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約束の前の晩までは、行くつもりだった。服も決めて、アラームもセットした。それなのに朝になると、体が布団から離れない。スマホを握ったまま、断りの文面だけが頭の中をぐるぐる回る。
「また直前でキャンセルしてしまう」
「相手はきっと怒っている。嫌われたかもしれない」
「楽しみにしていたはずなのに、なんで私は」
「うつ病 予定 ドタキャン」と検索したあなたは、約束を軽く見ているわけではありません。守りたい気持ちが先にあるのに、体と心が追いつかなくなっているのだと思います。その苦しさは、約束を大切にしてきた人ほど強く出ます。
先に答えをお伝えします。うつ病の時に予定をドタキャンしてしまうのは、性格の問題より、気力が底をついているサインとして起きることがあります。そして、短い一言で事実と謝意を伝えれば、関係は続けやすくなります。うつ病という言葉を使いましたが、僕は医師ではないので、あなたが当てはまるかどうかは判断できません。後半で、相談を考えていい目安も書きました。

断るたびに、自分がどんどんダメな人になる気がして…。
まず「今日の連絡をどうするか」だけ決めよか。責めるのは、あとでええよ。
うつ病の時に予定がこなせなくなるのは、約束の重さではなく、当日に使える気力の量が変わってしまうことが一因と考えられます。同じ約束でも、元気な日は軽く、気力が落ちた日は山のように重く感じます。次の3つの場面が、よくあるかたちではないでしょうか。
着替える。顔を洗う。電車に乗る。ひとつひとつは小さな動作でも、全部まとめて眺めると、登れない壁に見えます。行きたい気持ちは残っているのに、体が言うことをきかない。この落差が、いちばんこたえます。
約束を入れた日は、本当に行けると思っていた。予定を入れた時の自分と、当日の自分は、別人のように調子が違う。気まぐれというより、日によって気力が大きく上下する状態の中で起きていることが多いのではないでしょうか。
笑顔をつくる、話を合わせる、相手の表情を気にする。会う前から、それを全部やる自分を想像して、疲れてしまうことがあります。周りの刺激や人の気持ちを細かく拾うタイプの人ほど、その消耗は早く来るかもしれません。約束の日が近づくと憂鬱になる理由でも、この気持ちを整理しています。
断りの連絡は、「体調」「謝意」「次の相談」の3点を短く送れば足ります。長い説明や、うまい言い訳は要りません。文面を考えるのに気力を使い切ってしまう前に、型を決めてしまいましょう。
たとえば、こんなかたちです。
「直前になって申し訳ありません。体調がすぐれず、今日は伺えなくなりました。」
これで必要な情報は届きます。連絡は、約束の時間より前に送るほど、相手が次の動きを決めやすくなります。
うつ病であることを説明するかどうかは、あなたが決めていいことです。親しい人には話す、仕事の相手には「体調不良」で止める。相手との距離によって、言葉を選んで構いません。
「また調子が戻ったら、こちらから連絡させてください」と添えると、相手も見通しを持ちやすくなります。その場で次の日程を決めなくて構いません。決めるのは、気力が戻ってからで十分です。



それだけ送って、ほんまに相手は納得してくれますか…?
長い言い訳より、短い誠実さのほうが伝わるで。相手の反応は、あなたの手の外やから置いとこ。
ドタキャンが続く時に変えやすいのは、気持ちの強さより、予定の入れ方です。気力を増やすのは難しくても、使う場面を減らすことはできます。
約束の前日と翌日は空けておきます。準備の日と回復の日をセットにして、予定を「1つの行事」として扱うのです。予定同士がぎゅうぎゅうだと、1つ崩れた時に全部がきしみます。
「行きたいけれど、その日の体調次第で直前に連絡するかもしれない」と、最初に一言添えます。先に共有しておくと、当日の連絡の重さが変わります。約束が苦手な人の人付き合いのコツにも、近い考え方を書きました。
ランチ1時間、家の近く。これなら、気力の残量が少ない日でも届きやすくなります。長く会うことより、続けて会えることを優先する選び方です。予定が入るだけで落ち着かなくなる人は、予定があると落ち着かない時の原因と対処も読んでみてください。
送信ボタンを押したあと、ひとりで反省会が始まる夜があります。「どうしてこうなんだろう」。断った自分を責め続けるほど、次の約束に向かう力は減っていきます。責める時間は、回復の時間に回して構いません。
国立精神・神経医療研究センターのこころの情報サイトでは、うつ病のサイン・症状として「一日中気分が落ち込んでいる」「何をしても楽しめない」「自分がダメな人間だと感じてしまう」などが挙げられ、周囲の人にもわかるサインにも「自分を責めてばかりいる」とあります。こころの情報サイトのうつ病のページに載っている状態です。自分を責める気持ちが強いのは、あなたの人柄とは別に、こうした心の状態が重なっているのかもしれません。
今夜やることは、ひとつだけです。連絡を送れた自分に、「ちゃんと伝えられた」と声をかけてあげてください。



