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退職したいけど、どう切り出せばいいか分からない
引き留められたら丸め込まれそうで心配
あれこれ考えてしまうHSP。
退職したくても、上司と話す時を想像して「揉めたり、こじれたらどうしよう」とどのように話せば良いか分からないものです。
初めてだと何を言えば良いか分からないよね
そこで今回はうまく退職を伝える自信がないHSPさんに向けて「円満退職できる伝え方4つのポイント」をご紹介します。
これを押さえれば大丈夫!
仕事を辞めたいのにずっと退職を伝えられない
このように退職を言い出せないHSPさんは多いと思います。
繊細で相手の感情に敏感なHSPは、そもそも退職を伝えるのが怖いし、周りの人の反応も気になってしまいます。
話すのが苦手な私でもスムーズ退職を伝えるには、どうしたら良いのかな?
この記事は、そのような疑問を解消します。
HSPさんがスムーズに退職を伝えるポイントは4つだけ!
4つのポイントを押さえれば円満に退職できます
1つずつ解説するのでぜひ参考にしてください。
どのように退職を伝えるのか分からない
こちらは「退職の伝え方」を調べる方に共通するお悩みです。
まずは、具体的な退職の伝え方について解説します。
退職の伝え方は次の5点を押さえよう!
退職を伝える時に話す内容を理解しておきましょう。
退職を伝える時は「必ず話す必要があること」「あまり言うべきではないこと」があります。
何でも正直に言えばいいってものじゃないんだね
まずは「必ず話すこと」はこちらです。
退職を伝える時に重要なのは「退職する強い意思」。
そして退職理由をはっきりと伝えることです。
その後は上司の様子を見ながら希望退職日などについて切り出しましょう。
一方、退職を伝える際に「話す必要がないこと」もあります。
上記は、上司に聞かれても答える必要はありません。
特に会社への不満は「〇〇を改善するから」と引き留めの材料にされるので言わない方が良いです。
また、上司や会社との関係が悪化し、トラブルになる可能性もあります。
余計なトラブルに発展しないように、必要がないことは言わないようにしましょう。
トラブルになる可能性があることは言っちゃダメ!
次に退職を承諾されやすくなる伝え方のコツをご紹介します。
退職を伝える時に最も重要なのが「強い退職の意思」を伝えること。
退職したいのですが…
と伝える方が多いですが、これはNG!
「ですが…」では上司の発言を待つことになり、まだ退職の意思が固まっていないと思われます。
引き留める隙を上司に与えてしまうのです。
退職しようと思います
と必ず言い切り、何を言われても変わらない意思を伝えましょう。
上司の方が退職の話し合いに慣れてるから、あの手この手で引き留めてくるよ
部下から退職を伝えられる上司の心情に寄り添って、これまでの感謝の気持ちを伝えることはとても大切です。
「感謝の気持ち」を伝えられて嫌な人はいません。
ただ「退職します」だけを言われるよりも
これまでお世話になりましたが、自分のステップアップのために退職します。
今までありがとうございます。
と言われる方が、応援したくなるのが人間です。
円満に退職するためにも、これまでの感謝を伝えましょう。
退職するのは「給与や待遇」「人間関係」「労働環境」など、何かしら不満があるからだと思います。
どうせ辞めるなら最後に不平不満をぶちまけてやりたい!
という気持ちもわかりますが、会社の不満を言わないようにしましょう。
不満を理由にすると、「不満を改善すれば辞めなくていいよね」と改善案を出されて辞められません。
もっと引き留められにくい退職理由があるので、会社の不満を理由にするのはやめてください。
引き留められない退職理由は次で詳しく解説するよ!
上司が「その理由なら仕方ない」と退職を受け入れやすいのはどのような理由でしょうか。
確実に辞められる5大退職理由をご紹介します。
退職理由は上記の5つのどれかに当てはめると退職を承諾されやすいです。
仮に「給与が安い」という不満が第一の理由であっても、本音と建前をうまく使い分けて「自分の力を試したい」と言い換えましょう。
退職に至るまでには複数の理由があるはずですから、一番伝えやすく受け入れやすい理由を選ぶと良いでしょう。
転職以外は実際にその状況にならないと理由にできない。そうなると転職が一番手っ取り早そう
退職理由の「OK例文」と「NG例文」を載せておきます。
ぜひ参考にしてくださいね。
まずはOK例文!
お時間ありがとうございます。
この度、アパレル系ECサイトのエンジニアに転職することになり、退職しようと思います。
今まで皆さんに教えていただき心から感謝しているのですが、子供の頃から夢だったアパレル業界にどうしても挑戦したく決意しました。
感謝の気持ちを伝えつつ、前向きなキャリアアップであることを伝えれば反対されにくいでしょう。
「この会社では希望を叶えられないこと」を理解してもらいやすい退職理由です。
続いて、良くない例です。
今の給与、仕事の多さ、労働時間の長さなど待遇面位不満があるので退職します。
今までありがとうございました。
〇〇さんと折り合いが悪く辞めたいです。今月末で退職させてもらえませんか?
会社の不満を全面に押し出した退職理由では引き留めされやすいです。
例えば、待遇の改善案を提案されたらどうしますか?折り合いが悪い人と違う部署への異動を提案されても退職を押し通せますか?
