「HSPはコールセンター無理?」本当のところ教えます!【実体験】

「HSPはコールセンター無理?」本当のところ教えます!【実体験】

コールセンターなら人と直接会わないから良さそう。でもクレームが多いって聞くし不安だな

コールセンターの求人って時給もいいし興味あるけど、HSPにはきついかな?

求人を検索するとコールセンターは多く掲載されていますよね。

「服装が自由」「高時給」など条件が良いので興味がある方も多いのではないでしょうか。

しかし、「クレームが多い」などの理由でHSPに向かないといわれるコールセンター。

「やめた方がいいのかな?」と不安になる方も多いと思います。

そこで今回は、「HSPとコールセンターの相性について本当のところ」を解説します。

ぜひ参考にしてください。

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HSPさんがコールセンターのお仕事に興味を持つ理由

HSPさんがコールセンターのお仕事に興味を持つ理由

求人でよく見かけるコールセンター。

HSPさんはどのような所に興味を持つか見ていきましょう。

  • 服装自由
  • 時給がよい
  • 人間関係が楽そう
  • 稼働時間が決まっている

服装自由

髪色、ネイル、服装自由。

コールセンターの求人でよく見ますよね。

コールセンターは直接お客様に会う仕事ではないので、服装や髪色など身なりの制限が緩い傾向があります。

仕事のために髪色を暗く染めたり、仕事用の服を購入しなくてもいいのは嬉しいですよね。

コウちゃん

好きなおしゃれができる!

時給が良い

コールセンターの時給は1396円。比較的時給が高い特徴があります。

そのため、短時間でもそれなりに稼ぐことが可能です。

長時間働くことに不安があるHSPにとっては、時給が高い仕事は興味を持つ理由の1つです。

人間関係が楽そう

コールセンターは、様々な年齢、経歴、性別の人が働いているため人間関係が希薄だといわれます。

また、電話対応は1人で行う作業なので、同僚と協力することもありません。

HSPさんは人間関係に苦労する方も多いので、黙々と業務をこなせば良いコールセンターの仕事は気楽に働ける可能性があります。

稼働時間が決まっている

コールセンターは基本的にシフト制で時間の融通が効きます。

シフト制の良いところは、稼働時間がしっかり決まっているところ。

繁忙期や人手不足の時は、残業になることもありますが、アルバイトや派遣社員であれば強引な残業要請は基本的にありません。

コールセンター仕事の種類

コールセンター仕事の種類

コールセンターってクレームが大変そう

コールセンターといえば、クレーム対応のイメージが強く、興味があってもためらうHSPさんも多いと思います。

コウちゃん

実はコールセンターってクレーム対応しない仕事もあるんだよ!

コールセンターにはいくつか種類があり、業務内容がそれぞれ異なります。

そこで、コールセンターの種類を知っておきましょう。

コールセンターは大きく「お客様の電話を待つインバウンド」「自分からお客様に電話するアウトバウンド」に分かれます。

コウちゃん

インバウンドも細かく以下の種類に分かれるよ!

  • お客様窓口(問い合わせ、クレーム対応
  • テクニカルサポート、ヘルプデスク(商品、サービスの使い方説明
コウちゃん

「アウトバウンドは営業と調査があるよ」

  • テレアポ(お客様に商品サービスを売り込む
  • 電話調査(アンケート、世論調査

業務内容の違いを知っておけば、お仕事選びの参考になるね!

HSPさんにおすすめのコールセンターはテクニカルサポート!

コウちゃん

その理由は記事の後半で説明するよ!

