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もうどうやっても働けない・・・。
休職すべきか、退職すべきか、どうしたらいいの!?
メンタルもズタボロで、もう働けない。とにかく仕事が辛くて逃げたい時、一体どうしたらよいのか困りますよね。そこで今回は、仕事でつらい時にどうしたらよいのか、おすすめの選択について解説します。
休職なのか、退職なのか、それぞれの良い面悪い面を解説しつつ、ベストな選択を提案するよ!
休職・退職・復職のメリット・デメリット
おすすめの選択
休職・退職に向けた流れ
はじめに結論をお伝えします。
結論
・仕事が辛くて逃げたい時は休職がおすすめ
・休職なら「社会保険給付金」を貰いながら回復に専念できる
仕事が辛くて逃げたい時は、社会保険給付金を貰い経済的にも安心して回復に専念できる「休職」がおすすめです。
「休職なんて会社の制度にない」
なんて人も安心してください。休職は誰でもできる制度であり、社会保険を払っている人なら誰でも傷病手当という社会保障給付金を貰いながら回復に専念できます。
しかし、多くの会社では休職や社会保険給付金について従業員に告げることはしません。従って、ほとんどの人が休職・社会保障給付金について知らず、休職という選択を取らないのです。
仮に退職を選んだとしましょう。精神的に追い詰められてつらい状況で退職するのは、収入面での不安や次の仕事の心配をしなければいけないため、さらにメンタルをボロボロにしてしまう可能性があります。
一方、休職であれば回復後に「復職」の選択も取れますし、何より退職するよりも長い期間給付金をもらって回復に専念できるのです。
でも会社にどうやって休職を告げればいいの?
そんな時は、面倒な休職や社会保障給付金の手続きを代行してくれる「社会保障給付金サービス」もあるよ!
最もおすすめな選択は休職ですが、メリット・デメリットの両方があります。事前に把握しておきましょう。
休職のメリットは以下の4点です。
・回復に専念できる(落ち着いてから判断できる)
・金銭的に余裕ができる方法がある
・次の仕事の心配をしなくても良い
・復職可能
休職の場合、収入面での心配や退職後の心配などがないため、回復に専念できます。
休職中は社会保障給付金(傷病手当)を受け取れるため収入面での心配がありません。
1日当たりの金額:【支給開始日の以前12ヵ月間の各標準報酬月額を平均した額】(※)÷30日×(2/3)
全国健康保険協会:傷病手当
例えば、支給開始日の以前12ヶ月間の平均給料が30万円だった場合、30万円÷30日の3分の2の金額となるため、1日当たり「6,666円」もらえることになります。
休職の場合は復職できるため、次の仕事の心配をしなくても良いです。
退職していないため、回復後に仕事に復帰可能です。
休職のデメリットは以下の4点です。
・収入が無くなる・減額される
・会社とやり取りがある
(メンタル疾患等を会社に告白しなければならない)
・会社と関係が悪化する
・休職中は転職活動がグレー
休職中に関して会社が保障するのは義務ではないため、休んでいる間は収入が無くなるか減額される可能性があります。
だけど、社会保障給付金(傷病手当)を活用すれば、給与の最大2/3の金額を1年6ヶ月の間もらえるよ!
休職する際は会社に、休職する理由(メンタル疾患など)を伝えなければなりません。また月1程度で、状況報告をする必要があります。
休職することで会社との関係が悪くなる可能性もあります。例えば休職がきっかけで、今まで任せてもらっていた仕事が無くなる、復職の際に気まづくなる可能性も少なくありません。
原則休職中の篆書おく活動はグレーとされています。しかし、法律などで規制されている訳ではないので、次に転職したい会社を調べておいたり、履歴書などの書類を用意するなど準備を進めて問題ありません。
続いて退職のメリット・デメリットをご紹介します。
退職のメリットは以下の通りです。
・会社との接点を断てる
・メンタル疾患等を言わなくても良い
・人間関係などの面倒から解放される
退職すると、休職とは異なり会社とのやりとりをする必要が一切なくなります。
たとえメンタル疾患であったとしても、会社に話す必要がなくなります。
会社で人間関係が悪くストレスを感じていた場合は、そのような人による面倒から解放されます。
退職のデメリットは以下の通りです。
・復職できない
・給与がなくなる
・次の仕事をどうするか考える必要がある
退職してしまうと、復職できません。
中には出戻りOKな会社もありますが、珍しいです。
退職すると会社からもらえる給与がなくなります。
その代わり、申請することで失業手当がもらえるよ!
