\ 教えて掲示板 /
\ つながろう /
\ 色んな経験/

電車の中で、隣の人のイヤホンから漏れる音が、ずっと耳に残る。職場の蛍光灯がまぶしくて、午後には目の奥が重くなる。帰り道に誰かの香水のにおいが追いかけてきて、家に着く頃にはぐったりしている。
「何か道具で楽にならないかな」
「でも、何を買えばいいのか分からない」
「買って合わなかったら、お金がもったいない」
夜、布団の中で「hsp グッズ」と打ってみる。画面に並ぶ商品の多さに、探す前から疲れてしまう。僕も、光と音は昔から得意ではありません。20代で初めてパチンコ店に入った時は、音と光とにおいが一度に押し寄せてきて、二度目は行きませんでした。刺激を受け取りやすいのは、わがままでも弱さでもないと思っています。
先に答えをお伝えします。HSPのグッズは、人気ではなくつらい刺激の種類から選ぶと、迷いにくくなります。音なのか、光なのか、においなのか、肌ざわりなのか。つらい刺激が決まると、必要な道具の種類も絞れてきます。
この記事では、音・光・におい・肌ざわりの場面別に、グッズの種類と選び方をまとめました。あわせて、職場で目立たず使える工夫と、買う前の試し方にも触れます。特定の商品名や価格は載せず、選ぶ時の考え方に絞っています。途中に出てくるHSPは、刺激や人の感情を細かく受け取りやすい気質を指します。

グッズを買っても合わなかったら、また落ち込みそうで…。
そこは一緒に整理しよ。種類と選び方が分かったら、買い物の失敗を減らしやすいで。
「おすすめ」と書かれたグッズでも、自分に合うかどうかは別の話です。グッズは刺激を消す道具ではなく和らげる道具と考えると、期待しすぎて落ち込むことが減ります。
まず、この1週間で一番しんどかった場面をひとつ思い出してみてください。通勤の電車、職場の席、寝る前の部屋。場面が決まると、次の4つのどれが近いかが見えてきます。
同じHSPでも、敏感になりやすい刺激は人それぞれです。音がつらい人に合うものが、においがつらい人にも合うとは限りません。人気の高い道具を買っても、自分のつらさと向きが違えば、使わないまま引き出しに入ってしまうことがあります。
音は、HSPの人が最初に困りやすい刺激のひとつです。音を全部消すより、気になる分だけ下げるつもりで選ぶと、使い続けやすくなります。
耳栓には、やわらかいスポンジのようなタイプ、シリコンのようなタイプ、音量を少し下げるタイプなどがあります。選ぶ時に見たいのは、音を遮る強さと、耳に入れた時の感触です。強く遮れても、耳が痛くなったり、長く着けていられなかったりすると、結局使わなくなります。
また、周りの音がまったく聞こえない状態は、場面によって安全面の注意が要ります。道を歩く時や、呼ばれたら気づきたい職場では、遮る強さを控えめにしておくと安心です。
イヤホンやヘッドホンには、周囲の音を減らす機能を持つものや、好きな音を流して周りの音を紛らわせる使い方があります。長時間着けると耳や頭が疲れる人もいるので、通勤の間だけ、休憩の間だけ、と使う場面を区切るのも一つです。
イヤホンの使い方や注意点は、HSPがイヤホンで落ち着く理由と活用法で詳しくまとめています。この記事は、グッズ全体の入口として読んでください。
家の中では、カーテンやラグのような布ものが、響く音を和らげる助けになることがあります。椅子や家具の脚に付けるクッションも、物音が気になる人には候補になります。静かすぎるとかえって小さな音が目立つ人は、小さな音量で環境音を流す方法もあります。
光の刺激は、頭や目の疲れとして出る人がいます。まぶしい場所と寝る場所を分けて考えると、必要なグッズが見えやすくなります。
外では、色のついたレンズのメガネやサングラス、つばのある帽子などが候補です。職場では、パソコンの画面の明るさを下げる、席の向きを変えられないか相談する、といった道具に頼らない工夫も一緒に考えられます。色の濃いレンズは、場面によって見えにくくなることもあるので、使う場所を決めて選んでください。
寝る時は、アイマスクや遮光カーテンが候補になります。アイマスクは、締めつけ感が合わない人もいるので、軽さや生地の感触も見てみてください。夜の部屋の明かりは、白っぽい光より、暖かい色の間接照明のほうが落ち着くと感じる人もいます。感じ方には個人差があります。
「癒しグッズ」と聞くと、香りや雑貨を思い浮かべる人が多いかもしれません。ただ、HSPの人にとっては、癒しのつもりの道具が刺激になることもあります。においと肌ざわりは、特に好みと体の感じ方の差が出やすい部分です。
においがつらい場面では、マスクが一つの候補です。香りの癒しグッズ(アロマや入浴剤など)は、好きな香りでも、疲れている日は受け取りにくいことがあります。購入前に試せるなら少量から試し、香りの弱いものや無香料のものから選ぶと、合わなかった時の負担が小さくなります。
服のタグや縫い目が気になる人は、肌に当たる部分がなめらかなものや、タグを切り取れるものが選択肢になります。ブランケットや寝具は、写真だけでなく、実際に触って確かめるのが近道です。触れた時の「あ、これは落ち着く」という感覚を、買う基準にしてかまいません。



