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失業保険って何?退職したら誰でも貰えるの?貰える金額は?
今回は、雇用保険をかけている人なら貰える可能性のある、失業保険について解説するよ!
失業保険とは、労働者が雇用されている期間中に一定の保険料を支払い、雇用が失われた場合に、一定期間にわたって受け取ることができる給付金制度のこと。今回は、失業保険を貰える条件・金額・手続き方法などを詳しく解説します。
当記事で分かること
失業保険を貰える条件
失業保険で貰える金額
失業保険を受け取るための手続き方法
失業保険が振り込まれるタイミング
失業保険を受け取る際の注意点
失業保険を正しく理解していないと、損をしてしまいます。これから退職する方、転職する方は必ずチェックしましょう!
初めて転職する方は、下記のロードマップも合わせて確認してね!
失業保険を貰える条件は以下の2つです。
離職の日以前2年間に、雇用保険の被保険者期間が通算して12か月以上あること
また働く意思があり、次の仕事を探していることも大切な条件です。妊娠・出産など働かないことを前提に退職した場合は貰えないので注意してください!
失業保険はいくら貰えるの?
失業保険は人によって貰える金額が異なります!
少し難しいですが、先に計算式をご紹介しましょう。
「1日あたりの給付額」計算式
6ヶ月分の給料 ÷ 180(給付の日額)× 0.5~0.8(給付率)
= 基本手当日額(1日あたりの給付額)
計算式が複雑なため、下記サイトで計算するのが一番簡単です!
雇用保険の給付額(失業給付金)の計算|ke!san生活や実務に役立つ計算サイト
失業保険は、上記の計算式の他にも、年齢に応じて支給上限額が決まっています。年齢区分別の支給上限金額は下記をご参考ください。
基本手当日額の上限額 | 基本手当日額の上限額 |
29歳以下 | 6,835円 |
30~44歳 | 7,595円 |
45~59歳 | 8,355円 |
60~64歳 | 7,177円 |
参考:雇用保険の基本手当(失業給付)を受給される皆さまへ|厚生労働省
給与額が多い方は、年齢区分で上限があるため、必ずチェックしておきましょう!
失業保険は自分で手続きしなければなりません。以下に手順をご紹介します。
原則、会社を退職してから10日以内に離職票・雇用保険被保険者証が送られてきます。送られてこない場合は、必ず退職した会社に連絡し確認してください。
離職票・雇用保険被保険者証が届いたらハローワークで手続きしましょう。持参するものは以下の通りです。
・離職票
・雇用保険被保険者証
・個人番号確認書類(マイナンバーカード・通知カード・マイナンバーの記載がある住民票)
・印鑑
・写真(たて3cm×よこ2.5cmの正面上半身のもの2枚)
・本人名義の普通預金通帳またはキャッシュカード
・身分証明証(運転免許証、運転経歴証明書、マイナンバーカード、官公署が発行した身分証明書・資格証明書(写真付き)など)
雇用保険の受給についての説明が行われます。また、説明会当日に「雇用保険受給資格者証」と「失業認定申告書」が渡され、第1回目の失業認定日が決まります。
失業の認定日までに求職活動を行いましょう。求職活動とは、実際に企業に応募したり、面接をしたりなどの活動のこと。求職活動を行っていないと、失業保険を受け取れないため注意しましょう。
※自宅で転職サイトを見ているだけでは理由にならないため注意。実際に転職サイトを活用して応募していたり面接をしている、またハローワークで職場相談や求人閲覧を行っている必要があります。
なんだか求職活動って面倒くさそう・・・。
実際、ハローワークで求職活動をするのは面倒くさい!
ハローワークに在籍している担当者は転職のプロではないため、あなたにマッチした職業を紹介してくれたり、書類や面接のサポートを受けたりできないデメリットがあります。
より簡単に、安心して求職活動をしたい方は必ず転職サイトを利用しましょう。
求職活動でおすすめできる転職サイトは以下記事を必ず見てみてね!
原則、4週間に1回失業の認定が行われます。失業の認定日にはハローワークへ足を運び、失業認定申告書と求職活動を報告して受給しましょう。
ちなみに失業保険には、再就職手当と呼ばれるものもあります。再就職手当は、求職活動をして無事に再就職が決まった際に貰えるお金のことです。
詳しくは『再就職手当はいくら貰える?計算方法や受給条件を徹底解説』を確認してください。
失業保険が振り込まれるタイミングは、自己都合退社か会社都合退社で異なります。
自己都合退社とは、自分の意思で退職を決めた場合のこと。会社都合退社とは、リストラや倒産などの会社の都合でやむを得ず退職した場合のことです。
自己都合退社の場合
受給資格決定日から7日間待機
待機満了日の翌日から2ヶ月または3ヶ月後に支給
(例:3月1日に受給資格が決定した場合、5月8日以降に支給開始)
会社都合退社の場合
受給資格決定日から7日間待機した後に支給
(例:3月1日に受給資格が決定した場合、3月8日以降に支給開始)
参考:雇用保険受給者のみなさまへ〜失業給付は、いつから、いくら、いつまで〜|厚生労働省
会社都合の方が貰えるまでの日数が短いよ!
手続きできません。退職後に離職票・雇用保険被保険者証を受け取ってからハローワークへ行きましょう。
扶養であっても受給資格を満たしていれば受け取れます。
完全に引越しするまでは、引越し前の地域のハローワークでできることから始めましょう。
就職した場合は、再就職手当というものがあります。詳しくは、再就職手当はいくら貰える?計算方法や受給条件を徹底解説をご確認ください。
リセットされます。再び受け取れるようになるためには、退職前の2年間のうち雇用保険の被保険者期間が12カ月以上必要です。
失業保険は受給資格を満たしていれば誰でも受け取れる権利のあるものです。知らずに手続きを忘れていると、損してしまうので必ず知識として覚えておきましょう。
とはいえ、一度リセットしてしまうと、再び12ヶ月の加入期間が必要になるため、すぐに再就職できた場合は受け取らないで過ごすのも1つの方法です。
もし、ゆっくりと転職先を探したい場合には、失業保険を活用してみましょう。あなたの転職活動を応援しています!
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高校卒業後に非常勤事務員として公務員を務めたのち、WEB系ベンチャー企業でマネージャーを務める。その後、WEB系メガベンチャー企業へ転職し、現在はWEBライター・WEBマーケターとしてフリーランスで活動中。HSS型HSPという気質で生きづらさを感じながらも、葛藤してきた経験を活かし、同じ気質や境遇の方に対して何かお手伝いが出来ればと思っております。【プロフィール詳細はこちら】【自己紹介(インタビュー)記事はこちら】
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