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月曜の朝。体がだるい。
昨日もよく眠れなかったし、体調が最悪だ。
「今日は仕事に行けない。行きたくない」としか考えられない。
休む連絡を会社にして休むことになったけど、次は仕事を休んだ罪悪感と自己嫌悪が襲ってきて後悔。
無理してでも行けば良かったかもしれない。
自分はなんてダメなんだろう。
これは私がうつ病と診断される直前に仕事を休んだ時の心情です。
うつ病もしくはうつの兆候がある人は、仕事を休むことに大きな罪悪感を感じてしまいます。
しかし、休むことは本当に必要なこと。
この記事では、仕事を休む罪悪感でつらい方に向けて、罪悪感を和らげる方法をご紹介します。
どうして仕事を休むと罪悪感を抱くのか理由を紐解いてみましょう。
うつ病、またはうつ状態にある場合、頻繁に仕事を休んだり、連続で欠勤することもあると思います。
休むたびに「職場に迷惑をかけている」と感じてしまい、さらに落ち込んでしまうのです。
仕事に行けないから休むのに、休んでも苦しんじゃう
休むことを「怠け癖がついている」「社会人として失格」と悪いことだと先入観を持っている方もいます。
「そんなの古い考えだ」と頭では分かっていても、心のどこかで「休むなんて良くない」と感じているのです。
「頑張れば出社できたかもしれない」と休んだ後に思うのは、無意識に自分が怠けていると思っているからかもしれません。
「みんな頑張って仕事をしているのに申し訳ない」と仕事を休んだことに引け目を感じているケースもあります。
「気分転換に散歩に出かけても、スーツで歩いている人や仕事中の人を見ると、自分がサボっているように感じてつらい」という方も。
休むと色々考えてしまって罪悪感
責任感が強く、真面目な性格の人はうつの症状が出やすいといわれています。
そのため、仕事を休むことを「自分の弱さ」と感じてしまうケースも。
自分のことが許せないために、罪の意識を持ってしまいます。
あなたが精神的に不調になったのは弱いからではありません。
責任感が強い人は「休むことによって仕事がたまる」「同僚から遅れをとる」焦りを感じてしまうこともあります。
引用:https://twitter.com/hanamirituki/status/1553927860968394754?s=61&t=5Pg14kZV9sip-_xP2vW2uQ
月曜日はただでさえ忙しいのに、休むと他の人にカバーさせたり、明日の自分が大変になることが目に見えているので罪悪感を感じやすいですよね。
休むことで、経済的な不安を感じるケースもあります。
引用:https://twitter.com/5iowh3xbmkprdec/status/1437896833787842560?s=61&t=5Pg14kZV9sip-_xP2vW
「休みすぎて首になったらどうしよう」「このまま仕事に行けなかったら生活できないかも」と心配になるんですよね。
「働かないといけないのに休んでしまった」罪悪感でさらに不安が募ります。
本当は休みたいのに、経済的な不安で休めない方はこちらをぜひご覧ください。
罪悪感を感じる必要はないですよ!
と言われても、罪悪感がなくなる事はないでしょう。
しかし、その気持ちを和らげることはできます。
うつ病またはうつ病かもしれないと感じる方に向けて「仕事を休む罪悪感を和らげる方法」をみていきましょう。
罪悪感で押し潰されそうな気持ちを1人で抱えていては、さらにメンタルを病んでしまいます。
特にうつの傾向がある方は、自分の気持ちを溜め込みがち。
少しずつで良いので、自分の気持ちを吐き出すことを心がけましょう。
気持ちを溜め込まない方法
文字にしたり、誰かに話して心の中のモヤモヤを発散しましょう。
誰にも話せる人がいない
そんな時は、オンラインカウンセリングがおすすめ。
話を聞くプロがあなたに寄り添ってくれます。
うつの治療で大切なのは休養です。
つまり、うつの症状でつらい、仕事に行けない時は「休むことが仕事」だと考えましょう。
うつで休職する人の多くが「休むことの罪悪感」に悩むといわれています。
焦ったり、「何かをしなければ」と不安になるかもしれませんが、ただ心と身体を休めてください。
「休むことが仕事」この言葉に救われた人がたくさんいるよ
仕事を休んで罪悪感を感じるのは「他の人」に対して申し訳ないという気持ちになるからです。
「職場に迷惑をかけている」
「家族に心配させている」
と人に対して罪悪感があります。
しかし、うつでしんどいのは「あなた」です。
「私がつらいんだから休む」
「今休まなければ私が壊れてしまう」
このように自分中心に考えてください。
あなたにとって1番大切なのは、あなたの健康です。
うつの傾向がある人は「自分が悪い」「私が頑張らなければ」と責任感が強く、自分を責める傾向があります。
しかし、あなたがメンタルを病むほどつらい状況になったのは、あなたの責任じゃありません。
自分ばかりを責めていては、ずっと罪悪感を持ち続けてしまいます。
そんな時は、ちょっと人のせいにしてみませんか?
