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管理職になったら上司と部下の板挟みで大変
部下に仕事を振れず、自分で仕事をたくさん抱え込んでしまった」
自分に責任の重い管理職が務まるのか不安
など、HSS型HSPで管理職の方、もしくはこれから管理職になる方で、向いているのか向いていないのか困っていませんか?
こんにちは!HSS型HSPのアデペンです。 私も過去にベンチャー企業で管理職を経験し、社長と部下の板挟みで大変だったよ。
そこで今回は、HSS型HSPが「管理職に向いているのか・向いていないのか」「管理職になったら意識すること」「実体験から分かった大切なこと」について、お伝えします。
HSS型HSPが管理職に向いている理由をご紹介します。
HSS型HSPは強い共感力を持ちます。例えば、相手の表情や声色。はたまた言葉のチョイスから、今どんなことを考えているのかなどが分かるんです。
すると、部下が今どんなことを考えているか、何で困っているのかを察し、事前に声をかけてあげるなどの気配りができ「この上司分かってくれる!」「親身に寄り添ってくれる」と慕われることも少なくありません。
管理職になると、より責任が重くなります。もちろん責任が負担と感じる時もありますが、チャレンジ精神の旺盛なHSS型HSPにとっては、良い刺激となります。
役職などがつくと、不思議と気分が高まります(笑)
HSS型HSPは誰かから頼られると、嬉しくなったり喜びを感じます。管理職になると、上司からも部下からも頼られるようになるため、「自分を必要としてくれている」と嬉しくなり、ついつい仕事を頑張りがち。気づくと残業したり、たくさん仕事を抱えたりしてしまうので、無理は禁物です。
HSS型HSPは管理業務や現場を回す力に長けています。そのため業務のディレクションをとったり、人事管理を行ったり、マルチに活躍可能。臨機応変にさまざまな業務をこなさなければならない管理職に適任と言えます。
HSS型HSPが管理職になったら意識すべきポイントをご紹介します。すでに管理職の方も、辛くなる前にぜひ参考にしてみてください。
部下を信じてお仕事を任せましょう。
部下は上司から頼られることをやりがいに感じることもあります。
理不尽にタスクを振るのはダメですが、部下を信じて、あえて難しいタスクを割り振りしたり、少し多めにお願いするのも大切です。
自分が上司と仕事してきた時を思い出してみて!
管理職になったら課題全体に目を向けましょう。
HSS型HSPはタスクを抱え込む傾向があり、課題全体ではなく目の前のタスクで一杯一杯になることも多いです。
それは繊細で気がつきすぎるからこそ起こること。
そんな時は、細かいことを部下にお願いし、一度課題全体に目を向けてみてください。
管理職になったらマネジメントに徹しましょう!
ついついなんでも自分で仕事を片付けようとしてしまいますが、部下が育った方が仕事の効率は良くなります。
自分がたくさん仕事を片付けるのではなく、部下のマネジメントに徹してみてください!
管理職になったら、自分がプレイヤーに回るよりも、いかに部下が効率よく仕事してくれるかに着目した方がいい時もあるよ!
上司からも部下からも板挟み状態で、なかなか気が休まらない管理職。
時には早く帰って、心に余裕を作るようにしてください。
とても責任感の強いHSS型HSPは、部下がみんな帰るまで帰らなかったり、みんなより人一倍仕事を頑張ろうとしてしまいます。
しかし、上司がいると帰りづらい部下もいるでしょう。
なにより、まずは上司から定期的に休みをとり、心に余裕を作ってあげてください!
管理職の心身の疲れは、部下にも次第に現れていきます。
だからこそ、管理職はゆっくりと休んで欲しい!
お風呂に浸かる・休日は仕事を忘れて過ごす。
簡単なこと、出来ることからで良いので、自らを思う存分リフレッシュさせてあげてください!
最後にHSS型HSPの私が管理職をした時の実体験についてご紹介します。
私が管理職を務めたのは、地方のWEB系ベンチャー企業で働いていた時の話です。
私の職歴について知りたい方は、下記をご覧ください。
当時私が管理職として行っていたのはWEBメディアのディレクション業務。ライターさんを20人ほど抱え、記事チェックやサイトの方針決め。また収益に関しても担当していました。
またベンチャー企業なので、シフト管理・採用など人事のお仕事も並行して行います。とても業務幅が広く大変なこともありましたが、責任の大きさにやりがいを感じていました。
今でこそHSS型HSPだったからかな?と思いますが、当時はよく部下の様子を伺い、何か気になる時は声をかけて困っていないかと寄り添っていました。
そのおかげか、私に対して信用してくれる部下が増え、「どうしたらいいか?」と私を頼ってくれる部下も多く、非常にやりがいを感じていました。
また、同時に社長からも期待していただき、様々な仕事をもらえる度に喜んでいたのを思い出します。
ところが、自分の気持ちとは裏腹に業務過多で心身を壊してしまいました。というのも、毎日遅くまで残業し、休日も仕事のことを考える日々だったのもあり、気づけばボロボロになっていたのです。
上司からも部下からも頼られて嬉しくなり、感覚が麻痺していたのでしょう。シャカリキに働くあまり、適応障害になったり尿道炎を起こしたりと心身がボロボロになってしまいました。
じゃあ管理職をやらなければよかったのかというと、そうではありません。
反省については最後にまとめますが、管理職をしたおかげで、今自分でフリーランスとして働けるノウハウやスキルを身につけたと思っています。では、当時何が大切だったのか最後に振り返りましょう。
これから管理職になるHSS型HSPのあなた。もしくは、今HSS型HSPで管理職をしているあなた。人を頼ることを忘れないでください。
心身がボロボロになる前に、日頃から人をもっと頼ってください。人は頼られることを嬉しいと感じるものです。それに、HSS型HSPで頑張り屋さんなあなたは、もう頼れる部下や上司、同僚がいるはず。
今困っていること、今抱えていること、必ず周りに相談してください。一人で抱えないでください。管理職だって甘えていいんです!でないと会社は機能しません。
ぜひ一人で抱え込まず、人に打ち明けるのを無理だと思わず、必ず相談してください!そうすることで、あなたは立派な管理職になれます。このことを忘れずに。
相談すると泣いてしまう方に向けた記事もあります。ぜひ合わせてご覧ください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
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高校卒業後に非常勤事務員として公務員を務めたのち、WEB系ベンチャー企業でマネージャーを務める。その後、WEB系メガベンチャー企業へ転職し、現在はWEBライター・WEBマーケターとしてフリーランスで活動中。HSS型HSPという気質で生きづらさを感じながらも、葛藤してきた経験を活かし、同じ気質や境遇の方に対して何かお手伝いが出来ればと思っております。【プロフィール詳細はこちら】【自己紹介(インタビュー)記事はこちら】
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