【転職の志望動機の書き方&例文】書類審査に通りやすくなる方法を解説【マネしてOK】

【転職の志望動機の書き方&例文】書類審査に通りやすくなる方法を解説【マネしてOK】

転職する際に必ず用意しなければいけない志望動機。面接で聞かれることはもちろん、履歴書などにも記載する必要があり、一体何を書けば良いか迷ってしまいませんか?

アデペン

収入を安定させたいから、御社の条件が良かったから・・。なんて正直に話しても採用されないよね。

そこで今回は、転職の志望動機の書き方や実際に使える例文などをご紹介します。書類審査や面接で話せる志望動機を一緒に考えてみましょう!

アデペン

もし当記事でも志望動機が思いつかない方は、転職サイトを活用してみるのがおすすめ!

転職サイトだと専門のアドバイザーが応募先企業ごとにマッチした志望動機を添削してくれるよ!転職初心者で実際に転職がどのような流れで進むのか知りたい人は、下記記事を参考にしてみてください。

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志望動機の書き方(流れ)

志望動機の書き方(流れ)

志望動機を書く時は何から始めたらいいの?

ここでは志望動機の書き方を1からお伝えします!

志望動機の流れ

①自己分析
②志望先情報をまとめる
③志望動機を考える

①自己分析

志望動機を書く時にはじめに行うのは自己分析です。

  • 自己分析でまとめる必要があるのは
  • あなたの経験・経歴
  • 転職理由を考える
  • 将来どうなりかを考える

の3つです。

それぞれの考え方を見ていきましょう。

経歴や経験をまとめる

はじめにあなたの経歴や経験をまとめましょう。まとめる際は時系列でまとめるのがおすすめです。

以下、経験・経歴をまとめる例をご紹介します。

2015年~株式会社〇〇に入社
医療機器メーカー入社
〜部の営業担当として配属
主に総合病院を担当し、月の売上ノルマ〜円を達成
とにかく信頼してもらえるようにと、笑顔で印象よく見てもらえるように頑張っていた。
自分の成績だけに固執せず、チームで売上をあげられるように連携するのが好き。個人戦よりも、みんなで取り組むのがやりがいだった。チームで目標達成出来た時が一番の思い出。

2019年~部署移動し、営業から人事に移籍
チームで達成する、サポート役でも活躍していた実績が認められ人事部に異動。人をサポートすることにやりがいを感じたため、人事部の移動は嬉しいことだった。

このように、過去の経歴で良かったこと・成し遂げたこと・やりがいを感じたことをまとめていきましょう

この時ポジティブなことだけでなく、苦手なこと・嫌な思い出・失敗したことなどもまとめておくと話の引き出しが広がります。できるだけ多くのことをまとめていきましょう。

転職理由を考える

続いて、どうして転職したいのかについて考えてみましょう。

  • ワークライフバランスが崩れたから?
  • 上司との関係が崩れたから?

など、色々と思いつく転職理由をたくさん書き出してください。そして、さらに深堀を行います。

例えば、「ワークライフバランスが崩れたから?」の場合

なぜワークライフバランスが崩れた?無理な仕事が多すぎた?仕事の割り振りが以上だった?自分で仕事を抱えすぎた?改善はできなかったのか。改善しようと試みたが、一度割り振られた仕事を誰かにお願いできるような環境ではなかった。なぜなら、一度私が仕事をたくさん引き受けたことで、他の従業員も同レベルの仕事量を抱えて、みんなキャパオーバーの中で仕事をしていたから・・・。

などなど、転職原因をたくさん深堀して考えておきましょう

でもマイナスなことばかりだと、履歴書や面接の時に話しにくいんじゃ?

アデペン

心配ありません!