「うつになったのは会社のせい」
「あの人のせいでストレスがなくならない」
面と向かって「お前のせいだ」と言えということではありません。
心の中で「自分は悪くない」と言い聞かせてみて下さい。
自分の気持ちが楽になるなら、そう考えたっていいんだよ
本来、仕事を休むことに罪悪感は必要ありません。
この章では、うつ病またはうつ病っぽいなと感じる人に向けて「休むことに罪悪感を持たなくて良い理由」を解説します。
繰り返しになりますが「今は休むことが仕事」です。
メンタルや体調が悪い中、無理をして会社に行く方がかえって迷惑になる可能性もあります。
また、仕事を休まないで無理をした結果、長期間仕事ができなくなるケースも。
今以上に迷惑をかけてしまうことになるよ
今しっかり休むことが、周りへの影響を最小限にできる方法なのです。
あなたは回復することだけを考えていいんだよ
「休むと職場に迷惑をかけてしまう」と多くの方が罪悪感を抱きます。
しかし、あなたが休んだことで仕事が回らなくなるのは会社の責任です。
あなたが責任を感じることではありません。
人手不足や、働きやすい環境を整えるのは会社の仕事!
また、休みやすい環境を作ることもまた会社の仕事なのです。
実はあなたが休むことで救われる人もいます。
例えば、上司が全く有給を取らない人だったり、残業ばかりしていると、有給を使ったり先に帰りにくいですよね。
同じように、あなたが休むことで「自分もつらい時休んでいいんだ」と勇気づけられている人もいるかもしれません。
実際、私が新卒で働いていた会社は、古い体質で上司が全く休まない人でした。
そのため、風邪で熱があっても休みにくい(むしろ休めない)雰囲気。
無理をして働くのが当たり前でした。
しかし、転職した後の会社は、体調不良や家族の用事などで休むのが普通で、上司が率先して有給を使っていたんです。
あ、休むのって普通なんだ
と気持ちがとても楽になったことを覚えています。
このように、あなたが休むことで「休んでいいんだ」と誰かを救っているかもしれません。
「最近、頻繁に体調を崩す」「会社に行きたくない、行けないという日が多い」とうつ病っぽいと感じている場合は早めに病院を受診しましょう。
うつっぽさを感じたら、まず十分に休息をとることが一番です。
しかし、うつっぽい状態が続くならきちんと診察して、早期に治療を始めることが大切。
早く治療を開始できれば、あなたがつらいと苦しむ時間も短くなる
当記事では、仕事を休むと罪悪感がある方に向けて、罪悪感を和らげる方法をご紹介しました。
最後におさらいです。
うつ病または、うつっぽいと感じている場合、休むことが重要。
休むことがあなたの仕事です。
罪悪感や不安、焦りなど仕事を休むと、さまざまなことを考えてしまいますが、きちんと休むことが一番の回復方法。
また、うつの症状が続いている方は、仕事を休むだけでなく早めに病院を受診してくださいね。
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塾講師やWEB会社の営業を経て、現在は小学生の子供を持つ主婦ライターとして活動中。日々、育児と家事に追われながらなんとか頑張っています!HSP要素は中ぐらい。
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