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「映画やドラマを見て泣いてしまう」「相手の感情につられてしまう」「辛い映像を見ると胸が苦しい」など、感情移入しすぎて困っていませんか?
こんにちは!HSS型HSPのアデペンです!
当記事では、感情移入しすぎるHSPのあるあるや、感情移入によって困っている時の対処法をご紹介します。ぜひ最後までご覧ください!
相手と自分の感情を区別し客観的に判断すること
感情移入しすぎて困っているHSP
感情移入しすぎて病気かも?と気になる方はこちら!
はじめに感情移入しすぎるHSPのあるあるをご紹介します。
友達・同僚・上司など、誰かの悩みや苦しみに対して強い共感を感じ、自分まで苦しくなることはありませんか?
例えば、毎日残業していて辛そうな上司を見て、まるで自分が残業しているかのように辛くなったり。友達の身に不幸が起こった時に、まるで自分に不幸が起こったかのように感じたりなど、他人に共感して同じ気持ちになることがあります。
従って、他人の問題を自分のものとして感じとってしまうため、一緒に悩んでしまうことも少なくありません。
HSPは感情移入するあまり、映画やドラマなどの感動的なシーンで強く反応し泣いたり、感動したり、怒りを覚えたりすることがあります。
アデペンは泣ける映画を見ると心のそこから泣くし、グロテスクな映像をみると心が苦しくなったりしてしまうよ。
中には主人公に共感してしまい、物語の中に入ったかのような気持ちになることも少なくありません。
HSPは、批判的な言葉に対して敏感に反応することがあります。他人からの否定的な意見に対して、深く傷ついたり、自己評価が低下することも少なくありません。
HSPの人に言ってはいけない言葉、傷つく言葉についてまとめた記事があります。合わせてご参考ください。
HSPは、感情を抑えることが難しく、自分自身の感情をコントロールできなくなる場合があります。一度怒りや悲しみ、不安などの強い感情を抱えると、それが長期間続くことも珍しくありません。
一度落ち込むと、長い期間落ち込んでしまうことがあるよ。そして眠れなくて数日寝不足気味になることも・・・。
HSPは、他人の気持ちを察するのが得意ですが、自分自身の感情について理解できないことが多いです。自分の気持ちや欲求が分からないために、ストレスや不満を感じることも多く、上手に疲れを癒せない原因となります。
気がつくとストレスが爆発してしまうなんてことも少なくないよ。限界のサインについては下記記事を見てみてね!
こまめな疲れの癒し方についてもまとめた記事があるよ!
HSPは感情移入しすぎるため相手の感情に合わせすぎて、疲れてしまうことがあります。例えば相手が「怒っている」「悲しんでいる」などの感情を察知し、自分も同じような感情になると同時に、相手を落ち着かせよう・励まそうと努力します。
しかし、人の感情は簡単に変えられません。たくさん努力しても結局何も変わらず、自分だけが疲れていることも少なくないです。
時に感情移入しすぎずに対処したいHSPさんもいらっしゃるでしょう。そこで今度は、HSPが感情移入しすぎる際の対処法をご紹介します。
これは自分の感情なのか、感情移入による感情なのかを区別できるようになりましょう。区別するためには、「なぜ自分は怒っているのか」「なぜ自分は悲しんでいるのか」と自問自答するのが大切。
もし「酷いことを言われて落ち込んでいる」「疲れて心が悲しんでいる」などであれば自分由来の感情。逆に「相手が怒っているから自分もイライラしている」「友達が泣いていたから自分も悲しい」であれば感情移入によるものです。まずは、感情移入しているのかどうか見つめ直してみてください。
自分自身を客観的に見て感情移入によるものかどうか分かったあとは、一度大きく深呼吸しましょう。
感情に流されて行動すると、冷静な判断ができず悪い方向へ物事が進む可能性もあります。まずは「大丈夫」と自分に一声かけて、大きく深呼吸しましょう。
大きく深呼吸をして、できれば何も考えないでみるのがおすすめ!瞬時に切り替えるのは難しいので、目を瞑って時間をかけて深呼吸をしてみて。
HSPが感情移入しすぎる場合、時には自分自身を守るために、原因元である相手から距離を置くことも必要です。他人の感情を自分が受け入れられない場合や、感情移入によって心身共に疲れ果てた場合は、適度な距離を保ちましょう。
今日はメンタルが不安定だ・・・、と思ったら、感情移入してしまう対象から離れること!人だけじゃなく、ニュースなども感情移入の対象なので、避けてみてね!
