\ 教えて掲示板 /
\ つながろう /
\ 色んな経験/
同じフロアにいるだけで、肩に力が入る。あの人の席の近くを通るとき、足音まで小さくしている自分に気づく。
「また今日も、あの人の機嫌を見ながら仕事するのか」
「私が気にしすぎなだけ? みんな普通に話してるのに」
「あの人のどこがこんなに嫌なのか、うまく言葉にできない」
「職場 嫌な人 特徴」と検索したあなたは、嫌な人を責めたいのではなく、自分が感じている苦しさの正体を確かめたいのだと思います。そこまで周りを観察して、気を配ってきた人です。
先に答えをお伝えします。職場の嫌な人の特徴は、性格のラベルではなく「行動」で見ると、ほぼ6つに絞れます。そして繊細なあなたが消耗するのは、その人の行動そのものより、行動の「空気」まで受け取ってしまうからです。6つの行動と、あなたが疲れる仕組み、見分け方、距離の取り方を順に書きます。
「ほぼ6つ」というのは、検索上位の記事でよく挙がる行動を、僕なりに6つにまとめた数で、調査で確定した数字ではありません。HSP(とても敏感な気質)は、刺激を深く処理しやすい人のことです。病名ではなく、気質の呼び名です。
※本記事は医療的な診断・治療を勧めるものではありません。つらさが続くときは、専門の相談窓口に頼ってください。
この記事の要点
嫌な人の特徴は、「あの人は性格が悪い」ではなく「あの人は、こういう行動をする」と書き換えると、見えやすくなります。人格を決めつけると、こちらも苦しくなります。行動なら、いつ・誰に・どう起きたかを後から思い出せるので、距離の取り方も決めやすくなります。
上の人には愛想がよく、下の人や立場の弱い人にはぶっきらぼうになる。人によって声のトーンまで変わる人です。自分に得か損かで人との接し方を決めているように見えるため、「自分は見られ方を試されている」と感じやすい行動です。
他人のミスは会議で取り上げるのに、自分のミスは「たまたま」「忙しかったから」で終わる。指摘されると不機嫌になる。ここで消耗するのは、ミスそのものより、「次は自分が言われるかも」という緊張が続くことです。
最後まで聞かずに言葉をかぶせる。「普通はこうでしょ」と自分の基準を正解にする。言い返せない人ほど、あとで頭の中で何度も再生してしまいます。
その場にいない人の悪口で盛り上がり、「あなたもそう思うでしょ」と同意を求めてくる。断ると空気が悪くなる気がして、笑ってしまった自分にも後で疲れます。
頼み方が丸投げで、期限や範囲があいまい。断りにくい相手を選んで頼む。結果として負担が一人に集まるのに、その事実は見えにくくなります。
ため息、強いキーボードの音、返事をしない、舌打ち。言葉にはしないけれど、周りが気を遣う状態を作る行動です。繊細な人ほど真っ先に反応してしまうのが、この⑥です。

全部あてはまる人もいるし、1つだけなのにすごく疲れる人もいるんだよね…
それでええんよ。数が多いかより、どの行動が自分に刺さるかが大事やで。刺さる1つが分かると、距離の取り方が決められるんよ。
同じ職場で同じ人を見ていても、HSPの人だけが極端に疲れるのは、拾っている情報の量が違うからだと考えられます。言葉の内容だけでなく、声の高さ、間の取り方、部屋に入ってきたときの空気の変化まで、まとめて受け取ってしまいます。
たとえば、あの人が席に着いた瞬間に、フロア全体が少し静かになる。あなたはその静けさに先に気づいて、今日の機嫌を予想し始めます。まだ何も言われていないのに、体の中ではもう、一日分の警戒が始まっているのです。
しかも、HSPは物事を深く処理する傾向があるとされています。帰り道や布団の中で、昼間の一言を何度も再生してしまうのは、そのためだと考えられます。意志が弱いからではありません。
