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非常に敏感で繊細なのに、刺激を求めてしまうHSS型HSP。
私自身もHSS型HSPの気質があり、「繊細で傷つきやすいのに、積極的に新しい仕事へ挑戦する」など、内向的な性格とは裏腹に刺激を求めてしまう傾向があります。
そんなHSS型HSPは仕事でも日常でも、あるあるなことがたくさん。
今回はHSS型HSPである私の経験を基に、HSS型HSPあるあるを「仕事編」「日常編」の2つに分けてご紹介していきます。
ぜひ、「内向型なのに刺激を求めてしまう」と、お悩みの方は最後までご覧ください。
HSS型HSP診断を試してみたい方は、下記記事を参考にしてください。
私はHSS型HSPの特徴(超繊細なのに刺激を求めてしまう気質)を持つアデペンです。
WEB系ベンチャー企業を経て独立し、現在WEBライター・マーケターとしてフリーランスとして仕事をしています。
HSS型HSPとは、「繊細で内向的なのに刺激を追求する気質のこと」で、HSPの中では少ないタイプです。
この画像でいうと右上の部分の人がhss型hspだね!
とてもチャレンジ精神が旺盛で、仕事でもプライベートでも変化を好む傾向にありますが、感受性が強く刺激に弱いため、酷く心をすり減らしてしまいます。
今回は、内向的と刺激追求といった矛盾する気質を兼ね備えているHSS型HSPの、あるあるをご紹介しましょう。
繊細なのに、刺激を求めてあれやこれやと新しいことに取り組みがちなHSS型HSP。
仕事においてもたくさんの「あるある」があります。
今回は私の経験を基にHSS型HSPあるある仕事編を10個ご紹介します。
HSS型HSPは繊細で非常に疲れやすいのに、新しい仕事やチャレンジがとっても好きです。
例えば、会社で新規プロジェクトの参加者を募っていたとします。
新しいことへのチャレンジ意欲の高いHSS型HSPは率先して新規プロジェクトの参戦に手を挙げるに違いありません。
こう断言できるのは、当記事を執筆している私自身が新規プロジェクト大好き人間だったからです。
元々私はWEB系のベンチャー企業に勤めていたのですが、WEB業界は変化が激しく、常に新規プロジェクトが出てきます。
そんな環境にいた私は、「これは成長できるかも!」とチャンスを感じると、一目散に新規プロジェクトへ参入。
元々持っている業務と並行しながら、新規プロジェクトにも取り組みます。
取り組んで最初の頃は、刺激もあり成長できると意欲的に取り組めるのですが、だんだん疲れてしまい、最終的に酷く心身を疲弊させてしまうことに。
チャレンジ意欲が高く積極的なマインドは他者からよく評価されるものですが、自分の本来の内向的な気質上、すぐに疲れてしまうことで何とも言えないやるせなさを感じます。
HSS型HSPは、裁量のある仕事を任せてもらったり、「やってみるか?」と期待の目を向けられると、意欲的にチャレンジする傾向があります。
これだけ聞くと、挑戦できてとってもよい気質のように感じますが、問題は引き受けた後。
実際に仕事にチャレンジし失敗すると、まるでこの世の終わりかのように凹みます。
もちろん、上司からは「失敗してもいいからやってみろ!」と、安全の釘を刺されても関係なし。
失敗したことを延々と悔やみ
「どうして自分はできないんだ」
「他の人からバカにされる」
「あの時ああしていれば」
と一人反省会を繰り広げます。
HSS型HSPは毎日仕事を同じ動作でコツコツと繰り返すことが非常に苦手。
文書の送付・データ整理など、同じ動作が続くようなルーティンワークが非常に嫌いです。
かくいう私も、事務業務で毎日エクセルにデータをコツコツ入力するなどの仕事をしていたことがありました。
最初は「仕事だから」と割り切ってできるのですが、これが何ヶ月も続くと次第に苦痛になってきます。
逆に、企画をしたり、資料を作成するなど思考する仕事が大好きで、ルーティンワークとは異なり時間を忘れて夢中になることも。
これがまた心と体を疲れさせてしまう原因にもなるのです。
HSS型HSPは頑張り屋さん。苦手だとわかっていることで、克服しようと頑張る傾向にあります。
例えば、接客や営業。HSS型HSPは、繊細故に人の感情を察し、気にしてしまうあまり接客や営業を行うと酷く疲れてしまいます。
元々察しやすく人の感情に自分の気持ちが左右されてしまう気質なので仕方がないのですが、この接客・営業が苦手だということを克服しようと頑張ってしまうのです。
かくいう私も営業・接客が大の苦手。