マイナスなことでも、深堀していくと採用担当者が納得できるような理由を探し出せます。例えば、仕事を引き受けすぎたことが原因などであれば、そもそもキャパオーバーにならないような工夫をしておくべきだった。現状のタスク量を視覚化するなどの工夫をすればよかったなんて説明がつきます。

また、「ワークライフバランスをなぜ整える必要があるのか」について深堀すれば、会社全体のパフォーマンスがよくなる。健康状態も改善する。会社全体が良い雰囲気で、退職者が増えない環境を作れるなど、話せることがどんどん増えていきます。

将来どうなりたいかを考える

最後にあなた自身が将来どうなりたいかを考えましょう。例えば前職で人事をやっていた経験を活かして、この先もずっと人事に関わりたい。そして人事を通して会社の経営を支えたいし、採用も強化してフレッシュな環境を作っていきたいなど、目標を考えてみましょう

同時にプライベートも含めた将来設計を考えておくのも大切。例えば40歳で賃貸ではなくマンションを購入したい。ペットとの生活をしたい。結婚をして家庭を持ちたい。などなど、将来どうなりたいのかを細かく考えてみましょう。その時にワークライフバランスが大切なのか、収入が大切なのかまで考えておくのがベストです。

②志望先情報をまとめる

次に以下、志望先の情報を集めましょう!

  • ホームページ・ブログ・SNSをみる
  • 業界知識を深める

それぞれ詳しく解説します。

ホームページ・ブログ・SNSをみる

一番最初に見て欲しいのは志望先のホームページ・ブログ・SNSなどです。志望理由を回答する時は、なぜ「この企業でないとといけないのか」を明確にしなければいけません。そのためにも、ホームページやブログなどから志望先の特徴を理解することは必要不可欠です。

特に、経営理念・社長のメッセージ・事業などはよく目を通しておきましょう。そして、興味のあるフレーズや事業はメモをとり、なぜ響くのか考えておくのがおすすめです。

また、ブログでは、社員のメッセージが書かれていることがあります。働いている社員さんの言葉に目を通し、どんな雰囲気なのか、そしてどんなところに共感できそうか考えてみましょう。

業界知識を深める

企業理念・事業への理解を深めましょう。ホームページで企業理念や事業について調べるのはもちろんですが、そもそも業界はどのような状況なのか把握するのが大切

例えば、IT業界は今AIの発展が期待されているので活用が不可欠など時事ネタなどの情報を調べておくのも大切です。

③志望動機を考える

最後にこれまでまとめた内容を元に志望動機を考えていきましょう。志望動機を考える際は、下記の流れで組み立てていくと取り組みやすいですよ!

  1. 志望先でやりたいことをまとめる
  2. 志望先でどのように活躍できるかまとめる
  3. 志望先でどのように成長したいかまとめる
  4. 1つの文章にまとめる

1.志望先でやりたいことをまとめる

自分の過去の経験・経歴と、志望先の情報を見比べながら、志望先でやりたいことをまとめていきましょう。例えば、これまで人事に携わっていたから、同じように人事業務に取り組んで、社内を支えていきたいなど具体的にやりたいことを考えるのが大切です。

2.志望先でどのように活躍できるかまとめる

志望先で自分がどのように活躍できるかをまとめてみましょう。例えば、これまで営業で数字よりも顧客のサポートが得意だったのであれば、一人一人のお客さんに丁寧な対応をして顧客満足度の向上を目指す。

など具体的であれば具体的であるほど良いです。自分のこれまでの経験と得意なことを絡めた貢献できることを考えてみましょう

3.志望先でどのように成長したいかまとめる

志望先でどのように成長したいかまとめてみましょう。ここでは活躍できること、これから経験を増やしていきたい分野などを考えながらまとめてみるのがおすすめです。

例:営業でもっと顧客の要望を汲み取れるようなヒアリング力を伸ばしたい。顧客とサービスのミスマッチを無くした提案をしたい

など、またそのために努力するべきことなどを具体的に考えてみましょう。

4.1つの文章にまとめる

最後に1〜3を1つの文章にまとめます。

構成としては、以下の通りです。

志望先で魅力に感じたこと
志望先で活かせる自分のスキルと成し遂げたいこと
将来的に志望先企業でどのように成長していきたいか

この3要素を含めながら志望動機を考えてみてください!

