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HSPに向いてない仕事は…人と関わる仕事かぁ。
向いてる仕事は…ん?介護?事務?
それって人と関わる仕事じゃない?
HSPの方が気になる「向いてない仕事」や「向いてる仕事」。
すでに何度もネットで検索した方も多いでしょう。
しかし、調べれば調べるほど、「向いてない仕事ってもう全部じゃないの?」と思いませんか?
同じ仕事が向いてる仕事にも、向いてない仕事にも出てきてわかんなくなるよね
私もこれまで4回の転職を経験し、たどり着いた1つの答えがあります。
それは「向いてない仕事ではなく向いてない環境がダメなんだ」ということ。
この記事では私の実体験をもとに、「向いてない仕事環境」や「向いてない仕事をしている時に少しでも楽に働くコツ」をご紹介します。
まずは一般的にHSPに向いてないとされる仕事の特徴を見ていきましょう。
人と接するとストレスや疲れを感じやすいHSPは、人との関わりが多い仕事には向いていません。
コミュニケーション苦手だわぁ
HSPは決まった作業や1つの作業を丁寧に行うことに力を発揮します。
一方で、急なトラブルなど臨機応変な対応が苦手な場合も多いです。
そのため、突発的な仕事や状況に合わせて臨機応変に対応する仕事には向いてないと言えます。
イレギュラーがあると焦っちゃう!
HSPはミスを怖がるあまり、プレッシャーに弱い傾向があります。
ミスなく正確に仕事を進めるのが得意なはずなのに、そのプレッシャーに押し潰されると言うことです。
そのため、絶対にミスが許されない環境や命に関わるような責任が大きな仕事に相性が悪いと言われています。
他の人に迷惑がかかると思うと余計にプレッシャーを感じるんだよね
HSPはノルマがあると「絶対に達成しなければならない」と人一倍責任感を感じてしまいます。
常に仕事のことで頭が一杯になってきちんと休息が取れなくなるケースも。
精神的に追い詰められてしまうので、ノルマがある仕事もおすすめできません。
常に納期に追われるような、スピード感が求められる仕事は、HSPに取って負担になりがちです。
そのため、目まぐるしく状況が変わったり、素早く作業をしないといけない仕事には向いていません。
急かされるとテンパってしまうよね
向いてない特徴を踏まえて、HSPに向いてない職業をご紹介します。
・営業職
・テレアポ、コールセンター
・看護師
・介護士
・飲食店などの接客業
上記に挙げた職種は、「人と関わることが多い」「ミスが許されない」などの向いてない仕事の特徴に当てはまります。
向いてない仕事を調べるとよく出てくる職種だね
ここまでご紹介した向いてない仕事の特徴や職種をご覧になって、次のように感じているのではないでしょうか。
あれ、HSPに向いてない仕事って全部じゃないか?
そうなんです。人と関わることや、ミスが許されないってどの仕事にも言えることなんですよね。
「じゃあ向いてる仕事って何なのよ!」となるんですが、HSPにとって「どんな仕事も向いているし、向いてない」というのが私としては最もしっくりきている答えなんです。
次の章では、私の実体験を踏まえて「どんな仕事も向いてるし、向いてない」について深掘りしていくよ
私の仕事遍歴についてまとめてみました。あくまで私の感想なので「そういう人もいるんだ」という気持ちでご覧ください。
向いてない点 | ・クレームを受けることがある・覚えることが多い・忙しい |
向いてる点 | ・やる仕事が決まっている・常連に気に入られやすい |
続いた・辞めた理由 | ・オーナーや一緒に働くメンバーが優しかった |
コンビニは学生時代のアルバイトだったんですが、大学1年から卒業まで働き続けました。
レジの金額が合わなかったり、お客さんに怒られたことを引きずるなど「この仕事向いてないな」と思ったこともあります。
しかし、オーナーやパートのおばちゃんに可愛がってもらい、気の合う同年代の友達ができるなど、人間関係に悩むことはありませんでした。
向いてない点 | ・保護者のクレームが多い・長時間労働・休みが少ない |
向いてる点 | ・子どもの成長というやりがいがある |
続いた・辞めた理由 | ・気の合う仲間がいた・使命感に駆られて辞めれなかった |
大学卒業後、新卒で塾講師をしていました。子どもに接するのは楽しい仕事でしたが、保護者対応がとても辛かったです。
びっくりするぐらいクレームが多いんですよ…
とても長く勤務したので、一見向いてる仕事のように感じますが、その6年半の中で、ストレスから胃潰瘍になったり、うつ病を発症しています。
本来は向いてなかったのかもしれません。しかし、6年以上も続けられたのは、分かり合える同僚がいたり、子供と接する仕事のやりがいが大きかったのも事実です。
実は1つだけ後悔していることが…これは「少しでも楽に働けるコツ」の章で紹介するよ
向いてない点 | ・人間関係に悩む・ミスができないプレッシャー・電話対応が多い |
向いてる点 | ・ルーティンワーク・自分の作業をコツコツできる |
続いた・辞めた理由 | ・気難しい人が多い・直属の上司と気が合わなかった |
塾講師を退職後、食品製造会社の事務を1年弱していました。
事務職はよく「HSPに向いてる仕事」に挙がる代表的な仕事ですね。
仕事自体は、ルーティンワークでPCに向かってコツコツ作業するので向いていたと思います。
しかし、とっても人間関係がめんどくさかった!
