【HSP】営業が怖い・苦手と感じる原因はコレかも!

【HSP】営業が怖い・苦手と感じる原因はコレかも!

「お客さんに怒られたらどうしよう。」
「営業中に変だと思われたらどうしよう。」
「受注とれなかったらどうしよう。」

営業前ってたくさん気になることがあって、怖い・苦手と感じたことはありませんか?私は繊細で内向的なのに刺激を求める傾向にあるHSS型HSP気質のアデペンです。

これまで営業をした経験があるのですが、営業前ってどうしても気になること・心配することがたくさんあってとにかく緊張してしまうんです。そこで今回は、営業が怖い・苦手と感じるあるあるや原因、そして私の体験談をご紹介します。

アデペン

繊細で内向的なのに刺激を求めてしまう気質を持つHSS型HSPの私は、これまでWEBシステムや決済システム、ホームページなどの商品を営業として販売した経験があります。そんな経験を基に、営業について語らせていただきます。

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HSPが営業が怖い・苦手と感じる瞬間あるある

HSPが営業が怖い・苦手と感じる瞬間あるある

あなたはどんな時に、営業が怖い・苦手と感じていましたか?ここではあなた自身の過去も振り返りながら、営業が怖い・苦手と感じるHSPのあるあるをご紹介します。

お客さんからクレームを言われたとき

営業をやっていると避けて通れないのがお客さんからのクレーム。このクレームって、めちゃくちゃ聞くのしんどくないですか?

そもそもHSPは音・視覚情報に非常に敏感で、相手の声の大きさ・質・声色・顔の表情などのたくさんの情報を察します。従って、クレームの時はお客さんが大きな声で苦い顔で言うものですから、受ける刺激はとても大きくなります。

私自身も、「おたく売るだけ売って何もしてくれないよね」「どうしてすぐ問い合わせを聞いてくれないの?」なんてクレームを受けていましたが、言われるたびに酷く落ち込んでしまっていました

アポイントの電話できつく断られたとき

新規開拓営業をする方は、アポイントの電話をする方も多いでしょう。となると、よく知らないお客さんに対して、勇敢に電話をかけなければなりません。

電話をかけることはHSPにとって大変。なぜなら電話をする前に「今のタイミングでかけてもいいかな?」「こんな質問をされたらどうしよう」など、たくさんの気になることが出てくるからです。

そんな状態で電話をかけて断られた時は、さらに酷く心に深い傷をおってしまうことでしょう。私は新規開拓で電話をすることはなかったのですが、既存のお客さんに電話をかけて、その日訪問されるのは無理と怒り口調で断られた時は、酷く落ち込んでしまいました

答えられない質問をされたらどうしようと不安なとき

HSPな私は営業前の準備が超念入りでした。例えば、質問されそうなことを事前にたくさん書き出し、それぞれに回答を考えていったり。なぜこうしたのか、それは営業時にお客さんから答えられない質問をされたらどうしようと不安だからです。

軽く流すことも時には必要なのでしょう。しかし、HSPで何でも気になる私は受け流すことこそが非常に難しいのです。だから、事前にたくさんの回答を考えて準備に時間をかけるのですが、この時本当に「営業は怖いな」「営業は苦手だな」と感じるものです。

初めてのお客さんに会う時

HSPな私は、初めてのお客さんに会って営業するのがとても苦手。初めてのお客さんと会う時は、「どんな性格?」「どんな趣味?」「なにか地雷になる話題があったらどうしよう」「口調はどんな感じだろう」「声のトーンは?」「どんなこと聞いてくるだろう?」と気になることを挙げ出したらキリがありません。

実際に私も、「初対面の人とあって会話がぶつぶつと切れてしまったらどうしよう」「間ができたら気まづくて怖い」など考えていたものです。その度に営業は怖い、苦手だなと感じていました。

