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何をやっても長続きしない
ハマると熱中するのにすぐに飽きてしまう
仕事をすぐ辞めたくなる
など飽き性で悩んでいませんか?
「飽きる」というのは、誰でも経験したことがあり、ある意味普通のことです。
しかし、中には「アルバイトや仕事をすぐ辞めてしまう」「集中力なく怒られてしまう」など飽き性が性格を通り越して病気ではないかと悩んでいる方もいると思います。
そこでこの記事では、「飽き性と関連する病気や気質」「飽き性を強みにする生き方」について解説します。
飽き性とは「物事に飽きやすい性格」のことです。
一言で「飽き性」といってもさまざまなタイプがあります。
まずは自分の飽き性のタイプを確認してみましょう。
あなたの飽き性はどのタイプ?
「熱しやすく冷めやすい」は飽き性の方に多い傾向です。
興味を持ったものに一時的に熱中し、時間を忘れて取り組んでいても、数日後には急に冷めてしまうことがあります。
例えば、スマホゲームに夢中になり、毎晩ゲームに没頭。
睡眠時間を削ってまでレベル上げやハイスコア更新し、夢中でゲームを楽しんでいたはずが、急激に冷めてログインすらしなくなります。
クリアしてないゲーム。読みかけの本が部屋にいっぱい…
飽き性の中には、物事に夢中になれないために飽きっぽいという方もいます。
例えば、友人から勧められた映画を「面白そう」と見始めたものの、最初の数分で飽きて見るのを辞めてしまうのがこのタイプです。
飽き性で仕事が続かないという人もこのタイプに入るかな
始めたことを続けるのが苦手で、短期間で挫折することがよくあります。
ダイエット、資格の勉強などで三日坊主を実感することが多いですよね。
何度ダイエットが続かなかったことか…
新しい刺激や初めての体験に敏感で、さまざまなことに興味を持つ人も飽き性の傾向があります。
料理や楽器、旅行など多くの趣味を持っていますが、どの趣味も極めるほど長続きしないことが多いです。
新しい物や流行りのものに目がなく、常に変化を求めるタイプもいます。
例えば、新型のスマホが出ればすぐに買い替えたり、髪型や服の系統をコロコロ変えるのがその一例です。
新しいものにすぐ飛びつくけど、すぐ飽きちゃう
飽き性が酷いと感じる人の中には、集中力が続かないケースもあります。
例えば
「仕事中に他のことを考えてしまい、やるべき作業を放置してしまう」
「人の話を途中から聞いていない」
「作業中にスマホの通知やそこの景色が気になり作業が進まない」
物事に長時間集中することが苦手で、途中で興味を失ってしまうんですよね。
「私の飽き性って病気レベルじゃない?」と心配される方も多いと思います。
ですが、飽き性は性格によるものが大きく、病気ではありません。
しかし「集中力・注意力が続かない」など飽き性だと感じている特徴が、発達障害などに関係している可能性も。
そこでこの章では「飽き性と関連する病気・気質」について解説します。
発達障害とはADHDや自閉スペクトラム症に代表される、生まれつきの特性により社会生活に「生きづらさ」がある状態です。
ADHDなどの発達障害がある方は「集中力が持続しにくい」「興味や関心がすぐに移りやすい」という特徴があります。
そのため、飽き性だと感じやすいです。
うつ病は気分の落ち込みや無気力、疲労感などの症状が続く病気です。
うつ病になると、意欲や集中力が低下するため、物事に興味が持てなくなる傾向があります。
「今まで好きだったものを楽しいと感じなくなった」「趣味やイベントを全くやる気になれない」など飽きっぽいと感じることがうつ病の兆候かもしれません。
双極性障害とは、気分の異常な高揚(躁状態)と落ち込み(うつ状態)を繰り返す病気です。
躁状態では、非常に活動的になるため、新しいことに次々と興味を持ちますが、すぐに飽きてしまうことがあります。
また、うつ状態では無気力な状態になるケースも。
そのため、周りの人から見ると「少し前は活動的だったのにもう飽きたのか?」とだと思われることもあります。
境界性パーソナリティ障害とは、気持ちや行動、対人関係が不安定になりやすく日常生活や仕事で苦痛や支障が出る障害です。
境界性パーソナリティ障害の場合、空虚感を感じやすい傾向があります。
空虚感を埋めるために、新しい刺激を求めたり衝動的な行動をすることも。
しかし、その刺激にもすぐに飽きてしまい、また別の刺激を求める悪循環に陥ることもあります。
「飽き性が病気レベルだ」と感じる人は、HSPである可能性もあります。
HSPは生まれ持った気質であり、病気ではありません。
この章では「HSPについて」「HSPと飽き性の関係」などについて詳しく解説します。
HSPとは「非常に感受性が強く、刺激の影響を受けやすい人」を指します。
光、音、匂いなど周囲の環境や、人の感情に敏感で、ストレスや疲れを感じやすいのが特徴です。
HSPの方は「飽き性」の傾向があるといわれています。
HSPに飽き性が多いと考えられる理由
HSPは嗅覚や聴覚などの五感や、人の感情に対して感受性が非常に強いです。
そのため、周りの話し声などちょっとした刺激にも敏感で、ひどく疲れるなど大きく反応します。
そのため、同じ刺激を繰り返し受けていると疲れやストレスが溜まり飽きてしまうのです。
HSPは責任感が強く、完璧主義な方が多いです。
1つのことに集中しすぎると完璧にやり遂げようとするあまり疲れてしまうこともあります。
疲れると集中力の維持って難しいですよね。
そのため完璧主義な自分に疲れ、作業自体に飽きてしまうこともあります。
HSPの中には、常に新しい刺激を求めてしまう方もいます。
そのため、1つのことに飽きると、すぐに次の刺激を求めてしまうのです。
「新しい趣味を次々始める」という方はHSPの傾向があるかもしれません。
HSPは周囲の環境や人の感情に影響を受けやすいため、集中力が途切れてしまうことが多いです。
そのため「作業に集中できない」「他のことが気になって仕事が手につかない」などの問題を抱えることがあります。
HSPは全人口の5人に1人が当てはまると言われており、珍しい気質ではありません。
もしかしたらあなたもHSPさんかも!?
