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あなたは今、お金のために仕事をしていますか?誰でも生活費を稼ぐために仕事を頑張りますよね。もし潤沢な資金があるのであれば、仕事はしたくない。そう考えている人がほとんどだと思います。
今これを書いている私だってそう。生活費を賄えるだけのお金がたくさんあるなら、できれば仕事なんてしたくない!最近じゃ、経済的自立をして早期退職をするFIREとか色々騒がれているけれど、なかなか難しい話。
だから仕事をして働かなければいけない。だけど、繊細で内向的なHSPにとって、仕事をする時にあれこれと気になって大変。例えば、書類の納期に追われて落ち着かない・明日の営業で上手にプレゼンできるか不安で眠れないなど、HSPが仕事をしていく上で心配に感じることはたくさんあります。
かくいう私は、これまで公務員・漫画喫茶のホールスタッフ・地方WEB系ベンチャー・WEB系メガベンチャー企業・東証一部上場のグループ企業と、様々な会社を経験してきました。
その中で、物品管理・広報などの事務職をしたり、接客でレジやキッチンで簡単な料理を作ったり、WEBライティング・ディレクションを経験したり、なんと営業を経験したり。
本当にたくさんの仕事をしてきました。そんなHSS型HSPの私が経験したこれまでの職業について、仕事内容や良かったこと、辛かったことをご紹介します。
「HSS型HSPは仕事何している?」「向いている仕事は?」「今の仕事本当にあっているのかな?」と困っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
私は繊細で内向的なのに刺激を求めてしまうHSS型HSP気質を持っています。そんな私は、これまで仕事をしていく中で、たくさんの困難がありました。もしかしたら非HSPからしたら、困難とは感じないかもしれません。しかし、HSS型HSPという気にしてしまう気質からすると非常に苦しい出来事なのです。そんな経験をしてきた私のこれまでに就いた職業を紹介していきます。
私が高校を卒業してから最初に勤めた職業は官公庁の公務員でした。公務員といっても、非常勤事務員なので非正規雇用です。
つまり正職員とは仕事内容が異なります。決して正規雇用・非正規雇用と比較する必要はないのですが、当時の私は非正規雇用であることに酷く劣等感を感じていました。
さて、そんな非常勤事務員(公務員)時代の私の仕事内容・良かったこと・辛かったことをご紹介します。
非常勤事務員はいくら公務員とはいえ、正職員と業務内容が異なります。また配属される課によっても異なるため、私の仕事内容はあくまでも一例としてご覧ください。では私の1日のスケジュールから見ていきましょう。
正職員は8時30分から勤務する場合が多いのですが、非常勤事務員は少しはやく8時から仕事を始めます。というのも、朝早くいって課内の掃除をしたり、ポットにお湯を入れたり、前日のゴミをまとめたり。
いわゆる雑務と呼ばれるものをこなしていきます。そして、新聞紙を並べ、正職員が仕事しやすい環境を作ります。
業務が本格始動すると、私は届いたメールを捌きます。さばくと言っても、自分がメールを返信するものは少しだけ。ほとんどは、課にきた仕事の依頼メールを課内の担当に振り分けるお仕事です。
そのため、課内の誰がどんな仕事をしているか覚えていなければなりません。そして振り分けが終わった頃には、職員さんが時事ネタを共有できるように毎日新聞をコピーして切り抜いているので、切り抜きを回収します。切り抜きを回収した後は、「課内で回覧する用」「関係部局に回覧する用」と何部か刷り、配布しにあちこち回ります。
10時頃になるとようやく自分の仕事に取り組みます。私の仕事は課内と課が管轄している出先機関の広報物をまとめる仕事。その他、書類の発想発送、物品の発注管理、郵便物の回収、書類整理。
誰も担当に当たっていない問い合わせなどの依頼に対しての回答をするなどの業務を担当していました。また、時々課内でセミナーなどのイベントがあればイベントスタッフとして駆り出されたり、ひたすら入力業務なども行います。
16時頃になると、最後の郵便物を確認し、掃除・食器洗いなどをしてから帰ります。忙しい時は一気に仕事が詰まるものですが、何もない時は本当に退屈でした。ある意味羨ましい仕事だと思います。給料は低いですけどね(笑)
