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一度にたくさんの仕事が降りかかってきて焦る
上司や同僚からの陰口、ちょっとした仲間はずれなどストレス
このような悩みから「私って看護師に向いてないのかな」と思うことはありませんか? 洞察力が高く、音や匂いに敏感なHSP。
看護師をしていると人一倍たくさんのことに気がつくあまり、しんどいと感じることもあるでしょう。
でも、洞察力や共感力はHSP看護師さんならではの強み。 強みを活かせる環境で働けばもっとイキイキと仕事ができます。
ここでは、そんなHSP看護師さんならではの強みを活かせる適職をご紹介します。
あなたはどのような時に「しんどい」と感じますか?ここではHSP看護師によくあるお悩みや出来事をご紹介します。
上記のような悩みや出来事が積み重なると
私って看護師向いてないかも…
と思ってしまいますよね。
実は、HSP看護師さんが辛いと感じるのは、働く環境が原因であることがほとんどです。次の章からはHSP看護師に向いている仕事や職場の選び方を具体的にご紹介します。
HSP看護師に向いてる仕事はこちらです。
それぞれみていきましょう。
患者さんの自宅などに訪問し、主治医の指示に従って医療的ケアを行う訪問看護はHSP看護師が働きやすい仕事の1つです。
HSP看護師は患者さんに寄り添い、些細な変化も気が付きやすいため、訪問看護ではより質の高いケアを提供することができます。
また、基本的に1人で行動するため、同僚の機嫌などに気を使うこともないのでチームで仕事をすることが苦手な方にオススメです。
利用者の自宅を訪問して入浴介助を行う訪問入浴は、HSP看護師が活躍できます。訪問入浴における看護師の役割は、利用者の健康チェックが主な役割です。
急変が少ないため複数のことを同時に行うのが苦手な方にとって働きやすいでしょう。
また、訪問入浴は介護士2人と看護師1人の3人体制で働きますが、看護師が少ない環境なので、ストレスを比較的感じにくい傾向があります。
美容・皮膚科・眼科・小児科などのクリニックは落ち着いて仕事ができるためHSP看護師に向いています。病棟と比べると患者さんの症状も軽く命に関わる状況が少ないため、責任に推し潰されそうになることはありません。
また、日勤のみなのでプライベートや家庭との両立ができます。1人の時間が必要なHSPにとっては、夜勤がなく自分の時間を確保しやすいこともオススメしたいポイントです。
特別養護老人ホームやグループホームなど介護施設はHSP看護師にオススメです。
介護施設がオススメな理由は、なんと言っても病院に比べ看護師の人数が少ないこと。看護師同士のコミュニケーションが多いと気を使うことも多く疲れてしまいますよね。しかし、看護師の少ない環境であれば自分のペースで働くことができます。
先輩やチームの看護師の顔色を伺って気疲れしやすい方は、介護施設を選択肢に加えてみてはいかがでしょうか。
一般企業の医務室や健康管理室に勤務する看護師を産業看護師といいます。産業看護師は急病や怪我の処置や健康診断の手配など従業員の健康管理がメインです。
週休2日制で日勤のみと一般的な会社員と同じ勤務時間で、残業が少なくプライベートが確保できます。
看護師としては特殊な働き方ですが、看護師の資格を活かしつつ働くことが可能です。
看護師は保育園や幼稚園で働くこともできます。子どもや職員の健康管理や保護者向けの保健指導などが看護師の役割ですが、保育補助の業務に入ることもあります。
夜勤がなく、残業も少ない傾向があるため、ワークライフバランスを重視する方にオススメです。
ここからは看護師から離れて、HSPの特性を活かした仕事をご紹介しましょう。
共感力が高く、人に寄り添うことが得意なHSPはカウンセラーに適性があります。また、看護師の知識や経験を活かして、より質の高いメンタルケアができるため向いている仕事の1つです。
WEBサイトやブログなどの記事を書くWEBライター。WEBライターのように場所や時間を選ばずできる仕事はHSPに向いているといわれています。
また、看護師の方は特に人間関係で心をすり減らしている方も多いので、1人で作業するWEBライターは精神的に楽に働けるでしょう。
さらに、看護師の経験などを発信することで、同じような悩みを持つ方の役に立つこともできます。
続いてHSP看護師に向いている職場の選び方は以下の5つです。
それぞれ解説していきましょう。
HSP看護師は急変が少なく落ち着いて働ける職場かどうかをポイントにしましょう。
「あれもしなきゃ。これもしなきゃ」と考えるだけでパニックになることはありませんか?
