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昔のことを話すと思い出して泣いてしまう
自分の思いが言葉にできず泣いちゃう
このような経験はありませんか?
泣きたくないのに泣いてしまう事を気にする方はとても多いです。
なかには「泣いたら済むと思ってる」「すぐ泣く」と言われつらい思いをしている方も多いでしょう。
実は「自分のことを話すと泣く」のはHSPに多い傾向の1つ。
そこで当記事ではHSPの私による実体験をもとに、泣く理由や対処法をご紹介します。
ぜひ最後までご覧ください。
どうして自分のことを話すと泣いてしまうのでしょうか。
泣きたくないのに、涙が出て話せない
この章では、自分のことを話すと泣く時の心理や理由について解説します。
自分の過去の出来事や、その時の感情を話すときに泣いてしまうことはありませんか?
例えば
「面接で学生時代に努力したことを話す」
「自分の生い立ちについて話す」
「過去のトラウマを人に打ち明ける」
などの状況で涙が出たり、泣きそうになるケースです。
この場合は、過去の自分にシンクロして、その時の感情が蘇ってくるために泣いてしまいます。
仕事のストレスや人間関係など我慢が限界に達している時、自分の気持ちを人に伝えようとすると泣いてしまうことがあります。
例えば、仕事で我慢の限界を感じ、上司に相談しようと話し始めたら涙が出てきてしまうような場合です。
人に気持ちを話し始めると、我慢の糸が切れてしまい、一度涙が出ると止まらなくなってしまいます。
相談すると泣いてしまうと泣いてしまう人はこちらも見てみてね。
自分のことを話そうとすると泣いてしまう人は、深層心理で相手の反応を怖がっているケースがあります。
「自分の意見を言うと嫌われるかもしれない」
「この話をすると相手を不快にさせてしまうかも」
と無意識に相手の反応を気にしている可能性があります。
特に、自分の気持ちや意見を言って、親に怒られたり友達と喧嘩した経験があると相手の反応を気にする傾向が強いです。
「恐怖」という感情が涙になるんだね
自分の感情をうまく言葉にできずに泣く場合もあります。
これは「言葉が浮かばない」というよりも、話そうとすると喉の奥がギュッと詰まるような感覚になり、声ではなく涙が出る感じです。
話したい、伝えたいのに言葉よりも涙が出てしまい、さらに話せなくなる悪循環になってしまいます。
言葉にできない戸惑いでもっと泣いちゃう
自分のことを話すと涙が出るのは、話している時に感情が大きく動くからです。
これまで解説した「過去の悲しみや喜び」「我慢」「相手の反応への恐怖」「言葉にできない戸惑い」など、自分のことを話すには様々な感情が伴います。
実は、感情が大きく動くと、脳にストレスを感じて涙が流れるのです。
脳にとっては、悲しみ、喜び、怒り、悔しさ、不安、など全ての感情がストレス。
「自分のことを話す」という感情が大きく揺さぶられる行為が涙腺を刺激するのです。
実は私も自分のことを話すと泣いてしまう現象に悩む1人です。
ここでは、私がどのような時に泣いてしまったのか実体験をご紹介します。
自分のことを話して泣いてしまう事が何度かあったのですが、最も鮮明に覚えているエピソードをご紹介します。
それは、就活で面接を受けた時に「これまで頑張った経験」を話そうとして号泣したことです。
私は学生時代バスケットボール部に所属していたのですが、とても厳しい部活でした。
厳しい練習に耐えて、仲間と1つの目標に向かってやり遂げることを学んだ
と面接官に伝えたかったのですが、厳しく、辛かった昔を思い出して大号泣。
面接官が「泣いてる私」にドン引きしていた顔が忘れられません。
泣き止もうと思っても、もっと涙が出てしまうんですよね。
もちろん面接は落ちました(笑)
私は、自分の思いや意見を人に伝えるときに泣くことが多いです。
例えば、高校時代にクラス内で意見が対立した時に泣きながら自分の意見を訴えたことを覚えています。
また、社会人では「仕事が辛い」と上司に伝える時にも泣いてしまいました。
自分が感じるプレッシャーや不満を言おうとすると勝手に涙が流れてしまうのです。
涙の訴えによって「そんなに辛い思いをしてたのか」と待遇改善されたので結果オーライだったかもしれません。
最近の出来事ですが、家族に対する我慢が爆発して泣いてしまいました。
「子どもが宿題を中々やらない」
「夫とちょっとした意見の食い違い」
「毎日の家事と仕事の疲れ」
このようなちょっとしたことが積み重なって、気持ちが爆発。
「もっと〇〇してほしい」と夫に自分の意見を話そうとして泣いてしまいました。
突然ですが、HSPってご存知ですか?