非常勤事務員(公務員)で良かったのは、世話好きな正職員さんに囲まれたことです。当時、私は唯一の肉親であった母親をなくしたばかりで酷く落ち込んでいました。そのことが噂で広まっていたのか、職員さん全員が知っており、気を使ってくれたのを覚えています。
そして、私が頑張れば頑張るだけ、少し責任が伴う仕事を任せてもらったり。私が所属していたグループではないグループから、私を借りたいと言ってくれたり。みんなが私を頼ってくれて、必要としてくれているのが伝わり、やりがいを持って仕事に臨めました。
なので当時は、公務員として正職員になりたいと心から思っていた時期もあります。実際に非常勤事務員から正職員になるための試験も2年受け続けました。結果は残念ながら落ちてしまったんですけどね(笑)人に恵まれた点は本当に良いことでした。
辛かったことは、どれだけ頑張っても非正規雇用であり非常勤事務員であること。非常勤事務員は1年ごとに更新でき、最大で3年更新できます。3年以上は正職員になることはないですし、自動的にやめなければいけません。
そして途中で正職員になることもないため、どれだけ頑張っても非正規雇用から変わることがないのです。これが私にとって一番辛いことでした。人も良い職場でしたし、できるならずっと居たいと思っていた分非常に残念です。
漫画喫茶のホールスタッフとして接客業をした経験があります。接客というと、よくHSPの苦手な仕事として紹介されることが多いもの。
私にとってはどうだったのか、仕事内容・よかったこと・辛かったことなどを見ていきましょう。
主な仕事内容は、清掃・レジ・キッチンの3つ。出勤したらエプロンに着替え、その日のバイトリーダーに従いキッチンか清掃かに分かれて仕事をします。人が少ない日は両方担当することも。
仕事内容自体は非常にシンプルですが、そこにお客さんだったり、トラブルだったりがあるため、働いて最初の頃は毎日違う対応に驚きました。
さて、そんな漫画喫茶のホールスタッフで働いていた時の良かったこと、辛かったことを見ていきましょう。
良かったことは、接客業という経験ができたことです。公務員として非常勤事務員しか経験のなかった私は、接客というものがどのように行われているのか知らずに生きていました。
そのため、漫画喫茶で働いたことで、初めてお客さんと接する仕事に就いた訳です。
一番辛かったことはお客さんからのクレーム。今でも記憶に残っているのは、今にも殴られそうな勢いで理不尽にお客さんに怒鳴られたことです。
怒鳴られていた時間は30分くらいでしょうか。短い時間に感じますが、怒鳴られている間は何時間にも感じたものです。クレームの内容としては、喫煙者か否か聞いこと。「俺が喫煙者に見えるか?いつも来てるだろ」から説教が始まりました。
なんでこんなことで怒鳴られなければいけないのか理解できず、そして大きな声に酷く驚き身体がこわばってしまったのです。本当に怖いと感じたのか、今でもトラウマのように鮮明にその時の状況が思いかびます。
これはHSP気質なこともあって、強くい刺激に触れてしまったことも関係しているでしょう。
私の人生の転機となったのが、地方WEB系ベンチャー企業に勤めていた時です。任期のあった非常勤事務員(公務員)を辞め、次に勤めた会社がWEBメディアを作っていたベンチャー企業でした。
ここで初めてインターネット事業というものに触れ、新しい自分を見つけていきます。そんな地方WEB系ベンチャー企業で働いた時に仕事内容や良かったこと、辛かったことを見ていきましょう。
地方WEB系ベンチャー企業で働いていた時の仕事は大きく分けて2つに分類されます。それが、WEBライターとWEBディレクターです。
元々はWEBライターとして入社した私ですが、後にマネージャーとなりWEBライターからサイト設計・ライター管理などをするWEBディレクターへ変わります。
WEBライター時代とWEBディレクター時代とで、それぞれでどのような仕事をしていたのか、見ていきましょう。
WEBライターとして入社した私の最初の仕事は、車メディアの記事を作成することでした。メインとして執筆していたのは、車種紹介です。