しかし、周りを見渡すと、たくさんの人が営業・接客業についており、自分も出来なければいけないと無理をして頑張ってしまいます。
一匹狼でどんな仕事がきても果敢に取り組み続けてきた私。
部下がいても、「最悪私が仕事をやればいい」と一人で抱え込む毎日でした。
HSS型HSPは、夢中になれる仕事があると一人でも果敢に取り組む力があり、非常に頼もしい一面があります。
しかし、何でも抱え込むため、「気が付いたら仕事でいっぱいいっぱいになってしまった」なんてことも少なくないでしょう。
HSS型HSPは、仕事を進めていく中でたくさんのアイデアが思いつき、創造力に優れています。
従って、たくさんのアイデアを提案するポテンシャルを秘めているのですが、同時に相手の求めることを察しやすい性格でもあるため、上手に提案できません。
私はこれまでの仕事でクリエイティブな業務に携わることが多く、たくさん提案の機会がありました。
しかし、「上司はこれを求めていないな」と察した瞬間に、自分の本当に良いと思った提案を押し殺して、相手が求めていそうな提案に切り替えてきたのです。
これは相手に「否定されるのが怖い」といった心理もあるでしょう。なかなか仕事で、自分の意見を伝えられないのは非常に苦しいあるあるです。
実は負けず嫌いなHSS型HSP。
同僚や上司に負けまいと、仕事に全力で取り組む傾向があります。
従って、努力が無事みのり、同僚や上司よりも良い成果を納めることもあるでしょう。
一方で、頑張りすぎるあまりに、いつのまにか心と身体を酷使している場合があります。
かくいう私も、負けず嫌いであり、同僚と仕事で差をつけるために毎日日付が変わるまで残業する日も多々ありました。
そして、最終的に私は適応障害になってしまうのですが、HSS型HSPはとにかく負けず嫌いで頑張り屋さんです。
上司や社長に尊敬できる人がいると、時間を忘れて仕事を頑張る傾向があります。
一度、「私もこうなりたい」「尊敬される人間になりたい」などの憧れを抱くと、しゃかりきに仕事を頑張ってしまうのです。
もちろん、憧れを抱き尊敬できる人に近づくという行為は、非常に良いこと。
しかし、セルフマネジメントが出来ず、さらに本来の繊細さ故に強く心を傷つけてしまうのは、決して良い行いだとは言えないでしょう。
HSS型HSPはチャレンジ意欲が非常に旺盛なので、自分の能力に見合っていない仕事でも頑張って受けてしまうことがあります。
一見、「能力以上の仕事も頑張るなんてすごい」と思えるかもしれません。
確かに、チャレンジしてみて自分を成長させる行為は、非常に賞賛されることでしょう。
しかし、HSS型HSPはこのチャレンジを自分の気持ちの状態とは裏腹に何度も引き受けてしまうため、最終的に心を病んでしまう場合があります。
「これは君にしか出来ない仕事だから」
「これは君だからお願いした仕事だよ」
なんて上司から言われた暁には、どれだけでも仕事を頑張ってしまう傾向があります。
かくいう私も、人に頼られることが好きで、社長と近いポジションで働いていた時に、たくさん頼っていただき、毎日遅くまで仕事していました。
結果、心も身体もズタボロ。
一度頼られるとなかなか自分の行動に制限をかけられず、シャカリキに頑張ってしまいます。
このように、HSS型HSPは、とにかく挑戦的で頑張り屋さん。
しかし、その裏では内向的で非常に繊細な自分がいるため、いつも心と身体を極限まで疲れさせてしまいます。
HSS型HSPに向いている仕事、アルバイトは下記記事を参考下さい!
HSS型HSPは日常でも大変なことがたくさん!
刺激を求めて行動をしますが、非常に繊細なことで苦労をする場面が多々あります。
そこで今度は、HSS型HSPあるあるの日常編を見ていきましょう。
HSS型HSPは、楽しそうなイベントや人がたくさん集まるお祭りが大好きです。
しかし、イベントやお祭りには人がたくさん集まるため、気にすることも多いのです。
例えば
「怒っている人がいて自分も辛い」
「泣いている子供がいて自分も悲しくなった」
「大きい音にびっくりしてしまう」
などなど、繊細な気質故にかかるストレスがたくさんあります。
気分をリフレッシュする目的で楽しむのは大いに構わないのですが、ときどき心の疲れが溜まっていないにも目を向けましょう。
人と会うのが大好きなHSS型HSP。
旅行・飲み会などなど、人が集まって話す場所についつい足を運びがち。
その一方で、解散間近になると心が酷く疲れ、家に帰ったらすぐ寝てしまうなどの経験はありませんか?
かくいう私も、飲み会など集まる場所に行くのが、とっても大好き!
