仕事のミスがトラウマ|フラッシュバックして働けない時の対処法

【トラウマ】仕事の失敗で前に進めない!アデペンの克服方法を紹介!

夜寝る前に仕事のミスが頭に思い浮かび、眠れなくなる。何度も何度もミスした瞬間のことを思い出し、「こうしたらよかった」「何であんなことしてしまったんだろう」なんて考え、気がついたら朝が来るなんてことも。

私自身、寝る前に仕事のミスを何度も何度も思い浮かべてしまい、後悔し、惨劇回避のための妄想を繰り返して眠れなくなる人間です。でも、いくらミスしないための妄想をしたとしても、事実は変わりません。

このミスした事実を度々思い出し、仕事が嫌になることもあるでしょう。そう、仕事のミスがトラウマになってしまうんです。

しかし、いつまでもトラウマを引きずっていては前を向くことができません。そこで今回は、仕事のミスがフラッシュバックして働けないあなたに向けて、私のトラウマ克服方法をご紹介します!

アデペン

私は繊細で内向的なのに刺激を求めて行動をする気質を持つHSS型HSP。刺激を求めて果敢に仕事でチャレンジをしてきた私ですが、繊細な気質が祟って酷く失敗に落ち込んでしまっていました。

今は気質を理解し、いくらかでも仕事の失敗に対するトラウマを克服できるようになってきています。そこで今回は、HSS型HSPの私の体験を元に、仕事のミスによるトラウマへの向き合い方をご紹介します!

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仕事のミスがトラウマになる瞬間

あなたが仕事でトラウマに感じたミスはどんなミスですか?

入力ミス・締切を守れなかった、連絡ミスなど、さまざまなミスがあることでしょう。以下に、よくあるミスランキングを引用してみました。

1位:入力ミス・書き間違い
2位:やるべきことを忘れる
3位:確認不足・見落とし
4位:連絡・報告漏れ
5位:作業・操作ミス
6位:思い込みで仕事を進める
7位:見間違い・聞き間違い

https://www.manegy.com/news/detail/5004/

特に、売上に響いたりお客さんに迷惑をかけたりなど、大ごとに発展すると、トラウマに感じてしまいますよね。

次項では、私がトラウマになったミスの体験談をご紹介します。

仕事のミスがトラウマになった体験談

【アデペンの失敗談】仕事の失敗がトラウマになった瞬間

私はこれまで非常勤事務員(公務員)、漫画喫茶のホールスタッフ、WEB系ベンチャー企業、ITサービスの営業と、さまざまな経験をしてきました。そんな中でも、特に記憶に残っている2つのミス・トラウマをご紹介します。

会計ミス

これは漫画喫茶で働いていた時のお話です。主な業務はレジ打ちや清掃、時にはキッチンにも立ち軽食を作ることもありました。そんなある日起きたのが会計ミスです。

レジ打ちを経験したことのある方なら誰でも1度はやったことがあるのではないでしょうか?精算の時に500円多くなり、どこかでおつりを渡し忘れたことになります。もちろん、その時は、レジを3人ほどで回していましたから、私のミスではない可能性もありました。

しかし、HSPで気にしてしまう私は、「きっと自分のミスだ」「どうしよう」「お客さん怒ってないかな」など酷く心配してしまう始末

結果、誰のミスかは分からず、「みんなで気をつけようね」とその日は終わりました。この日に限らず、会計ミスは度々起こっていたのですが、その度「私かな?」と気にしていました。精算の業務は毎回冷や汗でいっぱいです。

見間違えた

これはWEB系ベンチャー企業にて、お仕事のクラウドソーシングサービスで、感想をもらうお仕事を外部発注していた時のお話です。

システムの仕組み上、お相手が応募する際に希望金額を申し出ることができます。その時は、私は1つの感想を1,000円で募集していたのですが、相手が応募時に10,000円を希望しており、私はそのことに気がつかず契約を締結してしまったのです。

当然、このまま進めてしまうと9,000円もの損失を出してしまうため、再度締結し直しできないか交渉しました。幸いなことに、「私も間違えて希望金額を出してしまった」と言ってくれたので、改めて正規の金額で発注。

結果解決できたのですが、お金のミスに手が震え、相手とやりとりしている時は周りの声も聞こえないほど。「あーやってしまった・・・」と酷く落ち込みました。解決しても落ち込んでしまうのが、私の悪い癖です。