次の約束も、また断っちゃいそうで怖いです。
その時は、また今日と同じ短い一言を送ろ。続くようなら、次の章の窓口に話してええんやで。
気分の落ち込み・やる気が起きない・眠れないといった状態がいくつか重なり、2週間以上続いているなら、専門の医療機関や相談機関に話してみていい時期です。(新潟県 魚沼地域振興局の相談の目安)
新潟県(魚沼地域振興局)の相談の目安のページには、「気分が落ち込む」「やる気が起きない」「眠れない」「食欲がない」といった状態がいくつかあり、2週間以上続いているようなら、専門の医療機関もしくは相談機関に相談してください、と書かれています。予定をこなせない日が重なっているなら、その目安のひとつとして受け取れます。
※本記事は医学的な診断・治療を勧めるものではありません。つらさが続く時は専門機関へ相談してください。
仕事を続けながら話せる窓口を探しているなら、厚生労働省のこころの耳に、電話・SNS・メールの相談があります。「消えてしまいたい」ほどつらい気持ちがあるときは、まもろうよ こころで相談先を探せます。
気力が日によって大きく上下する状態の中では、直前のキャンセルが起きることがあります。僕には個々のケースを判断できませんが、約束を守りたい気持ちと、動けない体の落差は、同じ悩みを抱える人に共通する苦しさです。
「体調がすぐれず」の一言で、必要な情報は届きます。病名まで話すかどうかは、相手との距離で決めて構いません。謝意と、回復後にこちらから連絡する旨を添えると丁寧です。
相手の気持ちはあなたの手の外にありますが、事前に「行けない日もある」と共有しておくと、受け止めてもらいやすくなります。誘われた時に一言添える工夫を、先の章に書きました。続けて会える形を探すほうが、関係は残りやすいです。
仕事の場合は、早めに上司や担当者へ「体調不良で出られない」と連絡し、代わりの対応を相談するのが基本です。繰り返す場合は、一人で抱えず、産業医やこころの耳などの窓口に話してみてください。
病気かどうかは、僕には判断できません。気分の落ち込みや眠れないといった状態がいくつか重なって2週間以上続くなら、自治体の相談の目安では専門の医療機関や相談機関への相談がすすめられています。気質との見分け方は、約束の日が近づくと憂鬱になる理由にまとめました。
連絡を送れた時点で、今日できる役割は果たせています。反省会は明日の元気な時間に回して、今夜は休むことを優先しましょう。罪悪感が強く続くなら、専門の人に話すことも選択肢です。


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このサイトの運営者・ハリピン(HSS型HSP)です。飲食店の店長から営業、東証一部上場(当時)の子会社で社長を5年、転職は6回以上。…で、いまはほぼ無職5年以上続けてます。社長まで行って無職、自分でもすごい振れ幅だと思うけど、これが、わりと本気で「全然オッケー」だと思ってます。 強みも弱みも、やってみないと分からないもので「接客は好きだけど、料理と在庫管理は苦手」って、飲食やって初めて知りました。英語もパソコンも苦手で試めてたことが、AIに助けてもらいながら少しずつできるようになってきた。——つまり、今この瞬間ダメでも、時間が経てば何かが変わるかもしれない。(無職期間も大事ってこと!) 僕がここでやりたいのは、“自分が死ぬ瞬間に自分の人生が「よかったな」と思える様になるキッカケを作ること”。正直、自分自身もまだ模索の途中で、全然偉そうなことは言えません。…でも、だからこそ同じ目線で考えれるかなと思ってます。 健康、睡眠、大事! 死ぬのだけは禁止で!
\ 最後まで読んでくれてありがとうございます /
しんどさの形は人それぞれですが、会社に籍を置いたまま休んで生活費を受け取れる制度があることは、知っておいて損はありません。
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