HSPとお仕事と私

HSPコーチングとカウンセリングの違い|キャリアの迷いで選ぶ目安

HSPコーチングとカウンセリングの違い|キャリアの迷いで選ぶ目安
本記事には広告(プロモーション)が含まれています。

夜、仕事から帰って、スマホを手にベッドの端に座る。「このままでいいのかな」という考えが、数日前から頭の隅に居座っている。

「コーチングって、話すだけで本当に何か変わるの?」

「カウンセリングとどう違うのか、よく分からない」

「敏感な自分が、押しの強いコーチに当たったら怖い」

気になるのに、申し込みボタンの手前で指が止まる。検索窓に「hsp コーチング」と打ったあなたは、慎重なだけで、何もおかしくありません。

先に答えをお伝えします。HSPのコーチングとカウンセリングは、向いている方向が違います。コーチングは「これからどうしたいか」、カウンセリングは「いまの気持ちとつらさをどう整えるか」が中心です。気力が残っていて動き方に迷うならコーチング、つらさが続いて余裕がないならカウンセリングや医療機関が先、というのが目安になります。

この記事では、2つの違い、HSPがコーチングに向く場面と向かない場面、キャリアの迷いでの使い方、HSS型HSPが気をつけたい点、コーチの選び方を順に整理します。HSPは、刺激や人の感情を細かく受け取りやすい気質を指す言葉で、病名ではありません。

※本記事は医療的な診断・治療を勧めるものではありません。眠れない、気分の落ち込みが続くなど、つらさが長引く時は、医療機関や専門の相談窓口に相談してください。

コーチングって、気合いの入った人が受けるものっていうイメージで…。

ハリピン

そのイメージで止まっとる人、多いんよ。気合いより、自分に合う使いどころを知るほうが先やで。

気になる所をタップ

HSPコーチングとカウンセリングの違いは「向く方向」

名前が似ているので同じものに見えますが、話の中心がどこにあるかが違います。コーチングは目標や次の一歩に光を当て、カウンセリングは気持ちや心の状態に寄り添います。どちらが上、という話ではありません。

コーチングカウンセリング
向く方向これからどうしたいかいまの気持ちとつらさ
話の中心目指したいこと・次の一歩気持ち・出来事・いまの不調
合いやすい状態気力は残っていて、動き方に迷う眠れない、沈む、動けない状態が続く
担い手資格や経歴は提供者によって異なる公認心理師・臨床心理士など資格を持つ人もいる

ただし、境界ははっきり分かれていません。コーチングの中で気持ちの話が出ることもあれば、カウンセリングの中で今後の話をすることもあります。名前よりも、「いまの自分が何を必要としているか」で選ぶほうが外れにくいです。

HSPが「話すだけで変わるの?」と迷うのは自然なこと

人の言葉や空気を深く受け取りやすいぶん、「話した相手に合わせてしまいそう」「期待に応えようとして疲れそう」と先回りして考えてしまう人は少なくありません。それは用心深さではなく、相手の反応を丁寧に感じ取る力の裏返しです。迷う力があるから、合わない相手を見分ける材料も集めやすいのです。

HSPがコーチングに向くのは、気力があって「動き方」に迷う時

コーチングが力を発揮しやすいのは、やりたいことはあるのに、順番が決められない時です。頭の中でぐるぐるしている考えを、人に話しながら言葉にして並べ直すだけで、次の一歩が見えることがあります。

コーチングが合いやすい例

  • 今の仕事を続けるか、変えるかで迷っているが、日常生活は回っている
  • やりたいことが複数あって、どれから手をつけるか決められない
  • 人に話すと考えが整理されやすい
  • 自分の価値観や得意なことを、言葉にしておきたい

コーチングが合いにくい例

朝起きられない日が続く、食欲や睡眠が大きく乱れている、理由もなく涙が出る。こうした状態では、「目標を立てて動く」こと自体が重荷になりやすいです。この段階でコーチングを頑張ると、「動けない自分」を責める材料が増えてしまうことがあります。まず休むこと、必要なら医療機関に相談することを先にしてください。

