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「やりたい仕事が、どうしても見つからない」
「求人を眺めても、”これだ”が来ない」
「周りはどんどん先に進んでいくのに、自分だけ立ち止まっている気がする」
——もし今、そんな気持ちで検索窓にこの言葉を打ち込んだ20代のあなたへ。
先に、いちばん言いたいことを言います。
何がしたいかわからないのは、あなたが怠けているからでも、能力が足りないからでもありません。
そして——今、無理に「やりたいこと」を見つけなくて大丈夫です。
この記事は、「やりたいことを見つけましょう」とは言いません。むしろ逆で、“やりたいこと探し”を一度おりて、「できること・向いてること」から入る——その道順をお伝えします。そのほうが、遠回りに見えて、いちばん早いからです。
※この記事は2026年7月に内容を見直し、最新の情報に更新しました。
結論|20代の多くが、同じ迷いの中にいます。
あなただけではありません。
数字を1つだけ。ある調査では、18〜20歳の約4〜5割が「仕事・就職のこと」を悩みに挙げ、19〜20歳にしぼると約半数(51.0%)に達しました。将来やりたいことが「決まっている」人は約6割——裏を返せば、およそ4割は”まだこれから”です。別のインターネット調査でも、20代で「やりたいことがわからない」と答えた人は半数近くにのぼる、という結果が出ています。
出典:CCC MARKETING『若者のライフスタイルに関するアンケート調査』(2020年)/株式会社NEWSしらべぇ調査 ほか
つまり、これは「あなたが特別ダメだから」起きていることではありません。20代で立ち止まるのは、ごく普通のことなんです。
ある20代の方は、こう書いていました。
「じゃあ何がやりたいの?」という自分への問いに、全く回答が浮かばなかった。私は、自分が何が好きで、何が得意で、何がやりたいのかを、全く理解せずにここまで歩いて来てしまったのです。
― note「20代後半にして人生迷子になった話」より
痛いほど、わかります。でも、ここで気づいてほしいことがあります。この人が詰まったのは、いきなり「やりたいこと」から探そうとしたから。実は、順番が逆なんです。
結論|やりたいことは、”探す”ものではありません。
“できること”の先に、育つものです。
なぜ「やりたいこと」から探すと詰まるのか。答えはシンプルで、やりたいことは、やってみた”後”にしかわからないからです。経験したことのない仕事を、頭の中だけで「好きかどうか」判断するのは、食べたことのない料理を「美味しいか」当てるようなもの。無理があります。
だから、順番を入れ替えます。
できること → 人に感謝される → だんだん面白くなる → いつのまにか”やりたいこと”になっている。
これが、多くの人が「天職」にたどり着く実際の順路です。最初から情熱があったわけではない。できることを続けているうちに、好きになっていった。それだけなんです。

でも、できることなんて、特にないんです……。
それ、”当たり前にできてるから気づいてないだけ”かもしれませんよ。自分の”普通”は、他人にとっての”すごい”やったりします。
急いで答えを出す必要はありません。ただ、ひとつだけ。「まあいいか」で今の場所に流され続けると、数年後に「あの時、少しでも動いておけば」と思いやすいのも事実です。焦らなくていい。でも、”何もしない”だけは、静かに選択肢を狭めていきます。だから——大きく変える必要はないので、小さく1つだけ動いてみる。その入口を、次で用意します。
結論|同じ「わからない」でも、原因はちがいます。
あなたのタイプで、次の一歩が変わります。
「わからない」とひとことで言っても、中身は人それぞれ。あなたがどれかで、やるべきことが変わります。
| タイプ | こんな状態 | 次の一歩 |
|---|---|---|
| ①選択肢を知らない型 | そもそもどんな仕事があるか知らない | まず職種・働き方を”広く浅く”知る |
| ②自己理解不足型 | 自分の得意・向き不向きがわからない | できることの棚卸し(→次の見出し) |
| ③完璧主義で動けない型 | 失敗が怖くて選べない | 小さく試して、戻れる形で動く |
| ④消耗して考えられない型 | 疲れすぎて何も考えられない | 探す前に、まず休む(→最後の見出し) |
大事なのは、「わからない」の正体を1つに決めつけないこと。①と②が混ざっている人もいます。自分に近いところから、1つだけ動いてみてください。
今の仕事を辞めたい気持ちもあるなら、20代後半で仕事を辞めたい時、30代で後悔するのかを先に確かめてください。
結論|特別な才能を探す必要はありません。
“すでにできていること”を棚卸しするのが最短です。
ここからは、②自己理解不足型の人に向けた具体的な手順です。紙とペン(かスマホのメモ)だけあれば、今日できます。
結論|「できること」は、ちゃんと職種につながります。
下の一覧で、選択肢を広げてみてください。
「そうは言っても、自分のできることが、どんな仕事になるの?」——ここでつまずく人が多いので、目安を置いておきます。
| あなたの”できること” | 例えば、こんな職種 |
|---|---|
| 人と話す・相談に乗るのが苦にならない | 営業、カスタマーサポート、受付、キャリアアドバイザー |
| コツコツ正確に続けられる | 事務、経理、データ入力、品質管理(QA)、校正 |
| 調べる・まとめるのが好き | 事務、リサーチ、編集・ライター、マーケティング補助 |
