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最近よく耳にするHSP。HSPとは感受性が強く、とても繊細な人を指します。しかし
人のことを気にしたり、傷つきやすい所もあるけど、新しい仕事やイベントが好きな自分はHSPとは違うのかな?
と一般的に言われるHSPの特徴にすこーし違和感を感じることはありませんか?
実はHSPにも種類があり「傷つきやすいのに刺激を求めてしまう」という矛盾を抱えているHSS型HSPが存在します。
HSS型HSP?初めて聞いたよ
という方も多いでしょう。
そこで今回はHSS型HSPの特徴をご紹介します。また、HSS型HSP(刺激を求める内向的なタイプ)の方が楽に生きるためのポイントも解説していますので、是非最後までご覧ください。
HSS型HSPとはHSPを4つに分けたウチのつです。(画像の赤丸で囲ってる部分がそれ)「繊細で内向的な性格なのに、刺激を追い求めてしまう」属性のHSPのこと言います。チャレンジ精神旺盛で、仕事や私生活でも変化を好む反面、感受性の強さゆえに傷つきやすい傾向があります。
繊細で内向的な性格なのに、刺激を追い求めてしまうHSS型HSP。下記の特徴のうち約7割ほど当てはまる方は、HSS型HSPの可能性があります。どのような特徴があるのか具体的にみていきましょう。
HSPを自覚している方で上記の7割が当てはまれば、あなたはHSS型のHSPです!
HSPとは、一言でいうと「とても繊細な人」。人よりも感受性が強く、光・音・ニオイ、相手の感情などに敏感で影響を受けやすい特徴があります。
生活のあらゆる場面で、さまざまな「辛さ」を感じながら過ごしているのがHSPです。
人の性格や気質は十人十色。人懐っこい人もいれば、シャイな人もいるように、HSPにもさまざまなタイプが存在します。HSPの4つの分類はこちらです。
それぞれのタイプをみていきましょう。
好奇心旺盛で変化やチャレンジを好む一方で、繊細で傷つきやすい気質。まるでアクセルとブレーキを同時に踏んでいるような矛盾を抱えています。
チャレンジ精神旺盛で刺激を求めるHSS型に加え、リーダーシップを発揮したり周囲の人に気を配る外交的なタイプです。人付き合いを上手くこなしているように見えますが、その裏で非常に疲れたり傷ついたりしています。
一般的にイメージされるHSP。繊細かつ内気な気質を持つ方です。
HSPといわれる方の約70%の方が該当するといわれています。
社交的で人当たりが良いですが、些細なことでストレスを溜め込んでしまうタイプ。積極的に刺激を求めないため、比較的リスクの少ない行動を選びがちです。
HSPというと内向的な人をイメージしがちですが、人と関わることが好きな外交的な人も存在します。
HSEとは刺激や相手の感情に敏感で繊細ではあるが、外交的(社交的)な気質を持つ人のこと。
HSPとHSEには「繊細で傷つきやすい」という共通した特性があることから、日本ではHSEもまとめてHSPと呼ばれています。
ここまで当記事をご覧になっていただきありがとうございます。HSPの分類や具体的なHSS型HSPの特徴をみると、やはり自分がHSS型HSPに当てはまるのか気になりませんか?
そんなあなたに約3分で気軽に診断できるサイトをご紹介します。
https://questi.jp/diagnoses/commons/hsp
こちらのサイトは、40問の質問に答えるだけで、HSPなのか、そして何型のHSPであるのかを気軽に診断。自分のタイプを知ると対処法も探しやすくなります。
HSPの中でも稀なタイプのHSS型HSPは一体どのくらいの人が当てはまるのでしょうか。
HSPの生みの親、アメリカの心理学者アーロン博士によると、HSPのうち約30%がHSS型HSPなのだそうです。HSPは世界の人口の約20%。5人に1人といわれていますので、HSS型HSPは人口の6%となります。
つまり100人のうち約6人ほどと少数派であるため、周りの人から共感されにくい苦しみがあります。
参考:https://tokyo-brain.clinic/psychiatric-illness/hsp/4893
刺激を求める気持ちと刺激を敏感に感じすぎてしまう気質を兼ね備えているHSS型HSPの人は以下のような悩みが多いです。
刺激を求めるが故に、人との関わりを多く持とうとするHSS型HSPの人は対人関係の悩みや疲れを多く感じるそうです。
傷つきやすい繊細さと、刺激や変化を求める矛盾を抱えながら過ごしているHSS型HSP。日頃感じている生きにくさを軽くするにはどうすべきか2つのポイントをご紹介します。
自分を否定せず、認めてあげることから始めましょう。あなたが感じている生きにくさは「環境のせい」でもありますし、「あなたの感じ方」が間違っているのでもありません。
あなたが生きにくさを「苦しい」と感じるのは、人よりも敏感なのに、周りに溶け込もうと頑張りすぎているからです。
まずは、自分がナチュラルに感じることがダメではないと認めてあげましょう。
あなたがHSS型HSPの特徴を知り、自分自身の気質をよく理解することができれば、悩んだり、疲れてしまうことを特性の1つだと割り切ることができます。
あなたが刺激を求めるが故に、精神的な疲れやストレスを溜め込みやすいことは仕方がないこと。そこで意図的に自分自身を休める日を作りましょう。
例えば、「何も予定を入れない日を意識して作る」「スマホを見ない時間を作る」など1人の時間を大切にすると良いですね。
有名人の中にはHSP気質を持っている方が多いです。お笑い芸人であり、近年はコメンテーターや文化人のイメージも強い田村淳さんもHSS型HSPだと公表しています。
HSSの「好奇心が強い」性質とHSPの「物事を深く考える」特性によって、HSS型HSPの方には勉強熱心で物知りな方が多いといわれています。
さらに共感力が高いので、「細かく言われなくても、理解して行動できる」ためHSS型HSPは天才肌と言われることも多いです。
ここまでHSS型HSPの特徴についてご紹介しました。
好奇心旺盛で変化やチャレンジを好む一方で、繊細で傷つきやすいHSS型HSP。明るく振る舞っている自分と、本来の傷つきやすい自分とのギャップに疲れてしまう時もあります。
自分自身の感じ方や気質を理解し、1番に自分を認めてあげることから始めましょう。
当記事が少しでもあなたの生きにくさを軽減できるヒントとなれば幸いです。
以下の記事では、HSS型HSP当事者が経験をもとにさまざまな【あるある】をまとめていますので、同じ悩みを持つ人をみてみたい方は是非ご覧ください。
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塾講師やWEB会社の営業を経て、現在は小学生の子供を持つ主婦ライターとして活動中。日々、育児と家事に追われながらなんとか頑張っています!HSP要素は中ぐらい。
このサイトがHSP自覚の薄い方へ何かのきっかけになればうれしいです!
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