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「やりたくない仕事ばかりで、もう逃げたい」——朝、目が覚めた瞬間にそう思ってしまう。そんな毎日を過ごしていませんか。
コウちゃん私も休み明けに仕事のメールや電話がたくさん来ると、逃げたくなっちゃう(笑)



でも、やりたくないからって逃げるのは……ただ甘えてるだけなのかな。
先に結論だけ言わせてな。やりたくない仕事から逃げるの、アリやで。ただし”なんとなくの逃げ癖”と”自分を守るための撤退”——この2つだけは、分けて考えよ。
この記事は「やりたくない仕事から逃げるのはアリ。ただし”なんとなく逃げる”と”自分を守るために退く”は分けて見極めよう」ということを、当事者の視点からお伝えするための記事です。
この記事の要点
※この記事は2026年6月に内容を見直し、最新の情報に更新しました。


「逃げたいなんて思うのは自分が弱いから」——そう自分を責めていませんか。でも、やりたくない仕事から逃げたいと感じている人は、本当にたくさんいます。
たとえば、こんな声があります。実際にX(旧Twitter)で発信されていたものです。
1番やりたくない仕事、最後に残してしまった…今日明日で終わらせなきゃて気持ちと、逃げたい気持ち。
Xより(@takamatsu03)
「やらなきゃ」と「逃げたい」のあいだで揺れる気持ち。これ、すごく分かります。さらに、Yahoo!知恵袋にはこんな相談も寄せられていました。
仕事で、やりたくないことから逃げるのは駄目ですか? たとえば、みんなの前でプレゼンするのが苦手でやりたくないので、そういう仕事に就かない、とかです。
― Yahoo!知恵袋に寄せられた声より
「逃げるのは駄目かな」と一人で抱えてきましたか。あなたも匿名で、そっと気持ちを置いていけます。
あなたが「逃げたい」と感じるのは、どんなときでしょうか。次のどれかに当てはまるなら、その気持ちはちゃんと理由のあるものです。



ひとつでも当てはまったら、それは「逃げたい」と感じて当然の状況だよ。
結論から言うと、やりたくない仕事から逃げるのはアリです。「逃げる=悪いこと」という思い込みは、いったん手放して大丈夫。
とはいえ、今あなたが「でも、自分の場合はただの甘えなんじゃ…」と怖くなっているなら、その気持ちごと否定したりはしません。だからこそ、このあと一緒に「逃げていい時」と「いったん立ち止まって確認したい時」を見ていきましょう。
とくに知っておいてほしいのが、繊細な気質を持つ人(HSP)は、合わない環境で人より消耗しやすいということ。HSPは、提唱者であるアーロン博士(Elaine N. Aron)の研究によると5人に1人(約20%)が当てはまるとされる気質で、病気ではなく「個性」のひとつです。
出典:エレイン・N・アーロン博士『ささいなことにもすぐに「動揺」してしまうあなたへ。』
刺激や人間関係に敏感なぶん、合わない仕事ではエネルギーを大きく奪われます。つまり「逃げたい」と強く感じるのは弱さではなく、あなたのセンサーが「この環境は危ない」と教えてくれているサインなのです。
正直に言うと、私自身も昔、合わない仕事から逃げるように離れたことがあります。当時は「これは前向きな選択なんだ」と自分に言い聞かせていました。でも今ふり返ると——あのとき退いて、本当によかったと心から思っています。逃げたかどうかなんて、後から見れば大した問題じゃなかったんです。
“逃げ”か”前向き”かなんて、正直あとからどうとでも言える。大事なのは、あんたの心と体が無事かどうか。それだけなんよ。


逃げるのはアリ。とはいえ、「勢いだけで逃げる」と同じ消耗を繰り返してしまうことがあります。そうならないために、逃げる前にこの3つだけ確認してみてください。
①やりたくない原因は何か
②そのやりたくなさは一時的なものか
③本当に「やりたいこと」は何か
まずは「何が嫌なのか」を言葉にしてみましょう。たとえば——
「特定の苦手な業務がある」
「上司に仕事を押し付けられる」
「仕事が覚えられなくて自信がない」
原因がはっきりすると、対策も見えてきます。特定の業務だけが嫌なら、その業務を誰かと交換したり、頑張った後のごほうびを用意したりで乗り切れることも。「全部が嫌」なのか「一部が嫌」なのかを切り分けるだけでも、気持ちはずいぶん整理されます。
今のやりたくなさが「一時的」か「ずっと続くもの」かを見極めましょう。
今のプロジェクトがたまたまキツいだけなら、それが終わるまでの一時的な我慢かもしれません。でも、しばらく様子を見ても「やっぱり無理」と感じるなら、それは一時的ではないサイン。転職を検討してもいいでしょう。
今は「やりたくない仕事」ばかりに意識が向いていますが、あなたの「やりたい仕事」って何でしょうか。
もし、すでにやりたいことがあるなら、思い切ってそちらへ進む準備を。「やりたいことが分からない」のであれば、見つかるまで今の場所で様子を見るのも一つの手です。
やりたいことが、今すぐ分からなくてもまったく問題ありません。「これ以上は無理」という自分の線引きさえ見えていれば、それで十分です。