| 相手の変化や場の空気に気づく | 接客、人事・労務、事務サポート、対人ケア系 |
| 黙々と手を動かす・作るのが好き | 製造、Web制作、エンジニア補助、デザイン・制作補助 |
これは「当てはめる」ためでなく、「できること→こういう仕事もあるのか」と選択肢を広げるための表です。ピンと来たものがあれば、ステップ4で”小さく試す”入口にしてください。
結論|わからないまま、求人の山に飛び込まなくて大丈夫です。
今の自分のタイプに合う場所から探せば、迷いはぐっと減ります。
求人サイトを開いて、とりあえず「20代」「未経験OK」で検索する。何百件も並んだ求人をスクロールしているうちに、何を基準に選べばいいのかわからなくなって、そっとアプリを閉じる——。
それは、あなたの探し方が下手だからではありません。「何を見ればいいか」が決まる前に、いちばん情報の多い場所へ行っているだけです。探す場所にも、向き不向きがあります。
| 探す場所 | こんなタイプに | ここでできること |
|---|---|---|
| 職業情報サイト「job tag」(厚生労働省) | ①選択肢を知らない型/②自己理解不足型 | 職業ごとの仕事内容を調べられる。「職業興味検査」「仕事価値観検査」などで、合いそうな職業の手がかりも探せる |
| 求人サイト | ①選択肢を知らない型(ひと通り調べたあと) | 条件で絞りすぎず、職種名で眺めて「こういう仕事もあるのか」を増やす |
| わかものハローワーク | ②③で、1人では決めきれない人 | 対象は、パート・アルバイトで働いていて正社員を目指す、おおむね35歳未満の人。専門の相談員が担当者制で、無料で相談にのってくれる(自分が対象になるかは、最寄りのハローワークに問い合わせると確実です) |
| 転職エージェント | ②③で、いま働きながら転職を考えている人 | 担当者と話しながら”できること”を言葉にして、合いそうな求人を紹介してもらえる |
| どこにも行かない | ④消耗して考えられない型 | 探すのは後回しでいい。先に休む(次の見出しへ) |
出典:厚生労働省「正社員就職を目指す若者の皆さまへ」/厚生労働省 職業情報提供サイト(job tag)
順番の目安は、こうです。まず job tag で、ステップ3で挙げた3つの職種の仕事内容を読んでみる。気になった1つだけ、求人サイトで実際の求人を眺める。それでも1人で決めきれなければ、相談できる窓口を頼る。
いきなり応募しなくていいんです。調べる、眺める、聞く。どれも立派な「小さく試す」です。
結論|考えられないほど疲れている時は、
探すより「休む」が正解です。
ここまで読んで、「わかったけど、その気力すら湧かない」と感じた人へ。
それは、あなたが弱いからではありません。頭も心も、消耗しきっている時は、正しく考えられないようにできています。そういう時に無理に「やりたいこと」を探しても、余計に苦しくなるだけ。
僕も20代の頃、何がしたいか全然わからんくて、めちゃくちゃ焦ってました。でも実際に動けたのは、ちょっと元気が戻ってから。順番として、”休む”が先で正解やったんです。
だから、まず休む。それも立派な「次の一歩」です。
実際、「やりたい仕事が見つからない」「どうやって決めたらいいのか」と問いかける20代は、Q&Aサイトのような場所にもたくさんいます。あなたも、1人で抱え込まなくて大丈夫です。
大丈夫です。むしろ「できること・条件」から選んだほうが、ミスマッチは減ります。やりたいことは、働きながら育つものだからです。
遅くありません。ある調査では若者の約6割しか将来が「決まっている」と答えておらず、裏を返せば約4割は”まだこれから”。20代のうちに”できること”を土台にすれば、十分に間に合います。
頭で考えるより、“人に感謝されたこと・苦にならず続けられたこと”から逆算するのが近道です(本文の5つのステップを参照)。
最後に、ひとつだけ。もしあなたが、人より疲れやすい・気を使いすぎてしまうと感じているなら。その繊細さは、仕事選びでは大きなヒントになります。繊細さを活かせる働き方から、のぞいてみてください。
そして、「1人で自己分析するのは難しい」と感じたら、その棚卸しを一緒にやってくれる転職エージェントを頼るのも手です。
焦らなくて大丈夫。”やりたいこと”は、あなたが今日から積む”できること”の先に、ちゃんと待っています。


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このサイトの運営者・ハリピン(HSS型HSP)です。飲食店の店長から営業、東証一部上場(当時)の子会社で社長を5年、転職は6回以上。…で、いまはほぼ無職5年以上続けてます。社長まで行って無職、自分でもすごい振れ幅だと思うけど、これが、わりと本気で「全然オッケー」だと思ってます。 強みも弱みも、やってみないと分からないもので「接客は好きだけど、料理と在庫管理は苦手」って、飲食やって初めて知りました。英語もパソコンも苦手で試めてたことが、AIに助けてもらいながら少しずつできるようになってきた。——つまり、今この瞬間ダメでも、時間が経てば何かが変わるかもしれない。(無職期間も大事ってこと!) 僕がここでやりたいのは、“自分が死ぬ瞬間に自分の人生が「よかったな」と思える様になるキッカケを作ること”。正直、自分自身もまだ模索の途中で、全然偉そうなことは言えません。…でも、だからこそ同じ目線で考えれるかなと思ってます。 健康、睡眠、大事! 死ぬのだけは禁止で!
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