HSPが働きやすいコールセンターの特徴

HSPが働きやすいコールセンターの特徴

HSPさんが働きやすいコールセンターにはどのような特徴があるかみていきましょう。

  • マニュアルが整備されている
  • 研修やフォローが充実
  • 上司が高圧的でない
  • 勤務時間が固定されている
  • シフトが柔軟

マニュアルが整備されている

コールセンターは未経験でもきちんと電話応対ができるようにマニュアルが整備されている企業が多いです。

例えば、トークスクリプトと言われる、受け答えの台本。

決まったセリフやよく聞かれる質問の回答などが細かく記載されています。

HSPさんは「こんな時はどうしたらいいんだろう」と心配しやすいため、細かいマニュアルが整備されているコールセンターが働きやすいです。

研修やフォローが充実

マニュアルだけでなく、研修や困ったときのフォローが充実している職場がおすすめ。

初めてコールセンターで働く場合、マナーや言葉遣いなど不安が多いと思います。

コールセンターで働くときは、研修やフォロー制度が充実している会社を選ぶと安心です。

上司が高圧的でない

HSPにとって職場の雰囲気は重要なポイント。

職場の雰囲気は上司が作ります。

上司が高圧的な職場では、ピリピリとした雰囲気やプレッシャーが大きくHSPさんは、ストレスや疲れを感じやすいです。

コールセンターの面接を受ける際は、上司の口調や雰囲気などから働きやすい職場かチェックしましょう。

勤務時間が固定されている

刺激を受けやすいHSPさんは、勤務時間にバラつきがある仕事はあまりおすすめできません。

その理由は生活リズムが崩れやすいからです。

生活リズムが崩れすると不眠や寝付きが悪くなるなど睡眠に影響が出ます。

コウちゃん

睡眠が不十分だとメンタルがボロボロになりやすいよ

コールセンターはシフト制のところも多いですが、日勤のみの職場か、シフト制でも時間帯を固定して働きましょう。

シフトが柔軟

疲れやすくストレスを受けやすいHSPさんは、週5回フルタイムで働くことに不安がある方も多いと思います。

その場合は、シフトの融通が効きやすく、休みが取りやすいコールセンターをおすすめします。

コウちゃん

しんどい時に休みやすいのは安心だよね

HSPさんがコールセンターで働くなら「テクニカルサポート」一択!

HSPさんがコールセンターで働くなら「テクニカルサポート」一択!

ここまで「コールセンターの種類」と「働きやすいコールセンター」について解説しました。

HSPさんがコールセンターで働くなら、絶対にテクニカルサポートがおすすめ!

その理由は、クレームなど心を痛めることがなくHSPの特徴を活かして活躍しやすいからです。

テクニカルセンターとは・・・製品、サービスの操作方法など技術的な問い合わせに電話やメール、チャットで対応する仕事。
主にパソコンなどのIT製品を扱うことが多い。

テクニカルサポートは、使い方などがわからない困ったユーザーが相手。

「共感力が高く、悩みを親身に受け止める」
「相手の感情を察知して気配りができる」
「人のために行動できる」

というHSPの特徴を十分に活かすことができるのです。

コウちゃん

人の役に立てる喜びも感じられるよ

HSPさんが合わないコールセンターのお仕事

HSPさんが合わないコールセンターのお仕事

一方HSPさんにおすすめできないコールセンターは、「お客様窓口(カスタマーサポート)」「アウトバウンド(テレアポ)」です。

おすすめできない理由は以下になります。

  • クレームで心がすり減る
  • たくさんの人に聞かれる
  • 雑音が多い
  • 人格を否定された気分になる
  • 落ち込みやすい
  • 表情が見えない
  • がちゃ切りされる

クレームで心がすり減る

お客様窓口は、クレーム対応が非常に多いです。

電話に出た瞬間から怒鳴ったり、高圧的な話し方をするお客様が多いのでHSPさんは心をすり減らしてしまいます。

コウちゃん

電話が鳴るたびにクレームと思うと気が滅入る…

たくさんの人に聞かれる

コールセンターはオペレーターがずらっと並ぶ空間で電話に対応します。

そのため、多くの人の前で電話しているところを見られている感覚になりがちです。

コウちゃん

誰かに見られてると思うと緊張しちゃう!

