\ 教えて掲示板 /
\ つながろう /
\ 色んな経験/

日曜の夜、お風呂に入りながら、もう月曜のことを考えている。朝は目覚ましを止めてから、布団の中でしばらく動けない。駅までの道が、いつもより長い。席に着いてパソコンを開く前に、一度だけ深く息を吐く。
「この仕事、何のためにやってるんだろう」
「どうして私ばっかり、頼まれるんだろう」
「ちゃんとやっているのに、誰も見ていない気がする」
MBTIでINFJと出たとき、「あ、これ私だ」と思った人は多いはずです。人の気持ちに気づいてしまう。意味のないことが苦手。なのに、いま目の前の仕事は辛くて、嫌で、行くのが重い。「INFJだから、仕事が辛いのかな」「周りは平気そうなのに、自分だけ向いていないのかな」と、夜中にスマホで「infj 仕事 辛い」と検索してしまう。そんな日が続いていませんか。
先に答えをお伝えします。INFJの人が仕事で辛くなる理由は、性格が悪いからでも、根性が足りないからでもありません。多くの場合、辛さの正体は、性格より職場とのズレにあります。自分が大事にしていることと、職場が求めることが噛み合っていない。そのズレを毎日抱えて働いているから、消耗するんです。
ちなみにMBTIは、診断名ではなく、自分の傾向を言葉にするための道具です。当てはまる部分だけ手がかりにして、当てはまらない部分は気にしなくて構いません。この記事では、INFJの人が仕事を嫌になりやすい理由、辛さが限界に近づいているサイン、ズレを小さくする工夫、変わらない時の見切り方までを順に書きました。僕自身、仕事がしんどくて朝が来るのが重かった時期があります。あの感じを思い出しながら書いています。

INFJだから仕事が辛いって、考えすぎなんでしょうか…。
考えすぎちゃうで。辛い理由を探しとるんは、ちゃんと自分を大事にしようとしとる証拠や。順番にほどいていこな。
辛い日が続くと、人は原因を一か所にまとめたくなります。「INFJだから」「繊細だから」「自分が弱いから」。まとめてしまえば、考えなくて済むからです。でも、その結論は少し急ぎすぎています。
同じINFJでも、毎日いきいきと働いている人はいます。反対に、INFJではなくても、同じ職場で同じように辛くなっている人はいます。違いを作っているのは、タイプの名前より、その人が大事にしていることと、いる場所の相性です。性格のせいにする前に、ズレを見る。それだけで、見える景色が変わります。
INFJは、意味や価値観を大切にしやすいと言われるタイプです。目の前の作業が誰のためになっているのか。この職場は何を大事にしているのか。そこが見えないまま働くと、体は動いていても、心だけが置いていかれます。その感覚を「甘え」と呼ぶ必要はありません。あなたの感じ方が、いまの環境に合っていないというサインとして受け取っていいんです。
辛さは、あなたを責めるために出てくるものではなく、何かを知らせるために出てきます。何に反応しているのかを分けて見るのが、最初の一歩です。
「仕事が嫌」と一言で言っても、中身はいくつかに分かれます。読みながら、いちばん胸に引っかかるものを探してみてください。
数字を埋めるだけの会議。誰も読まない資料。何のために作るのか説明のない作業。やること自体は苦ではないのに、意味が見えないと急に重くなる。そんな経験はありませんか。意味を求めるのは、わがままではありません。働く自分を納得させたい、という自然な気持ちです。
意味が見えない仕事を続けると、疲れ方が普通の疲れと違ってきます。体は動くのに、帰り道に空っぽな感じが残る。その空っぽさが、「仕事が嫌」という気持ちの正体のひとつです。
「ちょっと聞いてもいい?」「これ、お願いできる?」。断れる雰囲気ではないし、困っている顔を見ると放っておけない。気づけば、自分の仕事の上に、人の相談と頼まれごとが積み上がっている。
人の気持ちに気づきやすい人ほど、頼られやすくなります。頼られること自体は悪くありません。ただ、頼られすぎは、優しさの使いすぎです。使い続ければ、減ります。減っているのに誰も気づかないから、ある日急に動けなくなります。
目立つ成果より、陰で整えたことの方が多い。トラブルを未然に防いだのに、何も起きなかったから誰にも気づかれない。人の相談に乗った時間は、評価表のどこにも載らない。
見えにくい努力を重ねる人ほど、「どうせ見てもらえない」という気持ちが少しずつ溜まっていきます。評価されない辛さは、お金や肩書きの問題だけではありません。自分が大事にしてきたことが、この場所では価値として扱われていない。そう感じるのが辛いんです。
誰かが不機嫌だと、部屋全体の空気が変わる。陰口や、ぴりぴりした雰囲気が、自分に向けられていなくても体に残る。人の感情を細かく受け取る人は、職場の空気そのものを浴びながら働いています。
耳栓をして電車に乗るように、空気にも「栓」が欲しいと思うことがあります。でも、そんな栓はありません。だから職場の空気が合わない時は、気の持ちようで済ませず、環境の問題として扱っていいんです。



