\ 教えて掲示板 /
\ つながろう /
患者さんに感情移入しすぎて、家に帰っても考え込んじゃう
先輩や同僚の顔色を伺いすぎて毎日しんどい
このような悩みが積み重なると「つくづく私って看護師向いてない」と悩んでしまいますよね。
しかし、高い共感力や些細なことに気がつく洞察力などHSPだからこそ看護師に向いている部分が多いことはご存知ですか?
あなたが「看護師に向いてない」と悩んでいるのは、看護師が向いていないのではなく、今の職場が合っていないだけかも。
そこで今回は「HSPが看護師に向いてない点や向いてる点」を踏まえて、「HSP看護師が働きやすくなる方法」をご紹介します。
HSPが看護師に向いてない理由は以下の5つが考えられます。
それぞれみていきましょう。
スバリ看護師は女の世界。どうして女性が集まると、裏でコソコソ陰口や噂話、派閥争いが起きるのでしょう…。
周りの雰囲気に敏感なHSPにとって、女性特有の人間関係は耐え難いものがあります。
他の人達がコソコソ話していると「私のこと話しているの?」と心配になったり、不機嫌な人がいると自分が原因なのか不安に。
職場にいるだけでストレスを感じてしまいます。
〇〇さんあれやっといて!
(めっちゃ嫌だけど…)はい!わかりました
自分の仕事も一杯一杯なのに断れないことはありませんか?
他にも委員会が面倒な仕事が多いハズレ委員会になったり、断れない性格を利用されてる気がしてしまいます。
頼まれたことを断ると、相手にどう思われるか怖くて断れないんですよね。
「あれもしなきゃ。これもしなきゃ」と焦るばかりでどんどん仕事が辛くなってしまいます。
HSPは自分のペースを乱されるとストレスを感じます。看護師の仕事上どうしようもありませんが、急変があったり緊急の指示が出るなどスケジュール通りに動けないことも多いです。
しかし、HSPの方は急な変更が苦手で、混乱してしまいます。焦ってしまい指示を上手くこなせないと、そのことを引きずってしまう場合も。
自分のペースを乱され、ミスを引きずる悪循環になってしまいます。
HSPは相手の機嫌や周りの雰囲気を敏感に感じとります。
「今日先輩機嫌悪そう。下手に話しかけない方がいいかも」
「ドクターがピリピリしてるから雰囲気最悪」
などと人一倍気がついてしまうので、周りに気を遣い過ぎてしまいます。
さらに、機嫌の悪い原因は自分ではないかと考えてしまうため、1日中顔色を伺うケースも。
「鈍感な人が羨ましい」と思うけれど、どうしても周りに気を遣ってしまうんですよね。
感受性が強く、まるで自分のことのように感情移入しやすいHSP。患者さんや家族が辛そうにしていると、自分も辛くなってしまう方が多いです。
患者さんの落ち込んだ様子や、ネガティブな発言が頭から離れず、眠れなくなることもあります。
生きづらさを感じるネガティブなことに意識が行きがちですが、HSPならではの看護師に向いている点もたくさんあります。
・患者さんの些細な変化に敏感
・患者さんが求めることを察知できる
・丁寧な仕事ができ信頼されやすい
・観察力が高く後輩の指導が得意
看護師に向いてないと考え込まず、自分の強みに目を向けてみましょう。
相手の心情の変化など「いつもと違うぞ」ということを敏感に感じ取るHSPは、他の人が気づかない患者さんの些細な変化を見つけられます。
時に、小さなことが急変につながる事もある看護現場では、あなたの敏感さが人の命を救う場合も。
小さな変化を見つけられることは、HSP看護師の強みです。
HSP看護師は患者さんの変化に気づくだけでなく、患者さんがして欲しいことを察知できる方が多いです。
これは共感力が高く相手の気持ちに立って考えられるHSPならでは。
患者さんに寄り添い質の高いケアを提供できるのは、看護師にとって強い武器になります。
物事を深く考えるHSPは丁寧な仕事ができる傾向があります。また、心配性のため確認を怠らないので仕事のミスが少ないのも特徴です。
例えば、「看護記録が誰よりもわかりやすい」「申し送りで伝え忘れがない」など職場から信頼されます。もちろん患者さんにも丁寧な対応ができるので患者さんからも信頼が厚いです。
責任が大きい看護の仕事で信頼が厚いことは大きなメリットになります。
リーダーなど指導する立場は向いてないと思っている方が多いですが、実は後輩の指導にHSPは向いています。