ここで大事なのは、「あなたが敏感すぎる」という話ではないことです。嫌な人の行動が実際にあって、そこに繊細さが重なって、疲れが二重になっているだけです。片方だけを直そうとしても、うまくいきません。相手を変えるのは難しいので、あなたの側では「拾う量」と「持ち帰る量」を減らす工夫をします。それが次の章以降です。



帰ってからも頭の中であの人が喋ってる…。これって私が引きずりすぎなのかな。
引きずりすぎ、とは違うんよ。深く受け取る人が、深く残ってしまっただけ。責めんでええで。
なお、こうした気質の説明は「そういう傾向があるといわれる」という範囲の話で、あなたがHSPだと決める材料ではありません。もし日常生活に支障が出るほどつらいときは、気質の話より先に、専門の窓口に頼ってください。
見分けるいちばんの目安は、その行動が「あなただけに向いているか」「立場を使っているか」「繰り返されているか」の3点です。この3点が重なるほど、あなたの感じ方の問題ではなく、職場の問題として扱ったほうがいい場面になります。
このタイプは、相手が変わらなくても、あなたの受け止め方と接点の持ち方で楽になる余地が大きい人です。
厚生労働省の「ハラスメント対策」のページは、職場のパワーハラスメントの典型として、身体的な攻撃・精神的な攻撃などの類型を挙げています。ただし、これらは典型例で、すべてを網羅するものではないと同ページも書いています(職場のハラスメント対策|厚生労働省)。あなたの状況がそれに当たるかは、僕には判断できません。会社の窓口や、社外の総合労働相談コーナーなど、当てはまるかを判断できる場所で確認してください。
判断に迷うときのために、「いつ・誰が・何を言った(した)か」を、感想を混ぜずにメモしておくと役に立ちます。感情を書くのは別のノートにして、事実だけの記録を残してください。
距離の取り方は、「気持ちを強くする」ことではなく、「接点の作り方を変える」ことです。繊細な人にこそ、気持ちの強さに頼らない方法が合います。
席の向き、休憩に入る時間、トイレや給湯室の動線を、ほんの少しずらします。理由を説明する必要はありません。「たまたま」の範囲で動くだけで、拾う刺激がかなり減ります。
声のトーンや間は、HSPが特に拾いやすいところです。文字にすると、相手の機嫌の情報が消えて、用件だけが残ります。あとで言った言わないにならない、という利点もあります。
悪口の輪や、同意を求める流れには、「そうなんですね」「そういう見方もあるんですね」で止めます。同意も否定もしない一言です。笑って合わせるより、あとの疲れがずっと軽くなります。



そっけなくして、あとで悪く言われたりしないかな…
分かる、そこが怖いんよね。けど、丁寧な言葉で薄く返すだけなら、そっけなくは見えにくいで。冷たくするんやなくて、深入りせんだけや。
駅までの道でその日の出来事を3行だけ書き出す、帰りの電車で好きな音楽に切り替える、など何でも構いません。「ここから先は仕事の外」と体に知らせる合図があると、頭の再生が止まりやすくなります。
それでも、「関わらずに済む」のが難しい職場もあります。距離を置く工夫が通用しないときは、異動や部署・職場を変える選択肢も、逃げではなく環境の調整です。職場の人間関係で疲れ切ったときの考え方は、こちらの記事も参考にしてください(一度嫌いになったら無理…職場でどうする?割り切る・離れどきの見分け方)。
嫌な人の問題は、相手を分析し終えることより、あなた自身が壊れないことのほうが先です。次のサインが続くときは、距離の工夫より先に、休む・相談することを優先してください。
これは病気かどうかを決めるリストではありません。あなたの心身が「これ以上は危ない」と出している合図として、受け取ってください。働く人の悩みについては、厚生労働省の「こころの耳」が電話相談を設けています。フリーダイヤルは0120-565-455で、平日(月〜金)は17:00〜22:00、土日は10:00〜16:00(受付は終了の10分前まで。祝日・振替休日・年末年始〔12月29日〜1月3日〕はお休み)、無料・匿名で、非通知の電話は受け付けないため「186」をつけてかけ直す案内があります(こころの耳 電話相談|厚生労働省)。