やりたいことを探すために「キャリア相談」を受けてみるのもいいね!
さきほどの「確認すべき3つ」を整理しても、「自分のこれって、ただの逃げ癖なのかな…」と不安が残る人も多いと思います。逃げ癖(なんとなく逃げる)と、自分を守る撤退(消耗しきって退く)は、見分けるポイントがあります。
| ⚠️ なんとなくの逃げ癖 | ⭕ 自分を守る撤退 | |
|---|---|---|
| 逃げる理由 | 「なんか嫌」と理由があいまい | 「何が消耗するか」を言葉にできる |
| 心身の状態 | 休めば回復する・日常は送れている | 休んでも抜けない・眠れない・体調を崩す |
| 逃げたあと | 同じ理由でまたすぐ逃げたくなる | 環境を変えたら少しずつ回復していく |
とはいえ、これは「逃げ癖はダメ」という話ではありません。逃げ癖がある場合は、逃げる前に「確認すべき3つ」に戻って、原因を一つずつ整理する。心身が限界に近い撤退なら、迷わず退いていい。それだけのことです。



「逃げ癖かも」って思っても大丈夫。それは弱いんじゃなくて、嫌な原因がまだ言葉になってないだけだよ。



分かってる。でも、自分が逃げ癖なのか限界なのか、自分じゃ判断できないんだよ…。
それな。自分のことって、いちばん見えづらいもんな。だからこの表とか、次に出す「逃げていいケース」を、自分に当ててみてほしいんよ。一個でも強く当てはまったら、それはもう”撤退していい合図”やと俺は思うで。


さきほどの表の「⭕ 自分を守る撤退」にあたるのが、次のようなケースです。当てはまる方は、我慢せず逃げて(退いて)いいサインです。
とくにストレスで体調不良や心のバランスの崩れが出ているなら、我慢は禁物です。このまま続けると、うつなどの病気になってからでは回復に時間がかかります。仕事は替えがききますが、あなたの心と体は替えがききません。
「これは気の持ちようかな」と迷ったときは、次のサインを目安にしてください。当てはまるものが続くなら、逃げる・退く前に、まず専門家(医療機関)に相談を。
| セルフケアで様子を見られる | 専門家に相談したいサイン |
|---|---|
| 休日に休めば気持ちが回復する | 休んでも疲れや気分の落ち込みが抜けない |
| 仕事を離れれば眠れる・食べられる | 眠れない・食欲がない状態が2週間以上続く |
| つらいが日常生活は送れている | 朝起きられない・涙が止まらないなど生活に支障が出る |
※これは医学的な診断基準ではなく、受診を考えるときの目安です。気になるときは、早めに専門家へ相談してください。



まずは体調優先! つらいときは無理せず、休む勇気も大事だよ。



…この表とかケースなら、自分でもちょっと当てはめてみられそう。少し、整理できてきたかも。


「逃げよう」と決めたら、後悔しない逃げ方を選びましょう。大きく分けて2つの方法があります。
ありきたりですが、やりたくない仕事から逃げるには退職するのが1番確実です。「だらだら続けても時間の無駄」と、薄々気づいているのではないでしょうか。



でも、自分から「辞めます」って踏ん切りがつかないんだよね…。
その気持ち、すごく分かります。そんな「自分では言い出せない」あなたには、退職代行という方法もあります。あなたに代わって退職の意思を伝えてくれるサービスで、会社に出社せずに辞めることも可能です。
ある退職代行サービスが行った調査では、退職を考えている人のうち約半数が「今の会社を辞めるなら退職代行を検討する」と回答したという結果もあり、退職方法の1つとしてメジャーになりつつあります。