全部当てはまる気がします…。
全部やと、そら疲れるわ。ひとつずつ見ていったらええよ。次は、いまどれくらい限界に近いかを見てみよか。
仕事に行くのが辛い、という感覚は、頑張っている人ほど後回しにします。「まだやれる」「みんな辛いはず」と、サインを無視してしまうからです。次の3つの面から、自分の状態を見てみてください。
朝になると頭やお腹が重い。休日に寝ても疲れが抜けない。夜に眠りが浅く、何度も目が覚める。会社のことを考えただけで、胸のあたりがぎゅっとなる。体は、心より正直に反応します。日曜の夜から体が重いなら、早めのサインです。
「自分なんていなくても同じだ」と思う。何をやっても意味がない気がする。小さなミスを、何時間も反芻してしまう。好きだったことにも、興味が湧かなくなる。考え方が極端に狭くなってきたら、心がかなり疲れているサインかもしれません。
人と話すのが急に億劫になる。メールの返信を後回しにしてしまう。休みの日に、誰にも会いたくなくなる。遅刻や欠勤が増える。いつもなら自然にできていたことが、できなくなってきたら、無理が積み重なっている合図です。
この3つのうち、いくつも当てはまり、それが休日を挟んでも戻らないなら、工夫で乗り切る段階を越えているかもしれません。限界サインをもっと細かく知りたい人は、【HSPの限界サイン20】現役HSS型HSPが実体験で紹介!も参考にしてください。
眠れない日が何日も続く、朝になると涙が出る、といった状態なら、無理に一人で抱えず、かかりつけ医や心療内科、地域の相談窓口に話してみてください。早めに相談するのは、弱さではなく、自分を守る行動です。
辞めたい、という気持ちは、すぐに行動へ変えなくても構いません。まずは「辞めたい」の中身を見て、ズレを小さくできるところから試す。それでも変わらないなら、環境を変えることを考える。その順番で十分です。
ひとつめは、仕事に自分なりの意味をつけること。会社の目的が見えなくても、「この作業は、隣の席の人が助かる」「この資料は、お客さんが迷わずに済む」と、近くの誰かの顔で意味を置き換えます。大きな理念より、小さな実感の方が、心を支えてくれます。
ふたつめは、頼まれごとの入口を狭くすること。「今は手が回らないので、明日の午後なら大丈夫です」と、断る代わりに時間をずらして返す。全部引き受ける人から、一部だけ引き受ける人に変わっていきます。
みっつめは、見えない努力を言葉にして残すこと。「今週は、この問題を事前に防いでおきました」と、短くても上司に共有する。陰の頑張りは、言葉にしないと見えません。自慢ではなく、情報として渡すだけで構いません。
仕事に行きたくない日の対処をもっと知りたい人は、【HSP】「仕事行きたくない!」時の対処法【自分らしく生きよう】も読んでみてください。
工夫を重ねても、辛さの中身が変わらないことがあります。意味を置き換えても空っぽさが残る。入口を狭めても、周りが許してくれない。そういう時は、あなたの努力が足りないのではなく、場所の方が合っていないのかもしれません。工夫しても変わらないなら、場所を疑っていいんです。
見切りをつける前に、確かめておきたいことが3つあります。「辛いのは、この仕事内容か、この上司か、この会社の空気か」。「部署や担当が変われば、軽くなりそうか」。「休んだ週末に、少し気持ちが戻るか」。この答えによって、取る行動が変わります。仕事内容そのものがしっくりこないなら、職種を見直す。人や空気が原因なら、異動の相談や、環境の違う職場を考える。
辞めると決めていなくても、「こうなったら動く」という線を自分の中に引いておくと、日々の辛さが少し軽くなります。出口が見えていると、人は耐えるのではなく、選んでいる感覚で過ごせるからです。急に環境を変えるのが怖いなら、まず気持ちが追い詰められすぎていないかを確認することから始めてください。仕事が急に嫌になった時の整理は、仕事が急に嫌になった…HSPに起きやすい「スイッチが切れる」現象と対処法|HSS型HSP当事者が解説も役に立ちます。
INFJの人の中には、HSP(刺激や人の感情を細かく受け取りやすい気質)が重なる人もいます。HSPは病気や診断名ではなく、生まれ持った感じ方の特徴と言われています。INFJという性格の型と、HSPという感じ方の特徴は、別々のものとして見ておくと整理しやすくなります。
価値観のズレが「心の疲れ」を作るのに対し、刺激の受け取りすぎは「体の疲れ」を作ります。電話の音、人の話し声、蛍光灯、隣の席の気配。ひとつひとつは小さくても、一日中浴びていると、夕方には頭が回らなくなる。刺激疲れは、価値観のズレとは別に来るので、両方を分けて見る必要があります。
意味のある仕事をしているはずなのに、なぜか夕方に動けなくなる。そんな時は、価値観の問題だけでなく、刺激が多すぎないかを疑ってみてください。席の位置を変える、ノイズを和らげる、昼に一人になる時間を取る。こうした環境の調整は、価値観のズレとは別の層で効いてきます。
HSPかどうかは、MBTIの結果では決まりません。当てはまるところだけ、自分を知る手がかりにしてください。



