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布団の中で、気づいたら涙が流れている。悲しいことがあったわけでもないのに、止めようとするほど止まらない。ティッシュが減っていくのを横目に、スマホで「涙が止まらない 精神状態」と打ち込んでしまう。
「自分の心は、いまどうなっているんだろう」
「このまま壊れてしまうのかな」
「人に言ったら大げさだと思われそう」
周りの顔色や空気を細かく拾って、ひとりで抱え込んでしまう人は、涙が止まらない自分を「おかしい」と責めがちです。いま画面を見ているあなたも、きっとそんな夜を過ごしています。
先に、いちばん大事なところからお伝えします。涙が止まらないこと自体は、特定の病名を示すものではありません。ただ、心が疲れ切っているサインとして出ていることはあります。病気かどうかは、涙の量ではなく「ほかにどんな状態が、どれくらい続いているか」で見ていきます。診断は僕にはできないので、見分け方の目安と、相談できる場所を整理します。
周りの様子や人の言葉の裏まで細かく拾って、人一倍気疲れしやすいと言われるHSP(Highly Sensitive Person/繊細な気質)の人は、気持ちを溜め込んだぶん、涙という形で一気にあふれやすいことがあります。
この記事の要点
※この記事は一般的な情報提供を目的としており、医学的な診断を行うものではありません。つらさが続くときは専門機関にご相談ください。
「涙が止まらない精神状態」という名前の病気があるわけではありません。涙が止まらないのは、心や体に積もった負担が、涙という形で表に出ている状態、と受け取るのが近いと僕は整理しています。
理由がはっきりしない涙ほど、不安は大きくなります。「悲しくないのに泣いている」と、自分の気持ちが分からなくなるからです。でも、気持ちの名前がつけられないくらい、頭も心も疲れている。そう見ることもできます。
泣いてしまうことは、弱さではありません。ずっと我慢してきた人の心が、これ以上はためておけない、と知らせている反応のこともあります。

理由もないのに涙が出るなんて、やっぱりどこかおかしいのかな…
理由が分からんくらい疲れとる、ってこともあるんよ。おかしいと決める前に、まず状態を見てみよ。
原因を一つに決めることはできませんが、よくある背景を3つに分けて整理します。どれか一つとは限らず、重なっていることもあります。
気質も疲れも、「あなたのせい」ではありません。ただ、仕事や人間関係の負担がずっと続いているなら、涙は「そろそろ休ませて」という合図かもしれません。ストレスが限界に近い時に出やすいサインは、ストレスの限界サインで泣くのは弱さじゃないでも整理しています。仕事のある日に限って涙が出るなら、仕事中に涙が出るのはうつのサインなの?も参考になります。
涙が止まらないからといって、うつ病などと決まるわけではありません。見る場所は、涙のほかに「眠れない」「食べられない」「楽しめない」などが重なっていないか、そしてそれがどれくらい続いているか、です。厚生労働省の若者向けページ「こころもメンテしよう」では、うつ病の項目のうち「5つ以上(1か2を含む)が2週間以上続いていたら、専門家に相談することをお勧めします」と案内されています(こころもメンテしよう|厚生労働省)。同じページには、憂うつな気分、興味や喜びの喪失、食欲や睡眠の変化、疲れやすさ、集中力の低下、死にたい気持ちなどが症状として挙げられています。これは目安であって、当てはまったから病気と決まるものではありません。
精神科や心療内科に行くのは勇気がいる、と感じるかもしれません。厚生労働省のうつ病の解説では「精神科を受診することに抵抗があるのなら、地元の保健所や精神保健福祉センターの相談窓口で相談することもできます。」とされています(うつ病|こころの病気を知る(厚生労働省))。「死にたい」という気持ちが浮かぶ時は、様子を見ずに、すぐ誰かに話してください。
働いている人は、厚生労働省の「こころの耳」に電話・SNS・メールで相談できる窓口が案内されています(こころの耳|厚生労働省)。受付の時間や方法は、サイトで確認してください。



病院に行くほどなのか、自分では分からない…
分からんのが当たり前や。「行くほどか」を決めるために、相談してみるくらいの気持ちでええんよ。
原因探しは、少し落ち着いてからで足ります。いまは、涙を止めようとしなくていい時間です。止めようと力を入れるほど、緊張が増して苦しくなることがあります。流れるぶんは、流してしまっていい。
眠れそうなら、そのまま眠ってしまって大丈夫です。涙のあとは、頭が重くなって、疲れがどっと出ることもあります。それも自然な流れです。
※この記事は一般的な情報提供を目的としており、医学的な診断を行うものではありません。つらさが続くときは専門機関にご相談ください。
これだけで特定の状態や病名には決められません。張りつめた気持ちが緩んだ時や、疲れが重なった時にも涙は止まらなくなることがあります。ほかの症状がどれくらい続いているかが、見分ける材料になります(こころもメンテしよう|厚生労働省)。
涙だけでは判断できません。眠れない、食べられない、楽しめないなどが長く続くなら、専門家への相談を考える目安になります。厚生労働省の若者向けページでは、項目のうち5つ以上(1か2を含む)が2週間以上続く場合の相談が勧められています。こころもメンテしよう|厚生労働省
気持ちに名前がつく前に、疲れや緊張が先に涙として出ることがあります。悲しい理由を探さなくても大丈夫です。
精神科や心療内科のほか、地元の保健所や精神保健福祉センターの相談窓口があります。厚生労働省。働いている人は、こころの耳の電話・SNS・メール相談もあります。
涙を止めようとせず、ゆっくり息を吐き、温かい飲み物を取って、考えるのを明日に回してください。ひと言だけ誰かに「つらい」と伝えるのも助けになります。
毎日続いているなら、受診するかどうかを決めるためにも、早めに相談してかまいません。厚生労働省の若者向けページでは、憂うつな気分や興味がわかない状態を含む5つ以上が2週間以上続く場合に、専門家への相談が勧められています(こころもメンテしよう|厚生労働省)。「死にたい」気持ちがある時は、家族や主治医、いのちの電話など、すぐ誰かに話してください(うつ病|こころの病気を知る(厚生労働省))。
※この記事は一般的な情報提供を目的としており、医学的な診断を行うものではありません。つらさが続くときは専門機関にご相談ください。
この記事を書いた人|ハリピン(HSS型HSPとお仕事と私 運営者)
繊細な気質と向き合いながら「自分に合う働き方」を模索してきたHSS型HSP当事者。同じように仕事で悩むHSPさんへ、当事者の視点で発信しています。


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このサイトの運営者・ハリピン(HSS型HSP)です。飲食店の店長から営業、東証一部上場(当時)の子会社で社長を5年、転職は6回以上。…で、いまはほぼ無職5年以上続けてます。社長まで行って無職、自分でもすごい振れ幅だと思うけど、これが、わりと本気で「全然オッケー」だと思ってます。 強みも弱みも、やってみないと分からないもので「接客は好きだけど、料理と在庫管理は苦手」って、飲食やって初めて知りました。英語もパソコンも苦手で試めてたことが、AIに助けてもらいながら少しずつできるようになってきた。——つまり、今この瞬間ダメでも、時間が経てば何かが変わるかもしれない。(無職期間も大事ってこと!) 僕がここでやりたいのは、“自分が死ぬ瞬間に自分の人生が「よかったな」と思える様になるキッカケを作ること”。正直、自分自身もまだ模索の途中で、全然偉そうなことは言えません。…でも、だからこそ同じ目線で考えれるかなと思ってます。 健康、睡眠、大事! 死ぬのだけは禁止で!
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