\ 教えて掲示板 /
\ つながろう /
\ 色んな経験/
「最近どう?」と聞かれただけだった。答えようとした瞬間に喉がきゅっと詰まって、言葉より先に涙がこぼれる。相手が困った顔で黙るのを見て、もう一度、思う。
「また泣いてる。なんで私はいつもこうなんだろう」
「ちょっと話しただけなのに、なんで涙になるの」
「子どもみたいで、情けない」
泣いてしまったことそのものより、そのあとにやってくる「すぐ泣く自分が嫌い」という気持ちのほうが、ずっと重たい。スマホにその言葉を打ち込んでいるあなたは、たぶん今日も、泣いた自分を心の中で責め続けています。
先に、いちばん大事なところからお伝えします。すぐ泣く自分を嫌いになるのは、あなたが弱いからではありません。泣く回数よりも、泣くたびに自分を責めてきた回数のほうが、あなたを疲れさせています。涙をなくす方法はこの記事では探しません。探すのは、泣いてしまう自分と、少しだけ仲直りする道筋です。
周りの表情や声の調子を人より細かく拾ってしまう、HSP(Highly Sensitive Person/繊細な気質)の人は、気持ちの揺れがそのまま涙になって出やすいことがあります。同じ悩みを抱えている人は、あなたの周りにも、画面の向こうにも、きっといます。
この記事の要点
泣いている最中は、実は一瞬です。つらいのは、そのあとです。目が赤いまま席に戻る気まずさ。「どうせ泣いて済ませたいんでしょ」と思われていそうな気がする、あの感じ。家に帰ってからも、頭の中で何度も場面を再生して、自分を責める。
嫌いなのは、涙そのものではなく、泣いたあとに自分へ向ける視線のほうです。ここを分けて考えるだけで、少し息がしやすくなります。涙は体の反応で、嫌っているのは、その反応につけた「情けない」という評価だからです。

泣いたあとに、毎回自分を責めてしまうんです…
責めるほうがしんどいんよな。泣いたことより、そのあとの自分いじめのほうを先に手放してええと思う。
泣いてしまうことは、感情が弱いこととは違います。出来事を深く受け取る力が強く働いている人も少なくありません。「感じすぎる」と「泣く」は、同じ性質の表と裏です。
「泣くのは弱い人」という空気は、子どもの頃から、何度も耳にしてきた人は少なくないはずです。「泣かないの、えらいね」「泣いても解決しないでしょ」「もう大人なんだから」。一つひとつは軽い言葉でも、積み重なると「泣く=恥ずかしいこと」という前提ができあがります。
そこに、周りに迷惑をかけたくない気持ちが重なります。空気を壊したくない。相手を困らせたくない。その優しさが強い人ほど、泣いた自分を「迷惑をかけた人」として裁いてしまいがちです。
僕なりに整理すると、「自分が嫌い」と感じる背景には、だいたい次の3つが混ざっているようです。僕の整理なので、当てはまらなくても大丈夫です。
嫌いなのは「あなた」ではなく、あなたに貼りつけられた「泣くのは恥ずかしい」という古い評価です。あなた自身が悪かったわけではありません。
結論から言うと、すぐ泣くことは悪いことではありません。気持ちが動いた時に、体がちゃんと反応している。それだけのことです。
泣けるのは、目の前の出来事を、誤魔化さずに受け取っている証拠です。「気にしすぎ」と言われやすいぶん、気づける人、寄り添える人でもあります。弱さと呼ぶには、もったいない性質です。