厚生労働省の「まもろうよ こころ」では、電話やSNSで相談できる窓口が案内されています。誰かに話してみたいけれど、どこに連絡すればいいか分からない時の入口になります。

しんどい日もあるけど、動けないほどではなくて…。どっちなんやろ。

ハリピン

ええ質問や。「やりたいことを考える元気がある」なら、コーチング寄りかもな。考えるのもしんどいなら、休むほうが先やで。

HSPがカウンセリングを先にしたほうがいいのは、つらさが続いている時

気持ちの重さが何日も続いている、人と会うのが怖くなった、仕事のことを考えると体に症状が出る。そんな時は、目標より先に、心の土台を整えるほうが安全です。カウンセリングは、過去の出来事やいまの気持ちをゆっくり言葉にする場として使われます。

つらさが強い、続いているという時は、カウンセリングに加えて、心療内科や精神科など医療機関への相談も選択肢に入れてください。コーチングは診断や治療の代わりにはならないからです。どこで話すか迷う場合は、HSS型HSPのカウンセリングの選び方で、相談先ごとの違いを整理しています。

「話を聞いてもらう」ことと「次の一歩を決める」ことは、順番に行えば両方使えます。先にカウンセリングで気持ちを整え、余裕が出てきたらコーチングで動き方を考える。そんな順番で使う人もいます。

HSPのキャリアコーチングは、仕事の迷いを言葉にして整理する場

hsp キャリア コーチングが気になる時は、仕事を変えたいのか、続けたいのかがはっきりしないまま、動けずにいることが少なくありません。キャリアコーチングは、その迷いの中身を分けて見る手伝いをする場として使われます。

キャリアの迷いで整理できること

刺激の多さがつらいのか、人間関係なのか、仕事の中身なのか。迷いの正体を言葉にすると、転職する以外の手(部署、働き方、伝え方)も候補に入ってきます。たとえば、職場にHSPのことを伝えるかどうかで悩んでいるなら、HSPを職場に伝えるかどうかの記事も、考える材料になります。

コーチング以外にも、キャリア相談という選択肢がある

仕事の迷いだけなら、コーチングに限らず、キャリア相談という形もあります。オンラインで気軽に話せる相談の特徴は、オンラインのキャリア相談のメリットにまとめています。コーチングと比べて、どちらが自分の迷いに近いかを見る材料にしてください。

HSS型HSPがコーチングを使う時に気をつけたいこと

HSS型HSPは、刺激や新しいことを求める面と、疲れやすく繊細な面を併せ持つ傾向があると言われます。この組み合わせでコーチングを使う時は、意欲に任せて詰め込みすぎないことが大切です。

気分が乗っている時は、目標をたくさん立てたくなります。でも、数週間後に疲れが出て全部がしんどくなる、という流れに入りやすい人もいます。目標は少なめに置いて、「休む日」も計画に入れてもらえるかを、最初の面談で確認してみてください。

HSS型HSPの特徴や、飽きやすさとの付き合い方は人によって違います。自分のタイプに自信がなくても、コーチングを受けられないわけではありません。「自分は新しいことに惹かれやすい」「疲れが後から来る」といった傾向を、そのまま伝えておくと、進め方を合わせてもらいやすくなります。

HSPがコーチングを選ぶ時に見ること

コーチングは、提供する人によって進め方も雰囲気も大きく違います。料金や期間もまちまちなので、契約の前に条件を書面で確かめることをおすすめします。金額や回数は、各サービスの公式案内で確認してください。

無料体験や初回面談で見ること

  • 話をさえぎらず、最後まで聞いてくれるか
  • こちらの沈黙を、急かさず待ってくれるか
  • HSPの気質について、決めつけず質問してくれるか
  • 料金・期間・解約の条件を、はっきり説明してくれるか
  • 面談のあと、疲れ方が「静かな疲れ」か「ぐったりした疲れ」か

合わないかもしれないサイン

「変われない人は甘え」といった言い方をする、その場で急いで契約を迫る、不安をあおって話を進める、医療が必要そうな状態でも相談を勧めない。こうした場面が一つでもあれば、無理に続けず、距離を置いて大丈夫です。合わないと感じるのは、感受性が働いているからで、わがままではありません。

断るのが苦手で、その場で決めてしまいそうなんです…。

ハリピン

「一晩考えて返事します」で十分やで。ちゃんとしたところなら、待ってくれるはずや。

HSPのコーチング・カウンセリングのよくある質問

HSPはコーチングを受けたほうがいいですか?

