急かされるのが嫌いなHSP|自分には自分のペースがある。急かすの止めてくれないかなぁ!

急かされるのが嫌いなHSP|自分には自分のペースがある。急かすの止めてくれないかなぁ!

あなたは、「これちゃちゃっとやっといて」「まだ終わってないの?」「早く早く」なんて急かされて「そんなこと言われたって!」と怒りを覚えた経験はありませんか?

アデペン

こんにちは、HSS型HSPのアデペンです。

1つの物事に対してさまざまなことに気が付くHSPは、急かされるのが超苦手。プライベートでも仕事でも「早く」なんて言われると、焦ってミスをしたり、やる気を失ったり、時には「何で早く出来ないんだろう」と落ち込むことも。

そこで今回は、前半では急かされるのが嫌いなHSPあるあるをご紹介。後半は急かされるのが嫌いなHSPのお仕事シーンに絞って、対処法やおすすめの仕事の進め方を解説します。ぜひ最後までご覧ください!

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急かされるのが嫌いなHSPあるある

急かされるのが嫌いなHSPあるある

毎日頑張っているHSPさん、お疲れ様です。仕事でもプライベートでも、誰かに「早く」と急かされることがありますよね。

たとえ「早く」というストレートな急かし方ではなく、「仕事の進捗どう?」「どのくらい終わった?」みたいに言われても、気にしてしまうことがあります。

ここでは、そんな急かされるのが嫌いなHSPさんの、あるあるを見ていきましょう。

ミスが多くなる

仕事中に急かされてミスが多くなるなんて経験はありませんか?HSPはそれぞれ自分のペース・仕事の進め方を確率させている方が多いです。しかし、急かされることでいつもと同じような手順で仕事を進められなくなり、ペースが乱されミスが多くなります

たとえば私は書類作成を頼まれて急かされると、誤字が多くなったり、ワードで変な設定をしてしまって書式が崩れたり・・・。最終的には急かされない時よりも遅くなってしまうなんてことも珍しくありません。

アデペン

急かされなければ、ミスなくこなせるのに・・・。

やる気が無くなる

「早くやって欲しい」「ちゃちゃっとお願い」なんて言われると、一気にやる気がなくなったりしませんか?急かす人に対して「いやいやそんな簡単に言うなよ」と怒りさえ覚えることも。

それもそのはず、HSPはあらゆるリスクや細かいことに気が付くので、仕事1つ1つから気づくことがたくさんあります。したがって、書類作成の仕事1つとっても、HSPはたくさんのことに気を配っているんです。

もし私が書類作成をするとなると、「これはなんのための資料?」「誰が見る?外部のお客さんが見るなら表現気をつけなきゃ」「過去の資料は?」「文字の大きさや装飾は?」「南枚構成にしよう」・・・。などなど、気になることをあげるともうキリがない!

だから、急かされると「もっといろんなことに気がつけよ」とイライラして、やる気を失ってしまうなんてことも少なくありません

パニックになる

「早くして」と急かされるとパニックになり、頭が真っ白になりませんか?例えば上司に仕事を急かされたとします。

すると、「仕事が遅いと思われている?」「上司に迷惑がかかる」「上司に怒られる」「上司に嫌われるかも」「急いでミスしたらどうしよう」などなど、たくさんのことが気になり、処理できず頭がいっぱいに。

結果として大きな失敗を引き起こすことも少なくありません。私は会議の資料作成で、直前に配布部数が足りないことに気がつき、焦ってお茶をこぼす・資料を落とすなんて経験がありました。

集中力が切れる

急かされると集中力が切れませんか?前述したように「急いで」と言われると、「仕事が遅いと思われる」「怒られる」「迷惑をかけている」など、たくさんのことが気になります。すると、途端に集中力が切れてしまい、とにかくソワソワしちゃうなんてことも少なくありません

そして、急いで仕事を片付けなければならないのに、電話の音が気になったり、人の雑談が気になったりと、あらゆる刺激を強く受けてしまいます。

優先順位の高い仕事がどれか分からなくなる

仕事で急かされると優先順位の高い仕事がどれなのか分からなくなることはありませんか?抱えている仕事が常に1個だけというシチュエーションはなかなかありませんよね。

だから、何個か仕事を掛け持ちしてもっていて、「あれもこれも早くやれって言われてるし、どうしよう」なんて状況に陥ると、どこから手をつけたら良いか分からなくなります

アデペン

これは指示を出す上司にも問題があるよね。

HSPは自分のペースで仕事したい!