例えば、トヨタで有名なプリウスという車種がありますよね。そのプリウスについて、どんな価格で、どんなグレードがあって、どんな特徴のある車なのかを調べて、記事にしていました。元々私は車についての知識は一切なかったのですが、当時は「知る」ことに対してとても貪欲だった私は、車の勉強を始めます。
そしていつのまにか、車種紹介記事を1日に2本、3本と執筆できるほどまでに上達していきました。その後、私は車メディアだけではなく、健康メディアなどにも携わり、様々なジャンルの記事を書くこととなります。
記事をたくさん書いたことや、商品紹介記事などからの売上が増えたなど、会社への貢献が評価されて、WEBディレクターへ昇格します。WEBディレクターの仕事としては、ライターを管理したり、サイトをどのように収益化するか、どんな記事を作るか、どんなデザインにするかなどの総合的なディレクションを行っていました。
また私の勤めていた会社は20人規模の小さなベンチャー企業であったため、私が人事管理などの総務的な仕事も任せられることに。非常に幅広い業務に取り組んでいました。
一番良かったと思えることは、WEB業界に関われたことです。これまではインターネット・WEBサイトと聞いても、いまいち身近なものには考えられず、最先端で頭のいい人がやってるんだろうなと感じていました。
それが、WEBライティングを通してWEBサイトの構築に関わることによってグッと身近になったのです。そのおかげで、インターネットの情報発信の仕方、そもそもWEBサイトがどのような仕組みになっているのか、なぜ収益化できるのかなど、非常に多くのことを学びました。
このWEBに関する経験が、現在WEB系フリーランスとして独立したことに強く影響しているのですが、本当に良かったと思えることです。
辛かったことは、毎日目まぐるしく変化し続けるWEB業界についていくことです。WEBと一言に行っても、ライティング・サイト・サーバー・SEO・ホームページ・ランディングページ・WEB広告などなど、たくさんの種類があります。
そして、それぞれの情報はどこかでリンクしているため、非常に多くのことを知る必要があります。例えばWEBライティングをするとしましょう。
WEBライティングをするためには、SEOと呼ばれるグーグルやヤフーなどで検索される時に、しっかりと上位表示されるように書く知識も必要。さらには、WEB上でどのようにみせるかなどのHTML・CSSなどの知識も必要となる場合があります。
このようにたくさんのことを知らなければいけないため、常に勉強しなければいけない点が辛かった点です。もちろん辛いのは一面だけ。辛いといっても、日々新しいことに取り組めるのはとっても楽しい時間でもありました。
WEB系ベンチャー企業でマネージャーまで上り詰めた私は、WEB系メガベンチャー企業へ転職をします。
メガベンチャーとは、ベンチャーの中でも規模が大きくなった企業のこと。そんなWEB系メガベンチャー企業時代の、仕事内容・良かったこと・辛かったことをご紹介していきます。
仕事内容はWEBメディアにで紹介する、商品の比較おすすめ記事を作成することです。これだけ聞くとシンプルにWEBライティングだけのように聞こえますが違います。
この企業では、実際に商品を購入して検証して記事を作っているため、記事を書くだけとは大きく異なるのです。詳細は守秘義務があるためお話できませんが、ライティング・写真撮影・市場調査・商品検証など非常に幅広い業務を行っていました。
良かったことはシンプルに、メガベンチャーという大きな企業で働けたことです。元々非常勤事務員・高卒(決して学歴や雇用形態を悪く行っている訳ではありません)と、いわゆる出世コースは無理だろうと考えていたので、この上ないチャンスでした。
一緒に働いている同僚もみな高学歴揃いで、仕事もでき尊敬できる人ばかり!とても刺激的な毎日だったことを覚えています。
辛かったことは、与えられる課題のハードルが高いことです。一見不可能に見えるような課題を与えられ、それをどう実現させていくかを毎日考えなければいけませんでした。簡単に例えるなら、「新幹線で3時間かかるところを飛行機と新幹線以外の乗り物で3時間で着くように」みたいな感じ。
一見するとめちゃくちゃ無理じゃんと感じますよね。だけど、なんとか最短ルートはないか探したり、あらゆる交通手段を調べて達成しようと頑張るようなことを毎日していました。ただ、課題のハードルが高い分、達成した時の成長の感じ方は非常に大きいものでした!