なぜならHSPは観察力や共感力に優れているので、後輩の悩みや困っていることに寄り添うことができるからです。
また、相手の立場に立って物事を考えられるので、後輩が働きやすい環境を作ることができます。
「仕事が辛い」「看護師を続ける自信がない」と感じたときにどうすれば良いのでしょうか。ここでは看護師に向いてない、辛いと感じた時に働きやすくなる方法をご紹介します。
悩んでいるとネガティブなことばかり考えてしまうものです。
「私はなんてダメなんだろう」と自分を否定する事もあるでしょう。しかし、そんなことはありません。看護師に向いている点で解説したように「患者さんの些細な変化に敏感」「丁寧な仕事ができミスが少ない」ことはとても素晴らしい特徴です。
自分の良さや得意なことに目を向けて自分らしく働くことを心がけましょう。
責任感が強く、頼まれたことを断れないHSP看護師は、どんどん仕事が増えてキャパオーバーになりがちです。
そこで必要なのは苦手なことや、嫌なことは断ること。
わかってるけど、できないから苦労してる
と思う方も多いでしょう。私も断れない性格なので気持ちはよくわかります。
1つ提案したいのが、10回に1回でいいから断ってみることです。あなたに頼み事が多いのは、あなたがいつも受け入れてくれるからでしょう。そこで、ほんの1度でも断ってみると案外すんなり相手も引くかもしれません。
もしくは断っても「どうしてもお願い」と言われ、結果的に断れない時もあるでしょう。しかし、「断る事もある」と相手に思わせるのが大事です。
人の目が気になるHSPはどうしても他人からどう思われているか気になってしまいます。しかし、他人からの評価を気にしすぎて、自分のやりたくないことや、相手が喜ぶ行動をしてしまいがち。
そこで意識して欲しいのは、自分のやるべきことや、与えられた仕事に集中することです。
本来、評価というのは自分の行動に対して後からついてくるもの。あなたがきちんと仕事をしていれば、おのずと良い評価がついてくるはずです。
目の前の仕事に集中して、自分の仕事をきちんとこなすことを意識しましょう。
悩みや困っていることを相談できる拠り所があるだけで働きやすさは格段に違います。
職場の同期や同僚に相談できる人がいるのが1番良いですが、もちろん職場以外の人でも構いません。
あなたの特性を理解して、支えてくれる人は必ずいます。
人一倍ストレスを溜めやすいHSPにとって、適度にストレス発散をすることはとても重要です。
好きなことや楽しいことに没頭する時間を確保して、リラックスしましょう。
HSPの方は、1つのことにハマりやすい面もあります。趣味がコロコロ変わっても良いので、休日はやりたいことをしてリフレッシュするのがオススメです。
あなたが看護師に向いてないと感じることや、嫌だと感じることを振り返ると「職場の人間関係」「忙しすぎる病棟の雰囲気」など職場環境に原因があるのではありませんか?
看護師を活かして活躍できる職場は病院だけではありません。例えば、「一対一で接する訪問看護」や「雇用形態が柔軟な派遣看護師」などさまざまな働き方や職場があります。
今よりイキイキと働くために自分に合った職場に転職しても良いでしょう。
HSPには看護師に向いてない点もあれば、向いている点もあります。
【HSPが看護師に向いてない点】
・女性だらけの職場環境
・仕事を断れずキャパオーバー
・自分のペースで働けない
・気を遣いすぎて疲れてしまう
・患者さんに感情移入しすぎてしまう
【HSPが看護師に向いている点】
・患者さんの些細な変化に敏感
・患者さんが求めることを察知できる
・丁寧な仕事ができ信頼されやすい
・観察力が高く後輩の指導が得意
HSPだからこそ持つ強みや能力を活かせば、患者さんの良き理解者となりあなたの思い描く看護ができるはずです。あなたが今よりも輝ける職場について考えてみてはいかがでしょうか。
この記事が気に入ったら
フォローしてね!
塾講師やWEB会社の営業を経て、現在は小学生の子供を持つ主婦ライターとして活動中。日々、育児と家事に追われながらなんとか頑張っています!HSP要素は中ぐらい。
このサイトがHSP自覚の薄い方へ何かのきっかけになればうれしいです!
【自己紹介(インタビュー)はこちら】
この記事のご感想をお待ちしてます