職場を牛耳る御局様がいて誰も逆らえない雰囲気。その人は直属の上司だったため気が合わずすぐに辞めてしまいました。
向いてない点 | ・電話するのが苦痛・成果を出すプレッシャー |
向いてる点 | ・業務内容が明確 |
続いた・辞めた理由 | ・ノルマがなかった・人間関係や職場環境が良かった |
事務職から、出産を挟んで次に就いたのはテレアポのお仕事です。
私は電話がとても苦手なので、正直テレアポは全く向いてない仕事だと思います。
元々テレアポに応募したわけじゃないけど、配置転換でテレアポをすることになったんだよ
しかし、この会社は営業会社にも関わらず厳しいノルマがなく、自分のベストを尽くせばOK!という社風でした。
さらに休みも取りやすい上に人間関係が良好。
そのため、テレアポ自体は嫌いだったにも関わらず、働き続けることができました。
「でも2年で辞めてるじゃん」と思った方も多いでしょう。
実は会社が事業撤退したため、自分からは辞めていないのです。
向いてない点 | ・テーマを深く掘り下げてしまい時間がかかる・安定しない |
向いてる点 | ・創造力が活かせる・在宅で働ける |
続いた・辞めた理由 | ・人に気を遣わなくて良い・自分のペースで働ける |
現在は、フリーランスのWEBライターとして在宅で仕事をしています。
WEBライターは、HSPならではの創造力を活かすことができる仕事。
私も文章を書くのが好きなので向いてると感じています。また、フリーランスは、人の目を気にすることなく自由に働けるので私に合っている働き方です。
しかし、深く物事を考えてしまうため、将来が不安になることや、1度悩むと抜け出せない辛さもあります。
今まで私が経験した仕事について紹介しましたが、向いていると言われている事務職が最も続きませんでした。
逆に向いてない仕事の代表格である接客やテレアポは、周りの人や環境に恵まれ楽しく勤務。
この経験から「HSPには向いてない仕事ではなく、向いてない環境がある」という答えに辿り着きました。
HSPが向いてない職場環境は一体どのようなものでしょうか。私が考える向いてない職場環境はこちらの3つ。
参考にしてみてね!
