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あなたは仕事やプライベートなど、自分のことを相談しようとすると、何だか泣いてしまいませんか?
仕事で耐えてきた理不尽な扱い・喧嘩や失恋などプライベートで起こった悲しいこと・怒られて泣いてしまうこと。本当は誰かに聞いて欲しいけれど、打ち明ける瞬間に泣いてしまう。このように悩む方も少なくないでしょう。
こんにちは。HSS型HSPのアデペンです!
私も積もり積もった心配・悩みを打ち明ける時、プルプルと体が震えてしまったり、目頭が熱くなったりすることがあります。泣きたい訳じゃないんですがね・・・。
そこで今回は、相談すると泣いてしまうHSPあるあるや、相談すると泣いてしまう理由、HSPが相談しやすい人間関係の作り方について紹介します。
相談する時に泣いてしまうと困っているHSPの方は、ぜひ参考にしてみてね!
本音を言おうとすると涙が出る 理由
相談しようとすると、感情が爆発して思わず泣いてしまう。なんてことはありませんか?決して泣きたい訳じゃないのに涙が抑えられない。そんな相談すると泣いてしまうHSPあるあるをご紹介します。
あなたは普段から自分の意見を言えていますか?プライベートでも仕事でも、なかなか自分の意見を伝えられず、いつも相手の意見に従う。そんな日々を過ごしていると、ストレス・不満が溜まっていくものです。
私はかつて社長のイエスマンだったことがあります。もちろん仕事ですから、自分の意見を伝えることもありました。ですが、自分の意見を最後まで通すようなメンタルの強さがなく、最終的には社長の意見を全面的に採用することに。
納得して採用した意見なら良いのですが、違和感のあるものにも「はい、やります」と答えていた私は、次第にストレスや鬱憤を溜め込み出します。今では「自分の意見を言ったり、納得できるまで質問したりできたら良かったな」と後悔しています(笑)
あなたはいつも聞き役になっていませんか?プライベートでも仕事でも、自分の話より相手の話。聞き上手といえば聞こえは良いですが、本当は自分の話もしたいけれど中々言い出せないなんて方も多いはず。
私も聞き役が多く、仕事仲間や友達と飲み会なんかいくと、話すのはいつも相手。自分がメインで話すことは滅多にありません。
あなたは愚痴を吐き出せる人ですか?なかなか愚痴をこぼせない人ではありませんか?HSPは何か嫌なことがあっても外には出さず溜め込む人が多いです。
というのも、愚痴を言うことに対して罪悪感を抱いたり、人を嫌いになることを悪いことだと思ったりしているからでしょう。
アデペンも愚痴を話すのが苦手。逆に愚痴を聞くのも苦手だったりするよ。
あなたは便利で良い人扱いを受けていませんか?人の頼み事をなんでも聞いたり、仕事を引き受けたり、知らず知らずのうちに便利で良い人になっている可能性があります。
そしてストレスを溜め込み、鬱憤が爆発してしまう、なんてことも少なくないでしょう。
もし仕事を断れない便利な人になっている方は、下記記事も参考にご覧ください。
いざ相談しようとすると身体が震えてしまいませんか?口が震える、声が震える・・・。そして、震えている自分が嫌になったり恥ずかしくなったりして、さらに震えだす。次第に涙が出てきて、思うように相談もできない。
私は過去にWEB系ベンチャー企業でWEBディレクターを務め、社長と部下の板挟み状態を経験しています。その時、社長からは理不尽な指示を受けていたり、部下からは仕事に対しての不満や悩みを相談されたり、次第に自分の心はすり減っていきました。
そして我慢が限界を迎えた私は、ノートに思いをまとめて社長との面談で相談しようと試みます。しかし、話そうとするとボロボロと涙が溢れてしまいました。
元々職場では泣かないと強い気持ちでいた私。それまで泣いたことなんて一切無いし、泣くなんて情けないとまで思っていたのですが、私の身体が心が、意志とは裏腹に限界を迎えていたようです。
あなたは責任感が強い性格ではありませんか?HSPは「私がやらなきゃ」と責任感の強い人が多いです。確かに責任感が強いのは長所であり良いことでしょう。しかし、時には短所となることもあります。
例えば、仕事でみんながやりたがらないことでも「私がやります!」と真っ先に手を上げて、自分を追い込んだり。プライベートでは、進んで幹事をしたり計画をまとめたりなど、なんでも引き受けがち。そしてストレスが溜まり、意気消沈してしまうことも少なくありません。
あなたは何でも自分のせいにしていませんか?例えば「仕事で失敗したのは私のせい」「あの人が傷ついたのは私のせい」など、自分が少しでも関わっていれば、自分が100%悪いと決めつけてしまうものです。
過剰な反省はネガティブな気持ちを増幅させてしまうよ。
泣きたくないのに涙が出てくる。相談したいだけなのに。この思いを伝えたいだけなのに、唇が震えて声が震える。一体どうして、HSPが相談しようとすると泣いてしまうのでしょうか。私(アデペン)の経験から3つの理由をお話します。
涙が出てくるのは、あなたの心・身体が我慢の限界を迎えているからです。HSPさんは感受性が豊かで、人から受ける刺激を非HSPよりも強く受けてしまいます。それなのに、とっても頑張り屋さん。
誰にも悩みを打ち明けず、そして何か失敗したら自分のせいにして、次は失敗しないようにと努力します。そして周りには明るく振る舞い、自分のネガティブな部分を隠す。周りの人はそんなあなたを頼もしい・良い人と思い、仕事でもプライベートでも頼ってきます。
頼られると何だか必要とされている気がして、もっと頑張ろうとしてしまう。結果、自分の心・身体が悲鳴をあげて、辛さ・苦しみが涙になって溢れ出ます。
そもそも普段から人に相談するのが苦手なHSPが、人に何か打ち明けたい、相談したいと思う問いは、相当疲れているはず。そんな状態でHSPが苦手な相談をするのですから、涙が溢れてもおかしくありません。
HSPは感受性が強いため、思い出すとその時の辛さをもう一回経験しているような気分になります。
例えば仕事で起こった大きな失敗。プライベートでの友人との喧嘩。もしかしたら、1つ1つのエピソードではなく、複数の辛い思い出が一気に負の感情となって襲ってくることもあるかもしれません。
相談相手に恐怖心を抱いている時も自然と涙がでてしまうことがあります。
あるあるの「相談しようとすると震える」でもお伝えしたように、私は社長と部下の板挟みを経験し、中間管理職として酷く心を疲弊した時期がありました。そして社長に相談した際に涙が溢れてきたのです。
この時「相談したらクビになるのではないか」「管理職を降ろされるのではないか」「できないやつだと思われるのではないか」と社長に恐怖心も抱いていました。相談相手に恐怖心を抱いている場合も泣いてしまう原因でしょう。
すぐに泣いてしまう人に向けた記事も見てね!