提案内容を断られた時

営業をしていたら当然、最後に提案内容を断られることもありますよね。どうしてもお客さんのニーズに合わなかった、また合わせられなかった時はお断りをいただくものです。

それは仕方がないのですが、この時「数字をあげられなかった」「お客さんを満足させられなかった」などと考えて落ち込むものです。

私の場合は、提案内容を断られた時に、まるで自分自身が否定されたかのように深く傷ついてしまっていました。そんなことはないんですがね。

HSPが営業を怖い・苦手と感じる理由

HSPが営業を怖い・苦手と感じる理由

さて、ではHSPはどうして営業を怖い・苦手と感じるのでしょうか?それは気質として気にすることが多いというのは絶対的にあります。しかし、それ以外にもいくつか要因があるので、今回はHSPが営業を怖い・苦手と感じる6つの理由をご紹介します。

①嫌われたらどうしようと考えている

実は嫌われたらどうしようと考えていませんか?HSP気質の方の特徴でもあるのですが、実は嫌われることを酷く恐れる特徴があります。そのせいか、「おかしな発言をして嫌われたらどうしよう」「嫌われたくないから言葉を探さなきゃ」などと考えてしまうものです。

私自身も、「お客さんに嫌われないようにしなくちゃ」ばかりが先行していて、上手く言葉がでなかったり、普段の自分とは違う行動をしてしまったりしていました。そして結果として営業を怖い・苦手だと感じてしまっているのです。

②営業中に自分のことばかり気にしている

営業中、お客さんのことではなく、自分の口調・表情・身振り手振り・言葉などばかり気にしていませんか?実はこれこそが営業が怖い・苦手と感じてしまう理由でもあります。

自分のことばかりに意識が向かうと、お客さんのペースに合わせて話せないのはもちろん、自分のことが気になって逆に緊張してしまいます

私も営業中は、「自分の声変じゃないかな?」「変な座り方していないかな?」などばかりが気になり、次第に酷く緊張していました。営業中は自分ではなく、お客さんに意識を向けてみましょう。

③商品への理解が足りない

HSPは「質問されて回答できなかったらどうしよう」と考えると、心配で心配で仕方なくなる傾向にあります。私自身も、お客さんを訪問して現場で回答できなかったらどうしようと、過剰なほどに心配したのを今でも忘れません。

しかし、これは商品への理解を深めていれば実は解決できることです。私も特に入社当初のことは、まだまだ商品について理解が浅く、イレギュラーな質問が飛んできた時のことを考えると酷く恐れていました。

ところが、経験を積んだことで商品についての理解が深まり、以前ほど「回答できなかったらどうしよう」という不安はなくなっていったのです。

④完璧に回答しなければと考えている

お客さんからの質問に対して完璧に回答しなければいけないと考えていませんか?実は営業中になんでも完璧に回答する必要はありません。時に濁したり、持ち帰ってあとで回答することも悪くはないのです。

これは上司に言われた言葉で気づいたことなのですが、「もっと柔軟になりなさい」と言われたことがありました。最初は「柔軟ってなんだろう」と思っていたのですが、実は「完璧に回答しなくてもいいよ」「回答以外の発想力も持とうね」という意味だったことに気が付きます。

それからは、「対処法は回答するだけじゃない、色々とその場の乗り越えるやり方がある」と思うようになり、少しだけ営業苦手が無くなりました

⑤困った時の逃げワードを持っていない

あなたはクレームや質問をされた時など困った時の逃げワードを持っていますか?私は営業が怖い・苦手と思っていた時は、逃げワードを持っていませんでした。逃げワードというのは、その場をやり過ごす言葉のこと。

例えばクレームの電話で長くなってしまった時に、「上記の話を持ち帰って検討します、ありがとうございました。」と強制的に切る方向にもっていけるようなワードのことです。

私は当初、クレームも質問も全て間に受けて最後まで聞いてしまっていたため、酷く心をすり減らしてしまっていました。逃げワードを持っておくと、営業時も少し安心できますよ

⑥失敗することを恐れている

HSPはよく完璧主義と言われることがあります。私自身は決して完璧主義なつもりはないのですが、一度気になると気質上いてもたってもいられないため、周りから完璧主義のように見えてしまうのでしょう。

