退職給付金サポートってネットで見つけたんだけど一体なに?
会社を退職すると、雇用保険から「失業手当」を受け取れることを知っている人も多いと思います。
他にも、ケガや病気で働けない場合は「傷病手当金」早期に再就職できると「再就職手当」など退職にまつわる給付金が他にもあることはあまり知られていません。
これらの給付金の制度を教えてくれたり、申請のサポートをしてくれるのが「退職給付金サポート」。
しかし
何をしてくれるのか良くわからない
メリットやデメリットが知りたい
リスクや怪しくないのか心配
という方も多いでしょう。
そこで今回は、退職給付金サポートについて「メリットやデメリット」「利用すべき人」など詳しく解説します。
退職給付金サポートが気になっている方はぜひ参考にしてください!
こうちゃん
うつ病と診断されながらも仕事を辞めるのが怖く、働き続けた経験あり。当時は社会保険給付金サポートを知らず後悔している。
サポート君
今の職場を辞めたいと思っているが、行動に移せていない。漠然とした不安が常に付きまとっている。
退職給付金サポートとは?
「退職給付金」とか「退職給付金サポート」って一体なに?
まずは聞きなれない「退職給付金」と「退職給付金サポート」についてきちんと確認しましょう。
退職給付金とは退職後に受給できる給付金の総称
第一に「退職給付金」というものは存在しません。
ここでいう「退職給付金」とは退職後の働いていない期間に受給できる雇用保険や健康保険の給付金のこと。
正式な名称ではなく、給付金申請のサポートをする会社が名付けた総称です。
会社ごとの制度である「退職金」とは異なります。
退職金は、会社独自の制度であり、退職金制度を設けるかは会社の自由です。
退職給付金サポートとは給付金申請をサポートするサービス
「退職給付金サポート」とは、給付金申請をサポートするサービスです。
会社員の方は給料から「厚生年金」「雇用保険」「健康保険」といった社会保険料を毎月天引きされています。
仕事を辞め失業すると雇用保険から「失業手当」。
病気や怪我で働けない場合は、健康保険から「傷病手当金」を受け取ることができます。
しかし、「失業手当」や「傷病手当金」は受給するための条件が多く、個人での申請が難しいといわれているのです。
本来受給できるにもかかわらず、99%の方が給付金を受け取り損ねているデータもあるんです!
そこで、本来受け取るべき給付金をきちんと活用し、退職後の生活をサポートするのが「退職給付金サポート」なのです。
退職給付金の期間
退職給付金は最大で28ヶ月受給することが可能です。
その内訳は健康保険の「傷病手当金」が最大18ヶ月。雇用保険の「失業手当」が最大10ヶ月となります。
1年以上休める期間があれば、次のステップに備えられるね!
退職給付金はいくら貰える?
退職給付金を受給するといくら貰えるのか簡単に解説します。
月収30万円の場合
病気や怪我によって働けない時の「傷病手当金」は給与の3分の2が支給されます。
30万円×2/3=20万円
失業時に雇用保険から受給できる「雇用保険の基本手当(いわゆる失業手当)」は給与の50%から80%支給されます。
月収30万円の場合およそ17万円が支給。
仮に月収30万円の方が傷病手当金を18ヶ月、失業手当を3ヶ月受給すると総額411万円の給付金を受け取ることが可能です。
退職給付金サポートのメリット
退職給付金サポートを利用するとどのようなメリットがあるのか解説します。
- 退職給付金制度について教えてもらえる
- 受給額を増やせる可能性がある
- 複雑な申請方法を教えてもらえる
- 申請を失敗する可能性が少ない
退職給付金制度について教えてもらえる
そもそも退職時にもらえる給付金といえば、「失業手当」しか思いつかない人は多いと思います。
「傷病手当金」や「再就職手当」とか知らなかった!
また、退職後に失業手当を申請するとしても、自己都合退職か会社都合退職かによって受給開始時期が異なります。
「自分がどのような給付金を受け取れるのか分からない」という人も多いよね。
しかし、退職給付金サポートを利用すれば、あなたの状況を丁寧にヒアリングし、給付金制度について詳しく教えてくれます。
どうすれば自分にとって最適かアドバイスしてくれるんだね!
受給額を増やせる可能性がある
退職時に自分で給付金を申請する場合、失業手当を3ヶ月のみ受給するケースがほとんどです。
しかし、あなたの健康状態や退職理由によっては、傷病手当金の対象になる場合も。
退職給付金サポートによって、あなたが本来受け取るべき給付金をきちんと申請すれば、約7倍から10倍の給付金が受給できる可能性があります。
複雑な申請方法を教えてもらえる
傷病手当金や失業手当など公的な給付金の手続きは非常に複雑。
公的な給付金は不正受給を防ぐため細かな決まりがたくさんあるんだ!
