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日曜の昼、忘れ物を取りに会社へ寄ったら、フロアの奥に明かりがついている。近づくと、いつものデスクに、あの人が座っていた。
「休みの日まで来てるの? あの人、大丈夫なのかな」
「仕事が好きなのか、それとも何か抱えているのか分からない」
「平日と同じ顔でそこにいるのを見ると、自分だけ休んでいるのが悪い気がしてくる」
「休みの日に職場に来る人 病気」と検索したあなたは、その人を笑いたいわけでも、噂したいわけでもなく、見てしまった光景の意味が分からなくて、心がざわついているのだと思います。そのざわつきは、自然なものです。
先に答えをお伝えします。休みの日に職場に来る人が病気かどうかは、外から見ても当てられません。来る理由は、仕事が終わらない、家に居づらい、責任を感じている、単にその場所が好き、など、見た目が同じでも中身はばらばらだからです。見るべきは、本人の様子よりも、あなたの休みや仕事に実害が及んでいるかどうかです。その見分け方を、順に書きます。
なお、世間では休日も仕事から離れられない状態を「仕事中毒(ワーカホリック)」と呼ぶことがあります。ただ、これは気質や状況を指す通称で、そう呼べるかどうかを他人が決めることはできません。

見かけただけなのに、頭から離れなくて…。
見かけた事実は事実や。でも、その中身を決めるんは、まだ早いで。ひとつずつ見ていこか。
「休みの日に来ている」という一つの行動から、病気かどうかは読み取れません。同じ姿を見ても、背景はいくつもあります。僕は本人の心の中までは分からないので、断定はせず、あくまで一般的な見え方として5つ並べておきます。
平日に終わらなかった分を、休みにこなしにきている。この場合、問われているのは本人の心ではなく、仕事量や人手の配分です。
管理職や、一人で担当を持っている人は、自分が見ていないと不安になることがあります。熱心さの出方が、休日の出勤になっているだけ、ということもあります。
家だと気が休まらない人にとって、静かな職場は、集中できる場所になり得ます。他人から見れば不思議でも、本人にとっては、いちばん居心地のよい場所を選んでいるだけかもしれません。
仕事以外に人とのつながりが少ないと、職場が唯一の居場所になることがあります。休むことが、孤立のように感じられるのかもしれません。ここは外から見えにくい部分で、決めつけは禁物です。
趣味のように仕事をしている人もいます。休日に来ることが、本人にとってはリラックスの一つ、というケースです。無理をしていないなら、周りが心配しすぎる必要はありません。
どれも外からは区別がつきません。だから「あの人は病気かも」と心の中でラベルを貼る前に、「休みの日に来ている姿を見た」と、事実だけを置いておくほうが、あなたも相手も楽です。
休日に会社に来る人の心理を、あれこれ当てようとすると、頭の中がその人のことでいっぱいになります。気にしすぎる前に、「自分の休みや仕事に、実際に何か影響が出ているか」だけを見てください。見る目安は3つで足ります。
休日に出てくる人が、あなたにも「手伝って」「ちょっと来られない?」と声をかけてくる。そうなっていないなら、その人が来ているかどうかは、あなたの休みに関係がありません。
「あの人も出てるんだから」と、暗に休日の出勤や連絡への返信を求める空気があれば、それは本人の問題ではなく、職場の側の問題です。
入退室の決まりを破っている、扱ってはいけない情報に触れているなど、職場として見過ごせない事実を実際に見たなら、それは「病気かどうか」と無関係に、会社へ伝える話です。
この3つのどれにも当てはまらないなら、その人は、ただ休みの日に職場にいる人です。あなたが休んでいいことと、その人が来ていることは、別の話です。自分の休みを後ろめたく感じる必要はありません。