HSPは自分のペースで仕事したい!

「できるなら急かされずに自分のペースで仕事をしたい!」これが本音でしょう。上司に、お客さんにと仕事を急かされてペースを乱されると、上手に自分のパフォーマンスを発揮できません。

それに、急かされて仕上げた仕事って、なんだか納得できなくありませんか?「もっとできるのに」「これでいいのかな」と、なんだか終わった後もそわそわしてしまいます。

私の場合は、お仕事としてWEBライティングをしているのですが、急かされて仕上げると「この記事を本当に世にだしてもいいのかな?」なんて落ち着かなくなることも。

誰かにペースを乱されると、「どうしてこんなにできないの?」と思うほどパフォーマンスが低下してしまいます。

急かす人が超苦手な人はこちらもご覧ください。

「急かされている」と勘違いしている場合もあるので注意

「急かされている」と勘違いしている場合もあるので注意

HSPさんが「急かされている」と感じる時に1つ注意して欲しいことがあります。それは、相手が「急かすつもりじゃない」時があることです。

例えば下記のような言葉をかけられた時は、「今私を急かそうとして言った訳じゃない」というのを考えてみてください。

「進捗どう?」
「今どんな感じ?」
「どこまで進んだ?」
「何%ぐらい?」
「一回見せてみて!」
「間に合いそう?」

主に疑問系で言葉をかけられた時は、あなたのことを心配している、気にかけているだけの可能性があります。そんな時は、今の仕事の状況を話して、上司を頼ることも必要ですよ。

HSPは1つの言葉からあらゆることを考え、そしてマイナスな方向に考えることも多いので、「急かしてる訳じゃないかも」と思いとどまることも大切!まずは深呼吸です。

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定期的に仕事の進捗を聞いてくれて、気にかけてくれる上司はむしろ優しい上司!

HSPが上司から仕事を急かされた時の具体的な対処法

HSPが上司から仕事を急かされた時の具体的な対処法

ここからは、HSPが上司に仕事を急かされた時の具体的な対処法について解説していきます。

急ぐ必要があるか考える

「早くして!」と言われたら、一回深呼吸してみてください。そして、「本当に急ぐ必要があるのか」と自問自答し、考えましょう

HSPは急かされると、色々なことが気になって頭がいっぱいになります。そして、パニックになるため、一回深呼吸して落ち着くことが大切。たとえ急ぐ必要があったとしても、一度深呼吸をして焦りを軽減できれば、失敗の予防もできます。

今の抱えている仕事状況を上司に説明する

深呼吸して冷静になったら、今度は今の抱えている仕事状況を上司に説明してください

例えば、「現在取り掛かっているAの仕事ですが、〜まで終わっていて全体の50%程度です。このままだと15時には終わると思うのですが、間に合わないでしょうか?もし〜がいらないのであれば、もう少し早く終わらせられます。」など、上司に状況がわかるように伝えるのがポイント。

下記を抑えて上司に仕事の状況を説明しましょう。

・今どこまで終わっているか
・100%を完了として何%進んでいるか
・後どのくらいで終わるのか(時間・日数)
・早く終わらせるために必要なこと
・今進める上で困っていること

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相手が分かるように伝えるのが大切!

