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「HSPは気質であり病気ではない」
とよく言われていますが、「じゃあ病院に行くべきではないのか?」と悩んでいませんか?
先に結論を言うと「HSPと精神的な病気に関しては切り分けて考えた方が良い」と私は考えています。もちろん、私はHSP当事者ですが、医療従事者ではないため、あくまで一意見として参考にしてもらえたら幸いです。
こんにちは!HSPのアデペンです!
今回は、自身のHSP経験談から病院に行くべきか悩んでいるあなたへ向けて、何かヒントを届けたいと思います。もし今辛い・苦しいと感じているのであれば、一読ください。
当記事の執筆者(アデペン)は医療従事者ではありません。
あくまでもHSP当事者としての意見として、ご参考ください。
HSPの簡単特徴をおさらい!
HSPとは、Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)の略で、非常に繊細な感受性を持った人のことです。生まれつき感受性が高く、周りの刺激や環境に敏感なため、ストレスを感じたり疲れやすくなったりする傾向があります。
ただし、HSPの特徴は何もマイナス面だけではありません。刺激を強くうける鋭い感受性は、何かを作り出す・発想する力に変えられ、芸術・学問などで活躍している人も少なくありません。
HSPは、自己理解を深め、自分自身の生き方やストレスの解消方法を見つけることが大切です。
そもそもHSPは、米国の心理学者であるエレイン・N・アーロン博士が提唱した心理学的概念!全人口の15〜20%にHSP気質の特徴が見られると言われているよ!エレイン・N・アーロン博士については、下記サイトを参考にしてみてね!
参考サイト:http://hspjk.life.coocan.jp/
ここからは「HSPは病院に行くべきか?」という問いに対しての、私(アデペン)の持論をお伝えします。賛否が分かれる部分でもあると思いますが、一意見として受け取ってもらえたら幸いです。
そもそもHSPとはあくまでも気質のこと。だから病気と異なるものであり、混同してはいけないと考えています。
つまりHSPだから病院に行かない・行くのではなく、「今の心身の状態的に病院に行く・行かないを判断する」と切り分けて考えることが大切です。
例えば、眠れない日が続いている時に「HSPで気にしすぎるからだ」と決めつけるのではなく、「眠れなくて本当に辛い」「日常生活にも悪影響を与えている」「気分が落ち込んでいる」など、必ず自分の状態分析を行ないましょう。
病院を検討する際の目安として、私なりに思う限界サインをご紹介します。
もちろん上記はあくまでも個人的な意見です。もし当てはまるものがある場合は、少しだけでも検討してみてください。
ちなみに、HSPの限界サインについては、下記記事で詳細にまとめています。ぜひ参考にご覧ください。
心身の状態を分析した上で、あまり良い状態じゃないと少しでも感じたのであれば、病院へ行くことも検討してください。仮に病院に行ったからといって、すぐに薬を処方される訳でもありません。「長く通わなければいけないのか」「何か診断受けたらどうしよう」と過剰に心配する必要もないです。
また、どうしても病院に行くことに抵抗がある方は、相談からでも良いでしょう。心身の状態があまり良くない状態を無理して引きずるのも危険です。あなたの辛い・苦しいは我慢するものではありませんし、素直な自分の気持ち。どうか無理をしないでください。
もちろん絶対に行けという訳でもありません!ただ、最初から「病院には行かない」と選択肢から外すのはやめることをおすすめします。
少し私の話をさせてください。私は過去に精神科で診察を受けたことがあります。当時の私はWEB型ベンチャー企業でチーフ(社長の次のポジションをいただいていた)を務めていました。毎日残業は当たり前、事業に関わるメイン業務から、管理といったサポート業務まで幅広く従事し、忙しくない日はありません。
そんなある日、体調を崩し始めます。毎日憂鬱・夢と現実の区別がつかない・涙が出てくる・尿道炎になるなど、心身に異常が出始めました。
そして、仕事のこと・会社のこと・社長のこと・自分の状態を、社長に打ち明けます。そこで「病院に行け」と言われてハッとし、精神科に行くことに。
結果として、「適応障害」と診断を受けて、しばらく会社を休むことになりました。とくに薬などは服用することなく、ただただ何もない時間をぼーっと過ごし、ゆっくり休みました。今は適応障害の時のような症状もないし、あの時自分の心身の状態に気がついて良かったと心から思っています。
正直最初は、メンタル面で病院には行きたくないと思っていたのが本音。意外と行ってみると、思っていた精神科のイメージとは異なり、今までの自分の辛いことを他者に打ち明けられて良かったなと思っています。
もちろん、この体験談は病院へ行くことを強制するものではありません。HSPと病気は別物。もし辛い・苦しいと感じるのであれば、病院へ行くことも選択肢の1つとして心に留めておいてください。
何度も言いますが、HSPの特徴と病気による症状は別です。「気になりすぎて眠れないのはHSPのせいだ!」とか、「なんだか毎日憂鬱で苦しいのはHSPのせいだ!」のように、決めつけないのが大切。
もし「病院に行くべきか?」と検討している方は、まずは自身の状態と向き合ってみてください。そして無理は本当に禁物。自分の気持ちに素直に行動してみてください!
この記事があなたにとって、何か助け・ヒントになれば幸いです。最後までご覧いただき、ありがとうございました!
仕事のことを考えると辛くて逃げたい。
でも辞めちゃダメだ、頑張らなくちゃダメだ、私がやらなくちゃって。
辛いこと・嫌なことを我慢して、放り投げたい責任感を独りで抱えてしまう。
それはね。
あなたが真面目すぎて、周りに気を使いすぎるから。
だから、あなたに読んで欲しい記事があります。
もう自分を苦しめるのは辞めよう。
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高校卒業後に非常勤事務員として公務員を務めたのち、WEB系ベンチャー企業でマネージャーを務める。その後、WEB系メガベンチャー企業へ転職し、現在はWEBライター・WEBマーケターとしてフリーランスで活動中。HSS型HSPという気質で生きづらさを感じながらも、葛藤してきた経験を活かし、同じ気質や境遇の方に対して何かお手伝いが出来ればと思っております。【プロフィール詳細はこちら】【自己紹介(インタビュー)記事はこちら】
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