次の転職先を決めてしまってから逃げるのも、後悔しない良い方法です。収入が途切れる不安がなく、「次がある」という安心感が、今の職場を離れる踏ん切りにもなります。
ここで大事なのは、「とにかく今と違えばいい」で勢い任せに決めないこと。「何に消耗したのか」を言葉にしてから、その要素を外して次を選ぶ。これだけで、同じ失敗を繰り返しにくくなります。
“もう無理、とにかく逃げよ”で次を選ぶと、また同じ所でしんどくなりがちなんよ。”何がしんどかったか”を言葉にしてから動くだけで、ぜんぜん違うで。
とはいえ、働きながら一人で転職先を探すのは大変です。そんなときに頼れるのが転職エージェント。あなたに合った求人の紹介から、履歴書の添削・面接の対策まで、すべて無料でサポートしてくれます。
「そろそろ環境を変えたい」と思えてきたら、HSPさんに向いた転職エージェントの選び方をまとめた記事も用意しています。あわてて決める前に、まずは情報だけでも覗いてみてください。


甘えではありません。とくに心や体に不調が出ているなら、退くことは自分を守るための正しい選択です。
ただし「なんとなく嫌」で繰り返し逃げてしまう場合は、記事内の「確認すべき3つ」で原因を整理すると、同じ消耗を防ぎやすくなります。
「全部が嫌」なのか「一部が嫌」なのかを切り分けるのが第一歩です。
嫌な原因を具体的な言葉にして、避けられるもの・工夫で乗り切れるものに分けていくと、「なんとなく逃げる」が減っていきます。それでも消耗が続くなら、それは逃げ癖ではなく環境が合っていないサインです。
なんとかなります。失業保険などの制度を利用したり、転職して環境を変えたりと、辞めたあとの道はちゃんと用意されています。
やりたくない仕事から逃げるのは、決して悪いことではありません。大切なのは「なんとなくの逃げ癖」と「自分を守る撤退」を分けて、後悔しない逃げ方を選ぶこと。とくに心や体が悲鳴をあげているなら、退くことはあなたを守る前向きな選択です。



……うん。ちょっとだけ、肩の力が抜けた気がする。逃げても、いいんだね。
そうそう、それでええんよ。一個だけ約束な。何があっても、死ぬのだけは禁止で! 健康さえありゃ、人生はいつでもやり直せるから。
逃げ方は、即退職・退職代行・転職して逃げるなど、いろいろあります。この記事を参考に、あなたに合った逃げ方を、あせらず選んでみてくださいね。
つらい気持ちが強く「消えてしまいたい」と感じるときは、ひとりで抱えこまないでください。
・こころの健康相談統一ダイヤル:0570-064-556(公的な相談窓口)
・よりそいホットライン:0120-279-338(24時間・通話無料)
・いのちの電話:0570-783-556
専門の相談員が、あなたの話をそのまま聞いてくれます。
「やりたくない仕事から逃げたいの、自分だけなのかな…」そう感じたら、同じ気持ちを抱える人がここで打ち明けてるよ。
ひとりで抱えこまなくて大丈夫
✔ 匿名・ニックネームでOK
✔ ひとことだけでもOK
✔ 読むだけでもOK
この記事を書いた人|HSS型HSPとお仕事と私
繊細な気質と向き合いながら、合わない職場を離れる経験も重ねてきたHSS型HSP当事者。「逃げてもいい、自分を守っていい」を、同じように悩む方へ当事者の視点で発信しています。
「逃げていいのか」の次に来る問いは「この職場に見切りをつけるべきか」です。見切りのタイミングの見極め方をまとめました。




「辞めたい」けど、その先が怖くて動けない…そんなふうに一人で抱え込んでいないかな。すぐ決めなくても、プロに話すだけで頭の中が整理されることも多いよ。無料で相談できる転職エージェントを下の記事にまとめているから、参考にしてみてね。



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このサイトの運営者・ハリピン(HSS型HSP)です。飲食店の店長から営業、東証一部上場(当時)の子会社で社長を5年、転職は6回以上。…で、いまはほぼ無職5年以上続けてます。社長まで行って無職、自分でもすごい振れ幅だと思うけど、これが、わりと本気で「全然オッケー」だと思ってます。 強みも弱みも、やってみないと分からないもので「接客は好きだけど、料理と在庫管理は苦手」って、飲食やって初めて知りました。英語もパソコンも苦手で試めてたことが、AIに助けてもらいながら少しずつできるようになってきた。——つまり、今この瞬間ダメでも、時間が経てば何かが変わるかもしれない。(無職期間も大事ってこと!) 僕がここでやりたいのは、“自分が死ぬ瞬間に自分の人生が「よかったな」と思える様になるキッカケを作ること”。正直、自分自身もまだ模索の途中で、全然偉そうなことは言えません。…でも、だからこそ同じ目線で考えれるかなと思ってます。 健康、睡眠、大事! 死ぬのだけは禁止で!
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