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自分の気持ちや本音を言おうとすると涙が出て言えない
なんで泣きたくもないのに、涙が溢れてきちゃうんだろう
上司との面談や面接、恋人との話し合いなど「ちゃんと話さなきゃ!」という時に限って泣いてしまうと悩む方は少なくありません。
なかには「泣けばいいと思ってる?」「すぐ泣くから何も言えない」と白い目で見られてつらい経験をした方も多いでしょう。
泣いてしまう体質がコンプレックスで「こんな自分が嫌だ」「自分は弱い」と思っている方もいるかもしれませんね。
全然違いますよ!あなたは弱いから泣くのではありません。
本音を言おうとすると泣いてしまうのは、ちゃんと理由があるのです。
この記事では、「本音を言おうとすると涙が出る理由」と「泣いてしまう癖を克服する方法」をご紹介します。
なぜ本音を言おうとすると涙が出てしまうのでしょうか。
それは以下の理由が考えられます。
過去の経験から「本音を出してはいけない」と心にブレーキをかけている可能性があります。
例えば
・親に「わがまま言うな!」と怒られて育った
・自分の意見によって相手を傷つけたことがある
・意見や考えを否定されることがよくある
など過去の経験がトラウマとなって
本音を言わない方が良い
本音は出してはいけない
と思い込んでいるのかもしれません。
そのため、いざ本音を言おうとすると言葉ではなく涙が出てしまうのです。
本音を言うのが怖いと感じてしまう
本音を人に話そうとすると「喜び」「怒り」「悲しみ」「悔しさ」などの感情が溢れて泣いてしまうことがあります。
例えば、仕事の不満を溜め込んで同僚に相談する場面を想像してください。
どのような不満があるか話すうちに、「悔しさ」「辛さ」などその時の感情を思い出して泣いてしまうことはありませんか?
我慢していたことが溢れてくるよね
本音と感情がリンクして涙が出てしまいます。
精神的なストレスや疲労が溜まっている時って、涙もろくなりませんか?
普段なら泣かないようなことで、泣いてしまい自分でも戸惑うことも。
心身が疲れていると、感情的になりやすいので泣きやすい傾向があります。
本音を言った時の相手の反応を気にしすぎて涙が出る場合もあります。
「本音を言うと嫌われるかもしれない」
「相手からどのように思われるのか怖い」
恐怖感から涙が出てしまうのです。
人の顔色をうかがう傾向が強い人は、特に泣いてしまいます。
本音を言おうとする時の涙には「緊張の涙」もあります。
例えばですが、子供の頃、発表会など注目を浴びると泣いてしまうことはありませんでしたか?
同級生で泣いちゃう子いたなぁ
注目を浴びる場面でなくても、本音を話す行為に緊張している場合も。
実は涙には緊張や不安を和らげる効果があります。
そのため、本音を話す場面で、過度な緊張を感じると泣いてしまうのです。
本音を言おうとすると、自分の気持ちを言葉にできず涙が出ることがあります。
これは「言いたいことが分からない」と言うよりも「言葉が出ない」と言う感覚。
本音を言おうとすると、喉の奥がぎゅっと詰まった感じになり、声が出ず涙が流れてしまうのです。
泣いてしまって余計に話せなくなっちゃう
私たちが流す涙には、大きく分けて3つあります。
「本音を言おうとすると泣く」時の涙は3つ目の感情による涙です。
感情が大きく昂る時に、脳はストレスを感じて涙腺を刺激します。
感情が昂って泣くのは「悲しい時」のイメージが強いです。
しかし、実は悲しみだけでなく、喜び、悔しさ、怒り、緊張、不安、感動、達成感、戸惑いなど全ての感情が脳のストレスになります。
つまり、「本音を言おうとする」ことは、自分の気持ちや感情を表に出す行為。
自分を出す行為(自己開示)そのものがストレスとなり、涙が出てくるのです。
どのような状況で涙が出てくるのでしょうか。
個人的な考えですが「泣いても良い場面」と「泣きたくない場面」があると思います。
この章では、「本音を言おうとすると泣く」状況について深掘りしていきましょう。
「恋人と喧嘩すると泣く」
「家族に自分の本音を打ち明けると泣いてしまう」
という方は多いでしょう。
個人的には恋人や家族など信頼できる人の前では、泣いても良いと思います。
泣くことは我慢すべきことではなく、泣くことで自分の気持ちを伝えられることも。
たとえ恋人や家族でも言葉にしないと、相手に気持ちは伝わりません。
泣きながらでも伝えることであなたの気持ちが理解されることもあります。
「泣くほどつらいと思わなかった!」と相手が気づくこともあるよ!
