\ 教えて掲示板 /
\ つながろう /
\ 色んな経験/
飲み会で笑って話を合わせているのに、いつのまにか自分だけ少し離れた場所にいる。
仲良くなれそうな人ができると、なぜかこちらから一歩引いてしまう。
帰り道、「今日も踏み込ませなかったな」と、ひとりで反省会をしている。
そんな自分に、こんな言葉が浮かんでいませんか。
「どうして私は、人と壁を作ってしまうんだろう」
「『なんか壁あるよね』って言われたことがある」
「これ、もしかして病気なのかな……」
こんなふうに感じて、自分はどこかおかしいのかなと不安になっていませんか?
結論から言うと、人と壁を作ってしまうこと自体は、病気の名前ではありません。多くの場合、傷つかないように自分を守ってきた心のクセです。おかしくありません。あなたが冷たい人だということでもありません。
ただし、壁のせいで苦しさが強く続いていたり、仕事や生活に支障が出ていたりするときは、背景に不安の病気や、ものごとの受け取り方の偏りが隠れていることもあります。その見分けの目安も、この記事でお伝えします。
ここで、先に一つだけお断りしておきます。※本記事は医療的な診断・治療を勧めるものではありません。つらさが続く時は専門機関へ相談してください。
この記事では、人と壁を作ってしまうのは病気なのか、壁を作る理由、病気かもしれないと考えて相談を検討したほうがいい目安、そして壁とうまく付き合う方法まで、当事者目線でまとめます。
※公開:2026年10月
「人と壁を作ってしまう」「心の壁が厚い」という言い方は、医学の診断名ではなく、日常の中で使われる表現です。壁があるというだけで、病気だと決まるわけではありません。
人との距離の取り方には、もともと個人差があります。深く付き合う人を少数に絞る人もいれば、誰とでも広く付き合う人もいます。どちらが正しいという話ではありません。
壁を作ってしまう理由としては、過去に人間関係で傷ついた経験、拒絶されることへの恐れ、素の自分を知られたくない気持ちなどがよく挙げられます。心が弱いのではなく、これ以上傷つかないために、自分を守る仕組みが働いているだけです。
HSP(Highly Sensitive Person、ハイリー・センシティブ・パーソン)と呼ばれる、刺激や相手の感情を人より深く受け取りやすい気質の人は、人と関わるだけで疲れやすい傾向があるとされています。関わったあとに消耗するから、あらかじめ距離を置く。そう考えると、壁は「疲れないための工夫」とも言えます。ただし、HSPかどうかは診断名ではなく、あくまで気質の見方の一つです。
壁を作るのって、悪いことじゃないんだよね。まずは「そうやって自分を守ってきたんだな」って、認めてあげてほしいな。
壁の多くは心のクセですが、なかには病気が背景にあるケースもあります。ここで名前を挙げるのは、自分に当てはめて決めつけるためではなく、「相談してみる」という選択肢を知っておくためです。診断できるのは医師だけです。当てはまりそうでも、自己判断で結論を出さないでください。
※本記事は医療的な診断・治療を勧めるものではありません。つらさが続く時は専門機関へ相談してください。
MSDマニュアル家庭版では、社交不安症を「特定の社会的状況や人前に出る状況に対して恐怖や不安を抱くことを特徴」とし、その恐怖が現実の脅威と釣り合わないものと説明しています。そうした状況を避けたり、強い苦痛を感じながら耐えたりすることがあり、本来やりたい活動まで避けるようになる人もいるとされています。
ポイントは、人と距離を取ることそのものではなく、恐怖や不安が強く、日常生活に大きな支障が出ているかどうかです。診断の基準にも「重大な苦痛を引き起こしているか、日常生活に大きな支障をきたしている」ことが含まれると書かれています。
出典:MSDマニュアル家庭版「社交不安症」
同じくMSDマニュアル家庭版では、回避性パーソナリティ障害の中心的な特徴を「拒絶、批判、または屈辱を受けるリスクのある社会的状況や交流を回避」することと説明しています。他者から受け入れられることが確実でない限り、新しい人間関係を築くことを避ける傾向があり、批判や否認にとても敏感だとされています。
ここでも大切なのは、「壁がある」だけでは当てはまらないということです。こうした傾向が長く続き、社会的な孤立や生活のしづらさにつながっているかどうかが、専門家が見るポイントになります。名前に心当たりがあっても、それはあなたの性格がダメだという意味ではありません。しんどさに名前がつくと、手当ての道筋が見えやすくなる、ということです。