志望動機の書き方で注意すること

志望動機の書き方で注意すること

次に志望動機の書き方で注意することを確認しましょう。

注意事項

・志望理由がネガティブでないか確認
・矛盾していないか確認
・自分ごとになっているか確認
・わがままを書いていないか確認
・ありきたりな内容でないか確認
・例文のコピペになっていないか確認

志望理由がネガティブでないか確認

志望理由がネガティブでないか確認しましょう。特に注意したいのは前職の悪口や働き方に対する不満が転職理由になっていないかです

前職の人間関係が悪かった・前職がハードワークだったなどのネガティブな志望理由は避けましょう。

もしハードワークなどを理由にするのであれば、どれくらいハードワークだったのか残業時間や出勤日数など、明確な数字も一緒に話しておくのがベストです。

矛盾していないか確認

志望動機が矛盾していないか確認しましょう

例えば、営業が苦手なのに営業で頑張りたいと話していたり、前職の退職理由と真逆のことを頑張りたいと話していると矛盾していると思われて採用担当者に不信感を与えてしまいます。必ず矛盾していないかチェックしてください。

自分ごとになっているか確認

志望動機は自分ごとになっているか確認しましょう。例えば、「貴社で〜について学ばせていただきたい」だけだとNG。「貴社で〜について学びたいので、〜の業務で〜について積極的に取り組みたいと考えています」のように、受け身ではなく自ら学ぼうとしている姿勢を見せましょう。

わがままを書いていないか確認

残業は少ない方が良い・急なシフトは入れない・難しい業務はやりたくないなど、わがままを書いていないかチェックしましょう。

ありきたりな内容でないか確認

誰でも言いそうなありきたりな内容でないかどうかも大切です。例えば、「経営理念に共感したので」などの内容はあまりにもありきたり過ぎます。したがって、もし経営理念に共感したのであれば、なぜ共感したのか、自分の目標ややりたいことと経営理念はどのように関係していくのかなども合わせて伝えましょう。

例文のコピペになっていないか確認

例文のコピペになっていないかも確認しましょう。採用担当者はたくさんの志望動機を読んでいますから、同じパターンだとすぐにコピペだとバレてしまいます。例文は参考程度にし、必ず自己分析をしてから、あなたの志望動機を考えるようにしてください。

転職先別|志望動機の例文集

転職先別|志望動機の例文集

今回はIT系・プログラマー・事務・営業の4職種の志望動機の例文をご紹介します。

アデペン

あくまでも参考までとし、自分ごとに書き換えましょう!

IT系

私は、これまでIT業界とは直接関係のない業界で働いてきましたが、IT技術が社会に与える影響の大きさや、その発展が世界中で加速していることに興味を持ち、IT業界への転職を決意しました。

貴社は、業界の中でも高い技術力を持ち、新しい技術を積極的に取り入れていることが伺えます。私は、貴社での就業を通じて、IT業界のトレンドに常にアンテナを張り、自分のスキルを高め、業界の発展に貢献したいと考えています。

プログラマー

私は、学生時代からプログラミングに興味を持ち、独学で技術を習得し、いくつかの個人開発プロジェクトにも取り組んできました。

しかし、これまでの職務経験ではプログラミングとは無関係の業務に従事してきました。このままでは自分自身が成長することができないと感じ、プログラマーの職に転職したいと思いました。

貴社には、業界で高い評価を受ける技術力を持ち、社員のスキルアップにも積極的に取り組んでいることが伺えます。私は、貴社でプログラマーとして働くことで、より高度な技術を習得し、自己成長を達成したいと考えています。

また、貴社のビジネスに貢献するため、自分自身を高める努力を惜しまず取り組んでいきたいと思います。

事務

私はこれまで、顧客対応や事務処理に関する経験を積んできました。しかし、これまでの職務経験では、業務内容にやりがいや成長を感じられないことが多かったため、事務の仕事に転職を考えました。

貴社は、多くの人材が働きやすい環境や、新しいプロジェクトに積極的に取り組んでいることが伺えます。私は、貴社での就業を通じて、業務にやりがいを持ち、自分自身を成長させることができると考えています。

また、私は、社内の協調性やコミュニケーション能力に自信があります。貴社でのチームワークを大切にしつつ、貴社のビジネスに貢献するため、最大限の努力を惜しまず取り組んでいきたいと思います。

