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「昔から8時間以上眠るなど寝過ぎてしまう」「寝るまでに時間がかかる」など睡眠の悩みはありませんか?
睡眠は人間にとって重要な要素ですが、HSPはびっくりするほど寝てしまったり、反対に全然寝付けないなど睡眠に関する悩みを持っています。
寝てるのにスッキリしないこともあるんだよね
この記事では「HSPがよく寝る理由」を解説しながら「質の良い睡眠をとる方法」をご紹介します。
HSPがよく寝る理由は、ズバリ無意識に疲れが溜まってしまうから。
具体的にどのようなことで疲れを溜めるのか見ていきましょう。
・人間関係で気疲れしやすい
・刺激に敏感に反応している
・物事を深く考えすぎる
周りの人に気を遣ってしまうHSPは、職場や学校の人間関係が疲れる原因の1つです。
人の機嫌や職場の雰囲気に非常に気を使うので、家に帰ってぐったりしてしまうのも珍しくありません。
たくさん人に関わった日は眠くてたまらないよ!
HSPは音、光、匂いなどの刺激に敏感に反応します。
例えば
・満員電車の人混みや匂い
・工事現場の騒音
・強い日差し
など日常生活を送るだけで疲労が溜まってしまいます。
よく寝てしまうのは、脳が疲労しているからと言われます。
1つのことを深く考えすぎたり、心配事があるとぐるぐる同じことを考えるHSPは脳が疲れやすいです。
そのため「考えすぎて疲れた。眠たい」と睡魔が襲ってきます。
ずっと頭がフル回転!そりゃ疲れるよね
つまりHSPは
・人間関係で疲れやすい
・刺激に敏感に反応する
・物事を深く考える
の理由から、普通に生活しているだけで人一倍疲れてしまうのです。
その疲れを癒すためには、多くの睡眠が必要!
よって、よく寝ることは心と体の疲労回復、自分を守るための当然の行為なのです。
いっぱい寝ていいんだよ!
HSPは無意識に疲れを溜めてしまうため、よく寝る傾向があると解説しましたが、一方で疲れをためすぎるが故に睡眠不足になる方もいらっしゃいます。
それぞれのタイプには、どのようなHSPとの関係があるか見ていきましょう。
HSPの中には、睡眠不足になりがちな人も多いです。
その原因としては、感覚が敏感すぎて頭が興奮状態になることが考えられます。
突然ですが「過覚醒」という言葉をご存知ですか?
人間は「交感神経が優位な活動状態」と「副交感神経が優位な休息状態」を無意識に切り替えながら生活しています。
分かりやすく言うと「頑張る時」と「リラックスする時」を勝手に切り替えてるってこと!
しかし、刺激に敏感なHSPは常にストレスや頭をフル回転しているので、常に交感神経が昂りがち。
この緊張状態が続くことを過覚醒というのです。
過覚醒が続くと、寝つきが悪くなったり眠りが浅くなってしまいます。
寝る前に不安や悩みを考えだすとどんどん眠れなくなるやつ!
よく寝る理由でも解説したように、HSPは疲れを癒すために多くの睡眠が必要なタイプが多いです。
「よく寝るのは怠けている」という世間のイメージから「自分は怠け者かも」と悩むこともあるでしょう。
しかし、心と体を健康に保つために、睡眠を多くとることは重要です。
全く気にする必要はありません。
ただし、仕事中に意識が飛ぶレベルであれば、HSPに関係なく「過眠症」など病気の可能性もあります。
心配な場合は早めに病院を受診してね!
「深く物事を考える」「刺激に敏感」「人間関係に疲れやすい」以外にも、様々なHSPの気質は睡眠に影響を与えます。
こちらの記事では、HSP当事者のリアルな体験をもとに詳しく解説しているのでチェックしてみてね!