HSPが相談する時に泣かないようにする方法は、「心・身体が我慢の限界を迎える前に小まめに人に相談する」ことです。
しかし「そんなこと言ったって、気楽に相談できる人がいないよ・・・」と感じてしまうでしょう。そこで最後に、HSPが相談しやすい安心できる人間関係の作り方についてご紹介します。
限界を迎える前に人に相談して、心・身体のセルフケアをしよう!
幼馴染・仲良しな同僚・家族など、身近な人に弱さを見せてみてください。周りがみているあなたは、「強くて頼もしい人」です。一度そのように思われてしまうと、あなたはなかなか相談なんてできないでしょう。むしろ相談を受けてばかりの人になってしまいます。
だから、ちょっとした弱さを見せてみましょう。例えば、何か相談を受けた時に「ごめんね疲れちゃった」と言ってみたり。あえてすぐLINEに返事をしないで、時間を空けてから「最近落ち込んでて」と返信してみたり。
落ち込んでる・疲れてる・困ってるなどのアピールをしてみてください。すると周りが心配して、「どうしたの?」と声をかけてくれたり、そもそも自分が弱さを見せたことで変なプライドも無くなり相談するハードルが下がることもあります。
「すでに構築した人間関係で自分の弱さを見せられないよ」というのであれば、新しいコミュニティを見つけてみてください。例えば、スポーツクラブに参加してみる・趣味仲間をSNSで見つけてみるなど、全く知らない環境に飛び込んでみましょう。
新しい関係であれば、強くて頼もしいあなたをイメージしている人はいません。取り繕わない素の自分で、「この前仕事でこんなことあってさ〜最悪だよね〜笑」なんて鬱憤を吐き出してみてましょう。
仕事で悩みが溜まっている人は職場を変えて人間関係を新しくするのも良いです。もし仕事の悩みを相談して泣いてしまうのであれば、それは労働環境が最悪・職場の人間関係が複雑で辛いなんてケースがほとんどでしょう。
しかも仕事の悩みって中々相談できないんだよね。なんだか人に仕事の相談をするのってタブーな気がしてしまう。そんなことないのに。
そんな時は、転職も1つ視野に入れてください。私たちの人間関係の構成比って「家族」「職場の人」「友人」の場合がほとんど。その中でも「職場の人」の比率って家族よりも友人よりも多かったりします。私の場合は7割ぐらい「職場の人」でした。
だから、転職すると一気に人間関係を変えられます。もちろん転職は良いことも悪いこともあるでしょう。ただ現状を変えるための方法の1つとして選択してみましょう。
転職を検討する時は、転職エージェントを活用してみるといいよ!仕事の悩みをタダで聞いてもらえるし、本当に辞めるべきかについても相談してみてね。
特に就きたい職種が決まっていない場合のお悩み相談は「マイナビエージェント」がおすすめです。
また下記記事に私(アデペン)が使った転職エージェントをまとめています!実際に使ってみた経験や、HSPさん利用するからこそ気をつけて欲しい点などをまとめてあるので、合わせてご覧ください。
今私は、「泣きたきゃ泣けばいい!泣いて相手が困るくらいがちょうどいい!」と、最終的な結論に至りました(笑)
「相談して泣くのは悪い」なんてことはありません。泣くなんて生理現象の1つなんですから、抗う必要もなし。悪いなんてルールもありません。
それで相手に嫌われたり、酷い扱いを受けたりしたのなら、相談相手が非道な人間だっただけ。あなたに合わない人間だったに過ぎません。「そんな人とこれまで付き合ってたんだ非いい恐ろしい」ぐらいに考えてください(笑)
今回は相談すると泣いてしまうHSPのあるあるについてご紹介してきました。がしかし、HSPにはたくさんのあるあるが存在します。そのあるあるについてまとめた記事があるので、ぜひ合わせてご覧ください。
自分が生きやすい環境は、自分が素になれば素になるほど作れます。だって、素の姿が受け入れられる環境に変わっていきますからね。
それではまた別の記事でお会いしましょう。
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高校卒業後に非常勤事務員として公務員を務めたのち、WEB系ベンチャー企業でマネージャーを務める。その後、WEB系メガベンチャー企業へ転職し、現在はWEBライター・WEBマーケターとしてフリーランスで活動中。HSS型HSPという気質で生きづらさを感じながらも、葛藤してきた経験を活かし、同じ気質や境遇の方に対して何かお手伝いが出来ればと思っております。【プロフィール詳細はこちら】【自己紹介(インタビュー)記事はこちら】
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