上司が自分の仕事量と進捗状況を分かるようにする

もしあなたが複数仕事を抱えている場合は、仕事量がどれだけあるか、それぞれの進捗状況はどうなっているか分かるようにしましょう。口頭で説明してもよいですが、各仕事の項目ごとにメールやチャットで進捗度を報告するのも良いです。

例)
Aタスク 20% 期限 ○/○
Bタスク 40% 期限 ○/○
Cタスク 80% 期限 ○/○

上司に急かされた仕事の重要度と期限を聞く

上司に急かされた仕事の重要度がどれだけなのか、期限はいつまでなのかを聞くのも大切。

例えば、「これ早めにお願いね」と言われたとしましょう。「早め」と言われると今すぐやらなければいけないような気がしますが、実際は意外と期限が先だったりする場合も少なくありません

もし急かされて明確に期限がわからない、重要度がわからない時は、上司に訪ねてみましょう。

急かされた以降の仕事はホウレンソウ(報告・連絡・相談)を自分が思っている以上に細かく行う

仕事を急かされた時は定期的に報告・連絡・相談を行いましょう。HSPは深く考えることが多いため、実は上司からすると「そこまで深く仕事しなくてもいいよ」という場合が多々あります。

例えば、「明日のイベントのチラシを急いで作って!」と言われたとしましょう。この時「ターゲットは誰だろう」「キャッチコピー拘らないと」「デザインは」などなど、HSPはたくさん気になることが出てくると思います。

そう感じたらすぐに報告すること。もしかしたら「デザインはイラスト屋さんの素材を使って、キャッチコピーは拘らなくても良いよ!イベント名そのまま使って!」なんて言われるかもしれません。

そして作っていく中でも疑問が出てくるでしょう。「日時は?」「フォントは?」など、急かされている仕事でつまづくことがあれば、定期的に相談する方が良いです!

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HSPはここぞ!と言う時に質問をする特徴がありますが、もっとフランクに細かく報告・連絡・相談しちゃってもOKです!

実は急ぐ必要がないなら無視をする

仕事は上司が絶対ではありません。完全に上司の都合だけで急かしている場合もあるでしょう。もし、上記で紹介したように、自分の仕事状況を伝えたり重要度を聞いて、それでも急ぐ必要がないなと思うのであれば、無視で問題ありません

他の上司に相談できる環境があるのであれば、急かされて困っていることを伝えてみてください。

理不尽に急かす職場なら、思い切って仕事や環境を変えてしまう!

あまりにも理不尽に急かす職場なら、思い切って仕事や環境を変えましょう!理不尽に急かしてくる職場環境の場合、その環境を変えようと行動するのは物凄く労力が必要です。

もし上司1人だけがそうなのであれば、部署移動などで対応できるかもしれません。ただ、会社の文化が急かすものであれば、あなただけの力で変えようとするのは難しいです。

そんな時は、転職することも1つ検討してみましょう。急かされない職場環境というのは必ずあります。私はこれまで非常勤事務員(公務員)・WEB系ベンチャー企業・WEB系メガベンチャー企業と仕事を経験してきましたが、理不尽に急かされた経験はありません。

必ず自分のペースを大事にして進められる職場環境があるもの。そんな環境へと自らが移動していくのも、1つの解決法ですよ!

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どんな職場環境が適切かは転職エージェントに相談してみるのがおすすめ。下記記事では、アデペンがおすすめする転職エージェントを紹介しているので、参考にしてみてね。

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急かされるのが嫌いなHSPにおすすめの考え方と仕事の進め方

急かされるのが嫌いなHSPにおすすめの考え方と仕事の進め方

実は考え方や仕事の進め方をちょっと変えるだけで、急かされても「嫌だー!」とパニックにならなくなります。その考え方・仕事の進め方をご紹介しましょう。

おすすめの考え方

おすすめの考え方は2つ!

自分の気持ち・ペース優先でOK

いくら急かされたとしても自分の気持ちやペースを優先しましょう。決して急かされて早く仕事をこなしたからといって、それが正解とは限りません。それに、気持ちを見出して、ペースを取り乱して仕事に取り組んでミスをしたら元も子もないです。

よほど仕事の進め方が間違っている、明らかにペースが遅い、期限を一切守れないなんてことが無いのであれば、自分の気持ち・ペースを優先しましょう。

急かしてくる相手だってワガママ

急かされた時に、「どうしよう急がなきゃ」と考える前に、「急かしてくる相手だってワガママだ!」と考えてみてください。自分がいつも通りのペースで仕事をこなしていて、それで急かしてくるなら、相手のワガママです。「遅い自分がいけないんだ」と責める必要はありません。