失業手当
失業手当とは仕事を失った人が生活費を得るために受け取ることができる、一定期間にわたる一時的な給付金のことです。手当の支給期間は、数ヶ月から最長1年程度の期間が定められています。金額は賃金日額=退職前6ヶ月の給与総額÷180(6ヶ月 ×30日)などで算出します。
退職してしまうと、次に何の仕事をするかなど、転職を検討しなければいけません。メンタルを崩している時の転職活動は非常に辛く、多少合わない仕事でも無理して面接してしまったり、冷静な判断を下せない場合もあります。
続いて復職のメリット・デメリットをご紹介します。
復職のメリットは以下の通りです。
・収入面を維持できる
・同じ環境で働ける
休職から復帰することで、再び会社からの収入を維持できます。
転職してしまうと給与が下がるリスクはありますが、復職の場合これまでの条件で働けるケースが多いです。
同じ職場に復帰するため、これまでと同じ人間関係・同じ業務と慣れた環境で働けます。
復職のデメリットは以下の通りです。
・同じストレスを感じる場合がある
・復帰が気まずい
そもそも現職がストレスで働けなくなったため、復職して再び同じストレスを感じるケースも多いです。復職して再びメンタルを崩す人も少なくありません。
メンタル面で休職したと職場の人に知られることで、復帰した後に気まずくなることがあります。
休職するためには、医師からの診断書が必要となります。メンタル面でつらい時は、心療内科を受診しましょう。また心療内科は予約が取りにくいこともあるため、早めに予約の電話をするのが大切です。
受診後は、診断書を受け取りましょう。受付時に診断書が必要なことをお話してください。
診断書を持って上司や会社に休職することを伝えましょう。
上司・会社に伝えた後は休職開始です。
病院でどのように診断書をもらったら良いか分からない、上司にどのように話したら良いか分からないと言う方は、「社会保障給付金サービス」を利用してみてください!
失業手当とは、職を失った人が一定の条件を満たした場合に支給される、一時的な給付金のことです。具体的には、雇用保険に加入していることや、一定期間の就業実績があることなどが条件となります。
例えば自己都合退職の場合は、『離職の日以前2年間に、雇用保険の被保険者期間(※)が通算して12カ月以上あること』。会社都合の場合は『離職の日以前1年間に、被保険者期間(※)が通算して6カ月以上あること』が条件です。
失業手当について学んだ後は、実際に退職することを上司に伝えましょう。
退職した後はハローワークで失業手当を受け取る手続きをしなければなりません。
また、受給資格決定日(離職票の提出と求職の申し込みを行った日)から7日間は「待期期間」と呼ばれ、離職理由に関係なく誰もが失業手当を受給できない期間が設けられています。
そして、離職理由などによっても失業手当の支給タイミングが異なるため、注意しましょう。
結論は以下の通りです。
・仕事がつらい時は休職がおすすめ
・社会保障給付金を貰いながら回復に専念する
・メンタル面で回復してから復職・転職など次のステップへ進む
正直、メンタルを壊した状態で働き続けることはもちろん、転職活動するのは非常に困難です。だからこそ、社会保障給付金という、社会保険を払ってきた国民全員が受け取れる権利を知り、収入面で不安を抱くことなく回復に専念して欲しいと考えています。
私の場合は、適応障害になった後に休職することなく転職を選択しましたが、最初は新しい環境になれず「つらい」と感じることが多かったです。
同じような経験はしてほしくありません。
だからこそ、まずは回復に専念して欲しい。そして、回復して冷静に挑戦できる気持ちになってから、復職や転職を検討して欲しいと考えています。
それに、社会保障給付金(傷病手当)を受け取るための「社会保障給付金サービス」もあります。もし会社に伝えにくいという方、受け取り方がよく分からなくて面倒だということは利用しましょう。
とにかくまずは回復に専念するのが大切だよ!
また回復後に転職する際は、初めて転職する方向けの記事もあるので、以下をご確認ください。
転職サイトに対して、このような捉え方をしていませんか?
私がおすすめする転職サイトは、電話以外でやりとりOK!
人とのやりとりが面倒な人でも理想の職場に転職できます!
\LINEやメールでOK!/
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高校卒業後に非常勤事務員として公務員を務めたのち、WEB系ベンチャー企業でマネージャーを務める。その後、WEB系メガベンチャー企業へ転職し、現在はWEBライター・WEBマーケターとしてフリーランスで活動中。HSS型HSPという気質で生きづらさを感じながらも、葛藤してきた経験を活かし、同じ気質や境遇の方に対して何かお手伝いが出来ればと思っております。【プロフィール詳細はこちら】【自己紹介(インタビュー)記事はこちら】
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