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ドラマの暴力シーンで何日もモヤモヤ
泣いてる人がいると一緒に泣いてしまう
悲しいニュースを見ていられない
このように感情移入しすぎて辛くなることはありませんか?
ドラマやニュースに感情移入して感動したり悲しくなることは誰にでもあります。
しかし、過剰に感情移入してしまい「こんなに感情移入してしまう私って何かの病気なの?」と心配になる人も少なくありません。
そこでこの記事では、感情移入しすぎる病気があるのかについてや、なりやすい病気について詳しく解説します。
あなたはどのような時に感情移入しすぎますか?
この章では、具体的な「感情移入しすぎる状況」をご紹介します。
感情移入しすぎる状況
ドラマや映画の登場人物に感情移入しすぎて、ボロボロ泣いてしまったり、つらい気持ちになることがあります。
引用:https://x.com/munetoissyo/status/444109654470041601?s=61&t=5Pg14kZV9sip-_xP2vW2uQ
「病気系のドラマや映画はつらくて見れない」という方も多いのではないでしょうか。
自然災害や事故などのニュースを見るとつらくなるという方も多いです。
引用:https://x.com/anchandamono/status/761577174201606144?s=61&t=5Pg14kZV9sip-_xP2vW2uQ
「被害者のことを考えると胸が締め付けられる」
「ニュースを見ているうちに自分も悲しくなって涙が止まらない」
このようにニュースに影響を受けすぎてしまうこともあります。
泣いている人を見ると自分も一緒に悲しくなって涙が出てしまう
悲しんでいる人の気持ちや背景を想像すると心が苦しい
このように感じることはありませんか?
感情移入しすぎる人は、人の気持ちを想像してしまうため自分も同じように泣いたり、悲しくなることがあります。
相談を受けるとまるで自分の悩みのように感じることがあります。
引用:https://twitter.com/likeascent_/status/1770488804140273806?s=61&t=5Pg14kZV9sip-_xP2vW2uQ
この方のように、相手は前向きになっているのに、自分がその相談内容について深く悩んでしまうケースも。
悩むとどんどん落ち込んでしまいます。
怒られている人を見ると自分自身が怒られているような気持ちになりませんか?
引用:https://twitter.com/kobo3276/status/1075620712285523969?s=61&t=5Pg14kZV9sip-_xP2vW2uQ
感情移入しすぎる人はつらくなってしまうため、「威圧的な言葉」「大きな声」を耳にすることがとても苦手です。
高校野球やオリンピックなどを見ると、泣いてしまう経験はありませんか?
かくいう私はスポーツにとても弱いです。
高校野球で点数が入っただけで涙がこぼれます。
全く関係ない学校なのに(笑)
選手の努力や辛かった時期などが、見たこともないのに想像できてしまうんですよね。
結論からいうと、感情移入しすぎること自体は病気ではありません。
むしろ共感力が高く人に寄り添えたり、想像力があり先の見通しが立てられるなど、あなたの長所です。
しかし、過剰な感情移入によって生活に影響がある場合は、HSPの可能性が考えられます。
感情移入しすぎる方はHSPの可能性があります。
HSPって何?
HSPがよくわからない方に向けてHSPについて解説するよ
HSPとは、音、光、匂い、人の感情など刺激に敏感で、刺激の影響を受けやすい人のことです。
刺激に敏感で影響を受けることを「感受性が強い」と表現され、相手の気持ちを感じ取る能力が高いために感情移入しやすい傾向があります。
HSPは以下の4つの特徴を持つといわれます。
この4つの特徴に全て当てはまる場合にHSPであるといえます。
HSPが感情移入しすぎる理由は主に以下の3つが挙げられます。
HSPは共感力が高いため、他人の感情を自分のことのように感じることができます。
「他の人が怒られていると自分も辛くなる」「映画やドラマでボロボロ泣いてしまう」というのは共感力の高さが影響しているのです。
HSPは想像力が豊かなため、相手の状況や背景を想像し、相手の気持ちを深く理解できます。
これは、HSPが五感や人の感情に敏感だからです。
例えば、スポーツ選手の表情1つで「今までこんな努力をしてきたんだろうな」と想像力が働き感情を動かされます。
HSPは感受性が強いので、相手の気持ちに共感すると同時に、自分の経験や感情を思い出してしまいがちです。
これは、HSPが自分と他者の心の境界線が薄いことが関係します。
どういうことかというと、HSPは「自分自身と他者を区別せず、他人のことも自分に起こったことのように捉える」ということです。
そのため、相手の共感すると、自分に重ねてしまいより感情移入が深まってしまいます。
HSPは「感情移入しすぎる」だけでなく、さまざまな悩みを抱えることがあります。
HSPによくあるお悩みを紹介するよ!