実際は、周りの人も仕事に集中していて、あなたの電話を聞いてないのですが「見られてる・聞かれてる」と感じてしまいます。

人の目がストレスになりやすいHSPさんにはつらいでしょう。

雑音が多い

電話の着信音、周りの人の話し声などコールセンターは常に雑音に囲まれています。

音に敏感で疲れやすいHSPさんは、ぐったりと疲れてしまうでしょう。

最初は「これくらいの音なら大丈夫」と思っても、毎日徐々ストレスが積み重なってしまうもの。

耳栓やイヤホンで音を遮断することは仕事上不可能なので、雑音が多い環境はあまりおすすめできません。

人格を否定された気分になる

クレームが多いお客様窓口や、電話口で迷惑がられるテレアポは、人格を否定された気分になりやすい仕事です。

クレーム対応でよく言われるフレーズは

「おかしいだろ!」
「お前じゃ話にならない」
「責任とれ!」

テレアポで言われるのは

「結構です!」
「もう掛けて来ないで下さい」
「迷惑です」

などかなり心にダメージを与えられます。

何も悪いことをしていないのに、自分が悪いみたい

自己肯定感が低いHSPにとって、否定される仕事は心がつらく、ストレスで仕事が怖くなってしまいます。

落ち込みやすい

気持ちの切り替えが苦手なHSP。

クレームやきつい事を言われた電話の後は、言われたフレーズや状況がずっと頭から離れません。

落ち込んだ気持ちから切り替えることができないのです。

しかし、コールセンターの仕事は何十件、何百件もの電話に対応。

一件の電話で落ち込んでいる暇はありません。

コウちゃん

でも引きずっちゃいますよね…

だから、お客様窓口やテレアポはおすすめできないのです。

表情が見えない

コールセンターの仕事は相手の表情が見えない仕事。

相手の感情に敏感なHSPさんは、声色でも「怒ってる」「困ってる」などを察知することができます。

しかし、相手の感情を深読みする面もあるので

丁寧に話してくれるけど、本当は迷惑してそう

本当は私じゃ話にならないって思ってそう

など想像力が働きすぎて心を痛める場合もあります。

がちゃ切りされる

テレアポの場合は、「営業電話だ」とわかった瞬間ガチャ切りされることが沢山あります。

実は私の前職はテレアポだったのですが、このガチャ切りがかなりしんどいと感じていました。

ガチャ切りされるたびに「迷惑電話をしている」「やるせない」というなんとも言えない気持ちに…。

「電話をかけるのが仕事なのに、電話したくない」とよく思っていたものです。

【体験談:ぶっちゃけ】テレアポ仕事は最悪!

【体験談:ぶっちゃけ】テレアポ仕事は最悪!

上記の通り、私はテレアポ経験者。

経験者の私からすると「HSPにテレアポは最悪」です。

簡単にテレアポの仕事を解説すると、テレアポとは、こちらからお客様に電話を掛けて、商品やサービスを売り込んだり、直接会いにいく約束を取り付ける仕事。

私の場合は、エステやマッサージなどのお店に向けて予約サービスを紹介し、営業マンが訪問する日程の約束を取り付ける役割でした。

テレアポで辛かったのは何といっても「断られまくること」。

「入りません」「今忙しいので」「もう掛けてこないでください」など一生分「断りの言葉」を聞いた気がします。

元々電話が緊張するタイプなので「なんでこんな仕事をしているんだ」と後悔する日も多かったです。

特にきつい言葉で断られた時は、家に帰っても言われたことが頭から離れずに眠れない日もありました。

そのうちテレアポが怖くて、仕事に行きたくないと思うように…。

テレアポの仕事は長く続けることができませんでした。

コウちゃん

「テレアポはもう一生しない」と心に決めています(笑)

コールセンター以外にもHSPに合うお仕事は沢山ある

コールセンター以外にもHSPに合うお仕事は沢山ある

ここまで、コールセンターについて解説しましたが、正直なところコールセンター以外にも仕事は沢山あります。

傷つきやすく疲れやすいHSPさんが、あえて選ぶ必要はない仕事だと個人的に思っています。

「コールセンターはちょっと違うかな?」と感じた場合は、HSPの特性に合った仕事は他にもありますので、コールセンター以外の仕事も検討してみると良いでしょう。

まとめ|HSPとコールセンター

当記事では、HSPとコールセンターについて解説しました。

HSPさんがコールセンターで働くなら「テクニカルサポート」がおすすめ。

クレーム対応が多いお客様窓口や、自分から営業電話をかけるテレアポはあまり向いていない可能性があります。

ぜひ当記事を参考に、あなたが働きやすいお仕事について考えてみてくださいね。

「HSPはコールセンター無理?」本当のところ教えます!【実体験】

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この記事を書いたHSPさん

コウちゃんのアバター コウちゃん 「HSS型HSPとお仕事と私」サイト専属WEBライター

塾講師やWEB会社の営業を経て、現在は小学生の子供を持つ主婦ライターとして活動中。日々、育児と家事に追われながらなんとか頑張っています!HSP要素は中ぐらい。
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