。
上記で紹介した、泣いてしまう場面。別に自分で泣きたいと思って泣いていることは少ないでしょう。受けた刺激に対して耐えられなくなって意志とは裏腹に勝手に泣いてしまう人の方が多いはず。
今度はHSPの人付き合いが苦手なあるあるをご紹介します。
人と会う日が続くと疲れませんか?HSPは人から受ける刺激が非常に強い上に、気を使いすぎて疲れてしまいます。
例えば「今不機嫌な顔した?」「いつもと声のトーンが違う」「私の話面白いと思って聞いてるのかな?」「相手の行きたいところに合わせなくちゃ」「変に思われないようにしないと」「話を盛り上げないと」などなど、とにかく気にすることがたくさんで、人と会うと疲れてしまうものです。
人と話したあとぐったりと疲れませんか?というのも、HSPは話している間全神経を集中させて、全力で会話をしているために、会話が終わった後にどっと疲れてしまいます。人によっては、話終わった後汗ぐっしょりなことも少なくありません。
人の目を見て話すのが苦手ではありませんか?HSPは非常に繊細で感受性が豊かなために、相手の視線・目の表情から感情を読み取るのが得意。特に真面目な話をしているとき、深刻な話をしている時は、相手の感情を読み取るのが怖く、人の目を見て話せなくなる時があります。
HSPは時々人間関係に疲れて誰とも関わりたく無いと感じることがあります。HSPは非常に繊細で受け取る情報が多いため、SNS・職場・電話・メディアなどに毎日触れていると、キャパオーバーしてしまい疲れが限界を迎えることも少なくありません。
HSPが感情移入しすぎる時のあるあるをご紹介します。
HSPは、他人の喜び・怒り・悲しみなどの感情に強く共感し、感情が伝染します。ポジティブな感情であれば伝染して困ることはありません。しかし、怒り・悲しみといった負の感情まで伝染してしまうと、自分まで辛くなってしまいます。
HSPは感情移入しすぎるあまり、映画や本に出てくる主人公とシンクロして、同じ体験をしているかのような錯覚を起こします。
例えば、海に潜るシーンで呼吸を止めて苦しくなったり、主人公が泣いていて自分も泣いてしまうなど、全て自分が経験しているかのよう思ってしまうことも少なくありません。
感情移入するあまり、何か相手が困っていたり悩んでいる時に過剰に心配になってしまったりします。
例えば、相手が足を怪我していたとしましょう。すると、まるで自分が足を怪我したかのような気持ちになって、「痛いよね、どうにかしないと、病院行く?お薬ある?」などなど、たくさんの心配をしてしまいます。時に本人より心配するなんてことも少なくありません。
HSPが限界を迎えている時のサインあるあるをご紹介します。
HSPが限界を迎えているときのサインあるある1つ目は「何もやる気が起こらない」です。仕事・趣味・日常の何気ない動作など、いつもなら難なくできるのに、「何もやる気が起こらない」「身体が動かない」「前向きになれない」なんてときは、限界を迎えている可能性があります。
聴覚・嗅覚・触覚・視覚・味覚など、五感が鋭くいつも以上に刺激に敏感になっているときは、限界を迎えている可能性があります。
例えば、いつもよりも臭いがツンと感じて気になったり、些細な物音に驚いてしまったりなど、普段よりも刺激を受けている時は限界を迎えていないか注意しましょう。
「いつも寝ている時間に眠れない」「ドキドキと胸の行動が早い」「疲れがとれない」など、眠れないときや体調が悪い時も、限界を迎えている可能性があります。
その他、HSPの限界サインについては下記ページで詳しくまとめています。限界サインに気づき、適切な対処を行いましょう。
HSPは繊細故に、仕事でたくさん気を使ってしまい気苦労が多いことでしょう。しかし、繊細である気質を上手に活用しながら、仕事をスムーズに進める方もいらっしゃいます。
今回のあるあるを見ながら、まずは「私以外にも同じように感じている人がいるんだ」と安心し、自分はそういう気質だということを素直に認めてあげましょう。
決してHSPが悪い気質で無ければ、無理に気にしないようにする必要はありません。今一度、自分の仕事のやり方を見直し、過ごしやすい仕事環境を作っていくことが大切です。
ぜひ当記事を参考にしながら、毎日の仕事と向き合っていきましょう。あなたの、お仕事ライフを応援しています。
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高校卒業後に非常勤事務員として公務員を務めたのち、WEB系ベンチャー企業でマネージャーを務める。その後、WEB系メガベンチャー企業へ転職し、現在はWEBライター・WEBマーケターとしてフリーランスで活動中。HSS型HSPという気質で生きづらさを感じながらも、葛藤してきた経験を活かし、同じ気質や境遇の方に対して何かお手伝いが出来ればと思っております。【プロフィール詳細はこちら】【自己紹介(インタビュー)記事はこちら】
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