受けるべきと決まっているわけではありません。気力があって動き方に迷う時に向くものなので、いまの自分の状態を見て決めてください。つらさが続くなら、先に休むか専門機関へ相談するほうが安心です。

HSPのカウンセリングとコーチングは、どちらから始めるべきですか?

気持ちが沈んでいる、眠れないなどが続くなら、カウンセリングや医療機関が先です。日常が回っていて、今後の動き方に迷っているなら、コーチングも選択肢になります。迷う時は、まず無料の相談窓口で状況を話してみる方法もあります。

HSPのキャリアコーチングでは、何を話しますか?

仕事で何がしんどいのか、どんな働き方なら続けやすいのか、次に何を試すかといった話が中心になります。進め方は提供者によって違うので、初回の面談で確認してください。

HSS型HSPでもコーチングは受けられますか?

受けられます。刺激を求める面があるぶん、目標を詰め込みすぎないことと、休む日を決めておくことを、最初に伝えておくと進めやすくなります。

コーチングを受けて、合わないと感じたらやめてもいいですか?

やめてかまいません。契約している場合は、解約の条件を確認してから決めてください。合わなかった経験も、自分に合う進め方を知る材料になります。

まとめ|コーチングかカウンセリングかは、いまの余裕で選ぶ

コーチングは「これからどうするか」、カウンセリングは「いまのつらさをどう整えるか」。気力が残っているかどうかで選ぶと、大きく外れにくくなります。つらさが続く時は、無理にどちらかを選ばず、医療機関や相談窓口に相談してください。

今日できることは、「いまの自分は、考える元気があるか、休みたいか」を一行だけメモすること。答えが出たら、それが次に選ぶ相談先の目安になります。

HSPコーチングとカウンセリングの違い|キャリアの迷いで選ぶ目安

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

この記事を書いたHSPさん

ハリピン(HSS型HSP)のアバター ハリピン(HSS型HSP) 「HSPとお仕事と私」サイト運営者

このサイトの運営者・ハリピン(HSS型HSP)です。飲食店の店長から営業、東証一部上場(当時)の子会社で社長を5年、転職は6回以上。…で、いまはほぼ無職5年以上続けてます。社長まで行って無職、自分でもすごい振れ幅だと思うけど、これが、わりと本気で「全然オッケー」だと思ってます。 強みも弱みも、やってみないと分からないもので「接客は好きだけど、料理と在庫管理は苦手」って、飲食やって初めて知りました。英語もパソコンも苦手で試めてたことが、AIに助けてもらいながら少しずつできるようになってきた。——つまり、今この瞬間ダメでも、時間が経てば何かが変わるかもしれない。(無職期間も大事ってこと!) 僕がここでやりたいのは、“自分が死ぬ瞬間に自分の人生が「よかったな」と思える様になるキッカケを作ること”。正直、自分自身もまだ模索の途中で、全然偉そうなことは言えません。…でも、だからこそ同じ目線で考えれるかなと思ってます。 健康、睡眠、大事! 死ぬのだけは禁止で!

\ 教えて掲示板 /

\ みんなとつながろう /

\ 最後まで読んでくれてありがとうございます /

しんどさの形は人それぞれですが、会社に籍を置いたまま休んで生活費を受け取れる制度があることは、知っておいて損はありません。

無料です。追加すると、ハリピンとのLINEが開きます。送ってくれたメッセージは、僕が自分で読んで返します。

気になる所をタップ