お金に関するミスはトラウマになりやすい

このように数ある失敗を思い返してみると、今でも鮮明に記憶に残っているのはお金に纏わるミスでした。

今でこそトラウマを克服しつつありますが、仕事というシチュエーションにおいて「クレジットカードを使う」「振込を行う」などの際に、とても注意深くなります。

さて、このようなトラウマを私は一体どのように克服したのでしょうか?次項では、克服方法の前に、そもそもミスがトラウマになってしまう原因についてご紹介します。

仕事のミスがトラウマになる原因

仕事の失敗がトラウマになる原因

数々のミスをしてきた私ですが、そもそも仕事のミスがトラウマになってしまうのは一体なぜでしょうか?ここでは考えられる原因を5つご紹介します。

①ミス経験が少ない

そもそもミスしてきた経験が少ないと耐性がついておらず、酷く落ち込みトラウマになってしまう可能性があります。特に、学生時代にミスを経験していない場合、大人になってから酷く心を傷つけてしまうことでしょう。

私自身、学生時代は超真面目で怒られたことがないくらい、何でもしっかりとこなしていました。宿題や提出物を出すことはもちろん、悪戯をしたり、マナー違反をしたりなんてことも、ほとんどしていません。

そのせいか、大人になってから他人に怒られることに対して酷く恐怖を抱くようになりました。だからこそ、「ミスしたら怒られる」「今までミスしたことないのにミスしてしまった」と酷く落ち込み、トラウマになってしまいます

②過去に酷く怒られた

学生時代、もしくは大人になってからでも、ミスして酷く怒られた経験はありませんか?例えば、仕事でミスをして上司から怒声を浴びせられたなどの経験をしている場合、仕事のミスがトラウマになる可能性があります

私自身は、怒声を直接浴びたことはありません。ただ、非常勤事務員(公務員)時代に、同じ部屋に40人ほどいて仕事をしていたものですから、他の職員さんが上司に怒声を浴びせられている現場を何度も目撃しています。

その光景をみると、「私はミスしたくない」と怯え、まるで自分が怒られたかのようにトラウマ化してしまっていました。

③ミスしたら嫌われると思っている

ミスしたら嫌われると思い込んでいませんか?特に私はHSP気質であるため、嫌われることが大の苦手。

いつも嫌われないようにと、相手の顔色・声色を伺って生きている人間です。そのせいか、「ミスして上司に嫌われたらどうしよう?」などと考えてしまい、ミスした時は「嫌われたかもしれない・・・」と落ち込んでしまいます

そして、寝る前に「今日のミスで上司に嫌われたかな」「明日からどうやって上司と話そう」「出社したくない」なんて考えることも少なくありません。

④心配性

HSPで気にすることの多い私は、とても心配性。そのせいか、仕事でミスしたことで引き起こされるあらゆる不安をたくさん考えてしまい、ミスが怖くなってしまいます

例えば、「嫌われる」「怒られる」「信用を失う」「もう仕事もらえないかも」などなど、過剰に心配をしてしまいます。

実際にミスしても、なかなか予想したような不安が引き起こされることはないのですが、あらかじめ考えてしまうのが私の悪いところです。そしてミスがトラウマとなってしまいます。

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⑤ミスを悪いことだと考えている

そもそもミスを悪いことだと考えていませんか?ミスは決して悪いことではありません。このことに気が付くまでは、私もミスを悪いことだと考えており、ミスを酷く恐れていました。

この悪いことだという考えを改めることで、仕事でミスしたトラウマを克服できる可能性があります。次項では、いよいよミスのトラウマの克服方法をご紹介しましょう。

アデペン

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仕事でミスしたトラウマの克服方法

【アデペン流】仕事で失敗したトラウマを克服するまでの流れ

随分と仕事のミスを引きずりトラウマを持っていた私ですが、ミスに対する捉え方を変えたことで克服していきます。ここからは、仕事でミスしたトラウマを克服方法・私が克服するまでの流れについてご紹介します。