「上下関係が全て」のような職場は、合わない職場環境の1つです。
このような職場は、上司が高圧的であったり、休日出勤や長時間労働に対し根性論を振りかざす傾向があります。
そのため、人の機嫌や態度に左右されやすいHSPには向いていません。
売上至上主義で、厳しいノルマがある職場はHSPに向いていません。
実は、私が働いていた塾は、売上至上主義が根強い会社でした。
塾講師というと子どもに勉強を教えるだけとイメージされますが、塾の社員は教室運営がいちばんのメイン。
つまり、生徒数を増やし売り上げを上げなければいけないのです。
私がいた塾は営業色が強く、かなりのノルマやプレッシャーがありました。
このようにプレッシャーが重い、売上至上主義はHSPにおすすめできません。
休みが少なかったり、残業が多いなどハードな労働環境はHSPに向いていないと言えます。
疲れを溜めやすいHSPにとって、きちんと休息が取れるかは大きなポイント。
そもそも長時間労働が当たり前な会社は社員を、駒のように扱う傾向が強いです。
社員を大切にしない会社は長く働くべきではないでしょう。
一方、HSPに向いてる職場環境はどのようなものでしょうか。こちらも私の経験からわかる3つの特徴をご紹介します。
私が長く続けたコンビニ、塾講師、テレアポは全て人に恵まれたという共通点があります。
仕事が辛くても、分かり合える仲間の存在で頑張れたというのが大きいです。
人間関係は働いてみないと分からない部分ですが「やっぱり人が大事だよな」と強く感じます。
「人の役に立っている」「やり遂げた時の達成感がある」などのやりがいは仕事を頑張る原動力になります。
実際、塾の仕事は休みも少なく長時間労働が当たり前。
しかし「生徒が合格した時の達成感」や「生徒が楽しそうに通塾する姿」というやりがいが長く仕事を続けた理由の1つです。
有給休暇など必要な休みが取りやすい職場環境はとても重要。
HSPの方は責任感が強く「休みます」の一言が言い出せない方が多いです。
まさに私がそう!なんでか分からないけど「休みたい」って言えないの笑
休まないといけない時に快く休ませてくれる会社は、それだけ社員を大切にしている証拠。
そのような会社は休みの取りやすさ以外にも働きやすい環境づくりの努力が随所に見られるはずです。
この記事を読んでいるのは「今の仕事は自分に向いてないよな」と感じている人も多いでしょう。
そこで向いてない仕事だったとしても、少し気楽に働けるコツをご紹介します。
「3ヶ月だけ頑張ってみよう」などと期限を決めるのはとても良い方法です。
テレアポを始めた頃、本気で仕事が嫌でした。
しかし、職場環境が良かったので辞めるのはもったいない…。
そこで私は「とりあえず3ヶ月だけ頑張ろう。それでも無理なら転職しよう」と自分の中で決めました。
このように期限を決める事で「無理なら辞めたらいい」と1つの安心材料になります。
「辛いな」「疲れたな」と感じたときは思い切って休みましょう。
HSPは頑張りすぎてしまうため、意外と休むのが下手だったりします。
思い切って有給を使って、リフレッシュするのがおすすめです。リフレッシュできれば、次の日からの仕事の活力が沸きますよ。
安心して!休むのって悪いことじゃないんだよ!
仕事をしていると、ミスをしたり「自分って本当に向いてないな」と落ち込むことは誰にでもあります。
落ち込んだ時は、「しょうがない」と割り切りましょう。
ミスを引きずりやすいHSPは、ミスや失敗があるとずっと頭の中で1人反省会をしています。私もそうです。
でもいくら考えても終わりがないんですよね。
そんな時は、最後に「でも終わったことは仕方ない」と自分に言い聞かせてみてください。
言い聞かせているうちに、不思議と「しょうがないよな」という気になってくるよ
塾時代に1つだけ後悔していることがあります。それは転職活動を躊躇してズルズルと働いたことです。
今振り返ると、転職活動をして「いつでも辞められるんだ」と心に保険を掛けていればうつ病になるほど苦しまなくても良かったんじゃないかと思います。
でも、転職活動ってどうするか分からないし、始める勇気が出ないんですよね。
そんな方に1つだけやって欲しいのが「とりあえず転職サイトに登録」。たったこれだけです。
この一歩を踏み出せば「いい仕事があったらいつでも辞められる」という安心感を得ることができます。
HSPは真面目な方が多いので「転職するのは会社に申し訳ない」「転職を繰り返すのはダメなことなんだ」と転職に対し罪悪感を持つ方がいます。
しかし、今や転職は当たり前の時代。働きやすい環境を求めて転職するのは悪いことではありません。
むしろ、働きやすくなるのなら転職するべきです。
私だって4回転職してるし、うちの旦那は5回転職して今が一番良い条件で働いてるよ
当記事では、HSPに向いてない仕事について私なりの意見をご紹介しました。
HSPは向いてない仕事ではなく、向いてない環境に目を向けるべきです。
この記事で紹介した、向いてない・向いてる職場環境はあくまで私の経験を元にしたもの。
完全に同意できる所もあれば、そうではない部分もあると思います。
しかし、必ずあなたに合った職場環境があるはず。当記事が1つのきっかけになれば幸いです。
転職サイトに対して、このような捉え方をしていませんか?
私がおすすめする転職サイトは、電話以外でやりとりOK!
人とのやりとりが面倒な人でも理想の職場に転職できます!
\LINEやメールでOK!/
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塾講師やWEB会社の営業を経て、現在は小学生の子供を持つ主婦ライターとして活動中。日々、育児と家事に追われながらなんとか頑張っています!HSP要素は中ぐらい。
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