以下に「HSPあるある」をご紹介しますので、ご自身と照らし合わせてみてください。
HSPあるある
HSPは他の人からすると「どうしてこんなことで傷つくの?」「なんでそこまで考えるの?」と思われ、理解されにくい傾向があります。
「悩みを分かってもらえない…」
こちらのページではお互いに悩みを相談し合ったり、日常の出来事を吐き出すことができます。
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「飽き性」というと悪いイメージを持つ方も多いですが、飽き性は悪いことではありません。
むしろ、好奇心旺盛という強みにもなります。
飽き性を短所と捉えるよりも、「自分の強み」として活かした方が幸せになれるでしょう。
この章では「飽き性を強みにする生き方」について考えていきます。
あなたは「飽き性を直したい」と考えていませんか?
飽き性というと「三日坊主」「忍耐力がない」など悪いイメージが先行しますが、実は悪いことではないのです。
まず飽き性に対するネガティブなイメージに対して見方を変えてみましょう。
飽き性というとこんなデメリットが思い浮かぶよね
飽き性のデメリット
しかし、見方を変えれば「飽き性」にはメリットがたくさんあります。
飽き性のメリット
「変化に強い」「新しいことに挑戦できる」というのは、飽き性だからこその強みです。
実は、環境の変化に対応することは誰にでもできることではありません。
「変化が怖い」「チャレンジ精神がない」このような感覚の人もたくさんいるのです。
飽き性だからこそのメリットを「自分の強み」にぜひ変えてください。
この記事を読んでいる方の中には、「飽き性で仕事が続かない」と悩んでいる方も多いでしょう。
しかし、先ほど解説した「飽き性の強み」を活かした仕事を選べば、良い方向に進むこともあります。
飽き性の強みを活かせる仕事はこちらです。
具体的な仕事の例は
「営業」
「コンサルタント」
「WEBデザイナー」
「WEBライター」
「マーケティング」
などが挙げられます。
飽き性は決して悪いことではありません。
自分の強みとして活かしましょう。
「飽き性によって日常生活に支障が出る」「発達障害などに当てはまるか気になる」場合はメンタルクリニックに相談することをおすすめします。
しかし「メンタルクリニックってちょっと行きにくい」と感じる方も多いでしょう。
そこで少しでもメンタルクリニックに行きやすくなるよう「メンタルクリニックに行く目安」「メンタルクリニックの探し方のコツ」をご紹介します。
メンタルクリニックって精神科?心療内科?何が違うの?
まずは「精神科」「心療内科」「メンタルクリニック」の違いについて見ていきましょう。
精神科は、うつ、不眠、不安など「こころの病気そのもの」を扱う診療科です。
発達障害の診断なども精神科が対応しています。
心療内科は、ストレスや精神症状に伴う頭痛、胃痛などの身体に現れる症状を扱う診療科です。
メンタルクリニックは精神科や、心療内科といった「こころにかかわる病気」を専門とする診療所の総称です。
精神科と心療内科は、厳密にいうと扱う症状が異なりますが「こころにかかわる病気」の専門家であることは共通しています。
現に、精神科と心療内科を併設しているクリニックも多いので、あまり「どちらの診療科を選べば良いか」と気にする必要はありません。
飽き性で病院に行っても良いのかしら
このように感じる方も多いと思いますが「集中力が続かない」「仕事をすぐ辞めたくなる」など生活に支障がある場合は、早めにメンタルクリニックに相談してください。
メンタルクリニックは、内科などに比べてハードルが高いですが、早めの相談が病気の早期発見、早期治療につながります。
メンタルクリニックの受診を迷う方のために、メンタルクリニックを受診する目安をご紹介。
以下の症状がある場合はメンタルクリニックの受診を検討してください。
メンタルクリニックの費用は保険が適用されるため、初診は3000円程度、再診で1500円程度が目安です。
その他、検査をした場合は別途費用がかかります。
内科や整形外科などの一般的な病院と変わらないよ!
「どのメンタルクリニックに行けば良いか」にはいくつかのポイントがあります。
メンタルクリニックを選ぶポイント
上記のポイントを踏まえ、自分に合うクリニックを選ぶには必ずインターネットで検索し、ホームページや口コミを確認しましょう。
ホームページでは、医師の専門分野や経歴、クリニックの雰囲気などを確認できます。
また、口コミはGoogleマップの口コミを参考にすると良いでしょう。
メンタルクリニックは一般的に予約が必須です。
クリニックによって「電話予約のみ」「WEB予約対応」など予約方法が異なりますので、予約方法を確認しておきましょう。
「飽きる」というのは誰にでもありますが、「飽き性」だと感じていた特性が病気に関連している可能性もあります。
飽き性との関連が考えられる病気・気質
飽き性で生活や仕事に支障がある場合は、メンタルクリニックに相談することをおすすめします。
メンタルクリニックは、誰でも気軽に行ける場所です。
1人で悩まずにぜひ専門家に相談しましょう。
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塾講師やWEB会社の営業を経て、現在は小学生の子供を持つ主婦ライターとして活動中。日々、育児と家事に追われながらなんとか頑張っています!HSP要素は中ぐらい。
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