とはいっても、失敗を恐れていることは確か。「営業で失敗したらどうしよう」「お客さんを怒らせたらどうしよう」「会社の信用を落としたらどうしよう」など失敗について恐れて、営業で堂々とできない方も多いとおもいます。

でも人間は誰しも失敗するもの。間違えるし怒られるし、仕方ないことです。失敗することを恐れないようにするのは中々難しいでしょう。こんなことを言っている私だってそうです。でも、失敗を恐れないようにするためにする方法はあります。

それは、毎回何か行動をした後に、失敗しても頑張ったと自分へ言ってあげること。失敗はそもそも失敗じゃありません。経験したことがまず成功なのです

HSPなのに実は営業もしている体験談(失敗系)

HSPなのに実は営業もしているアデペンの体験談(失敗系)

最後にHSS型HSPの私(アデペン)が営業していた時の失敗談をご紹介します。「HSPで営業やっている人いるんだ」「私と一緒だ!」なんて思ってもらえたら嬉しいです。

間が怖すぎて相手に考える時間を与えられなかった時

私はお客さんと話している時に間ができるのがとっても苦手。話した後の数秒間の間。私は緊張しすぎて、ついつい話を繋げようと頑張ってしまうんです。でも間って悪いことでしょうか?実は間を使いこなしてこそ、営業は成り立ちます。

なぜなら間はお客さんが考えている時間だからです。「この商品にしようか考えている。」「価格について考えている。」などなど、間ができている時にこそお客さんは考えています。従って、間を埋めようと次々話をしてしまうとお客さんがゆっくり考える時間を作れなくなってしまう訳です。

私の場合はとくに価格交渉の時の間が「高いと思われてるんじゃ?」と気になってしまい、ついつい色んな話をしてしまい、結果失注してしまうなんてことも少なくありません。あなたは間を上手に使いこなせていますか?

ついつい値下げを口走ってしまった時

前述したように、間が怖い私はよく値下げをしてしまおうと口走ることが多々ありました。もしかしたら、そのまま間を耐え忍んでいたら値下げする必要がなかったかもしれません。

また、私はお客さんからの値下げしてよの交渉にも弱い傾向にあります。というのも値下げをしなかった時にお客さんが怖い顔をしたり、不機嫌になるのを恐れていたからでしょう。これは相手の感情を察せるHSP気質が影響していると強く感じています。

契約のために無理をしたサービス内容にしてしまった時

私は営業でホームページを売る仕事もしていました。その際に、営業をする時、当初はアクセス数を伝えることはサービス内容になかったのですが、営業トークとして、軽く伝えるよと言ってしまったことがあります。

結果として、私の契約後の負担が増えた訳ですが、相手に「これもして欲しいな」と言われると少し無理をしたサービス内容を提案してしまうことがありました。今では負担になることが痛いほど分かったので出来ないことは出来ないと伝えるようにしていますが、営業不慣れだった頃の私はボランティア精神の強い営業マンだったのです。

まとめ

ぶっちゃけた話、HSPにとって営業は苦手な分野の仕事だと思います。非HSPよりも気になることが多いのですから、営業で受ける刺激は非常に強いものでしょう。それでもどうしても克服したいという方は、下記記事でHSPが営業の苦手を克服する方法についてまとめています。ぜひ参考にしてみてください。

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また営業に限らず、HSPによくあるあるな仕事話をみたい方は下記記事もおすすめです。

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この記事を書いたHSPさん

アデペン(HSS型HSP)のアバター アデペン(HSS型HSP) 「HSS型HSPとお仕事と私」サイト運営者

高校卒業後に非常勤事務員として公務員を務めたのち、WEB系ベンチャー企業でマネージャーを務める。その後、WEB系メガベンチャー企業へ転職し、現在はWEBライター・WEBマーケターとしてフリーランスで活動中。HSS型HSPという気質で生きづらさを感じながらも、葛藤してきた経験を活かし、同じ気質や境遇の方に対して何かお手伝いが出来ればと思っております。【プロフィール詳細はこちら】【自己紹介(インタビュー)記事はこちら

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