\ 教えて掲示板 /
\ つながろう /
え?HSPって転職できないの?
検索ワードに出てきた「HSP 転職できない」にびっくりしていませんか?
繊細で傷つきやすいHSPは、行動を起こす前にあれこれ考えてしまう傾向が強いです。
そのため転職においても
「人間関係がどうなるか心配」
「自分に自信がない」
「実際に転職活動しても落ちる」
など転職できないと感じるケースがあります。
しかしHSPだから転職できないは勘違いです!
この記事では、「HSPが転職できない」と言われる理由を解説し、転職するためのポイントをご紹介します。
結論からいうと、HSPが転職できないのはウソ!
HSPである私も当メディア運営者のアデペンも、現在までに4回転職しています。
個人的には「HSPと転職できないのは関係ないかな」という感想です。
以前私がWEB系の営業会社に転職した際は「慎重に行動すること」「仕事について深く考えていること」を評価され採用されました。
「慎重さ」「物事を深く考えること」はHSPの特徴の1つだよね!
「コミュ力が高い」「引っ込み思案」「縁の下の力持ち」など人それぞれ性格は違いますよね。
HSPも人それぞれ違う性格の1つ。
自分の強みや経歴、人物像が企業とマッチすれば、HSPと関係なく転職できます。
一体どうして「HSPは転職できない」と勘違いをされるのでしょうか。
その理由は以下の「7つの要因」があると考えられます。
HSPは新しい環境が苦手。
そのため職場に馴染めない、または馴染むまで時間がかかる傾向があります。
転職すると当然人間関係も1から始めなければいけません。
しかし、職場に馴染めないHSPさんは、また1から人間関係を構築しなければと思うと
やっぱり転職しないほうがいいかも
と考え直してしまうのです。
自己肯定感が低く、人と自分を比べてしまうHSP。
「他の人より仕事ができない」「自分は仕事が遅い」と自信を持てない傾向があります。
また、失敗を恐れるため、仕事において積極的にチャレンジできない方も多いです。
「自分は仕事ができない」と思い込んでいるので、キャリアアップ転職ができないと思っています。
自分なんて…って思ってしまうんだよね
HSPは物事を深く考えてしまう特徴があります。
そのため「仕事辞めたいな」「転職したいな」と思っても、あれこれ考えてしまうのです。
例えば
「上司に退職を言う時引き止められそう」
「辞めるって知られたら気まずくなる」
「良い転職先がないかもしれない」
「面接受けるの緊張して失敗しそう」
「転職先に馴染めないかも」
まだ転職活動を始めてもいないのに、心配や不安ばかり浮かんでしまうのです。
その結果、考えすぎて転職が嫌になり、行動できません。
この記事をご覧の方で転職活動を頑張っているのに「内定が出ない」とお悩みの方もいると思います。
その場合は、自分の能力や経験をきちんとアピールできていない可能性があります。
面接って頭が真っ白になるよね
緊張によって面接が上手くいかないことも考えられますが、自己分析が不十分で自分の強みがわかっていない可能性もあります。
転職活動が上手くいかず「転職できない」とお悩みの場合は、自己分析を改めてやってみてはいかがでしょうか。
自己分析の詳しい解説にジャンプ!
面接で必ず聞かれる退職理由と転職理由。
HSPに限らず転職を成功させるにはきちんと「なぜ転職したい」のかアピールするのが重要です。
特にHSPは、緊張する場面で自分のことを話すのが苦手。
十分な面接(選考)対策をしていないと、内定は難しくなります。
面接対策が甘く、内定を取れないせいで「自分は転職できない」と思い込んでいることも。
面接でよく聞かれる質問に対する受け答えを徹底的に練習しましょう。
仕事が合わないから辞めるのは甘えだ
2、3年で転職するのは悪い
転職に対して、マイナスなイメージを持っていませんか?
HSP人の目を気にする面があるため、転職で「甘え」「裏切った」と思われることを非常に恐れる傾向があります。
「転職は甘え、悪いこと」と思っているので「転職できない」と決めつけている方も多いです。
転職先で馴染めなかったらどうしよう
転職先が見つからなかったらどうしよう
と転職についてあれこれ考えるほど「転職ができない」と思う方がいます。
考えすぎて転職が怖くなるんだよね
こちらの記事では「転職が怖い」という方に向けて、体験談を踏まえた対処法をご紹介。
「転職怖いって私かも」と感じる方はぜひご覧ください。
生きづらさ、働きづらさを抱えているHSPは「HSPが転職で不利になるのでは?」と心配する方もいます。
しかし、HSPは転職において不利ではありません!