「よく寝るタイプ」と「寝つきが悪いタイプ」のどちらでも、質の良い睡眠がとれていれば、睡眠時間の長さは気にしなくて大丈夫です。
しかしタイプに関わらず「寝ても疲れが取れない」と感じる方は多いのではないでしょうか。
最後に「睡眠の質を上げるおすすめの方法」をご紹介します。
自分に合ったベッドや枕、着心地の良いパジャマなど自分に合った寝具は睡眠の質を大きく上げてくれます。
また、音や光が気になってしまうHSPの方は耳栓やアイマスクなどを利用するのもおすすめです。
他の人がすすめるものでも、自分に合うとは限りません。
心地よい睡眠環境を色々試しながら整えていきましょう。
私はオーダーメイド枕が気になる!
リラックス効果があるアロマやヒーリングミュージックなど快眠アイテムを使うのも効果的です。
目を温めるアイマスクも良いって聞くよね!
ただし、一般的にリラックスできる香りや音楽でも、匂いや音に敏感な方は注意が必要。
苦手な香りや音楽は、いくら評判が良くても使い続けないようにしましょう。
食事は寝る3時間前までにとるのが理想的だと言われています。
理由は、食べたものが消化されるまでに約3時間ほど必要だからです。
仕事が遅くなるなど、夕食を寝る前にとる場合は、うどんなど消化に良いものにしましょう。
腹八分目が基本だよ!
カフェインは覚醒作用があることで有名ですが、寝る前にカフェインをとると不眠や浅い眠りの原因になります。
カフェインは摂取後30分から1時間後に血中濃度がピークになり、その後3〜5時間で半減。
そのため寝る4時間前からはカフェインを避けた方が良いでしょう。
コーヒーやチョコは日中のお楽しみにしよう!
ゆっくりお風呂に浸かって体を温めると良い睡眠がとれます。
人間の体は、体温がゆっくり下がることで眠気を誘発。
つまり、一度お風呂で体を温めると、その後ゆっくり体温が下がるので心地よく眠れます。
寝る直前だと体が熱いままで寝付きにくいので、お風呂は寝る2時間前が理想的です。
スマホが発するブルーライトは脳に刺激を与えて眠気を覚ましてしまいます。
また、寝る前にSNSのチェックをする方も多いでしょう。
HSPの方は考え込みやすいのでSNSの書き込みがストレスになって悩みの種になる場合も。
ブルーライトだけでなくストレスの原因にもなってしまうので寝る前は極力スマホを見ないようにしましょう。
スマホをいじってるうちに眠れなくなるよね
よく寝る人も寝つきが悪い人も、毎日同じ時間に寝ることは難しいと思います。
しかし、決まった時間に起きることは実践しやすいはずです。
毎日決まった時間に起きることを続けると、夜同じような時間に眠くなってきます。
次第に体内時計が整ってくるので、朝決まった時間に起きることを徹底してみましょう。
朝決まった時間に起きれるようになったら、もう20分ほど早起きして朝の散歩を習慣にしてみてはいかがでしょうか。
実は朝の散歩には、睡眠の質を向上させる効果があります。
質の良い睡眠には「セロトニン」と「メラトニン」というホルモンが重要です。
朝の散歩は「セロトニン」を活性化させる効果が大きく、セロトニンからメラトニンという睡眠を促すホルモンが作られます。
まぁ話が難しくなってしまったけど、要は朝の散歩が睡眠に超良いってこと(笑)
まずは週1回20分くらいから始めてみましょう。
最後にこの記事のおさらいをしましょう。
【HSPがよく寝る理由】
・人間関係で気疲れしやすい
・刺激に敏感に反応している
・物事を深く考えすぎる
【睡眠の質を向上する方法】
・自分に合った寝具を使う
・快眠アイテムを使う
・夕食は寝る3時間前まで
・4時間以内のカフェインは避ける
・お風呂に浸かる
・寝る前にスマホを極力見ない
・決まった時間に起きる
・朝の散歩を習慣にする
HSPにとって睡眠は自分の心と体を健やかに保つ重要な要素!
寝すぎてしまう人も寝つきが悪い人も、ぐっすり寝るための工夫をしましょう。
ぐっすり寝れていれば睡眠時間の長さはあまり関係ありませんよ!
よし今日もよく寝よう!
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塾講師やWEB会社の営業を経て、現在は小学生の子供を持つ主婦ライターとして活動中。日々、育児と家事に追われながらなんとか頑張っています!HSP要素は中ぐらい。
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