営業

私は、これまでの職務経験で、顧客対応や営業活動に関する経験を積んできました。しかし、もっと営業に特化した職務に挑戦してみたいという思いから、営業の仕事に転職を考えました。

貴社は、業界でもトップクラスの成長率を誇る企業であり、世界中で高い評価を得ています。貴社で働くことで、より高度な営業スキルを習得し、自分自身を成長させることができると考えています。

また、貴社は社員のキャリアアップを支援するカリキュラムやトレーニングプログラムを充実させていることが伺えます。私は、貴社で働くことで、自己成長を達成し、貴社のビジネスに貢献することができると考えています。

貴社のチームに貢献するため、最大限の努力を惜しまず取り組んでいきたいと思います。

志望動機が思いつかない・不安な人は転職サイトがおすすめ

志望動機が思いつかない・不安な人は転職サイトがおすすめ

そもそも自己分析が思うように進まない
・あまり魅力的な経験や経歴が思いつかない
・志望先の情報が少なすぎる

など、上手く自分の志望動機をまとめられない場合は、転職サイトを利用するのがおすすめです。

転職サイトなら、転職専門のアドバイザーがあなたにおすすめの求人や、求人に合わせた志望動機を考えてくれます

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転職 志望動機に関する Q&A

転職 志望動機に関する Q&A

最後に転職時の志望動機に関する疑問をQ&A方式で回答します。

前職からブランクがある場合はどのように志望動機を書けばいいですか?

ブランクの理由を伝えましょう。もしネガティブな理由であれば、家庭の事情・親の事情などの説明が好ましいです。またブランクがある場合でも、前職で培ったスキルや経験をアピールし、貴社での成長や貢献を意識した志望動機を書くことができます。また、ブランク期間中に自己啓発や学習を積極的に行ったことがあれば、それをアピールすることも有効です。

特に長所がない場合の志望動機の書き方を教えてください

自分自身に特に長所が感じられない場合でも、貴社の魅力や自分自身が持つ意欲や成長意欲をアピールすることができます。また、自己PRや経歴をしっかりと伝え、貴社に貢献できるポイントを明確にすることも大切です。

転職回数が多い時はどのように志望動機を書いたらいいですか?

転職回数が多い場合は、転職の理由に対する反省の念や今後の意気込みをアピールすることが重要です。また、貴社に応募する理由や貴社に対する思いを具体的に述べ、貴社にとって必要不可欠な人材となることを目指しているというポジティブなアプローチを心がけることが大切です。

ネガティブな理由で転職する場合はどのように志望動機を書いたらいいですか?

ネガティブな理由で転職する場合でも、前職での不満や課題を具体的に挙げ、それを解決するために貴社に応募したというアプローチが有効です。

また、貴社に応募する理由として、自分自身の能力を十分に発揮できる環境や、自分自身の成長に繋がる環境があるという点をアピールすることも重要です。ただし、ネガティブな理由に関しては、過度に詳細に説明しすぎず、ポジティブな視点に切り替えることが重要です。

志望動機を作る時は自己分析から!

転職で志望動機を作る時は、自己分析を念入りに行いましょう。志望動機は例文を使うよりも、型にはまるよりも、とにかく自分オリジナルの言葉で作るのが一番です

あなたが本当に何をやりたくて、どのように思っているのかを採用担当者に伝えてみましょう。「この人は芯がある!やりたいことがハッキリしている!本当にここで働きたいと思ってくれている」と思ってもらうのが大切。

アデペン

逆にあなたが採用担当者だったら・・・なんて視点で考えてみるのも大切だよ!

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この記事を書いたHSPさん

アデペン(HSS型HSP)のアバター アデペン(HSS型HSP) 「HSS型HSPとお仕事と私」サイト運営者

高校卒業後に非常勤事務員として公務員を務めたのち、WEB系ベンチャー企業でマネージャーを務める。その後、WEB系メガベンチャー企業へ転職し、現在はWEBライター・WEBマーケターとしてフリーランスで活動中。HSS型HSPという気質で生きづらさを感じながらも、葛藤してきた経験を活かし、同じ気質や境遇の方に対して何かお手伝いが出来ればと思っております。【プロフィール詳細はこちら】【自己紹介(インタビュー)記事はこちら

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