実はHSPならではの強みがあるのです。
まずはHSPの良い点を把握しましょう。
職場の雰囲気や人の感情に敏感なHSPは、周りに気を配って働きやすい環境作りに役立ちます。
HSPは「空気を読める」タイプのため、上司や同僚の些細な変化を見逃しません。
ちょっとした変化に気がつくので、周囲に対する細やかな気配りができ、相手の気持ちに寄り添った行動ができます。
このような気配りができる人は、職場で信頼される傾向があり、潤滑油のような存在として活躍できるでしょう。
HSPは完璧主義な一面があり、仕事を丁寧に進める特徴があります。
「HSPの深く物事を考える部分だね」
また、受け持った仕事に対する責任感が強く、途中で投げ出すこともありません。
そのため、クオリティの高い仕事ができ、周囲からの信頼が厚いです。
丁寧な仕事をする能力は1つ1つの業務に反映され、HSPはケアレスミスが少ない特徴があります。
例えば
「書類の誤字脱字、入力ミスを何度も確認する」
「アポイントの時間、場所、連絡漏れがないか確認する」
「メールで粗相がないか送信前に読み直す」
このように確認を怠らないのでミスがとても少ないです。
心配性だから何度も確認!だからミスが少ないんだね
ケアレスミスが少ないのは評価が高くなるポイントです。
HSPは「物事を深く考える」「失敗を恐れ慎重になる」という特徴からリスク管理が得意です。
例えば
「プレゼンや営業で聞かれそうな質問の答えやデータを事前に準備しておく」
「トラブルが起こった場合の対処法を考えておく」
事前に想定できる出来事を先回りして、リスクを回避できるのです。
HSPは時間管理も得意な傾向があります。
「納期、締切を守る」
「アポイントに遅刻しない」
「作業を後回しにしない」
上記のようなHSPが当たり前にやっている行動を、できない人が結構いるのです。
締切ギリギリになってから作業する人って正直信じられないよね
社会人として時間を守る当たり前の行動ができることは、実は大きな強みになります。
転職活動を成功させるために「やってはいけないNG行動」を4つご紹介します。
希望に合う職場ではなく、入りやすそうな職場に転職すると後悔する可能性があります。
転職活動は何社も履歴書を書いたり、面接を受けるなど、体力的にも精神的にも大変ですよね。
最初は、希望の条件に沿うか見極めていたのに、だんだん疲れや焦りが出て「もうどこでもいいかな」と入りやすそうな職場を選んでしまうこともあります。
また不採用通知が来ると落ち込んでしまうHSPさんも…。
そんな時は「どうして転職するのか」改めて思い出してみましょう。
あなたは今よりも働きやすい、満足できる環境を求めて転職したいはず。
焦りや不安もありますが、妥協して希望に沿わない職場を選ぶと後悔してしまいます。
ネームバリューやイメージ、会社の規模だけで転職先を決めるのは要注意。
大手企業は「安定している」「福利厚生は整っている」などの良いイメージがあり、それだけで志望する方も多いです。
しかし、HSPは職場環境の影響が大きいので、従業員数が多い大企業は刺激が強すぎて合わない可能性もあります。
自分に合う職場はネームバリューでは測れません。
職場環境や労働条件、社風など総合的に自分に合う職場を探しましょう。
「特にやりたいことがない状態」で転職活動を始めると失敗しやすい傾向があります。
やりたいことが分からない状態では、求人を選ぶ時も志望動機を考える時も、何を基準にすれば良いか分かりません。
例えば、求人を見ても「どの仕事も何か違う」と感じて、応募すらできないのです。
「ちょっといいかも」と興味がある程度で応募して面接に行くものの熱意が持てないケースもあります。
「やりたいことが分からない」時は自己分析から始めよう!
社会人歴が長くなると同期や地元の友人など周りで転職する人が増えてきます。
「転職して給料が上がった」「憧れの職種に就けた」と成功した話を聞くと、自分も転職したいと影響されることも。
成功した人の話を聞くと、自分も転職した方が良いかもって感じるよね
しかし、転職はリスクもあります。
「本当に退職すべきなのか」を冷静に考えてから行動しましょう。
最後にHSPが転職を成功させるポイントを3つご紹介します。
転職を成功させるには、自分の強みや退職(転職)理由を明確にしなければいけません。
客観的に自分自身を見つめ直して深く自己分析を行いましょう。
自己分析は次のステップに沿って行います。
STEP①これまでの経験を洗い出す
STEP②強みをスキルを整理
STEP③自分の特性、価値観を客観視
STEP④今後目指したい目標やビジョンを描く
引用:自己分析の簡単なやり方|転職を成功に導くおすすめの方法を紹介!
自分で自己分析するって難しい
これからどんな仕事がしたいかよくわからない
という方はキャリア相談を利用してみませんか?
キャリア相談は、「転職すべきかどうか」「どのように働きたいのか」などいわば仕事を通してどのような人生を歩みたいのかを相談できるサービスです。
「自己分析をしっかりやりましょう」と散々述べましたが、自己分析を自力でするのは相当難しいと思います。
その場合はキャリア相談のようなサービスをうまく活用すると良いでしょう。
HSPが後悔しない転職をするには、働きやすい環境選びが重要。
働きやすい仕事や、相性の良い職場を探しましょう。
求人を探す際は次の3つをポイントにすることをおすすめします。
HSPの気質は強みになるものがたくさんあります。
自分に合った仕事や職場で働けば、成果を出し自信を持てるでしょう。
HSPが転職活動を始める場合は、転職エージェントの利用が必須!
あれこれ考えて悩んでしまうHSPにとって、転職エージェントは手厚いサポートだけでなく精神面からも支えてくれるので安心です。
転職エージェントの主なサポート内容はこちら
転職活動を始めたいHSPさんは、まずは転職エージェントに登録からしてみてね!
当記事では「HSPは転職できない」と言われがちな件を検証しました。
結論、HSPは転職できないは大ウソ!
HSPと転職できないことは関係ありません。
とはいえ、HSPさんの転職活動がうまくいかないこともあります。
その場合は「自己分析」「相性の良い職場選び」「転職エージェントを利用する」の成功させるポイントを押さえて転職活動してみてください。
これから転職したいHSPさんもぜひ参考にしてみてね!
この記事が気に入ったら
フォローしてね!
塾講師やWEB会社の営業を経て、現在は小学生の子供を持つ主婦ライターとして活動中。日々、育児と家事に追われながらなんとか頑張っています!HSP要素は中ぐらい。
このサイトがHSP自覚の薄い方へ何かのきっかけになればうれしいです!
【自己紹介(インタビュー)はこちら】
この記事のご感想をお待ちしてます