出典:MSDマニュアル家庭版「回避性パーソナリティ障害」
病気かどうかを自分で決める必要はありません。決める代わりに、「壁があること」ではなく「壁のせいで何が困っているか」を見てみてください。
MSDマニュアル家庭版の社交不安症の項目では、診断の基準の一つに、恐怖や不安が「程度が強く、6カ月以上にわたってみられる」ことが挙げられています。ただしこれは医師が診断するときの基準で、相談を始めるのに6か月待つ必要はありません。上のリストに当てはまってつらいなら、それが相談を考えるタイミングです。「これくらいで相談していいのかな」と迷う段階こそ、相談していい段階です。相談先は、心療内科・精神科、お住まいの地域の精神保健福祉センターなどがあります。
「病気じゃなかったらどうしよう」って思うよね。でも、病気じゃないと分かるだけでも、ずいぶん気持ちが軽くなるよ。
「壁をなくさなきゃ」と思うほど、壁は厚くなります。壁をなくす必要はありません。必要なのは、壁に「扉」をつけることです。誰にでも開けなくていい。この人なら、という相手にだけ、少し開けられれば十分です。
たとえば、次のような小さなことで十分です。
壁を作るたびに自分を責める必要もありません。引いてしまった日があっても、それは失敗ではなく、その日のあなたに必要だった距離です。
検索でよく見かける疑問に、短く答えます。
壁を作ること自体は診断名ではなく、それだけで病気とは言えません。ただし、強い不安や孤立が続いて日常生活に支障が出ている場合は、社交不安症などが背景にあることもあります。診断は医師にしかできないため、不安が続く時は専門機関へ相談してください。
性格や気質の範囲で説明できることも多いと考えられています。見分けるポイントは、壁の厚さではなく、そのせいで強い苦痛があるか、仕事や生活が回らなくなっているかです。困りごとが大きいなら、性格だと決めつけず相談してみてください。
生活が回っているなら、無理に直す必要はありません。壁は自分を守るために身につけたものなので、なくそうとするより、安心できる人にだけ少し開ける「扉」を作るほうが、無理なく続きます。ただ、怖くて人を避け続け、生活に支障が出ているなら、一人で直そうとせず専門機関に相談してください。
心療内科や精神科が相談先になります。受診に抵抗がある場合は、お住まいの地域の精神保健福祉センターなど、公的な相談窓口から始める方法もあります。
人と壁を作ってしまうのは、多くの場合、病気ではなく、傷つかないように身につけた心のクセです。壁があるあなたは、それだけ人との関わりを大事に考えてきた人でもあります。壁をなくそうとしなくて大丈夫。安心できる人にだけ、扉を少し開けてみる。それでも苦しさが強く続くなら、一人で抱えずに相談してください。※本記事は医療的な診断・治療を勧めるものではありません。つらさが続く時は専門機関へ相談してください。
※この記事は一般的な情報提供を目的としており、医学的な診断を行うものではありません。つらさが続くときは専門機関にご相談ください。


この記事が気に入ったら
フォローしてね!
このサイトの運営者・ハリピン(HSS型HSP)です。飲食店の店長から営業、東証一部上場(当時)の子会社で社長を5年、転職は6回以上。…で、いまはほぼ無職5年以上続けてます。社長まで行って無職、自分でもすごい振れ幅だと思うけど、これが、わりと本気で「全然オッケー」だと思ってます。 強みも弱みも、やってみないと分からないもので「接客は好きだけど、料理と在庫管理は苦手」って、飲食やって初めて知りました。英語もパソコンも苦手で試めてたことが、AIに助けてもらいながら少しずつできるようになってきた。——つまり、今この瞬間ダメでも、時間が経てば何かが変わるかもしれない。(無職期間も大事ってこと!) 僕がここでやりたいのは、“自分が死ぬ瞬間に自分の人生が「よかったな」と思える様になるキッカケを作ること”。正直、自分自身もまだ模索の途中で、全然偉そうなことは言えません。…でも、だからこそ同じ目線で考えれるかなと思ってます。 健康、睡眠、大事! 死ぬのだけは禁止で!
\ 最後まで読んでくれてありがとうございます /
しんどさの形は人それぞれですが、会社に籍を置いたまま休んで生活費を受け取れる制度があることは、知っておいて損はありません。
無料。追加した直後に、目安の出し方と窓口が1枚届きます。伝わるのは表示名だけ。読むだけでも大丈夫です。