おすすめの仕事の進め方

続いておすすめの仕事の進め方をご紹介します。

各仕事の重要度と期限と量を明確化する

各仕事の需要度と期限、そして量を事前に明確化しておきましょう。どれだけ大切な仕事か分からない・いつまでにやればいいか分からない・終わりが分からない、そんな仕事だと、ダラダラと取り組み、その間に新しい仕事がどんどん入ってきて、結果として急がなければいけない事態になることも少なくありません。

仕事の量や重要度がわかっていれば、優先順位もつけられますし、計画的に仕事をこなすことも可能です。そして、これを上司や周りが把握できるように仕組み化しておけば、結果として急かされる可能性を軽減できます。

自分中心の生活をしてみよう

「毎日急かされて大変、どうしよう」このように焦っている方、きっとたくさんいるでしょう。今読んでいるあなたも、そうかもしれません。

そんな人にこそ、自分中心の生活をして欲しいと思っています。HSPはとっても気配りができて、優しい性格です。だからいつも自分のことを後回しにしていまいます。

それだけ優しくしてきたんですから、たまには自分中心の生活をしてみてください。「急かされた、はあ?もっと早く言えよ!」ぐらいでちょうどいいです(笑)みんなそんな感じですから。

もっと肩の力を抜いて、時には相手のせいにして。自分中心の生活をしてみてください。

急かされる職場からは逃げるが勝ち!急かされない職場に転職できる準備をしよう!

急かされる職場からは逃げるが勝ち!もし仕事で急かされて辛いなら、転職して逃げちゃってもOKです。「今逃げたら生活が」「転職回数が増えるのは怖い」「新卒で入った会社だから辞められない」それは、転職しない言い訳です。

HSPにとって変化することは怖いこと。だから、現状とっても辛い環境でも、我慢して変化しないようにと悪い職場環境にしがみつくことが多いです。でも、本当にそれで良いのでしょうか?

私(アデペン)は、もうかれこれ4回も転職をしました。生活は苦しくなっていませんし、むしろスキルも豊富に身につき、少しずつ好転してきています。変化は怖いかもしれませんが、行動しないと何も変わらないことだけは認識しておいてください。

もし怖くて行動できない時は、人に話すのも手です。家族・友達・上司・同僚・はたまた新しい人脈。占い師・相談員など、誰でもOK。ただ仕事の悩みや転職のことなら転職エージェントの方が良いです(笑)

もし私と同じようにIT・WEBのクリエイティブ職(デザイナーやライターなど)を目指したいなら、「マスメディアン」。

特に業種は決まっておらず、フランクに相談したいという方は「マイナビエージェント」に登録してみましょう

アデペン

急かされること以外にもHSPは悩み・困っていることがたくさん。HSPのさまざまなあるあるについては、下記記事でまとめているので、ぜひ参考にしてみてください!

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この記事を書いたHSPさん

アデペン(HSS型HSP)のアバター アデペン(HSS型HSP) 「HSS型HSPとお仕事と私」サイト運営者

高校卒業後に非常勤事務員として公務員を務めたのち、WEB系ベンチャー企業でマネージャーを務める。その後、WEB系メガベンチャー企業へ転職し、現在はWEBライター・WEBマーケターとしてフリーランスで活動中。HSS型HSPという気質で生きづらさを感じながらも、葛藤してきた経験を活かし、同じ気質や境遇の方に対して何かお手伝いが出来ればと思っております。【プロフィール詳細はこちら】【自己紹介(インタビュー)記事はこちら

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コメント一覧 (1件)

  • 以前から、光や音にものすごく敏感でスポーツ中にはサングラスを付けないと集中できないし、学校では環境音などがうるさく、頭が痛くなります。また、人の些細な言葉一つで凹んだり、不安になったりします。これらのことからHSPというものなのかな?と思い始めました。そして、もう一つ人に急かされたりするとパニックになり、泣きそうになったり、集中力がなくなったりマイペースにやりたい!と思うことが多々ありました。今回パニックになる。という内容で調べると、HSPと関連すると記載されており、やはり、HSPなのかな?と思いました。早く診断して、結果次第では改善していきたいと思っているので、病院に行くきっかけとなりました。すごくためになりました。

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