しかし、長時間人といると疲れてしまい、帰る頃にはぐったりです。
というのも、HSS型HSPはとっても繊細なため、飲み会の最中は
「この人楽しく会話しているのかな?」
「ちょっと機嫌悪いかも」
「今の発言傷つけたかな?」
などなど、常に気を使っています。
気を使いすぎるあまりに、長時間人と一緒にいることで酷く疲れてしまうのです。
HSS型HSPは、新しい趣味や勉強にたくさん興味を示しますが、続かずに飽きやすい傾向があります。
とにかく新しく取り組むことが好きなので、ついつい複数の趣味を持ってしまったり、何個も勉強を掛け持ちして頑張ってしまうことも。
さまざまなことに興味を持つ点は非常に良いのですが、抱え混みすぎて嫌になっては元も子もありません。
一度趣味ができると、とことん没頭してしまうHSS型HSP。
その一方で、没頭したあとはすぐに飽きてしまいます。つまり瞬間的な集中力が凄いということ。
例えば、音楽でもゲームでも、新しく趣味ができると、それなりに上手と言われるようになるまでとことん頑張ります。
そして、ある程度まで出来るようになると飽きてしまい、突然趣味を辞めるなんてことも。
かくいう私も、一度趣味ができると極めたいと思いとことん時間を費やすのですが、ある程度のレベルまで行くとフッと興味が無くなり、辞めてしまいます。
友達ができると、よく遊んだり電話をする私。決まった人と深い交友関係を築き、仲良くできるのですが、距離が近くなりすぎると、関係をリセットしたくなることがあります。
実際に私は、友達と距離が近くなりすぎると、これまで取っていた連絡を途絶えさせ、時には連絡先をブロックしてまで関係を断つなんてことがありました。
一体どうして仲良くしていたのに遠ざけてしまうのでしょうか?
私自身も原因が分かった訳ではないのですが、親しくなりすぎて馴れ馴れしい態度をとられることに嫌悪感を抱くからではないかという結論に至りました。
この嫌悪感が強くなった時に、自分から友達との関係を断つことが多く、リセットしがちです。
前述したように、距離が近くなった友達に対して嫌悪感を抱くため、古い友人が少なく、新しい友人が多い傾向にあります。
これまでの交友関係を断つのはもちろんですが、同時に新しい出会いに強く興味を抱くことも。
従って、交友関係がガラッと変わり、昔と今では周りにいる人が違うと言う方も多いのではないでしょうか?
刺激を求めるHSS型HSPは、ワクワクするギャンブルやクジが好きだと言う人もいます。
私自身も、「何が当たるか分からない」と刺激のあるソーシャルゲームのガチャなどが好きで、過去に課金をしていた経験もあります。
一方で、課金をしガチャが外れたあとは、酷く落ち込むことも。
繊細さ故に、「どうして課金してまでガチャを回したのか」と強く後悔することがあります。
私は珍しいことが好きで新しい刺激を求める気質からか、みんなと同じものではなく違うことが好きでした。
例えば音楽です。世間で流行っているアイドルグループの歌を聞くよりも、少しマニアックでメジャーではない音楽を聞くのが大好き。
逆に、自分と同じ音楽を聞いている人が増えてくると、嫌悪感を抱きます。
SNSでの交流は非常に刺激的で、Twitter・インスタグラムなどに没頭することがあります。
しかし、没頭するあまりツイートの良いねが気になったり、返信を頑張りすぎて疲れてしまうことも。
その度に「リセットする」なんてこともあり、周りから面倒な人だと認識されることも少なくありません。
HSS型HSPは困っている人をみると放っておけない上に、積極的に相談にのってしまう傾向があります。
かくいう私も、ついつい同僚や友達の相談を聞いてしまい、自分が相談することはほとんどありません。
周りからは「話しやすいし相談に乗ってくれて優しい」と思われることが多いですが、相談を聞いている本人は酷く疲れていることがあります。
今回はHSS型HSPの私が、仕事と日常で感じたあるあるをご紹介しました。
刺激を求めて新しいことにチャレンジしたり、たくさんの人と話したりと非常にアクティブなHSS型HSP。
しかし、その裏では酷く心を疲弊させており、いつのまにか疲れているなんてことが多々あります。
そして、その疲れを周りに見せないことも多く、他人からは「あの人はとっても野心家で社交的」なんて勘違いされることもあるでしょう。
さらには、勘違いから、あらゆる仕事を引き受けてしまったり、社交の場に呼ばれてしまうなんてこともあるはず。
このように、なかなか生きづらさを感じているHSS型HSPですが、あくまでも気質であり、逆に強みとなることもあります。
しっかりと今の心の状態と向き合いながら、体験したい刺激の取捨選択を行えば、とっても過ごしやすくなるでしょう。
今回ご紹介したあるあるはHSS型HSPのほんの一部にすぎません。
「私もこれを感じている」と共感できるものがあれば、逆に「感じないな」と共感できないものもあるでしょう。
「こういう人もいるんだ」「私の感じたこと他にも感じている人がいるんだな」などの感想を持ってもらえたなら幸いです。
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高校卒業後に非常勤事務員として公務員を務めたのち、WEB系ベンチャー企業でマネージャーを務める。その後、WEB系メガベンチャー企業へ転職し、現在はWEBライター・WEBマーケターとしてフリーランスで活動中。HSS型HSPという気質で生きづらさを感じながらも、葛藤してきた経験を活かし、同じ気質や境遇の方に対して何かお手伝いが出来ればと思っております。【プロフィール詳細はこちら】【自己紹介(インタビュー)記事はこちら】
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