自分だけ休んでると、なんか申し訳なくて。
その気持ちが出るんは、あんたが周りをよう見てる証拠や。けど、休みはあんたの権利やで。罪悪感は置いとき。
ここまでは、ただ「来ている人」を見かけただけの話でした。休日に連絡や出勤を求められて困っているなら、本人を問い詰めるより、会社の窓口に事実を渡すほうが、話が早く進みます。
まずやるのは、メモです。「いつ、誰から、どんな手段で、何を求められたか」を、日付つきで書きます。「あの人は仕事中毒だから」といった推測や評価は書かず、起きたことだけを残してください。事実だけなら、受け取る側も動きやすくなります。
伝える先は、まず直属の上司。話しにくければ、人事や総務、社内の相談窓口です。社内で話しづらい時は、国の「総合労働相談コーナー」でも、労働条件やいじめ・嫌がらせなどの相談を無料で受け付けています(厚生労働省:総合労働相談コーナーのご案内)。
休みの日の連絡そのものがつらい時の対処は、休みの日の仕事の連絡がストレスな時の対処法にまとめています。



事実だけ書くって、案外むずかしそう…。
「〇日の日曜の昼にチャットで資料を頼まれた」くらいでええんや。気持ちは書かんでも、困りごとは伝わるで。
ここで、見る側ではなく、自分が休みの日についオフィスへ向かってしまう人にも、ひとこと書いておきます。
休日出勤が好きというだけで、病気かどうかは決まりません。気持ちよく働けているなら、それはそれで一つの働き方です。ただ、休んでも仕事のことが頭を占めて落ち着かない、行かないと不安でたまらない、眠れない・疲れが抜けない日が続いている、と感じるなら、それは働き方を見直すサインかもしれません。
仕事への強い没頭が続いて心身が疲れている状態は、専門家に相談できます。かかりつけ医や、地域の相談窓口に、「休みの日も仕事が頭から離れない」と、そのまま話してみてください。診断名を気にして構える必要はありません。
頭が休まらない感覚のほうが近い方は、仕事のことが頭から離れないHSPさんへも参考にしてください。
休日に来ている姿だけで、仕事中毒かどうかは判断できません。仕事が終わらない、責任を感じている、単に好き、など理由はいくつもあります。見るのは本人の様子ではなく、あなたの休みに実害が出ているかどうかです。
心理は外から当てられないので、「いくつかの見え方がある」と置いておくのが安全です。自宅に居場所がない、孤立が不安、役職上の責任など、候補はありますが、どれかを決めつける必要はありません。
上司が出ていることと、あなたが出る義務は別です。休日の出勤や連絡を暗に求められる空気があるなら、その日付と内容をメモして、人事や総務の窓口に事実として伝えてください。
好きというだけで、病気かどうかは決まりません。本人が無理なく楽しめているなら、周りが先回りして心配しなくても大丈夫です。ただ、休んでも落ち着かない、疲れが抜けない日が続くなら、専門機関に相談する価値があります。
声をかけなくて構いません。気になって声をかけるなら、「お疲れさまです」くらいの軽いひとことで足ります。「大丈夫?」「何かあった?」と踏み込むと、相手が構えることもあります。
気になり始めた時点で、自分の状態を見つめられています。休んでも仕事が頭を占める、疲れが抜けない日が続くなら、かかりつけ医や地域の相談窓口など、専門機関に相談してください。
※本記事は医療的な診断・治療を勧めるものではありません。つらさが続く時は専門機関へ相談してください。


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このサイトの運営者・ハリピン(HSS型HSP)です。飲食店の店長から営業、東証一部上場(当時)の子会社で社長を5年、転職は6回以上。…で、いまはほぼ無職5年以上続けてます。社長まで行って無職、自分でもすごい振れ幅だと思うけど、これが、わりと本気で「全然オッケー」だと思ってます。 強みも弱みも、やってみないと分からないもので「接客は好きだけど、料理と在庫管理は苦手」って、飲食やって初めて知りました。英語もパソコンも苦手で試めてたことが、AIに助けてもらいながら少しずつできるようになってきた。——つまり、今この瞬間ダメでも、時間が経てば何かが変わるかもしれない。(無職期間も大事ってこと!) 僕がここでやりたいのは、“自分が死ぬ瞬間に自分の人生が「よかったな」と思える様になるキッカケを作ること”。正直、自分自身もまだ模索の途中で、全然偉そうなことは言えません。…でも、だからこそ同じ目線で考えれるかなと思ってます。 健康、睡眠、大事! 死ぬのだけは禁止で!
\ 最後まで読んでくれてありがとうございます /
しんどさの形は人それぞれですが、会社に籍を置いたまま休んで生活費を受け取れる制度があることは、知っておいて損はありません。
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