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刺激に敏感で疲れやすいHSP。
周りに気を使って疲労がハンパない
人間関係で馴染めなくて仕事が怖い
など他の人と同じように働くのが辛くて「普通に働けない」と感じる方も多いでしょう。
実は私も普通に働けない人間です
そこで今回は、「働くのが辛い」「もう働けない」と感じているHSPさんに向けて、働けない原因と対策をご紹介します。
特に働けないことを悩んでる人は私の体験談を読んでみてね!
私は現在フリーランスでWEBライター業をしています。
会社員ではなくフリーランスという道を選んだ理由はズバリ「普通に働けない」からです。
この章ではそんな私の体験談をご紹介します。
私がフリーランスになったのは、前職のWEB商材を扱う会社が事業撤退をしたことがきっかけです。
本来ならば、事業撤退が決まった時点で次の仕事(会社)を探すのが普通だと思います。
しかし、私はどうしても就職活動する気が起きなかったのです。
私が「普通に働くこと」が嫌な理由はこちら。
私のHSP気質が関係するのですが、面接や新しい環境など「知らない人と関わること」が異常に怖いです。
本当に異常だと自分でも思うくらい「緊張して喋れなくなったり」「気を使いすぎて胃痛がする」など面接や新しい環境のことを考えるだけで怖くてたまりません。
そんな状態だから再就職できるわけがないよね
また、妙にプライドがある私は「誰でもできる仕事は嫌だ」とわがままなのです。
そのプライドが邪魔して求人に載っている仕事を「あれも嫌だ」「これも嫌だ」とやる気になれませんでした。
そんなこと言ってる場合じゃないのにね(笑)
私の家庭環境の話になりますが、夫と小学校低学年の息子の3人暮らし。
前職が事業撤退したのは、息子がもうすぐ小学校に上がるという時です。
小学生になると保育所のように長く預かってもらえません。(我が家の校区は学童激戦区)
息子の生活を考えると、学校に行っている間だけパートなどで働くのがベスト。
パートで働いたとしても「夏休みは誰が子どもを見るの?」と問題がたくさんあります。
そこで私は「自分の仕事よりも息子の生活が優先」と考えました。
あくまで仕事の人生の一部。今は息子中心に生活したかったのです。
だからこそ、家で働けるフリーランスになることを決意しました!
そして現在の私。毎日家族が家を出てからライター業に集中。
大体15時頃に帰宅する息子の帰りを出迎える生活です。
毎日のように息子の友達が遊びに来て、肝っ玉母ちゃんやってます(笑)
授業参観など学校行事もフル参加。休むために上司や同僚に気を遣わなくて良いところもフリーランスの良いところです。
駆け出しフリーランスの私は、正直普通に働いた方が収入は良いと思います。
しかし、子供が遊んでいる様子を眺めながら作業する日常が幸せです。
「普通に働けない私だから今の幸せがある!」
これはあくまで私個人の生活スタイルや考え方の話であって、正社員で働くことや夫婦共働きを否定するものではありません。
「働けない」と悩むHSPに伝えたいのは次の5つです。
あなたは以下のような固定概念に縛られていませんか?
上記のような価値観がいつも正しいとは限りません。
前章の体験談ではあえて「普通」という言葉を使いましたが、普通って一体何なのでしょう。
例えば正社員で「普通」に働くことが辛いなら、あなたにとっては正社員は普通の働き方ではありません。
「〇〇すべき」という考えに縛られて、もっと自分をつらくしているのではありませんか?
「普通に働けない」なら自分に合った働き方を探せば良いのです。
HSPは環境に大きく影響されます。
そのため「仕事がつらい」「働くのがしんどい」と思うのは、職場の環境が合っていない可能性も。
「自分は仕事ができない」と思わなくて良いんですよ!
例えば上記のような環境で働いているのなら、繊細で傷つきやすいHSPに向いているはずがありません。
冷静に今の職場を振り返ってみてください。「人間関係」「労働環境」など合わない部分がどんどん思い浮かびませんか?
「こんなの自分に向いてるわけない」と思うはずですよ。
HSPは、自分の気質をネガティブに思いがちですが、実は優秀なのです。
「深く物事を考える」「共感力が高い」「相手を思いやる」などHSPの気質は使い方によっては大きな武器になります。
HSPの強みを活かすには「自分を理解する」「活かせる環境を選ぶ」ことが非常に重要です。
自分の強みについて改めて考えてみてはいかがでしょうか。
働き方は正社員に限らず、派遣社員、契約社員、パート、アルバイトなど様々です。
私みたいにフリーランスもね!
それぞれにメリット、デメリットがあり自分に合った働き方は人それぞれ異なります。
「他の人みたいに働けない」と周りと比べるのではなく、自分が一番働きやすい方法を選びましょう。
最も大切なのは、あなたの心と体の健康です。
私は正社員時代、胃潰瘍やうつ病を発症し健康な生活ではありませんでした。
ストレス性の胃腸炎による脱水で入院したこともあります
正社員という「世間的に普通の働き方」を辞めた今、振り返ると「私って正社員で働くことが向いていなかったんだな」と本当に思います。
心と体を壊してまで頑張る必要はありません。
HSPが「働けない」と感じる原因は次の6つが考えられます。
HSPは自己肯定感が低く、自分に自信が持てない方が多いです。
自信がないから、働くのが怖くなる…
周りから見ると、人並みに仕事していても
「ミスったらどうしよう」
「仕事ができると思われたい」
「他の人のフォローもしないと」
このようなことをHSPさんは考えています。
そこで、ちょっとした失敗をしようものならもう大変。
「やっぱり自分はダメなんだ」と落ち込んで自信を失うのです。
HSPは人間関係でストレスを溜めやすく、職場に馴染めないと感じることもあります。
特にHPSではない人の行動や考え方が理解できず、ストレスを感じるのです。
上記のような「理解できない行動をする人」はいませんか?
