\ 教えて掲示板 /
\ つながろう /
\ 色んな経験/
前の晩、明日の時間割を見ただけで、胸のあたりがぎゅっと縮む。布団に入っても眠れなくて、朝になると、制服を手に持ったまま、涙がぽろぽろこぼれてくる。理由を聞かれても、うまく答えられない。
「学校に行きたくない。でも、なんで泣いてるのか自分でもわからない」
「みんな普通に行ってるのに、私だけ弱いのかな」
「親に心配をかけたくないのに、涙が止まらない」
「学校に行きたくない 中学生 泣く」とスマホに打ち込んだあなたは、たぶん今、涙を拭きながらこの画面を見ているところだと思います。そして、その様子を横で見ている保護者の方も、どう声をかければいいのか迷っているかもしれません。
先に答えをお伝えします。学校に行きたくなくて泣いてしまうのは、弱さでも甘えでもありません。言葉にできるより先に、心と体が「もう余裕がない」と知らせてくれている状態だと考えると、つじつまが合います。ただし、泣く理由は人によって違います。ここから先は、はっきり言い切れる部分と、僕が整理して考えた部分を分けてお話しします。
人の表情や教室の空気を細かく拾ってしまう、HSP(Highly Sensitive Person/繊細な気質)の子は、気持ちが大きく動く日の消耗が人より深く残ることがあります。この記事は、泣いている中学生本人と、その様子を見ている保護者の方、どちらにも読めるように書きました。
この記事の要点
最初に、正直なことを書いておきます。「学校に行きたくない中学生が、なぜ泣くのか」を、一つの原因で説明できる解説は、僕が探した範囲では見つけられませんでした。だから「これが唯一の理由です」とは言いません。
そのうえで、僕はこう整理しています。涙は、気持ちを言葉にする前に出てくる「体のほうの返事」です。「しんどい」と口で言えるようになる前に、体のほうが先に限界の近さを伝えてくれる。だから、理由を聞かれても答えられないのは、ごまかしているわけではなく、まだ言葉になっていないだけです。
ゴムを毎日少しずつ引っ張り続けると、ある朝、急に伸びきってしまうことがあります。教室で気を使う、友だちの顔色を見る、先生の声のトーンに身構える。ひとつひとつは小さくても、毎日続くと、気づかないうちに引っ張られ続けています。泣いてしまう朝は、そのゴムが「もう伸びられない」と言っている朝かもしれません。

朝になると涙が出てくるの、おかしいのかな…
おかしないで。口で言えんうちに、体のほうが先に教えてくれとるだけなんよ。
「理由がわからないのに泣く」のは、いちばんつらいところだと思います。大きな出来事があったわけでもないのに、どうして自分だけ、と責めたくなる。
ここも僕の整理ですが、泣く朝の前には、たいてい「前の晩」があるように思います。明日のことを考えて、頭の中で場面を何度も再生する。眠りが浅くなる。朝の時点で、すでに疲れた状態でスタートしている。これでは、玄関の前で涙が出ても不思議ではありません。
理由がはっきりしないのは、あなたが鈍いからではなく、小さなしんどさが積み重なって、ひとつの出来事に絞れないからです。大きなきっかけがなくても、つらさは本物です。
泣くタイミングをメモしておくと、あとで大人に話すときの手がかりになります。たとえば、こんな分け方です。
どれかに当てはまったら「原因がわかった」ではなく、「しんどさの出る場所が少し見えた」くらいに受け取ってください。診断のようなものではありません。
同じ「泣く」でも、前の晩のつらさと、朝のつらさは、少し性質がちがうと僕は考えています。
夜は、明日の場面を先回りして想像しやすい時間です。HSPの子は、想像がとても細かい分、まだ起きていない出来事を、すでに起きたかのように感じ取ってしまうことがあります。夜に涙が出るのは、明日を怖がっているのではなく、明日の自分を守ろうとして、先に備えているからです。備えすぎて疲れてしまうのは、真面目で感受性が豊かな証拠でもあります。
朝は、一日の始まりに向けて体を起こす時間です。そこで気持ちが追いつかないと、「行きたくない」という感覚が、涙という形で表に出てきます。朝に涙が出るのは、気合いが足りないからではなく、体と気持ちの準備がまだ整っていないからです。
なお、朝に頭痛や腹痛、だるさなどの体の不調が続いている場合は、気持ちの問題と決めつけず、保護者の方や学校の先生に伝えたうえで、必要に応じて医療機関に相談してみてください。ここで書いていることは診断ではなく、あくまで僕の整理です。



前の晩に泣いて、朝にも泣くのは、ふつうなの…?
つらさが夜から続いとるだけやと思うで。それだけ、ちゃんと感じ取っとるってことなんよ。
「HSPだから、学校がつらくて泣くの?」と気になる人もいると思います。これについて、HSPの中学生が学校で特別に泣きやすいと確かめられた資料は、僕には見つけられませんでした。
ただ、HSPの人は、周りの空気や相手の表情を細かく受け取って、あれこれ感じ取ります。中学校は、教室の人間関係も、部活の先輩後輩も、急に複雑になる時期です。受け取る情報が多いぶん、学校で使うエネルギーも大きくなりやすい。泣いてしまうのは、感じ取る力が強く働いているからかもしれません。
繊細さと疲れやすさは、僕には同じ性質の表と裏に見えます。泣いてしまうのは、弱いからではなく、深く感じ取る力が強く働いているから。そう捉えると、自分を責める理由がひとつ減ります。
理由がわからなくても、泣いている朝にできる小さなことはあります。どれも、僕が整理した「しのぎ方」で、効果を保証するものではありません。合うものだけ使ってください。
泣いている朝は、何かを決める朝ではなく、まず気持ちを受け止める朝です。結論を急がなくていい、とまず自分に許してあげてください。