職場で起きていることについては、先ほどの総合労働相談コーナーのほか、会社の相談窓口も使えます。「こんなことで相談していいのか」と迷う気持ちは分かります。けれど、相談の入口に「大きな問題かどうか」は要りません。
もうひとつ、「職場におかしい人ばかりに感じる」ときの受け止め方は、別の記事で詳しく書いています(職場、おかしい人ばかりと感じる時のHSPの受け止め方)。
嫌な人の特徴を知ることは、相手を裁くためではなく、あなたが自分を守る言葉を持つためです。感じ取れるのは、あなたが悪いからではありません。今日もそこにいて、ちゃんと働いている。それだけで、十分に頑張っています。
行動で見ると、相手で態度を変える・人の失敗に厳しく自分に甘い・話を遮る・愚痴の輪に引き込む・仕事を押しつける・不機嫌を出す、の6つに整理できます。これは検索上位の記事で繰り返し挙がる行動を整理したもので、調査で確定した数字ではありません。
性格を診断することは、僕にはできません。人格を決めつけず、「いつ・誰に・どんな行動をしたか」で見るほうが、距離の取り方を決めやすくなります。
「あなただけに向いているか」「立場の力を使っているか」「繰り返されているか」の3点を見てください。重なるほど、受け止め方の問題ではなく職場の問題として扱う場面です。
接点を減らす(席・時間・動線)、用件はチャットやメールで、同意も否定もしない一言で返す、帰りに「持ち帰らない」合図を作る、の4つが基本です。合わせて、事実だけのメモを残しておくと、相談するときに役立ちます。
HSPは刺激を深く処理しやすいといわれ、声色や間、場の空気まで受け取るためだと考えられます。ただし、これは気質の傾向の話で、診断ではありません。つらさが続くときは、専門の窓口に相談してください。
休むことや、相談することを先に考えてください。厚生労働省の「こころの耳」には、働く人向けの電話相談があります(こころの耳 電話相談|厚生労働省)。つらさが続くときは、医療機関や専門の窓口に頼ってください。
この記事を書いた人|ハリピン(HSS型HSPとお仕事と私 運営者)
繊細な気質と向き合いながら「自分に合う働き方」を模索してきたHSS型HSP当事者。同じように繊細さで悩むHSPさんへ、当事者の視点で発信しています。


この記事が気に入ったら
フォローしてね!
このサイトの運営者・ハリピン(HSS型HSP)です。飲食店の店長から営業、東証一部上場(当時)の子会社で社長を5年、転職は6回以上。…で、いまはほぼ無職5年以上続けてます。社長まで行って無職、自分でもすごい振れ幅だと思うけど、これが、わりと本気で「全然オッケー」だと思ってます。 強みも弱みも、やってみないと分からないもので「接客は好きだけど、料理と在庫管理は苦手」って、飲食やって初めて知りました。英語もパソコンも苦手で試めてたことが、AIに助けてもらいながら少しずつできるようになってきた。——つまり、今この瞬間ダメでも、時間が経てば何かが変わるかもしれない。(無職期間も大事ってこと!) 僕がここでやりたいのは、“自分が死ぬ瞬間に自分の人生が「よかったな」と思える様になるキッカケを作ること”。正直、自分自身もまだ模索の途中で、全然偉そうなことは言えません。…でも、だからこそ同じ目線で考えれるかなと思ってます。 健康、睡眠、大事! 死ぬのだけは禁止で!
\ 最後まで読んでくれてありがとうございます /
しんどさの形は人それぞれですが、会社に籍を置いたまま休んで生活費を受け取れる制度があることは、知っておいて損はありません。
無料。追加した直後に、目安の出し方と窓口が1枚届きます。伝わるのは表示名だけ。読むだけでも大丈夫です。