【HSPは頭の回転が遅い？】それって実は勘違い！

実はそれって勘違いです！

実は「HSPは頭の回転が遅い」のではなく、「頭の回転が速すぎて」遅く見えているだけなんです。

そこで当記事では、「HSPは頭の回転が遅いと勘違いするorされる理由」「実は頭の回転が速い理由」「速い頭の回転を活かすテクニック」についてお伝えします！

「HSPは頭の回転が遅い」と勘違いするorされるのはなぜ？

人によっては「いやいやそんなに頭の回転が速くない」なんて思っている方もいるでしょう。正直私も最初は頭の回転が速いなんて思っていませんでした。しかし、それは勘違いかもしれません。ここでは、HSPが頭の回転が遅いと勘違いする理由をご紹介します。

情報量が多く処理が大変

HSPが頭の回転が遅いと勘違いする理由の1つ目は、「一度に受け取る情報が多く処理に時間がかかるから」です。

HSPは感受性が豊かで一度に受け取る情報が多いため、処理に時間がかかってしまいます。つまり、処理するスピード（頭の回転）がいくら速くても、次から次に受け取る情報が多いために時間がかかってしまうということ。

従って、会話の中で結論をだすのではなく、あとで持ち帰って考えて結論をだすケースが多いです。これは決して頭の回転が遅いこととイコールにはなりません。

リスクヘッジに時間がかかる

HSPが頭の回転が遅いと勘違いする理由の2つ目は、「あらゆるリスクが思い浮かび行動に時間がかかるから」です。

たくさんの情報を処理する中で、同時にあらゆるリスクが思い浮かびます。すると、各リスクごとに脳内でシミュレーションを行うため、瞬時に行動できなくなってしまうことも。

プライベートではもちろん、仕事をしている中でも同じ現象が起きているため、「私って頭の回転が遅いのかな？」と勘違いすることがあります。

周りの目が気になる

HSPが頭の回転が遅いと勘違いする理由の3つ目は、「周りの目が気になり行動できなくなってしまうから」です。

HSPは「相手にどう思われているか」を強く気にする傾向にあります。そのため、何か行動したい・言いたいことがあっても、「相手がどう考えるか」「変に思われないか」「嫌われないか」などのフィルタにかけて、行動できなくなってしまいます。

実はHSPは頭の回転が速い！

私がHSPは頭の回転が速いと断言するのには5つの理由があります。

大量の情報処理能力

HSPは感受性が豊かであり、五感で受け取る刺激が多いために一度にたくさんの情報を受け取ります。例えば音楽を聴いている時。

歌詞・ピアノ・ギター・音から受ける色や感情・歌詞から連想される情景・音楽に関する別の関連知識などなど、あらゆる情報を一度に一気に受け取り、処理を行います。

おそらく、自分では気づかないほど自然に情報処理をしているので、なかなか頭の回転が速い遅いで考えたことはないでしょう。ただ、これは非HSPからすると、自然ではありません。

そもそも情報の受け取り方にHSPと非HSPで違うことに気がついたのは、友達に「何気ない雑談でも、毎回相手が言った言葉に対して考えてから返してるから、返答に時間がかかるんだよね・・・」といった質問をしたことがきっかけでした。

その時の友達の反応は「え？考えるの？」でした。なので、「だって、相手の言葉を聞くと、その時の何気ない感情とかわかって言葉選びするし、次どんなこと言ってほしいのかな？とか、色々考えない？」と言ったところ、「よく分からない！そんなの分かるの？」と言われてしまいました（笑）

これだけたくさんのことに気がつくのにも関わらず、普段何気なく会話したりできるのは十分頭の回転が速いからだろうと私は思います。

気持ちを先回りして行動

HSPは頭の回転が速いと思う理由の2つ目は、「相手の気持ちを先回りして行動できるから」です。

HSPは相手の声色・雰囲気・口調・服装・歩き方・表情などから気持ちを察する力に長けているため、先回して行動できます。

だから相手に「え？なんで分かった！」「この人私の気持ち分かってくれる！」と思ってもらえることが多く、厚い信頼を獲得することが多いです。

感受性が高くクリエイティブ

HSPは頭の回転が速いと思う理由の3つ目は、「感受性が高く0から1を生み出すのが得意だから」です。

何度も言う様に、HSPは一度に受け取る情報が非常に多く、あらゆることから強い刺激を感じとります。だからこそ、創造力が非常に高い！

様々な情報をシナプスのように上手に繋ぎ合わせ、時々誰も思いつかないような画期的なアイデアを生み出すこともあります。これも頭の回転が速いと言える1つの理由で間違いありません。

未来予測でリスク回避

HSPは頭の回転が速いと思う理由の4つ目は、「未来予測でリスクを回避できるから」です。

HSPは情報をたくさん受け取る力と、あらゆる可能性をイメージする力が高いため、これから起こるであろうことをいくつか想像し、リスク回避を行います。

例えばあなたは、何か新しいことにチャレンジする時に、あらゆるリスクを想像しシミュレーションをしてから行動に移したりしませんか？

記憶力が良い

HSPは頭の回転が速いと思う理由の5つ目は、「繊細さ故に記憶力が高いから」です。

例えば何か言葉を言われた時に「音」としての情報だけでなく、「その時の状況」「声色」「相手の表情」などなど、その他の情報と一緒に聞き取ります。そのせいか、異常なほど記憶力が良く、「相手が言った話を何年経ってもずっと覚えている」なんてことも珍しくありません。

だから、飲み会で上司が話をずっと覚えていたり、その場の冗談で言ったことも覚えているので、あとで相手に「そういえばあの時」と話すとギクっとされることが多いです。

HSPの頭の回転の速さを活かす3つのテクニック

最後に、HSPの頭の回転の速さを活かす3つの方法をまとめてみたので、ぜひ普段の過ごし方に活かしてみてください！

制限の少ない環境で過ごす

なるべく制限の少ない環境で過ごすと、HSPの速い頭の回転を活用できます。というのも、「あれはしてはいけない」「〜しないといけない」などのルールを課されると、HSPの速い頭の回転とアイデア力を発揮できないからです。

もちろんルールを課されると、ルールの範囲で想像を膨らませようとしますが、「本来もっと良いアイデアがある！」のに、そのアイデアを無理だからと潰してしまうことに。

可能な限り、制限の少ない伸び伸びとした環境で過ごすことをおすすめします！

直感で行動

もっと直感を信じて行動してみてください！HSPはあらゆる情報を処理し、リスクをシミュレーションしますが、最終的に少しでもリスクがあると行動しに選択をとることも多々あるでしょう。

しかし、多少とっても良いリスクなのであれば、素直に「やりたい」「やりたくない」の2軸で考えてみて、直感で行動してみるのも大切です。

アウトプットを増やす

自分の学んだこと、情報処理して得たこと、感じたことをアウトプットしてみてください！アウトプット方法はブログでもSNSでも、対面で人と話すことでもなんでも構いません！自分の考えをもっと共有してみることで、さらにあなたのアイデアが広がります。

それに、共感して救われる人もいるはず。ぜひアウトプットする機会を増やしてみてください！

まとめ｜HSPは頭の回転は遅くない！

HSPはマッチした環境下でめちゃくちゃ才能を発揮する気質です。あらゆる情報を処理する速い頭の回転速度を持ち合わせているので、ぜひ私生活で活用していきましょう！

「もし頭の回転を上手く活用できていない」と感じる方は、今の自分の環境を見つめ直してみてください。ポジティブな環境にいればいるほど、HSPは才能を発揮し、生きやすくなりますよ！