HSPとは、生まれつき非常に感受性が強く、刺激に敏感な気質を持つ人のことを指します。
HSPの特徴はこちらです。
HSPは感受性が強く、自分や人の感情に敏感で涙もろい傾向があるといわれています。
そのため、HSPの人の多くが「自分のことを話すと泣いてしまう」と感じているのです。
実は私もHSP気質です。あなたが泣いてしまうのは、もしかするとHSPかもしれないね
HSPの特徴をもっと詳しく知りたい方はこちら。
自分のことを話すと泣いてしまうのを直したい
そんなときは以下の方法を試してみてください。
自分の気持ちを溜め込んだり、我慢すると自分のことを話す時に泣いてしまいます。
それならば、気持ちが爆発する前に吐き出すと良いでしょう。
私も、気持ちを人に言えずに我慢してしまう癖があるのですが、そもそも人に気持ちを話すことに慣れていないのです。
だからこそ、ストレスが大きくなる前に気持ちを打ち明ける必要があります。
私も我慢が爆発する前に、家族や信頼できる友人に自分の気持ちを吐き出す努力をするつもりです。
自分の気持ちを人に打ち明けることは難しいですが、一緒に頑張りましょう。
上司との面談や面接で泣いてしまいやすい人は、話したい内容を紙に書いておきましょう。
事前に伝えたいことをまとめておけば、気持ちを言葉にできず泣くことを防げます。
事前に話す内容を書くことを何度か繰り返すと、紙に書かなくても頭の中に話したいことが浮かぶようになるのです。
相手に伝わりやすい話し方のトレーニングにもなるよ!
話しているうちに泣きそうになることもあるでしょう。
その場合は、一旦話すのをやめて深呼吸。
「泣きそう」と思うともっと涙が出てしまうので、少し気を逸らして感情を落ち着けてください。
話し続けると涙が出て、うまく話せなくなるなら「ちょっと待ってください」と時間をおくと良いでしょう。
自分のことを話すと泣いてしまうのをやめたい人は多いですが、状況によっては涙ながらに話すことも効果的です。
自分の意見や思いなど、泣きながら訴えられると真剣さが伝わることもあります。
あなたが辛いと相手が気づくきっかけになることもある!
言わないと相手に伝わらないこともあるので、涙ながらに話すことも時には必要です。
私は今まで「人前で泣くのは相手に迷惑、我慢すべきこと」と思っていました。
泣かないように、自分を制御することが必要だと頑張ってきたのです。
しかし、最近「もしかすると違うかも」と思い始めました。
信頼できる人や家族には「自分のことを話すと涙が出る」体質を話し、受け入れてもらう努力をもっとしても良いのではないかと思います。
だって私だって泣きたくて泣いてる訳じゃないんだもん!
もちろん、職場など泣くべきでない場面もあります。
しかし、家族や信頼できる人の前では、感情のままに泣いても良いのではないでしょうか。
自分のことを話すと泣いてしまう人は、HSPが関係している可能性もあるかもしれません。
私も昔から自分のことを話すと涙が出るのが嫌でした。
「私って心が弱いのかな」と悩んだこともあります。
しかし、「私だけじゃないこと」「HSPという気質があること」など知ったとき、「自分だけじゃない」とほっとしました。
「当記事で私みたいに安心できた人が1人でもいたら嬉しいな!」
また、自分のことを話すと泣いてしまう人は「人に悩みを相談できない」「相談できる人が身近にいない」方も多いです。
その場合は気軽に専門家に相談できるSNS相談がおすすめ。
実は厚生労働省でもLINEやチャットで相談できる窓口があるんだよ!
泣かずに自分のことを話したい方は、紹介した方法をぜひ試してみてください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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塾講師やWEB会社の営業を経て、現在は小学生の子供を持つ主婦ライターとして活動中。日々、育児と家事に追われながらなんとか頑張っています!HSP要素は中ぐらい。
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