感情移入が起こった場合、我慢せずに感情を表現することも重要です。感情を抑え込むと、ストレスや不安を感じることがあります。感情を表現することで、自分自身を解放しましょう。
感情移入によって疲れた時は、思い切り自分を甘やかしてあげてください!自分自身に対して優しくなることが大切です。例えば、自分の好きな趣味に没頭する、お風呂やサウナでリラックスする、運動をするなど、自分自身にとって癒しとなる行動を取りましょう。
最後に私自身が感情移入して辛かった瞬間のエピソードをご紹介します。
私が感情移入して最も辛い瞬間は、怒りの感情に移入した時です。今でも深く覚えているのは、職場にクレーマーが乗り込んできた時のこと。私が来客対応をしたのですが、そのクレーマーは入るや否や「どうなってるんだ?」と怒鳴り散らしました。
幸い内容は私の担当ではなかったので、引き継ぎしたのですが、担当者さんとクレーマーさんが対峙している間、終始怒号が止まず。私は手が震えたり、胸が苦しくなったり、心臓を鷲掴みされたかのような気持ちになりました。
怒りの感情が近くにある時ほど辛いものはありません。いくら「自分に対してじゃないから」としても、一度怒りに触れると、どうしようもなくなってしまうものです。
今は、「相手はテレビ画面の向こうで話している」という感覚で聞く術を身につけましたが、当時の私は無防備な状態だったので、本当に苦しい瞬間でした。
怒りの次に感情移入して困った経験は、相手の「困った」という感情に振り回された時です。HSPという気質は相手の感情に気がつきやすいですから、友達・同僚・上司が何かこまっていればすぐに気がつきます。そして、手を差し伸ばさずにはいられない。
しかも自分まで困っているかのようになり、一緒に困る。そんな現象が起こります。このような状態の時って「自分も困らなきゃ」と思っている時が多いんですよね。
相手の感情に移入し、しかも相手に合わせすぎるあまりに、自分まで困ってしまう。そして解決したあとは自分のことのように疲れるなんてことが多々ありました。
「困っていると見過ごせない」この気質自体は良いことだと思いますが、察しが良すぎるあまりに、どんなことでも手を差し伸べてしまう。これは考えものです。
感情移入によって落ち込んだ時は、一度冷静になって、「誰の感情か」を区別してください!相手由来のものであれば、自分のことのように感じる必要はありません。客観的な判断ができるようになりましょう。
とはいっても、感情移入することは何も悪いことではありません。HSPの持つ感情移入は、相手の気持ちを察せる・思いやりがあるなどの長所にもなります。決して、感情移入を悪いなんて判断する必要はありません!
人や映画やドラマだけでなく、物にも感情移入してしまうという方はこちらもご覧ください。
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高校卒業後に非常勤事務員として公務員を務めたのち、WEB系ベンチャー企業でマネージャーを務める。その後、WEB系メガベンチャー企業へ転職し、現在はWEBライター・WEBマーケターとしてフリーランスで活動中。HSS型HSPという気質で生きづらさを感じながらも、葛藤してきた経験を活かし、同じ気質や境遇の方に対して何かお手伝いが出来ればと思っております。【プロフィール詳細はこちら】【自己紹介(インタビュー)記事はこちら】
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