メガベンチャー企業で働いたあとは、東証一部上場のグループ企業で働くこととなります。ここで働いた経験が、現在のWEB系フリーランスになるための最後の一押しとなりました。
それでは、どのような仕事内容で、良かったこと、辛かったことが何かご紹介していきます。
WEBシステムを販売したり、販売した後に顧客サポートを行っている会社だったのですが、そこで私は顧客サポート・営業・WEB広告運用をしていました。
顧客サポートであれば、LINEでお客さんと密にコミュニケーションをとりながら、WEBシステムの使い方を伝えたり、実際に訪問して操作を伝える仕事。そして訪問の中で、別のサービスについても営業として提案を行っていました。
一方、WEB広告運用としては、これまでの私のWEB業界経験を元に、フェイスブック広告・インスタグラム広告などの運用をしていたのです。
良かったことは今まで苦手と思っていた接客業・営業にチャレンジできたことです。過去の漫画喫茶でのクレームが怖く、接客業に携わらないように生きてきた私。しかし、再び接客を行い営業までしなければいけない仕事に携わったことで、いくらかでも仕事の苦手意識がなくなりました。
この接客・営業苦手をいくらかでも克服したことによって、今WEB系フリーランスとして独立し、自分で営業することに取り組めています。もちろんHSP気質なので、初対面は怖いし、実際にお金の交渉をするのは「相手からお金をとりすぎていないかな?」「おこ怒られるかな?」など気になります。しかし、一度経験したことによって、しっかりと自分の要求を商談で話せるようになりました。
辛かったことはやっぱりクレームです。どうしても接客・営業をするとお客さんと直接やりとりすることになるため、クレームを言われることが日常茶飯事。どうしてこんなに理不尽に怒るの?ととても心を痛めていました。
時にはお客さんに腹が立ち、その場では抑えるものの、家に帰ってから何度も思い出して怒りで眠れなかったことすらあります。やはりクレームと向き合うのは今でもいつになっても嫌です(笑)。
結果として現在フリーランスとしてWEBライター・WEBディレクター業で働いているアデペン。転職を繰り返してようやく独立できました。
もちろん「独立=成功」とは思っていません。ただ、「HSS型HSPである私」が働きやすい環境にたどり着いたことは間違いありません。
では、一体どうして20代半ばにして転職を成功させたのか?その理由は、下記の2つだと考えています。
①WEB系ベンチャー企業に転職したこと
②ステップアップ転職できたこと
つまり、独立に向けて上手に転職してきたことで、スキルを磨き独立まで辿り着けたということです。正直な話、いきなりの独立は非常に難しいでしょう。しかし、会社で働きながらスキルを磨き、ステップアップしていけば最終的に独立することは十分可能です。
ぜひ、働きやすい環境を求めて、転職し、スキルを磨いていくことも検討してみてください!ちなみに転職する際は、転職エージェントに「これでもか!」ってぐらい相談して、さまざまな職種・求人をみてみることをおすすめします。
転職は、退職の申し出・履歴書や職務経歴書の作成・面接など、非常にたくさんの面倒ごとがあるビッグイベント。自分の直感で転職を進めるのも悪くありませんが、なるべく転職は失敗したくありませんよね。
だからこそ、転職の専門家に相談するのが大切です。私自身も転職エージェントに「自分の適職はなにか」「市場価値はあるか」「転職方法」などをたくさん聞きました。そしてやっと、WEB系の仕事が自分に向いていることがわかり、今こうしてWEBを仕事に独立しています。
まずは転職エージェントに相談してみてください!また下記記事では、実際に私が利用した転職エージェントや、適職探し・WEB業界に進みたい人向けにおすすめのサービスをご紹介しています。
おすすめの転職エージェントだけじゃなく、「実際にどんな相談をしたら良い」かなどHSPのあなたが、初めてのエージェント利用でも安心して活用できるように解説しているよ!
ぜひ合わせて読んでみてください!
「今すぐ相談したい!」という方には、マイナビエージェントがおすすめ!最大手で信頼できるかつ、アデペンも相談したことのある転職エージェントです。まずは登録して、今の状況を相談してみましょう!
私の職業について紹介してきました。結果として何を言いたいかというと、「どんな職業でも辛いことがある」ということです。以前、「HSPに向いている仕事」として、記事を執筆したことがありますが、ぶっちゃけ向いている仕事はありません。大切なのは労働環境と商品・事業への共感度合いです。
HSS型HSPに向いている仕事については下記記事をご覧ください。
私の場合はたまたまWEB業界が、働きやすい環境でなおかつ共感しやすい事業・商品だったのでしょう。もし、あなたが転職を考えている、今の職業があっているか悩んでいる方は、一度働きやすい環境と共感しやすい事業・商品が何か考えてみることをおすすめします。きっと天職は見つかるはず!
さて、当記事を執筆している私は、HSS型HSPです。仕事で感じるあるあるについて下記にまとめているので、ぜひ合わせてご覧ください。
またHSS型HSPの方は下記記事もおすすめです。
転職サイトに対して、このような捉え方をしていませんか?
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高校卒業後に非常勤事務員として公務員を務めたのち、WEB系ベンチャー企業でマネージャーを務める。その後、WEB系メガベンチャー企業へ転職し、現在はWEBライター・WEBマーケターとしてフリーランスで活動中。HSS型HSPという気質で生きづらさを感じながらも、葛藤してきた経験を活かし、同じ気質や境遇の方に対して何かお手伝いが出来ればと思っております。【プロフィール詳細はこちら】【自己紹介(インタビュー)記事はこちら】
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