上司に交渉の余地を与えると強く引き留められてしまいます。
退職理由を詳しく解説したこちらの記事もチェック!
退職を申し出る時は「退職日は〇月末を考えていますが、引き継ぎについて相談させてください」と初めから退職日とセットで申し出るとスムーズです。
退職日を希望通りに受け入れてもらうためには、次の点を考慮しましょう。
繁忙期やプロジェクト中など「今辞められると困る」時期に退職日を設定すると上司に認めてもらいにくいです。
一方的に退職日を決めるのではなく、上司(会社)と相談の上退職日を決めるスタンスの方が円満に退職できます。
続いて、退職を伝える時期やタイミングについて解説します。
退職を伝えるタイミングは遅くても退職希望日の1ヶ月前までに伝えましょう。
引き継ぎや取引先への挨拶を考えると、余裕を持って行動する期間が必要だからです。
退職日の何日前までに退職を申し出るかは企業によって異なります。
1〜3ヶ月前が一般的!
事前に就業規則を確認しておきましょう。
法律上は14日前に退職を申し出れば大丈夫。
期間の定めのない雇用。つまり正社員の場合いつでも退職を申し出ることができ、会社の承認がなくても退職の申出から14日を経過した時は退職できます。(民法627条第1項)
参考:弁護士が教える 辞められない人のための退職願 – 日本法令
転職が決まっている場合、転職先から内定通知書、内定承諾書が届き、正式に入社を承諾した後に退職を伝えてください。
内定とは内定通知書が送付され、求職者が入社日、労働条件を確認し入社意思を示した状態。
内定承諾書がある場合は内定承諾書を提出した状態です。
口頭で「内定です」と言われただけでは採用稟議が降りておらず、ごく稀に取り消しになるケースもあります。
書面で正式に内定を承諾してから、退職を伝えると良いでしょう。
「すぐに辞めたい」「もう出社するのも辛いと」今すぐに辞めたい場合は、退職代行を利用することをおすすめします。
退職代行の詳しい解説はこちら
次に退職を伝える相手や具体的な手順について解説します。
退職を伝えるのは「直属の上司」が基本です。
いきなり人事部や社長などに伝えるものではありません。
その時は退職届などの書面は不要。
まずは口頭で上司に退職を申告します。
上司に退職を伝えるときは、いきなり上司の席に行って「退職します」と伝えるのではなく、事前にアポイントを取って時間を作ってもらいましょう。
アポイントの取り方はメールでも電話でもOK。
「相談があるのでお時間を作っていただけますか」と連絡してください。
アポイントの時点では、退職に関することを言う必要はありません。
退職はとてもデリケートな話題です。
退職を伝えるときは上司と2人で話せる場所で話しましょう。
事前にちゃんとアポを取って会議室など他の人に聞かれない場所を確保しよう
上司はあなたよりも退職の話し合いに慣れているため、さまざまな方法で引き留めてくる可能性があります。
初めから「引き留められるもの」と心構えと対策をしておきましょう。
とにかく引き留めに応じないためには「退職の強い意思」を示すことが重要です。
例えば、あなたが恋人と別れたい時、相手が何を言ってきても「別れる」と強く言いますよね。
同じように、上司があの手この手で引き留めようとしても「もう退職すると決めたので」と強い意思を表しましょう。
隙を見せない!
上司があなたを引き留めるために、さまざまな「うまい話」をしてくる可能性があります。
「年収を〇〇円にアップする」など待遇の改善
「今辞めたれるとみんな困る」など良心に訴える
「辞めても他で通用しない」など不安を煽る
「あと1年待ってほしい」と期間を延ばす
このように引き留めるための交渉をされるかもしれません。
しかし、「年収アップ」や「あと1年」などはただの口約束。
実際に待遇が改善されることはほとんどありません。
「みんな困る」と言われても、人手不足を改善するのは会社の仕事ですし、「他で通用しない」など上司が決めることではないのです。
「うまい話」を言われても話を聞かないようにしましょう。
退職の伝え方のポイントがわかっても、直接退職を伝えるのは怖いですよね。
HSPさんにとって、上司にアポを取って面と向かって退職を伝えるのはハードルが高いです。
どうしても伝える自信がない時は退職代行を利用しましょう。
退職代行とは、あなたに代わって退職を会社に伝えてくれるサービスのこと。
退職代行のメリットはこちら
「すぐに会社を辞めたい」「自分で伝えるのが怖い」という方におすすめです。
「退職が言い出せない」とお悩みの方はこちらの記事もチェックしてね!
HSPは「退職を伝えること」を考えるだけで大きなストレスになっています。
当記事では、そんなHSPさんに向けて「円満に退職できる伝え方」について解説しました。
退職の伝え方のポイントは次の4つです。
4つのポイントを押さえれば大丈夫。スムーズに退職を承諾されるでしょう。
どうしても自分で言い出せない場合は退職代行を使えばOK!
1つの選択肢として覚えておいてくださいね。
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塾講師やWEB会社の営業を経て、現在は小学生の子供を持つ主婦ライターとして活動中。日々、育児と家事に追われながらなんとか頑張っています!HSP要素は中ぐらい。
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