泣いてるのに、行くか休むか決めなきゃいけないのがいちばんつらい…
それはあんた一人で決めんでええ。大人と一緒に決めよ。泣いとる間は、決める時間やなくて、落ち着く時間なんよ。
泣くほどつらい日が続くなら、学校の中と外の相談先を頼る選択肢があります。学校の中なら、担任の先生、養護の先生、スクールカウンセラーなど。学校の外なら、地域の教育委員会の相談窓口や、医療機関などです。どれが合うかは、人と状況によって変わります。
話しにくいときや、夜に誰にも言えないときのために、電話で相談できる窓口もあります。文部科学省が案内している「24時間子供SOSダイヤル」は、全国統一の番号0120-078310(なやみいおう)で、夜間・休日を含めて24時間、子どもや保護者が相談できる窓口です。つながらないことがあっても、何度でもかけてよいと案内されています(「24時間子供SOSダイヤル」について|文部科学省)。
泣くほどのつらさが続いているときや、眠れない・食べられない日が重なっているときは、一人で抱えず、学校外の相談先や医療機関にもつながってみてください。この記事は診断ではありません。
中学生のストレスのサインを、学校・友だち・勉強の面から整理したページがストレスが限界に達した時に出る症状【中学生】にあります。泣くほど張りつめる日が重なっている背景は、ストレスの限界サインで泣くのは弱さじゃないでも整理しています。
学校に行きたくなくて泣いてしまうのは、あなたが、それだけ真剣に毎日を受け止めてきたからです。鈍いほうが楽な場面は、たしかにあります。でも、感じ取れることは、あなたの大切な力です。
今日、理由がうまく言えなくても大丈夫です。涙が出るほどの気持ちを、ひとりで抱えなくていい。まずは、信頼できる大人に「泣いてしまうくらいつらい」と、その一言だけ伝えてみてください。



話してみても、いいのかな。
ええよ。言葉にならんままでも、話してええんよ。
甘えではありません。涙は、言葉になる前の「もう余裕がない」というサインとして出てくる、と僕は整理しています。「これが唯一の理由」とまでは言い切れませんが、泣いた自分を責める必要はありません。
朝は、気持ちが先に重くなり、体の準備が追いつかない時間だと考えています。前の晩の不安や眠りの浅さが、朝の涙につながっていることもあります。ただし、朝の頭痛や腹痛など体の不調が続くときは、気持ちの問題と決めつけず、保護者や学校の先生に伝えて、必要なら医療機関にも相談してください。この記事は診断ではありません。
考えただけで涙が出るときは、まず「今は泣くくらいつらいんだ」と自分で認めてあげてください。理由を言葉にしなくても構いません。信頼できる大人に「学校のことを考えると泣いてしまう」とそのまま伝えるだけでも、一人で抱えている状態は変わります。
おかしくありません。小さなしんどさが積み重なると、ひとつの出来事に絞れないまま、涙だけが先に出ることがあります。泣くのが前の晩か、朝か、校門の前かをメモしておくと、あとで話すときの手がかりになります。
理由を問いただす前に、「泣くほどつらいんだね」と受け止める一言が、まず役に立つと考えています。励ましや正論は、本人が一番わかっていることが多いので、控えめにしてください。結論を急がず、担任の先生やスクールカウンセラーなど、家庭の外の相談先にもつながっておくと安心です。
HSPの中学生が特別に泣きやすいと確かめられた資料は、見つけられませんでした。ただ、周りの空気を細かく受け取る分、学校で使うエネルギーが大きくなりやすいとは言えそうです。つらさが続くときは、学校外の相談先や医療機関も含めて、大人と一緒に考えてみてください。この記事は診断ではありません。
この記事を書いた人|ハリピン(HSS型HSPとお仕事と私 運営者)
繊細な気質と向き合いながら「自分に合う働き方」を模索してきたHSS型HSP当事者。同じように繊細さで悩むHSPさんへ、当事者の視点で発信しています。
※この記事は一般的な情報提供を目的としており、医学的な診断を行うものではありません。つらさが続くときは専門機関にご相談ください。


この記事が気に入ったら
フォローしてね!
このサイトの運営者・ハリピン(HSS型HSP)です。飲食店の店長から営業、東証一部上場(当時)の子会社で社長を5年、転職は6回以上。…で、いまはほぼ無職5年以上続けてます。社長まで行って無職、自分でもすごい振れ幅だと思うけど、これが、わりと本気で「全然オッケー」だと思ってます。 強みも弱みも、やってみないと分からないもので「接客は好きだけど、料理と在庫管理は苦手」って、飲食やって初めて知りました。英語もパソコンも苦手で試めてたことが、AIに助けてもらいながら少しずつできるようになってきた。——つまり、今この瞬間ダメでも、時間が経てば何かが変わるかもしれない。(無職期間も大事ってこと!) 僕がここでやりたいのは、“自分が死ぬ瞬間に自分の人生が「よかったな」と思える様になるキッカケを作ること”。正直、自分自身もまだ模索の途中で、全然偉そうなことは言えません。…でも、だからこそ同じ目線で考えれるかなと思ってます。 健康、睡眠、大事! 死ぬのだけは禁止で!
\ 最後まで読んでくれてありがとうございます /
しんどさの形は人それぞれですが、会社に籍を置いたまま休んで生活費を受け取れる制度があることは、知っておいて損はありません。
無料。追加した直後に、目安の出し方と窓口が1枚届きます。伝わるのは表示名だけ。読むだけでも大丈夫です。