\ 教えて掲示板 /
\ つながろう /
1対1なら普通に話せるのに、3人以上になると急に話せなくなる…
HSPの人なら、この悩みを抱えていることが多いのではないでしょうか。
みんなの話についていけない
「何か話さなきゃ」と思うのに、うまく言葉が出てこない
沈黙が続くと、周りに気を使わせている気がして申し訳なくなる
そんなふうに考えてしまい、結果的に「話したくても話せない」「無理に話しても疲れてしまう」という状況になりがちです。
「このままだと、職場や友達との関係がうまくいかなくなるのでは…?」と不安を感じているかもしれません。
でも、大丈夫!
HSPの人が3人以上の会話を苦手と感じるのは、性格やコミュ力の問題ではなく、脳の情報処理の仕方や、感受性の高さが影響しているからなんです。
この記事では、
などを、わかりやすく解説していきます。
「3人以上の会話が怖い」「もっと楽に話せるようになりたい」と感じている人は、ぜひ最後まで読んでみてください。
HSPの人が3人以上の会話で話せなくなるのは、単なる性格やコミュニケーション能力の問題ではありません。脳の特性や繊細な感受性が影響しているのです。ここでは、その主な理由を3つ解説します。
HSPが3人以上の会話が苦手な理由
3人以上の会話になると、話す内容だけでなく、相手の表情や声のトーン、場の空気など、処理すべき情報が一気に増えます。HSPの人はこの情報をすべて深く受け取ってしまうため、脳がキャパオーバーしやすくなるのです。
例えば、2人の会話では相手の話に集中できますが、3人以上になると
といった判断を瞬時にしなければなりません。
その結果、頭の中がいっぱいになり「何を話せばいいかわからない」と感じてしまうのです。
HSPの人は共感力が強く、相手の気持ちを敏感に察知する傾向が強いです。3人以上の会話になると、誰に気を配ればいいのか迷ってしまい、会話に集中できなくなることがあります。
例えば、職場のランチで3人以上のグループになったとき、
と考えすぎてしまい、結果的に自分が話す余裕を失ってしまいます。
HSPの人は言葉を慎重に選ぶ傾向があります。そのため、会話の流れが速いと、自分が話す前に「この発言で大丈夫かな?」と考え込んでしまい、タイミングを逃してしまいがちです。
例えば、友達と3人で会話をしているとき、「今の話題に自分も意見を言いたい」と思っても、
と考えているうちに、次の話題に進んでしまうことも。
その結果、「結局何も話せなかった…」と落ち込んでしまうのです。
HSPの人が3人以上の会話を苦手と感じるのは、情報量の多さや気配りのしすぎ、考えすぎる性格が関係しています。でも、無理に克服しようとしなくても、少しの工夫で会話の負担を減らすことができます。ここでは、3つのコツを見ていきましょう!
無理に話さなくても、聞き役として会話に参加するだけでもOKです。HSPの人は共感力が高いので、相槌やリアクションを工夫すれば「話をちゃんと聞いてくれている」と思われ、会話に溶け込みやすくなります。
例えば、
こうした工夫をすることで、「何か話さなきゃ」と焦らず、自然に会話に加わることができます。
自分から話すのが苦手なら、相手に質問することで会話に参加するのも効果的です。質問することで会話の流れを作ることができ、プレッシャーを感じにくくなります。
例えば、
オープンクエスチョン(答えがYES/NOで終わらない質問)をすると、相手が話しやすくなり、会話が自然に続きます。
「何か話さなきゃ」と思うと緊張してしまいますが、最初から長く話そうとしなくても大丈夫です。まずは短い一言から始めることで、自然に会話に入ることができます。
例えば、
こうした一言を挟むだけでも、「会話に参加している」と感じやすくなり、少しずつ話すことに慣れていきます。
HSPの人は会話の内容だけでなく、環境や雰囲気 でも話しやすさが大きく変わります。無理に「話せるようになろう」と頑張るよりも、自分が話しやすい環境を整える ことで、自然と会話に入れるようになるケースも。ここでは、HSPが話しやすくなるための3つの工夫を紹介します。
HSPの人は、「この人なら大丈夫」と思える存在がそばにいるだけで、会話のハードルが下がります。知らない人ばかりの場面では緊張しやすいですが、信頼できる人がいると、自然に話しやすいです。
例えば、
こうした工夫をするだけで、会話への心理的な負担を減らせます。
HSPの人は、音や視覚の刺激 に敏感なため、ガヤガヤした場所では思考がまとまらず、会話に集中しづらくなります。逆に、静かで落ち着いた空間では、安心して話しやすいです。
例えば、
こうした環境なら、頭がクリアになり、会話に入りやすくなります。「話せない…」と感じるときは、自分がリラックスできる場所を選ぶこと も大切です。
「何を話せばいいかわからない」と焦ってしまうのを防ぐために、事前に話題を準備しておく のも有効です。急に話を振られたときでも、準備していた話題ならスムーズに会話に入れます。
例えば、
無理に面白い話をしようとしなくてもOKです。「話せる内容を持っておく」というだけで、気持ちが楽になります。
HSPの人は会話に対して慎重になりすぎるあまり、かえって話せなくなったり、疲れてしまうことがあります。ここでは、3人以上の会話で陥りがちな「気をつけたいポイント」を紹介します。
「沈黙はよくない」「会話が止まったら自分のせいかも」と思って、無理に話題を探してしまうことはありませんか?
HSPの人は場の空気を読みすぎる傾向があるため、会話が止まると「何か話さなきゃ!」と焦ってしまいがちです。しかし、会話には自然な間があって当然ですし、無理に話をつなげる必要はありません。
例えば、沈黙が生まれたときは、
このように、沈黙を怖がらずに、会話の流れに任せるのも大切です。
HSPの人は「沈黙が続くと気まずい」と思いがちですが、実はそうでもありません。
例えば、気の合う友人との会話では、言葉が途切れても特に気にしないことが多いですよね? それと同じように、3人以上の会話でも、「沈黙=会話が失敗している」とは限りません。
むしろ、HSPの人が落ち着いて会話できるようにするためには、適度な沈黙を受け入れること も大切です。無理に埋めようとすると、逆に疲れてしまうことがあります。
「沈黙が怖い」と感じたときは、
このように、沈黙を味方につけることで、会話のストレスを減らすことができます。
HSPの人が3人以上の会話で話せなくなるのは、性格やコミュニケーション能力の問題ではなく、脳の情報処理の仕方や感受性の高さが影響している ことがわかりました。
しかし、ちょっとした工夫をするだけで、会話へのストレスを減らし、自然に参加できるようになります。
今回紹介したポイントをおさらいすると、
HSPだからといって、3人以上の会話を諦める必要はありません。無理せず、少しずつ工夫を取り入れながら、「自分なりの話しやすいスタイル」を見つけていきましょう!
この記事が気に入ったら
フォローしてね!
塾講師やWEB会社の営業を経て、現在は小学生の子供を持つ主婦ライターとして活動中。日々、育児と家事に追われながらなんとか頑張っています!HSP要素は中ぐらい。
このサイトがHSP自覚の薄い方へ何かのきっかけになればうれしいです!
【自己紹介(インタビュー)はこちら】
この記事のご感想をお待ちしてます