価値観のズレと刺激疲れ、どっちも当てはまりそうです。
両方ある人も多いで。分けて見たら、手を打つ場所が2つ見えてくる。それだけで十分な前進や。
タイプだけで決まるわけではありません。ただ、意味や価値観を大切にする人は、それが満たされない職場で消耗しやすい傾向があります。性格と仕事のズレは、分けて考えていいので、まず何がズレているのかを書き出してみてください。
まず「嫌」の中身を分けてみてください。意味が見えないのか、頼まれごとが多いのか、評価が見えないのか、空気が重いのか。中身が分かれば、手を打つ場所が決まります。そのうえで、小さな工夫から試すのがおすすめです。
体や気持ちが限界に近いなら、休むことも選択肢です。休むかどうかは、会社の制度や状況によっても変わるので、職場のルールや上司への相談方法を確認してみてください。休んでも気持ちが戻らない状態が続くなら、専門の窓口に相談することも考えてください。
わがままと決めつける必要はありません。辞めたい気持ちは、いまの環境が自分に合っていないという知らせでもあります。すぐに決めず、ズレを小さくする工夫を試し、変わらないかを見てから考えて遅くありません。
価値観のズレによる心の疲れと、刺激の受け取りすぎによる体の疲れを分けて見るのが第一歩です。席の位置や音の環境を調整しつつ、仕事の意味づけも整えていくと、どちらにも手を打てます。
※本記事は医療的な診断・治療を勧めるものではありません。つらさが続く時は専門機関へ相談してください。
INFJの仕事が辛いのは、性格が悪いからではありません。意味、頼まれごと、評価、空気。どこにズレがあるのかを分けて見ると、手を打てる場所が見えてくるはずです。
全部を一度に変えなくて構いません。今日は、いちばん胸に引っかかったものをひとつだけ書き出してみてください。それが、辛さをほどく最初の一歩になります。


この記事が気に入ったら
フォローしてね!
このサイトの運営者・ハリピン(HSS型HSP)です。飲食店の店長から営業、東証一部上場(当時)の子会社で社長を5年、転職は6回以上。…で、いまはほぼ無職5年以上続けてます。社長まで行って無職、自分でもすごい振れ幅だと思うけど、これが、わりと本気で「全然オッケー」だと思ってます。 強みも弱みも、やってみないと分からないもので「接客は好きだけど、料理と在庫管理は苦手」って、飲食やって初めて知りました。英語もパソコンも苦手で試めてたことが、AIに助けてもらいながら少しずつできるようになってきた。——つまり、今この瞬間ダメでも、時間が経てば何かが変わるかもしれない。(無職期間も大事ってこと!) 僕がここでやりたいのは、“自分が死ぬ瞬間に自分の人生が「よかったな」と思える様になるキッカケを作ること”。正直、自分自身もまだ模索の途中で、全然偉そうなことは言えません。…でも、だからこそ同じ目線で考えれるかなと思ってます。 健康、睡眠、大事! 死ぬのだけは禁止で!
\ 最後まで読んでくれてありがとうございます /
しんどさの形は人それぞれですが、会社に籍を置いたまま休んで生活費を受け取れる制度があることは、知っておいて損はありません。
無料です。追加すると、ハリピンとのLINEが開きます。送ってくれたメッセージは、僕が自分で読んで返します。