「上司との面談をすると泣いてしまう」
「ちょっと注意されただけで涙が出る」
職場や就職の面接、沢山の人がいる所などでは、できるだけ泣きたくないですよね。
特に職場では、泣いてしまうと「すぐに泣くから扱いづらい」「泣けば許されると思ってる」など思われる場合もあります。
すぐ泣く人と思われると働きづらいよね
職場や人前で泣くのをやめたい方は、次で解説する方法を試してみてください。
「本音を言おうとすると涙が出る」時の応急処置をご紹介します。
泣きそうになったらやってみてね!
深呼吸はリラックス効果があるため、心を落ち着けられます。
泣きそうになった時に、一旦落ち着くことで涙を抑えることができるのです。
涙が出るのは心身が緊張状態になるから。
深く息を吸って、ゆっくり吐き出して緊張を和らげましょう。
泣きそうな時に手をグーパーすると、涙を抑える効果があります。
手を動かすことで、意識を他にそらすことができるのです。
また、手を開いたり握ったりすると、体をリラックスさせる効果もあるので、緊張をほぐすことができます。
唇をかむなど体に刺激を与えても効果が期待できるよ!
「涙がでる!」と思ったら口を開けてみてください。
口を開けると、口の中の温度が下がり涙を抑える効果があると言われています。
また、人間は口を開けると深く物事を考えられないって知っていましたか?
口を開けて、本音を言うことから意識をそらせば、涙を防げる可能性があります。
バレないようにこっそり口を開けてみて!
息を止めるのも、泣きそうな時の対処法として有効。
息を止めると一時的に息苦しくなります。
すると、息苦しい方に体が反応し涙が止まるのです。
息を止めてる間に他のことを考えて涙を抑えましょう。
涙が堪えきれない時は上を向いて涙を最小限に抑えましょう。
多少は泣いてしまいますが、ボロボロ泣くことは防げます。
上を向くだけでなく、目を動かしたり、瞬きをすると涙が止まりやすいです。
「深呼吸」「口を開ける」などは泣いてしまう時の応急処置。
「本音を言おうとすると泣く」ことの根本的な対策にはなりません。
この章では、根本的な「本音を話そうとしても泣かない方法」をご紹介します。
そもそも「本音を言おうとすると泣く」のは本音を出すことが苦手、または慣れていないからです。
まずは「もっと本音を話していいんだ」と本音で話す場面を増やしましょう。
「本音を出すことに慣れましょう」と言われても
いや、できないから泣くんだよ!
と感じると思います。
いきなり人に本音を話すのはハードルが高いので、日記、SNS、ブログなどに本音や気持ちを文字にすることから始めましょう。
本音を出す回数が増えると、本音を出すことに慣れやすいです。
また、感情を言葉にする癖が付くと、どのような言葉で伝えれば良いかわかるので「言葉が出なくて涙が出る」ことを防げます。
本音を言うと相手の反応が怖い方は、自己肯定感が低く自分に自信がない傾向があります。
また「すぐ泣く自分」にコンプレックスがあり申し訳ないと思っているかもしれません。
しかし、泣くこと自体は悪いことではありません。
「本音を言おうとすると泣きやすい体質」の自分を受け入れ、信頼できる人の前では泣いてもいいから感情を出してみましょう。
ありのままの自分を受け入れることが自己肯定感を高める第一歩です。
「本音を言えない」のは幼少期や過去のトラウマが根深いケースがあります。
例えば
「本音を言うと怒られる環境だった」
「自分の気持ちを無視されて育った」
など感情を抑えて生きるのが当たり前になっている可能性があります。
どうしても人に本音を打ち明けられず辛い方は、一度専門家に相談してみましょう。
「うまく話せなくてもSNSで相談できる窓口もあるよ」
悲しいわけでも、嬉しいわけでもなくて、ただ自分の気持ちを話そうとしているだけなのに泣いてしまう。
本音を話そうとすると泣く自分が嫌だ
こんな風に思っている人も多いでしょう。
しかし、時には本音を大切にして、涙を抑えることなく感情を表現することも必要。
「泣きたくない」と涙に意識が行きがちですが、そもそも本音を出すことに慣れていない(怖い)から泣いてしまうのです。
本音を話すときに泣きたくない
と感じた今こそ、本音で生きるタイミング。
本音を出す練習をすれば、必ず本音を出せるようになります。
この記事をきっかけに少しずつ、本音を出していきましょうね。
大丈夫!泣きながらでもあなたを受け止めてくれる人がいるよ!
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塾講師やWEB会社の営業を経て、現在は小学生の子供を持つ主婦ライターとして活動中。日々、育児と家事に追われながらなんとか頑張っています!HSP要素は中ぐらい。
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