癒しグッズを買ったのに、かえって疲れた日もありました…。
合う日と合わん日があるのも普通やで。僕も光と音には弱いから、そこはよう分かるわ。
職場では、使い心地よりも周りの目が気になる人が多いと思います。目立たず、すぐ外せることを条件にすると、続けやすくなります。
机の上では、小さめの耳栓、卓上の仕切り、画面の明るさの調整、膝にかけるブランケットなどが候補です。耳栓は、肌に近い色のものを選ぶと目立ちにくくなります。席の位置や仕切りは、職場の決まりがあるので、使う前に確認してください。
耳栓やメガネを使う時は、「集中したくて使っています」と一言添えておくと、周りの人も受け取りやすくなります。理由を長く説明する必要はありません。伝えるかどうかは、職場の雰囲気と自分の気持ちで決めてかまいません。
ここまでの内容を、買う前の進め方にまとめます。一度に揃えず、ひとつずつ試して比べると、合うかどうかが分かりやすくなります。
最初から高いものを選ぶ必要はありません。手頃なもので感触を確かめて、合えばそこから上のものを考える順番でも遅くないです。複数を同時に買うと、どれが合ったのか分からなくなるので、1種類ずつ試してください。
買ったからには使わなければ、と思わなくて構いません。合わなかったという結果も、自分に合う刺激対策を絞るための情報です。使わないグッズが増えてきたら、買い足す前に、つらい場面そのものを減らせないかを見直してみてください。
つらい刺激がはっきりしている場面から始めるのが近道です。最初の1つは、一番しんどい場面に合わせると、買い足す必要があるかも判断しやすくなります。音がつらければ音のグッズ、光がつらければ光のグッズ、という順番です。
刺激の種類、使う場面、続けられる感触の3つを基準にしてみてください。人気や口コミだけで選ぶと、自分のつらさと向きが合わないことがあります。
香りのもの、肌ざわりのよい布もの、やわらかい明かり、好きな音を流すものなどがあります。ただし、癒しのつもりの香りや音が刺激になる人もいるので、少量や短時間から試してください。
耳栓やメガネのように、目立ちにくく、すぐ外せるものから始めると続けやすいです。使う時に「集中したいので」と一言添える方法もあります。
あります。同じHSPでも、敏感になりやすい刺激も、好む感触も人それぞれです。合わなかった時は自分を責めず、次はどの刺激の対策を試すかを考える材料にしてください。
グッズは刺激を和らげる助けのひとつで、疲れの原因をすべて受け止められるわけではありません。睡眠や休む時間、人と会う頻度、仕事の量など、暮らし全体の負担も一緒に見直してみてください。
HSPのグッズ選びで大切なのは、人気ではなく、自分のつらい刺激に向いているかどうかです。音・光・におい・肌ざわりのどれがつらいかを先に決めると、買い物の迷いが小さくなります。
今日できることは、この1週間で一番しんどかった場面をひとつだけ書き出すこと。それが音なら、まず耳栓かイヤホンを一つ、手頃なものから試してみてください。合わなければやめて構いません。ここまで自分なりに工夫してきたことを、責めなくて構いません。


この記事が気に入ったら
フォローしてね!
このサイトの運営者・ハリピン(HSS型HSP)です。飲食店の店長から営業、東証一部上場(当時)の子会社で社長を5年、転職は6回以上。…で、いまはほぼ無職5年以上続けてます。社長まで行って無職、自分でもすごい振れ幅だと思うけど、これが、わりと本気で「全然オッケー」だと思ってます。 強みも弱みも、やってみないと分からないもので「接客は好きだけど、料理と在庫管理は苦手」って、飲食やって初めて知りました。英語もパソコンも苦手で試めてたことが、AIに助けてもらいながら少しずつできるようになってきた。——つまり、今この瞬間ダメでも、時間が経てば何かが変わるかもしれない。(無職期間も大事ってこと!) 僕がここでやりたいのは、“自分が死ぬ瞬間に自分の人生が「よかったな」と思える様になるキッカケを作ること”。正直、自分自身もまだ模索の途中で、全然偉そうなことは言えません。…でも、だからこそ同じ目線で考えれるかなと思ってます。 健康、睡眠、大事! 死ぬのだけは禁止で!
\ 最後まで読んでくれてありがとうございます /
しんどさの形は人それぞれですが、会社に籍を置いたまま休んで生活費を受け取れる制度があることは、知っておいて損はありません。
無料です。追加すると、ハリピンとのLINEが開きます。送ってくれたメッセージは、僕が自分で読んで返します。