また「仕事を辞めたい」という方はストレスなどで心身ともに疲れ切っている方も多いです。
心身に不調がある状態で、申請に必要なことを調べたり、書類を集めるのは困難なので、諦める方も多いと聞きます。
しかし、給付金申請のプロである退職給付金サポートを利用すれば、難しい申請の手順を丁寧に教えてくれます。
「いつ」「何をするか」が明確なので体調不良やストレスを抱えていても簡単に申請できるでしょう。
申請を失敗する可能性が少ない
給付金の申請が複雑だと説明しましたが、もし申請に不備があれば、1円も受給できないこともあります。
時間と労力を使って申請が通らなかったら辛すぎる…
ですが、退職給付金サポートの助けを借りて申請すれば、失敗する可能性は極めて低いです。
確実に給付金を受給したいなら退職給付金サポートを利用すべきです!
退職給付金サポートのデメリット
一方、退職給付金サポートのデメリットには何があるのでしょうか。
よくいわれるデメリットはこちらです。
- 受給中は働くことができない
- 費用がかかる
- 生命保険に入れない可能性がある
- ブランクが長くなる
受給中は働くことができない
傷病手当金や失業手当は、働けないまたは、失業中の方のための給付金。
当然ですが、受給中に働くことはできません。
しかし、給付金は所得税などがかからないため、手取り金額は働いていた時の給与とあまり変わらないケースが多いです。
そのため、給付金だけでも働いていた時と同じように生活できるでしょう。
費用がかかる
退職給付金サポートは、ボランティアではないため費用がかかります。
サポート利用料金は受給金額の10〜15%が相場です。
ただし、自分で失業手当を申請するよりも多くの給付金を受給できることを考えると大きなデメリットにならないかもしれません。
【補足】費用がかかっても利用する人が多い
給付金の申請は自分で対応するのが難しいため、費用を払ってでも退職給付金サポートを利用する人は多いです。
また、退職給付金サポートの指示に従って申請したにもかかわらず、給付金を受け取れない場合は「全額返金保証」も設けられています。
受け取った給付金の一部を費用として支払うので、金銭的なリスクはありません。
生命保険に入れない可能性がある
傷病手当金は病気や怪我で働けない場合の給付金のため、医師の診断書が必須です。
そのため、のちに生命保険に入れない可能性があります。
ブランクが長くなる
長期にわたり、傷病手当金や失業手当を受給するとその分働くことができません。
ブランクが長くなるため、再就職した時に仕事に馴染みにくいことも考えられます。
ですが、心身の不調がある場合は休養のための時間が必要。
無理して働いても、再び退職、転職を繰り返す可能性もあります。
まずは体調やメンタルの回復を最優先に考えるべきでしょう。
退職給付金サポートをおすすめしたい人
もしあなたが以下の状況に当てはまるなら、ぜひ退職給付金サポートの利用をおすすめします。
- 退職後の生活が不安
- 仕事がつらくて辞めたいが生活のために辞められない
- 給付金制度がよく分からない
- 確実に給付金を受け取りたい
- 社会保険に1年以上加入しおり、まだ給付金の申請をしたことがない
- 退職まで1ヶ月以上の期間がある
「自分が給付金の対象になるか分からない」という人もまずは気軽に無料で相談してみましょう!
退職給付金サポートのよくある質問
最後に退職給付金サポートにまつわるよくある質問をまとめました。
ぜひ参考にしてくださいね!
- 社会保険給付金と退職給付金ってちがうんですか?
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社会保険給付金と退職給付金はどちらも、正式名称ではなく退職前後に申請できる「社会保険の傷病手当金」や「雇用保険の失業手当」などを指す総称です。
つまり、社会保険給付金と退職給付金は同じものだと考えて差し支えありません。
社会保険給付金の詳しい解説はこちら
- 退職給付金サポートって怪しくないですか?
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「退職給付金サポート」が怪しいのではないかという声もありますが、申請をサポートする給付金は公的な給付金ですので全く心配ありません。
ただし、健康な方が病気だと偽って傷病手当金を申請することは不正受給になります。
また、病気のふりをすすめるような業者は悪徳業者ですのでご注意ください。
- 退職給付金は自分で申請できないの?
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傷病手当金や失業手当は公的な給付金ですので、自分で申請することも可能です。
しかし、受給条件や申請に必要な書類などが複雑なため退職給付金サポートの利用をおすすめします。
- 退職給付金サポートを利用すると受給額が増えるの?
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ご自身では受給対象になる給付金を判断できない場合も多く、本来受給対象にもかかわらず、給付金制度を利用していない方が多いです。
退職給付金サポートでは、あなたが受給できる給付金を最大限利用するため受給額が増えるケースが多く見受けられます。
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