HSPは1つのことを深く考えるため、同時に複数のことを行うのが苦手。ナースコールや急変が多い病棟では、自分のペースで働くことができずストレスを感じることもあります。
正直なところ、看護師の業務自体というより、職場の人間関係に疲れ果てている方が多いのではないでしょうか。
同僚や患者さんの些細な発言に傷ついたり悩んでしまうHSP看護師にとって、人間関係が良好かどうかは重要なポイントです。
しかし、人間関係は実際に働いてみないとわかりません。そこで、少しでもリスクを減らすために訪問看護など一緒に働く看護師が少ない環境を選ぶのも1つの方法です。
共感力が高く、患者さんの変化やニーズを汲み取ることができることは、HSP看護師の強みです。
しかし、1日に受け持つ患者さんが多い病棟や、急変が多い急性期などは忙しさゆえに、HSP看護師の強みを100%活かせない可能性もあります。
例えば看取りがあった時などは「もっとできることがあったんじゃないか」と考え込んでしまうことはありませんか?
職場や業種を選べば、患者さんにじっくり向き合い満足度が高いケアができる環境で働くこともできます。
休憩時間にしっかり休めたり、有給が取りやすいなどきちんと休息が取れる環境かどうかはHSP看護師にとって重要です。
関わる人が多ければ多いほど、HSP看護師は疲れてしまいます。また、音や光などの刺激に敏感なので、ナースコールやモニターの音が気になり仕事が終わるとぐったりする方も多いでしょう。
休憩時間に1人になれる場所があったり、有給が取りやすいなど、疲れた時はきちんと休める環境で働くことが大切。
さらに普段から休息を取るという面では、不規則な生活にならないために、クリニックなど夜勤のない仕事を選ぶこともオススメです。
夜勤のない勤務体系や、人間関係を重視しすぎて全く興味のない診療科や職種を選んでしまうとそれはそれでストレスになります。
働きやすさももちろん大事ですが、やりがいや興味がなければ楽しく仕事をすることができません。
最後にHSP看護師が楽しく生き生きと働くために、自分の特性を活かす働き方をご紹介します。
HSPという特性は生きづらさを感じることもありますが、人の気持ちが分かったり、1つのことを深く考えることができるなど素敵な特性でもあります。
まずは、自分のHSPという特性を自分自身が受け入れることから始めましょう。
どうしても生きづらさを感じることに嫌気がさし、自己否定してしまいがちですが、患者さんの気持ちに立って考えられるなどHSPならではの良い面もたくさんあります。
自分が苦手なことやストレスに感じることを理解すると、自分に合った環境を選びやすくなるでしょう。
自分の特性を認めることの続きになりますが自分の特性を理解すると、HSPだからこその強みに気づくことができます。
特に共感力の高さや人の些細な変化に気づきやすい強みを活かしてじっくりと患者さんに関われる職場がオススメです。自分の得意分野を伸ばせる職場で働けば、やりがいと働きやすさを同時に手にすることができるでしょう。
どのような仕事に就いたとしても、疲れてしまったり落ち込んでしまう時は必ずあります。
そこで大事なのは、リフレッシュしたりストレスを発散できる方法がちゃんとあるかということです。
また、HSP看護師は困った人を放って置けなかったり、仕事を他の人に頼めないなど頑張りすぎてしまう傾向があります。そのため自分でも気づかないうちに大きなストレスを抱えていることも。
自分に合った休息やリフレッシュ方法を見つけて、適度にストレスを発散させましょう。
実はHSPの特性である共感力や洞察力は看護師にとって必要なもの。しかし、自分に合わない職場で働いているばかりに、その特性を活かせず苦しんでいる方もいらっしゃるでしょう。
自分の特性を受け入れて強みを活かせる仕事を見つければ、もっと楽しく働くことができるはずです。
あなたが適職と出会い、イキイキとした毎日を過ごせることを願っています。
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塾講師やWEB会社の営業を経て、現在は小学生の子供を持つ主婦ライターとして活動中。日々、育児と家事に追われながらなんとか頑張っています!HSP要素は中ぐらい。
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