周りの空気に鈍感な人は、HSPが気になることに気付かずに生きています。
いろんな人と一緒に働くことは難しいよね
多くの刺激や情報を受け取るHSPは、人一倍疲れやすい特徴があります。
そのため周りの人と同じ時間働くと、HSPさんだけが、ぐったり疲れていることも。
他の人が難なくできることができないと「自分って仕事ができないんだ」と落ち込んでしまいますよね。
人と比べて落ち込むのはHSPさんによく見られる傾向です。
HSPを「悪いこと」と捉えているHSPさんはとても多いです。
「生きづらさ」や悩みが多くてHSP自体がネガティブに感じるよね。
しかし、HSPは気質ですから、良くも悪くもありません。
デメリットに感じる部分もありますが、HSPが強みになることもあります。
マイナスな部分ばかりに目を向けて自信を失うのは、非常にもったいないです。
繊細で傷つきやすいHSPは、仕事や人間関係で心と体が限界を迎えていることがあります。
私もストレスでうつ病を経験したからよくわかる
体調不良やメンタルが弱っている時は、自分だけがダメな気がして本当にしんどいです。
心身ともに限界な時は「働けない、頑張れない」と感じることもあります。
HSPは一度の失敗や挫折をずっと引きずる傾向があります。
その結果「どうせまた失敗するんだ」と自分で自分の可能性を狭めてしまうのです。
過去に失敗しても、今ならできるかもしれない!
やってみなきゃわからないよ!
どうしても自分に自信が持てないHSPさんは、昔の失敗がトラウマになっていないか振り返ってみましょう。
「働けない」と感じていても、働かなければ生活できないのは事実です。
HSPさんが無理せず働くには「自分に合った働き方や環境で仕事する」ことが重要。
最後にHSPが無理せず働く6つのポイントをご紹介します。
仕事以外にやりがいを見つけておけば、頭の中が仕事ばかりにならずに過ごせます。
仕事中心になると心も体もしんどくなる…
具体的には
などプライベートを充実させると、生活に張り合いが出ます。
仕事で疲れた時は趣味などでリフレッシュすることでストレスが軽くなるのです。
また、副業で収入が確保できれば、「もし仕事を辞めてもなんとかなる」と仕事に対する不安や緊張が少なくなるでしょう。
無理なく働ける環境を見つけるためには、自己分析が必須。
次の事柄を見極めて、自分に合った働き方や環境選びのヒントにしましょう。
ここで重要なのは「HSPだから〇〇」という決めつけをしないことです。
HSPは気質であり、同じHSPでも1人1人得意不得意、刺激に対する反応の出方が異なります。
「自分が得意なのは?」「自分が心地よい環境は?」と自分に矢印を向けて考えてみましょう。
自己分析と言われても、どうしたら良いのだろう?
という方がほとんどだと思います。
その場合はキャリア相談サービスを利用してみるのも1つの方法です。
HSPさんの働きやすい仕事、環境のヒントはこちら!
無理のない働き方や環境を探すには、他のHSPさんの体験談を聞くことも効果的です。
同じような悩みを持つ人が、どのように仕事と向き合っているのかを知ればとても参考になるでしょう。
SNSでは多くのHSPさんが発信しています。
身近にHSPさんがいなくても、X(旧Twitter)やLINEのオープンチャットでHSPさんと繋がることも可能です。
むしろ会ったことがない人だからこそ、悩みを言えるかもしれないね!
HSPという同じ価値観の話だけを聞いていても「辛いよね」「生きづらいよね」と共感ばかりになり悩みが解決しない場合もあります。
その場合は、違う価値観を持った人と話したり、普段しないような経験をしてみることも良いでしょう。
例えば
など自分とは違う生き方をしている人と話してみると新たな発見があるかもしれません。
普段しない経験なら
など、今までの自分の常識では考えられないことをやってみるのも良いですね。
「仕事がつらい」「働いても長く続かない」と悩む場合、自分の仕事に対する考え方を見直してみてください。
例えば、あなたが以下のような仕事に対する基準を持っていたとします。
・平均年収以上の仕事
・常にチャレンジできる環境
・世間から評判の良い会社
・ネームバリューがある会社
上記は、一般的に良い仕事、環境かもしれません。
しかし、あなたにとって本当に働きやすい環境でしょうか。
平均年収以上の仕事や、チャレンジができる環境はハードワークな場合が多くHSPさんには向かないかもしれません。
仕事を選ぶ際には、自己分析を通して考えたあなたに合った環境や働き方を叶えられる仕事を選ぶことをおすすめします。
ここまで無理なく働くためのポイントを紹介しましたが、「今は働くのがきつい」「仕事がつらい」と感じる方もいると思います。
その場合は「社会保険給付金制度」を利用して、まずはメンタルを回復させることを優先させましょう。
実は、社会保険給付金制度を利用すれば、仕事を退職しても最大28ヶ月の生活が保障されます。
一度仕事を辞めてゆっくりしたいけどお金が心配
という方はぜひ1度相談してみてください。
申請の仕方やこれからのアドバイスを親身にしてくれますよ!
当記事では「働けない」とお悩みのHSPさんに伝えたい5つのことをご紹介しました。
「働けない」と悩むほどつらいのは、今の働き方や環境が合ってないからです。
当記事でご紹介した考え方や無理なく働くポイントを参考に、あなたに合った働き方を探していきましょう。
あなたがこれから穏やかに毎日を過ごせますように!
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塾講師やWEB会社の営業を経て、現在は小学生の子供を持つ主婦ライターとして活動中。日々、育児と家事に追われながらなんとか頑張っています!HSP要素は中ぐらい。
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