でも、仕事の場だと「泣く人」と見られるのが怖い…
そこは分けて考えよ。「泣いてもええ」と「どこで泣くか選ぶ」は両立するんよ。次の章で、その選び方の話をするな。
無理に止めようとするより、「泣いたら泣いたで、その後どうするか」を持っておくほうが、気持ちは軽くなります。
嫌いな気持ちを、今すぐ好きに変える必要はありません。嫌いなままで構わないので、泣いたあとの自分への当たりを、少しだけゆるめる方法を並べます。
涙を止めるのではなく、泣いたあとの流れを整える。これなら、泣く自分を否定せずにできます。
泣くほど張りつめている時は、気持ちの限界が近いサインのこともあります。ストレスの限界サインで泣くのは弱さじゃないで、そのあたりを整理しています。
ここまで読んで、「それでもやっぱり、自分が嫌い」と思っているかもしれません。それでいいです。いきなり好きになれなくて当たり前です。
長いあいだ「泣かない自分」を目指して、頑張ってきた人です。人に迷惑をかけないように、空気を壊さないように、ずっと気を張ってきた。その頑張りは、嘘ではありません。
すぐ泣く自分を責める声が頭に浮かんだら、こう返してみてください。「それだけ、ちゃんと感じているだけ」。それだけで十分です。泣き方や、泣いてしまう場面ごとのしのぎ方は、「すぐに泣いてしまうHSP」気楽に生きるコツにもまとめています。



泣いても、いいのかな。
ええよ。泣くのがあかんのと違うて、泣いた自分をいじめるのをやめるだけや。ゆっくりでええからな。
おかしくありません。泣いたあとの視線や自己否定がつらくて、嫌いになる人は少なくありません(あなただけではありません)。嫌いなのは涙そのものより、泣いた自分につけた評価のほうです。
情けなさは、「泣く=弱い」と教えられてきた記憶から来ていることが多いです。泣けるのは、出来事をごまかさず受け取っている証拠でもあります。「情けない」と評価をつける前に、「今、涙が出ているな」と事実だけ見てみてください。
涙そのものをなくそうとするより、「泣いたあとの戻り方」を決めておくほうが続きやすいです。席を外す一言、息を吐く、水を飲む、信頼できる一人に先に伝えておく、など小さな型を持っておきます。
気まずさは、時間とともに薄れることが多いです。無理に取り繕わず、「感情が動くと涙が出やすくて」と一言添えるだけで、周りの受け取り方が変わることもあります。後から何度も思い返して自分を責める時は、「今夜は結論を出さない」と決めて、考えるのを明日に回してください。
好きにならなくて大丈夫です。嫌いなままでも、泣いたあとの自分への当たりを少しゆるめることはできます。「好きになる」より先に、「いじめるのをやめる」を目標にするほうが、現実的です。
HSPの人は刺激や感情を深く受け取りやすいため、涙が出やすいことがあります。ただ、泣きやすさの理由は一つに決められません。HSPかどうかよりも、「泣く自分をどう扱うか」のほうが、毎日の楽さを大きく左右します。
この記事を書いた人|ハリピン(HSS型HSPとお仕事と私 運営者)
繊細な気質と向き合いながら「自分に合う働き方」を模索してきたHSS型HSP当事者。同じように仕事で悩むHSPさんへ、当事者の視点で発信しています。


この記事が気に入ったら
フォローしてね!
このサイトの運営者・ハリピン(HSS型HSP)です。飲食店の店長から営業、東証一部上場(当時)の子会社で社長を5年、転職は6回以上。…で、いまはほぼ無職5年以上続けてます。社長まで行って無職、自分でもすごい振れ幅だと思うけど、これが、わりと本気で「全然オッケー」だと思ってます。 強みも弱みも、やってみないと分からないもので「接客は好きだけど、料理と在庫管理は苦手」って、飲食やって初めて知りました。英語もパソコンも苦手で試めてたことが、AIに助けてもらいながら少しずつできるようになってきた。——つまり、今この瞬間ダメでも、時間が経てば何かが変わるかもしれない。(無職期間も大事ってこと!) 僕がここでやりたいのは、“自分が死ぬ瞬間に自分の人生が「よかったな」と思える様になるキッカケを作ること”。正直、自分自身もまだ模索の途中で、全然偉そうなことは言えません。…でも、だからこそ同じ目線で考えれるかなと思ってます。 健康、睡眠、大事! 死ぬのだけは禁止で!
\ 最後まで読んでくれてありがとうございます /
しんどさの形は人それぞれですが、会社に籍を置いたまま休んで生活費を受け取れる制度があることは、知っておいて損はありません。
無料。追加した直後に、目安の出し方と窓口が1枚届きます。伝わるのは表示名だけ。読むだけでも大丈夫です。