①「ミス=悪い」ではないと考える

まずはミス自体は悪いことでないと理解してください。「ミスした。自分はダメなやつだ。周りから嫌われる。」のように、ネガティブの連想ゲームは今すぐ辞めましょう。

そもそもミスはなぜ起こると思いますか?ミスは行動したからこそ起こる得るものです。多くの人は行動すら起こさない。だからミスも成功も起こりません。

でもあなたは行動を起こして、そしてミスをした。トラウマになるほど気に病む必要はありません。まずはミス自体は悪いことではないと理解してください。

私も最初は「ミスはこの世の終わりだ」ぐらいまで、悪いことだと考えていました。けれど、「ミスはそもそも行動をしたから起きた」「ミスのおかげで次に進めた」「ミスは悪いことだけじゃない」と思うようになってから、随分と生きやすくなったように思います。

②ミスを認める

ミスしたらまずはミスを認めましょう。言い訳や起きてしまったことへのネガティブな連想ゲームは辞め、まずは起こしてしまった事実を認めることが大切です。ミスを受け止めたあとは、起こってしまった問題に対しての対処法を考えましょう。

例えば、「関係会社への支払いを忘れた」というミスを例に考えてみます。まず認めなければいけないのは、「支払いを忘れてしまった」という事実。忘れてしまった以上、戻ることはできないですし、誤魔化すことを考えたり他の仕事を急に入れられた・会議があって対応できなかったなど何かのせいにしたりするのは辞めましょう。

そして事実を受け止めたら、次にミスへの対処法を考えます。今回であれば、「過失を認めて関係会社に謝ること」「支払いをすぐに行うこと」「再発防止への取り組みを伝えること」などが上げられるでしょう。

上記を行って怒られたのであれば仕方がありません。ただ、あなたを嫌って怒っている訳ではないですし、誠実に対応した場合むしろ好感を持ってもらえることさえあるでしょう。「どうしようどうしよう」と慌てる必要はありません

③ミスを繰り返さない対策を考える

最後は同じミスを繰り返さないための方法・対策を考えましょう。今回例にあげた「関係会社への支払いを忘れた」であれば、なぜ忘れたのか・どうしたら忘れないかを考えます。

例えば、忘れた理由が「他の仕事で精一杯だった」だとしましょう。であれば、支払日にリマインドしてくれるように毎月スケジュールに入れておくとか、自分以外にも情報共有して万が一の時に対応できるよう備えるなどが好ましいでしょう。

対策を考えることで「またミスしたらどうしよう」と不安になることも無くなり、トラウマになることを軽減できます。

まとめ

ミスは誰にでもあります。むしろミスをしないで仕事をするなんて無理でしょう。だからミスしたとしても、自分を責めすぎないでください。

かつては私もミスをしない選択肢ばかり考え込んで生きてきた人間です。ある時、「二つの選択があって、どちらを選択したらミスしないか悩んでます」と尊敬する上司に話したことがあります。

その時、大きく笑われながら「悩むってことはどっちも可能性あるんでしょう?好きな方にしたら!ミスしないなんて無理だし、どっちもミスするかもしれないから(笑)」と言われました。

その時「確かに」とハッとしました。私は理系脳だったのか、必ず解答は1つだと思い込んでしまう癖がありますが、仕事・プライベートと生きる上でそんなことはありません。限りなく良い方向はあるかもしれませんが、どう転ぶか分からないのが人生です。

行動しただけでえらい!どうかあなたもミスに囚われずに、もっと肩の荷を落として仕事をしていきましょう。

また、仕事に関係して下記記事もおすすめです。仕事をミスする要因の一つとして、「人から頼まれた仕事を断れない」ことも挙げられます。もし今仕事が断れなくてキャパオーバーになっている方は記事を参考にして、快適な仕事環境を作っていきましょう。

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【トラウマ】仕事の失敗で前に進めない!アデペンの克服方法を紹介!

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この記事を書いたHSPさん

アデペン(HSS型HSP)のアバター アデペン(HSS型HSP) 「HSS型HSPとお仕事と私」サイト運営者

高校卒業後に非常勤事務員として公務員を務めたのち、WEB系ベンチャー企業でマネージャーを務める。その後、WEB系メガベンチャー企業へ転職し、現在はWEBライター・WEBマーケターとしてフリーランスで活動中。HSS型HSPという気質で生きづらさを感じながらも、葛藤してきた経験を活かし、同じ気質や境遇の方に対して何かお手伝いが出来ればと思っております。【プロフィール詳細はこちら】【自己紹介(インタビュー)記事はこちら

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