上記のようなお悩みは、HSPさんにとって大きな負担になることがあります。
日常生活や仕事で悩みがある時は、1人で悩まずに信頼できる人に相談したり、HSPについて理解を深めることが重要です。
こちらのページでは、悩みを相談したり、同じ思いを抱える人と繋がれます。
気軽に覗いてみてね!
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HSPは生まれ持った気質であり、病気ではありません。
しかし、感受性が強く敏感なため、ストレスや疲れを感じやすいです。
そのためストレスによって「適応障害」「うつ病」などの精神疾患になりやすいといわれています。
適応障害とは、置かれた環境に適応できないストレスによって、心身に症状が現れる病気です。
HSPは、職場や学校など日常生活のストレスに敏感なため適応障害を発症しやすい傾向があります。
適応障害の症状
うつ病とは気分の落ち込みや意欲の低下が日常生活や仕事に支障をきたす状態が長期間続く病気です。
HSPは責任感が強く、物事を深く考えすぎるため疲れやストレスを溜めやすいため、うつ病を発症するリスクがあるといわれています。
うつ病の症状
適応障害とうつ病は同じような症状ですが、適応障害は原因のストレスから離れると症状が改善します。
一方、うつ病はストレスから離れても症状が持続するのが特徴です。
HSPは、感受性や共感力が高く、刺激を受けやすい気質を持つ人です。
そのため、「眠れない」「疲れやすい」「気分が落ち込む」「自信が持てない」など、うつ病と似たような状態を日常生活で経験することがあります。
しかし、HSPと うつ病は、医学的に全く異なるもの。
一番の違いは、その症状が「先天的なもの」か「後天的なもの」なのかです。
HSPは生まれながらにして持っている気質であり、個性といえます。
一方、うつ病は人間関係や環境に由来するストレスなどで発症する病気です。
確かに、HSPの方がうつ病を発症することもありますが、HSP=病気ではありません。
感情移入しすぎると「つらい」「落ち込む」など感情が不安定になります。
「ストレスや疲れてしまうよね」
そこで感情移入しすぎてつらい時の対処法をご紹介します。
ニュースやドラマ、映画などに感情移入してつらい時は、感情移入しやすい情報から離れましょう。
感情移入する情報から離れることで、心を落ち着けられます。
上記の対策で、感情移入しやすい状況を避けることをおすすめします。
感情移入しすぎてつらい時は、1人になって周囲からの刺激を遮断しましょう。
1人で心地よい時間を過ごして、心を休めましょう。
感情移入しすぎることを悩む方もいますが、他の人から見ると「あなたの長所」かもしれません。
感情移入しやすいのは「人の気持ちに寄り添える」とも言えます。
悩みを相談した時に、まるで自分のことのように考えてくれるのは、相談する側から見ると、とてもありがたいです。
実は、感情移入しすぎるのはあなたの強み。
自分の長所と捉え、上手に活用することが大切です。
感情移入しすぎて日常生活に支障が出ている、もしくは適応障害などの可能性がある場合は、メンタルクリニックに相談することをおすすめします。
メンタルクリニックとは「精神科」「心療内科」など心に悩みや問題を抱えている人を対象とした医療機関。
専門知識豊富な医師が、あなたの話を丁寧に聞き、必要に応じた治療を行います。
「メンタルクリニックは行きにくい」と感じるかもしれません。
ですが、医療の力を借りることで、今の状況を改善できます。
以下の症状2週間以上続く場合は、メンタルクリニックを受診してください。
早めにメンタルクリニックに相談することで、症状が軽いうちに治療を始めることができます。
重症化するのが1番怖いよ!
もしメンタルクリニックの受診を迷っているなら、勇気を出して受診してください。
「メンタルクリニックってお金がかかる」と思う方も多いですが、医療保険が適応されるので一般的に3割負担で受診できます。
目安としては、初診で2500円から3000円。
再診で1500円程度です。
治療内容によって別途お薬代や、検査費用がかかります。
メンタルクリニックを受診すると次の効果が期待できます。
メンタルクリニックは、あなたが今よりも生きやすくなるための医療機関です。
気になることがあるなら、気軽に相談してみましょう。
感情移入しすぎるのは病気ではなく、HSPの可能性が考えられます。
HSPは感受性が強く刺激によって疲れやすい気質です。
そのため、適応障害やうつ病などメンタルの不調になりやすい傾向があります。
また、HSPは感情移入しすぎるなど、日常生活でさまざまな悩みを抱えることも。
つらい時は1人で悩まず、HSPの情報収集をしたり、メンタルクリニックに相談しましょう。
また、感情移入しすぎて疲れてしまった時は「情報から離れる」「1人になる時間を作る」という対処法を試してみてください。
当記事があなたの気持ちを軽くするお手伝いができれば幸いです。
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塾講師やWEB会社の営業を経て、現在は小学生の子供を持つ主婦ライターとして活動中。日々、育児と家事に追われながらなんとか頑張っています!HSP要素は中ぐらい。
このサイトがHSP自覚の薄い方へ何かのきっかけになればうれしいです!
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